韓国ドラマ「トンネル~愛の迷宮」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全16話
チェ・ジニョクが、本作で除隊後初めてのドラマ出演に復帰し、
熱血ベテラン刑事を器用に演じ、確実な完全復活を遂げた作品です。
また相棒役にはドラマ「純情に惚れる」のユン・ヒョンミンが
想いを寄せる女性の前で素直になれないクールな刑事に扮し、
その愛の不器用な姿に心打たれファンになった方も多いのでは(笑)
実は私も心惹かれました・・・(爆笑)
本作のユン・ヒョンミンさんの高級感あふれるイケメンぶりと
震えながらの涙の演技が超~~良かったです。(笑)
私的にはお勧めのドラマです。(笑)
そして二人の刑事役の圧巻の存在感を誇る「熱血&クール」の
コンビが次第にお互いを認め合う男同士の友情に変わり、目が
離せなくなります。
ドラマは愛する妻を残し30年の時を越えて未来(現代)に
タイムスリップしてしまった主人公の刑事グァンホ(チェ・ジニョク)
が、過去に戻るにはある事件の真相を突き止めなければならず、
現代でクールな刑事ソンジェ(ユン・ヒョンミン)とタッグを
組むことになります。
妻や愛する人への切ない愛にときめきながら、時を越えて
明かされていく真実に熱い思いが走ります。
本作も時空を超えてという脚本に「また同じ題材なの??」と
ちょっと、うんざりしましたが、先が見えない重厚な脚本と、
息を呑むほどのスピード感についつい引き込まれてしまう作品です。
また続きが気になる絶妙なエンディングも毎回視聴者を虜にした
注目ポイントだと思います。
韓国では抜群の面白さでシーズン2を望む声まで続出した
そうですが、本作は事件だけでなく男二人の大きな愛の恋愛要素も
取り入れたことが良い結果になったと思います。
予想外に完成度の高いドラマに仕上がっていました。
最近の韓国ドラマは「時空を超えて」や事件ものを扱ったドラマが
多くなり、おまけにコンピューター系の高度な技術がプラスされた
ものが多くなったきて近所の昔からの韓流ファンのおばさま方は
「最近の韓国ドラマはつまらなくなった」と話していますが、
確かに韓国ドラマの王道をいくような作品が少なくなって
きましたね。あとは日本や外国のリメイク版ばかりで時代劇の
大作もなくなり韓国ドラマの傾向も時代とともに変わってきて
います・・・ 韓流初期の作品が懐かしく感じる今日この頃です。
1986年、妻のヨンスクと幸せな新婚生活を送っていた刑事グァンホ
(チェ・ジニョク)は、連続女子殺人事件を追っている時に、
トンネルで犯人に襲われ気を失ってしまいます。
ところが目が覚めると、愛する妻を過去に残したまま、30年後の
現在にタイムスリップしていました。
そして現在で同じ時に同じ名前で配属になった同姓同名の
パク・グァンホになりすまし、困惑しながらも新入り刑事を
名乗って警察署に入り込むのです。
そして、いまだに30年前の連続女子殺人事件が解決して
いないことを知るのです。
グァンホ(チェ・ジニョク)は現在の警察署でグァンホとして
ソンジェ(ユン・ヒョンミン)と相棒を組み、もう一人犯罪心理学の
プロであるジェイ(イ・ユヨン)と共に再び犯人を捜し始めます。
でもグァンホ(チェ・ジニョク)にとってはなぜ自分がこんな目に
合わなければならないのか途方に暮れるグァンホで過去に一人
おいてきた妻のヨンスクが心配ですぐにでも会いたいグァンホです。
また事件を解決してすぐにでも過去に戻りたいグァンホ(チェ・ジニョク)
ですが、現在の職場でグァンホの上司にあたるチーム長は30年前
グァンホの後輩で遺体を見るとすぐに気分が悪くなり吐いていた
ソンシク(チョ・ヒボン)だったのです。
事情を知った二人は思い切り抱き合い喜びますが、現在の世で
捜査していく中この二人の立場(後輩・先輩)が昔のように逆に
なる時があり二人の掛け合いがコミカルで爆笑です。
この二人の男の友情も素敵です。(笑)
でも、どうして俺がここに来たんだというグァンホ(チェ・ジニョク)に
チーム長のソンシク(チョ・ヒボン)は移動するはずだったもう一人の
グァンホが突然消えたのが妙な話だと言います。
おそらく彼が鍵を握っていると感じる二人です。
ところが、相棒であるソンジェ(ユン・ヒョンミン)が、本物の
パク・グァンホの遺体を見つけます。ソンジェはグァンホに「お前は
何者だ、何のために警察のふりをしている?グァンホを殺したのか?」
と強く問いただします。グァンホは「俺は過去から来た」と言いますが
ソンジェにしたら「ふざけるな」って感じですよね。
でもグァンホは真剣に訴え続けます。
そして30年前に殺されたソ・ヒスの夫が抱いていた小さな子供が
ソンジェ(ユン・ヒョンミン)だったのです。
グァンホはソンジェが母親を殺されたから犯人であるチョン・ホヨンを
必死で追っていることを知り彼が犯人を追う理由も犯人が捕まらなかった
時の遺族の苦しみを誰よりも分かっているからだと知るのです。
力になろうとグァンホは思うのです。このあたりから二人は親友に・・・
ところで誰がグァンホを殺したのか?死んだグァンホはある男を
調べていたと分かりますが、その時犯人を見つけたのでしょう。
そして犯人を追っていて殺されたとグァンホとソンジェは思っています。
30年後の現世、グァンホ(チェ・ジニョク)は妻のヨンスクに
ヨンホという女の子がいたことを知り喜びます。
そしてその犯罪心理学のジェイ(イ・ユヨン)がグァンホ
(チェ・ジニョク)の子供ヨンホだったことが分かります。
これも運命的な再会ですね。
ソンジェはグァンホに「娘を捜し事件も解決して過去に戻れ」と
そして犯人のチョン・ホヨンを捕まえて過去に戻り奥さんの
ヨンスクさんを救えと真剣に話します。
ところが警察側は犯人がチョン・ホヨン一人だと思っていましたが、
犯罪心理学のジェイ(イ・ユヨン)は、犯人が二人いると推理します。
そして「なぜ?スカートとストッキングに執着を?」ここが一番の
決め手となります。
そして真犯人はなんと、ファヤン大学の解剖医モク・ジヌ教授
だったのです。 (警察側はまだ真犯人を知りません。)
やっぱり!はじめからどことなく怪しくて疑わしかったわぁぁ~
ホント! 油断できない人物でした!
被害者は皆スカートをはいてストッキングで首をしめられますが、
それは犯人が子供のころ母親がいつもスカートとストッキングを
はいて外国基地村で働く姿をみて育っていたのです。
きっと母親に似た女性を狙った犯行のようです。
またジェイ(イ・ユヨン)は犯人のチョン・ホヨンが殺人事件の
目撃者だったことを知るのです。だから被害者のタイプと手口が
同じで当時18歳だったチョン・ホヨンの抑圧された暴力性がその時
目覚めたのです。そのチョン・ホヨンは逮捕され拘置所で自ら
自殺しますが、グァンホ(チェ・ジニョク)に「ノエル」と書いた
メモを残します。更にその前日に同じ犯人であるモク・ジヌ教授が
面会に行っていたのです。
その後、ソンジェは犯人が捜査関係者の中にいるのではと
疑問をもちます。すぐにグァンホは証拠である万年筆のネーム
「ノエル」を見つけ、解剖医のモク・ジヌ教授があやしいと
分かりますがそんな時モク・ジヌ教授から電話があり、
トンネルに来いと!
結局30年前トンネルで争ったのはモク・ジヌだったのですが、
今度も現世でモク・ジヌと争い気が付くと過去に戻っていて
お腹の大きな妻と再会します。
ところがそれもつかの間、30年前のモク・ジヌを逮捕する
ところでまた2017年の現世に戻ってしまったグァンホ。
そして過去に証拠の万年筆を置いてきてしまったのです。
でもその万年筆は現世で子供のヨンホ(ジェイ)がくまの
ぬいぐるみに隠して持っていました。
またソンジェもグァンホが失踪し彼が残していた痕跡を
調べるうちに犯人がモク・ジヌ教授だったことを知り
大きなショックを受けます。自分が慕っていた教授が自分の母を
殺したなんてなぜ?なぜ?と苦しさを隠せません。
声を震わせながら息もできないほど激しく動揺するソンジェの
演技は視聴者の心を引き付ける素晴らしい涙の演技でした。
最終回、犯人のモク・ジヌ教授は母からもらった大切な万年筆を
グァンホが持っていったことに腹を立て復讐のためにグァンホの
娘ジェイを殺そうとします。
犯人のモク・ジヌ教授は、その大切な万年筆で被害者の女性の
かかとに点の入れ墨をして犯人は俺だという印を残していたのです。
犯人は母親を憎みながらも深く愛していたのでしょうか・・・
そして次のターゲットはジェイ・・・
犯人のモク・ジヌはジェイの家に先回りして部屋に隠れ
ジェイを殺そうとしますが、そこに父親のグァンホが現れ
やっと犯人を逮捕します。
世間は逮捕した犯人が有能な法医学者で社会的地位もある
人物だったことに驚くでしょう・・・
そして全犯行について自白したモク・ジヌ。
犯人を逮捕しグァンホは警察仲間の皆に感謝し、
ソンジェと娘のジェイに見送られながらトンネルの前に
着きます。
最後に娘のジェイが「アッパー」と呼ぶと驚きながら
涙を見せる父のグァンホ。
ソンジェは震えているジェイの肩を抱きます。
そしてグァンホはソンジェに「ありがとう。ソンジェ、
頼んだぞ」と父親として彼にジェイを託します。
ソンジェはグァンホに深々と頭を下げるのです。
そして「行くよ」と言ってトンネルの中に入っていきました。
ソンジェとジェイの若い二人は心に同じ傷を持つ者同志
惹かれあったのだと思います・・・
これからもお互いを尊重しながら愛し合っていくことでしょう。
同じ境遇で育った二人は大好きな人がそばにいれば
寂しくないはず・・・
一番大切な人を見つけられて本当に良かった・・・
2017年作品、全16話
チェ・ジニョクが、本作で除隊後初めてのドラマ出演に復帰し、
熱血ベテラン刑事を器用に演じ、確実な完全復活を遂げた作品です。
また相棒役にはドラマ「純情に惚れる」のユン・ヒョンミンが
想いを寄せる女性の前で素直になれないクールな刑事に扮し、
その愛の不器用な姿に心打たれファンになった方も多いのでは(笑)
実は私も心惹かれました・・・(爆笑)
本作のユン・ヒョンミンさんの高級感あふれるイケメンぶりと
震えながらの涙の演技が超~~良かったです。(笑)
私的にはお勧めのドラマです。(笑)
そして二人の刑事役の圧巻の存在感を誇る「熱血&クール」の
コンビが次第にお互いを認め合う男同士の友情に変わり、目が
離せなくなります。
ドラマは愛する妻を残し30年の時を越えて未来(現代)に
タイムスリップしてしまった主人公の刑事グァンホ(チェ・ジニョク)
が、過去に戻るにはある事件の真相を突き止めなければならず、
現代でクールな刑事ソンジェ(ユン・ヒョンミン)とタッグを
組むことになります。
妻や愛する人への切ない愛にときめきながら、時を越えて
明かされていく真実に熱い思いが走ります。
本作も時空を超えてという脚本に「また同じ題材なの??」と
ちょっと、うんざりしましたが、先が見えない重厚な脚本と、
息を呑むほどのスピード感についつい引き込まれてしまう作品です。
また続きが気になる絶妙なエンディングも毎回視聴者を虜にした
注目ポイントだと思います。
韓国では抜群の面白さでシーズン2を望む声まで続出した
そうですが、本作は事件だけでなく男二人の大きな愛の恋愛要素も
取り入れたことが良い結果になったと思います。
予想外に完成度の高いドラマに仕上がっていました。
最近の韓国ドラマは「時空を超えて」や事件ものを扱ったドラマが
多くなり、おまけにコンピューター系の高度な技術がプラスされた
ものが多くなったきて近所の昔からの韓流ファンのおばさま方は
「最近の韓国ドラマはつまらなくなった」と話していますが、
確かに韓国ドラマの王道をいくような作品が少なくなって
きましたね。あとは日本や外国のリメイク版ばかりで時代劇の
大作もなくなり韓国ドラマの傾向も時代とともに変わってきて
います・・・ 韓流初期の作品が懐かしく感じる今日この頃です。
1986年、妻のヨンスクと幸せな新婚生活を送っていた刑事グァンホ
(チェ・ジニョク)は、連続女子殺人事件を追っている時に、
トンネルで犯人に襲われ気を失ってしまいます。
ところが目が覚めると、愛する妻を過去に残したまま、30年後の
現在にタイムスリップしていました。
そして現在で同じ時に同じ名前で配属になった同姓同名の
パク・グァンホになりすまし、困惑しながらも新入り刑事を
名乗って警察署に入り込むのです。
そして、いまだに30年前の連続女子殺人事件が解決して
いないことを知るのです。
グァンホ(チェ・ジニョク)は現在の警察署でグァンホとして
ソンジェ(ユン・ヒョンミン)と相棒を組み、もう一人犯罪心理学の
プロであるジェイ(イ・ユヨン)と共に再び犯人を捜し始めます。
でもグァンホ(チェ・ジニョク)にとってはなぜ自分がこんな目に
合わなければならないのか途方に暮れるグァンホで過去に一人
おいてきた妻のヨンスクが心配ですぐにでも会いたいグァンホです。
また事件を解決してすぐにでも過去に戻りたいグァンホ(チェ・ジニョク)
ですが、現在の職場でグァンホの上司にあたるチーム長は30年前
グァンホの後輩で遺体を見るとすぐに気分が悪くなり吐いていた
ソンシク(チョ・ヒボン)だったのです。
事情を知った二人は思い切り抱き合い喜びますが、現在の世で
捜査していく中この二人の立場(後輩・先輩)が昔のように逆に
なる時があり二人の掛け合いがコミカルで爆笑です。
この二人の男の友情も素敵です。(笑)
でも、どうして俺がここに来たんだというグァンホ(チェ・ジニョク)に
チーム長のソンシク(チョ・ヒボン)は移動するはずだったもう一人の
グァンホが突然消えたのが妙な話だと言います。
おそらく彼が鍵を握っていると感じる二人です。
ところが、相棒であるソンジェ(ユン・ヒョンミン)が、本物の
パク・グァンホの遺体を見つけます。ソンジェはグァンホに「お前は
何者だ、何のために警察のふりをしている?グァンホを殺したのか?」
と強く問いただします。グァンホは「俺は過去から来た」と言いますが
ソンジェにしたら「ふざけるな」って感じですよね。
でもグァンホは真剣に訴え続けます。
そして30年前に殺されたソ・ヒスの夫が抱いていた小さな子供が
ソンジェ(ユン・ヒョンミン)だったのです。
グァンホはソンジェが母親を殺されたから犯人であるチョン・ホヨンを
必死で追っていることを知り彼が犯人を追う理由も犯人が捕まらなかった
時の遺族の苦しみを誰よりも分かっているからだと知るのです。
力になろうとグァンホは思うのです。このあたりから二人は親友に・・・
ところで誰がグァンホを殺したのか?死んだグァンホはある男を
調べていたと分かりますが、その時犯人を見つけたのでしょう。
そして犯人を追っていて殺されたとグァンホとソンジェは思っています。
30年後の現世、グァンホ(チェ・ジニョク)は妻のヨンスクに
ヨンホという女の子がいたことを知り喜びます。
そしてその犯罪心理学のジェイ(イ・ユヨン)がグァンホ
(チェ・ジニョク)の子供ヨンホだったことが分かります。
これも運命的な再会ですね。
ソンジェはグァンホに「娘を捜し事件も解決して過去に戻れ」と
そして犯人のチョン・ホヨンを捕まえて過去に戻り奥さんの
ヨンスクさんを救えと真剣に話します。
ところが警察側は犯人がチョン・ホヨン一人だと思っていましたが、
犯罪心理学のジェイ(イ・ユヨン)は、犯人が二人いると推理します。
そして「なぜ?スカートとストッキングに執着を?」ここが一番の
決め手となります。
そして真犯人はなんと、ファヤン大学の解剖医モク・ジヌ教授
だったのです。 (警察側はまだ真犯人を知りません。)
やっぱり!はじめからどことなく怪しくて疑わしかったわぁぁ~
ホント! 油断できない人物でした!
被害者は皆スカートをはいてストッキングで首をしめられますが、
それは犯人が子供のころ母親がいつもスカートとストッキングを
はいて外国基地村で働く姿をみて育っていたのです。
きっと母親に似た女性を狙った犯行のようです。
またジェイ(イ・ユヨン)は犯人のチョン・ホヨンが殺人事件の
目撃者だったことを知るのです。だから被害者のタイプと手口が
同じで当時18歳だったチョン・ホヨンの抑圧された暴力性がその時
目覚めたのです。そのチョン・ホヨンは逮捕され拘置所で自ら
自殺しますが、グァンホ(チェ・ジニョク)に「ノエル」と書いた
メモを残します。更にその前日に同じ犯人であるモク・ジヌ教授が
面会に行っていたのです。
その後、ソンジェは犯人が捜査関係者の中にいるのではと
疑問をもちます。すぐにグァンホは証拠である万年筆のネーム
「ノエル」を見つけ、解剖医のモク・ジヌ教授があやしいと
分かりますがそんな時モク・ジヌ教授から電話があり、
トンネルに来いと!
結局30年前トンネルで争ったのはモク・ジヌだったのですが、
今度も現世でモク・ジヌと争い気が付くと過去に戻っていて
お腹の大きな妻と再会します。
ところがそれもつかの間、30年前のモク・ジヌを逮捕する
ところでまた2017年の現世に戻ってしまったグァンホ。
そして過去に証拠の万年筆を置いてきてしまったのです。
でもその万年筆は現世で子供のヨンホ(ジェイ)がくまの
ぬいぐるみに隠して持っていました。
またソンジェもグァンホが失踪し彼が残していた痕跡を
調べるうちに犯人がモク・ジヌ教授だったことを知り
大きなショックを受けます。自分が慕っていた教授が自分の母を
殺したなんてなぜ?なぜ?と苦しさを隠せません。
声を震わせながら息もできないほど激しく動揺するソンジェの
演技は視聴者の心を引き付ける素晴らしい涙の演技でした。
最終回、犯人のモク・ジヌ教授は母からもらった大切な万年筆を
グァンホが持っていったことに腹を立て復讐のためにグァンホの
娘ジェイを殺そうとします。
犯人のモク・ジヌ教授は、その大切な万年筆で被害者の女性の
かかとに点の入れ墨をして犯人は俺だという印を残していたのです。
犯人は母親を憎みながらも深く愛していたのでしょうか・・・
そして次のターゲットはジェイ・・・
犯人のモク・ジヌはジェイの家に先回りして部屋に隠れ
ジェイを殺そうとしますが、そこに父親のグァンホが現れ
やっと犯人を逮捕します。
世間は逮捕した犯人が有能な法医学者で社会的地位もある
人物だったことに驚くでしょう・・・
そして全犯行について自白したモク・ジヌ。
犯人を逮捕しグァンホは警察仲間の皆に感謝し、
ソンジェと娘のジェイに見送られながらトンネルの前に
着きます。
最後に娘のジェイが「アッパー」と呼ぶと驚きながら
涙を見せる父のグァンホ。
ソンジェは震えているジェイの肩を抱きます。
そしてグァンホはソンジェに「ありがとう。ソンジェ、
頼んだぞ」と父親として彼にジェイを託します。
ソンジェはグァンホに深々と頭を下げるのです。
そして「行くよ」と言ってトンネルの中に入っていきました。
ソンジェとジェイの若い二人は心に同じ傷を持つ者同志
惹かれあったのだと思います・・・
これからもお互いを尊重しながら愛し合っていくことでしょう。
同じ境遇で育った二人は大好きな人がそばにいれば
寂しくないはず・・・
一番大切な人を見つけられて本当に良かった・・・