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「愛はビューティフル、人生はワンダフル」あらすじと感想、確かな幸せ探し

2021-11-11 | 韓ドラ あ行、あ



韓国ドラマ「愛はビューティフル、人生はワンダフル」あらすじと感想、最終回。
心に傷を抱えた主人公を中心に幸せは小さいくらいがちょうどいいと感じる確かな幸せを探すファミリードラマです。
学校でいじめられ、家では優秀な姉に劣等感を感じている主人公の高校生チョンア(ソル・イナ)。
彼女は自ら死を選択しますが、ネットで知り合った男子高校生との同伴自殺に失敗し、想定外の出来事が起こります。
そのチョンアを演じるのはドラマ初主演のソル・イナさんで、事件後そのつらい経験から警察官を目指し、生きる勇気を取り戻した健気なソル・イナさんに「がんばれ~」と毎回応援したくなるドラマです。
ところがそんな娘を犯罪者にしまいと、チョンア(ソル・イナ)の母は重大な嘘をついてしまい、後にこの嘘が娘たちの人生に大きな壁をつくり、家族関係や恋人たちのラブストーリーは複雑に絡み、視聴者を飽きさせない絶妙なストーリーに発展していきます。
また、チョンア(ソル・イナ)と複雑な縁で出会う、御曹司ジュンフィにキム・ジェヨンさんが扮し、お互いに惹かれ合いながらも、運命に翻弄される彼の繊細な感情表現が魅力的に映っていました。けっしてイケメンではありませんがだんだん気になっていく存在です。
また一方、もう一組のラブラインにチョンアの姉ソラ役のチョ・ユニさんが玉の輿婚を希望するアナウンサーとして登場し、夫ジヌ(オ・ミンソク)とシェフ役のテラン(ユン・バク)の間で揺れる人妻をリアルに好演しています。
また愛人もいる夫役のオ・ミンソクさんの妻ソラ(チョ・ユニ)に対する一途な愛も感情むき出しで疲れるのですが、それでも憎めないオ・ミンソクさんには爆笑で、本作を引っ張っていく役割は大きかったです(笑)
本作は、1つの死をきっかけに、この二組のラブラインを中心に崩壊していく家族が再び家族の絆と大きな愛を取り戻していくドラマです。
また後半過ぎから本作の鍵を握るひき逃げ犯カン・シウォル役のイ・テソンさんが登場しますが
危険な香りがたまらない気になるイケメンさんで、これからの活躍が楽しみな俳優さんです。
イ・テソンさんは二人いますが若手の俳優さんの方ですね!

また、脇を固めるベテラン俳優さんたちも幅広いジャンルで活躍されている俳優さんたちが登場し、我が子を愛する感情を優しく温かなタッチで演じています。
皆さん個性の強いクセのある方ばかりなので、楽しさは倍増し物語を一層盛り上げてくれます。
ドロドロ感はなく、韓国で高視聴率だったワケが納得するドラマです!

ただ、本作で長女ソラを演じたチョ・ユニさんが、ドラマ終了後の2020年5月にイ・ドンゴンさんと離婚されました。
スピード婚から3年で離婚されましたが、何かあったのでしょうか?という感じでずっと視聴していた感じでした。イ・ドンゴンさんと言えば、甘いマスクと紳士的オーラがキラキラして韓流初期ごろ「パリの恋人」や「ガラスの華」、「スマイルアゲイン」など他、夢中になって観ていましたが、なんとなく残念な離婚でした・・・
ドラマと同じく、自分らしい幸せを早く見つけてほしいですね!

あらすじ(ネタバレあり)
1~10
2009年の高3の夏、チョンア(ソル・イナ)は、学校でのいじめに悩まされ自殺を決意しますが、チョンアとネットで知り合い一緒に自殺をする約束をした男子高生のジュンギョムも人には言えないある秘密を抱えていたのです。
二人は待ち合わせをしますが、その途中でチョンアは一緒に自殺をする男子高生ジュンギョムの軍人の兄と偶然出会い、一目惚れします。
そして、初めて会った二人はその夜一緒に死ぬはずでしたが、男子高生ジュンギョムはチョンアを残して一人で川で入水自殺をします。
チョンア(ソル・イナ)の母ヨンエ(キム・ミスク)はすぐに駆けつけて二人の衝撃的なシーンを目の前にしますが、娘チョンアが生きていることだけに感謝します。
 
娘を自殺幇助犯にしたくない母は娘のチョンアに「不慮の事故だった、自殺より事故の方がマシよ、自殺だと知れば親は生きていけない」と娘を説得し、チョンアを助けるためにジュンギョムが死んだことにする母ヨンエ(キム・ミスク)です。
ところが、相手の母親は最高裁判所の判事の仕事をしています。チョンア(ソル・イナ)が何か隠していることはすぐに直感で分かります。そして、「何を隠しているの、言いなさい」と問い詰めます。息子がなぜ死んだのか真実が知りたい母のホン・ユラ判事です。
母のホン・ユラ判事は息子ジュンギョムの「剖検」を要請します。心の片隅に何か疑わしいことがあるのでしょうか?母のホン・ユラ判事は自殺ではないことを確認したいのです。
ところが、周りの記者たちが騒ぎ出します。母のホン・ユラ判事は息子ジュンギョムが車でおばあさんをを引いてひき逃げしたこと知っていて、息子の罪を隠しているのですが、息子がそのことで悩んでいることも察していました。母は今回の事件の「剖検」を取りやめ、捜査を終結させてほしいと警察に頼みます。
いつも見守ってると約束して自殺したジュンギョム・・・こうして、事件は終わりを迎えましたが、チョンアは残された者の悲しみと苦しみがやっと分かったようです・・・
その後、ジュンギョムの葬儀でチョンアはジュンギョムの母の妹でインターマーケットのホン・ファヨン会長からひどい仕打ちを受けるのです。
その後、自殺したジュンギョムは当日に兄のジュンフィ(キム・ジェヨン)に手紙を書いていたことが分かりますが兄は弟の死に疑問を感じています。
どうして、弟が死を選んだのか?それが分からないと見送ることができない兄です・・・

また一方、チョンアの姉でアナウンサーのソラ(チョ・ユニ)は財閥に嫁ぐためにアナウンサーになったという、玉の輿婚を狙っている女性です。
朝早く清潭洞(チョンダムドン)にある、フィットネスクラブに通い、財閥の御曹司を捜していますが、そんなソラとフィットネスクラブで遭遇した財閥インターマーケットのジヌ(オ・ミンソク)が彼女に関心を寄せてきます。
ところが、息子命で自分勝手なジヌ(オ・ミンソク)の母親ファヨン(パク・ヘミ)が、ソラ(チョ・ユニ)を嫌うのです。
その母は、他のアナウンサーは合格でもあんたは不合格で私が猛反対してやるとソラに言います。
その後、ジヌ(オ・ミンソク)からの猛アタックでプロポーズされるソラですが、ジヌの母は「キム・ソラはジュンギョムを殺した子の姉よ、うちの嫁にはできない」とジヌに言います。
もちろん、ソラの家でも大騒動です・・・

2018年の秋、警察官を目指すために猛勉強中のチョンア(ソル・イナ)は7年間試験に落ち続けています(笑)
姉のソラ(チョ・ユニ)は財閥のジヌ(オ・ミンソク)と結婚しますが、今は人気のインフルエンサーとして活躍しています。
それは、家族と縁を切って結婚したソラが自分の元気な姿を母に見せるためなんだと思います。
ソラは愛されて結婚しましたが、ソラは夫を愛していません。結局すべては財産目的なんですが、夫の母親からは「あんたに財産はあげない」と言われ続けています。

11~20
ソラ(チョ・ユニ)と夫ジヌの結婚生活も時が経つにつれ、二人の間の溝が大きくなっていきます。そんな中、夫のジヌと秘書のヘランが愛人関係になり、二人は不倫旅行中に事故に遭い病院に搬送されます。
事故の知らせを受け病院に駆けつけたソラはそこに同じスーツケースが2つあるのを見て夫ジヌの裏切りを知り大きな衝撃を受けます。まさか、夫が浮気をと・・・
また同じく事故の知らせを受け病院にやってきた秘書ヘランの兄テラン(ユン・バク)と出会いますが、この出会いがその後、ソラの運命を大きく変えていくのです。
その後、二人は昏睡状態が続きますが、二人の携帯が見つかり、ジヌの母はこれで真実が分かるとソラに皮肉な態度を露骨にみせます。
病院では相変わらずジヌの母に責められ、秘書ヘランの兄テラン(ユン・バク)とは何かと喧嘩ばかりの毎日でしたが、ヘランの兄テランはソラが元気になるように愚痴などの話を聞いてあげるのです。そのヘランの兄テランは偶然にもインターマーケットの地下でレストランを運営しています。
更にジヌの母は嫁には何1つ渡さないと言い、カードを取り上げ、ジヌ名義の株や不動産を自分の名義に変えようとしています。
そして、とうとうジヌの母から離婚するように言われるソラです。
ジヌの母は「静かに離婚してくれればいい、あんたは自分の家族を捨てた、この家に嫁ぐために自分の両親や妹まで捨てた人間でしょう、だからあんたが嫌いなの、息子のそばにいると鳥肌が立つのよ、この9年間」とハッキリ言います。
結局、「亡くなった男子高生ジュンギョムはチョンアを助けるために溺れて死んでしまった」というソラとチョンアの母ヨンエ(キム・ミスク)がついた嘘のために、ソラは自分の家族を隠して結婚していたのです。
まさか、ソラの妹がチョンアだとはホン・ユラ判事は知りません・・・
でも、すべてが分かってしまうのも時間の問題です・・・

また一方で、ひょんな出会いをしたチョンア(ソル・イナ)と亡くなった男子高生ジュンギョムの兄ジュンフィ(キム・ジェヨン)。
そして、ジュンフィがインターマーケットの平社員だと思っているチョンア。
二人の会話からチョンアの友人ペク・リムがインターマーケットのジヌ(オ・ミンソク)と交通事故を起こした相手だったことをジュンフィが知ってしまいます。

また一方、ソラ、チョンア、ヨナの母ヨンエ(キム・ミスク)は過去の栄光にこだわり続け働こうとしない夫に代わって家計を支えていますが、病院で子宮筋腫と診断され子宮の摘出手術をするように医師から言われています。
そんな母もソラの夫の入院を知り、心を痛めるのですが、更に娘のソラが義母からひどい扱いを受けていたことも知るのです。
そんな中、病院でソラとジュンフィ(キム・ジェヨン)の母のホン・ユラ判事とソラの母の3人が偶然出会ってしまいますが、ソラとソラの母は他人のふりをします。

また、チョンア(ソル・イナ)はジュンフィ(キム・ジェヨン)に話があると電話をかけ、インターマーケットのジヌ(オ・ミンソク)の交通事故がペク・リムの居眠り運転で処理されてしまうのがおかしいと話します。
その後、事故現場に行ったチョンアはそこでジュンフィ(キム・ジェヨン)と出会います。
真実が歪んだら人生も歪むという真実のために現場にきたジュンフィ。
ジュンフィは事故現場でジヌのスポーツカーの破片を見つけるのです。

21~30
息子ジヌの交通事故をソラの妹チョンアが引っかき回し何かを探っていることに腹をたてるジヌの母はソラに「あんたは妹を、妹はジュンフィを動かして、ジュンフィはジヌを狙っている」と叱るのです。
ところが、ソラも負けていません、「私も妹もお義母さんと同じ船に乗った者同士です、9年間も妹チョンアのことで叔母さん(ジュンフィの母のホン・ユラ判事)をだましました、私たちはグルです」と強気な態度を見せます。
また一方、ジヌの母はソラの妹チョンアに事故の加害者はペク・リムだと言って大金を渡します。
そんな中、ジュンフィはジヌの母の会長室に呼ばれますが「事故はジヌさんの過失でしょう、隠さないでほしい、被害者と加害者を換えないでください、ジヌさんがこんなマネをすること望んでいるとおもいますか?事実をねじ曲げて他人に罪を着せて、ジヌさんが目覚めたら何て言うか?元に戻って」とお願いします。更にジヌの母がチョンアにお金を渡して味方につけたことも知り大きなショックを受けます。

そんなソラは今度は息子を亡くしたホン・ユラ判事がチョンアのことを気にかけ力になりたいと言い始め、戸惑います。更にソラはホン・ユラ判事の息子ジュンフィからも「妹さんがいますか?」と問い詰められるのです。
そのチョンアは改めて自分の人生をやり直そうと9年ぶりに下宿先から家に戻ってきます。
妹のヨナは嬉しくてソラ姉さんも戻って来るといいなぁ~なんて言って、母に叱られています。
ところが、いつもテラン(ユン・バク)が持ってくるお弁当が母ヨンエが作ったものだと知ったソラは本当は家に帰りたかったと言って、テランに引っ越した先の家に連れて行ってもらいます。久しぶりに家族5人が集まり、会話はぎこちないですが皆嬉しそうです。

一方病院では、事故に遭った秘書のムン・ヘランだけが目を覚まします。
ジヌの母は「どういう関係なの?」と病室を訪れますが、ヘランは「私だけが愛しています」と母に告げます。
そして、ジヌの病室に勝手に入り「ジヌさん愛してます」と妻のソラに皮肉な態度をとる秘書のヘランにはビックリです。こんな常識のない女だったなんて驚きました。そして、ヘランを病室に入れたのはジヌの母でした。
ジヌの母は秘書のヘランにペク・リクの方が過失だと嘘の証言をさせたのです。
ソラとチョンアは証拠の録音を持って、ヘランとジヌの母に会いに行きますが、そこでヘランを見たチョンアは驚きます。ヘランはチョンアの同級生でヘランからいじめを受けていたのです。
その後、証拠の映像を見つけたヘランたちの父のムン警察官とジュンフィのおかげでペク・リクの罪が晴れます。チョンアはジュンフィに「本当にありがとう、私はあなたに会えてよかったわ」と電話をします。もう会う機会もなくなってしまうので・・・
でも、ジュンフィはまさか自分が捜している「赤毛のアン」の本の女性がチョンアだとはまだ知りません・・・
そして、今回の事故のことで、ジュンフィは責任を取って海外支社に行くことをジヌの母と約束します。

31~40
ジュンフィは海外支社に行くことになりますが、チョンアはあの日電車の中で出会った軍人さんがジュンフィだと分かったのです。
チョンアは偶然というより運命みたいなものを感じるのですが、ジュンフィはこれが最後だと言って、「赤毛のアン」の本を返します。
海外支社に行くジュンフィは「いい警察官になって、元気でいろ」と言って、二人はお別れの握手をします。
また一方、ソラは母ヨンエから、、秘書のヘランが学生時代チョンアをいじめていたことを知り、「悪縁にも程がある、チョンアだけでは足りず私まで苦しめるなんて」と言って悲しむのです。

また、ジュンフィはテニスのヨナをスカウトするために今後5年間の育成計画書と後援契約書を持ってヨナの家に行きますが、そこで家族写真を見て驚きます。そこにはチョンアもソラも写っていたのです。
ジュンフィはチョンアに「一体、何を隠している」と怒鳴ります。
チョンアは「あの日死のうと思ったの、初めて会う人と一緒に死ぬ気だった、なのに一人で先に死んでしまった、助けに飛び込んだ時は既に・・・ 母たちのことを考えて、私を救おうとして死んだと嘘をついてしまった、彼の母も自分の母も守りたかった、そして、姉がその家に嫁ぐことになって、家族と縁を切るのが結婚の条件だった、姉は毎日つらい思いで生きている、亡くなった彼の母と兄は何も知らない、その二人には最後まで知らずにいてほしい」とすべてを話しますが、まさかその兄がジュンフィだとはチョンアも想像できないでしょう・・・

また、ソラの母ヨンエが秘書ヘランがジヌの愛人だと分かり激怒します。ソラを家に連れて帰ろうとしますが、ソラは今帰ったら義母とヘランの思う壺だといって、もう少し待ってほしいと言います。
そんな中、兄のテランとソラはヘランを通じて急接近し、お互いに友達になるのです。

また、チョンアは晴れて警察官試験に合格し、家族たちは大喜びです!
特に専業主夫をしているお父さんは嬉しそうです(笑)

また、ジヌの母から脅されて、離婚を迫られたソラ。
その後、ジヌは目を覚まします。
離婚したソラは小さな放送局でラジオ番組の仕事をはじめました。
でも、どこに行ってもインターマーケットの元妻として見られることで世間の関心が怖いソラです。
1年ぶりに目を覚ましたジヌはソラと会いますが、あまりにも庶民的な姿に変わってしまったソラを見て驚きます。叔母(ジュンフィの母)はどうしてソラが離れて行ったのかソラから直接聞きなさいと言います。
ジヌはソラから「私はあなたの母親に離婚させられた、他に私に話すことはないの?私からは言いたくない、あなたから直接聞きたいの、話す準備ができたら連絡して」と言って病室を出ていきます。
ジヌは母に「なぜ、ソラを追い出した、何の権利で僕の妻をバツイチにした、離婚するかどうかは僕が決めることだ、なぜ僕の人生を勝手にきめるんだ」と言って母を怒鳴りつけます。
ジヌはソラの家にいろいろな贈り物を贈りますが、それに怒った母ヨンエはジヌの病室にやってきて「娘をこれ以上傷つけるのはやめて、良心はあるの、あの子は9年ぶりに手ぶらで帰ってきた、プライドの高い娘のソラが・・・あんたの母がうちの娘を紙くず扱いした、ソラは嫌気がさして慰謝料ゼロで出てきたわ、夫が秘書と搬送されたのもショックなのに、毎日二人の姿を見させられるソラの心境は?考えただけで腹が立つ、だからこれからはもう絶対に連絡しないで」と念を押します。
ジヌはソラに会いたくて家に向かいますが、ソラがテランと仲良く公園を散歩しているところを見て、嫉妬します。
ところが、ジヌとテランが会社で遭遇し、テランが秘書ヘランの兄だと知ります。更に地下のレストランをテランが運営していることもはじめて知り驚くのです。
ジヌは兄テランのレストランに来て、「ソラは僕の妻です」と言います。
そして、ソラにも「もう1度やり直したい」と・・・
ジヌは秘書のヘランにも「僕にはソラしかいない」とハッキリ伝えます。

また一方で韓国に帰ってきたジュンフィは警察官になったチョンアと1年ぶりに再会します。
チョンアは喜びますが、ジュンフィはイマイチ乗り気ではないのです。でもお茶する仲になりましょうというチョンアの言葉にそうしようと答えるジュンフィです。
そんなある日ジュンフィはチョンアとペク・リクと3人でお酒を飲んだ時、チョンアとペク・リクの仲の良さに嫉妬し、チョンアに「キム・チョンアさん、僕たち付き合おう」と告白し、二人は恋人同士になります。

そして、警察官になったチョンアの前にいろいろな事件や騒動が起こりますが、必死で交番勤務をこなしているチョンアの頑張りや仕事にきりきりまいする周りの人間模様も楽しく描かれていて心が温まります。
また一方で、家の家事をしていた主夫の父ヨンウンが一人部屋でラジオを聴きながら泣いています。ソラは父を見て家族で冗談で話していたうつ病ではないかと心配します。



41~50
急接近していくソラとテランの二人を見て、テランの妹ヘランは「話にならない、ダメよ、あの女だけはダメよ」と不安な気持ちになります。
そんな中、テランは「僕はドキドキする、僕はソラが好きだ」とはじめて告白しますが、「私も好きよ」とソラもこたえます。
でもテランは9年間夫婦だった元夫ジヌに対するソラの態度が気になって仕方ありません・・・
テランは複雑になることは避けたいのですが、自分が進んでもいいのか?ここで止まるべきなのか、ソラに決めてほしいと思っています。

また一方、元夫ジヌの猛アタックも積極的に攻めてきます。
必ずソラを連れ戻すと言って・・・
そんなジヌはソラを見ると胸がトキメキ、争うのも嬉しくて仕方ないのですが、ソラは「私も同じならいいけど、あなたにときめかない、ごめん」と話します。

ある日、テランのレストランでキムチ作りをしていたソラは二人でこうしているとドキドキするとテランに言います。テランは「もう苦しめない、一緒にやろう、元夫ときちんと別れることを・・・」とやさしく伝えます。
ところが、この二人を元夫のジヌが見ていたのです。
ジヌはソラが苦しんだ分だけ、ソラとテランを見守るしかないのでしょうか?
また、テランはソラに疲れたら妹のヘランに頼り、妻だったソラが恋しくなったらヘランに背を向けて終りにし、ヘランを利用しただけのジヌが許せないのです。複雑な三角関係がはじまりますが、ジヌの心はソラに一途に向かっていき、何かとソラにちょっかいを出してきます(笑)

また、チョンアの家族はチョンアの彼氏がインターマーケットの社員のジュンフィだと分かり、家族たちが歓迎します。
この先、ジュンフィの母がホン・ユラ判事で自殺したジュンギョムの兄だと分かった時の衝撃が心配になります。
そんな時ジヌがジュンフィとチョンアの仲を知ってしまい、叔母(ホン・ユラ判事)が知った時のショックを考えるとおかしくなりそうだとジュンフィに言います。
また、三女のヨナはジュニア大会で優勝する有望な選手でインターマーケットが莫大な契約金で育ている選手です。
ソラ、チョンア、ヨナと子供たちがすべてインターマーケットに関わっているのも悪縁というか運命なんですね!

そんな時、ソラがチョンアの彼氏がジュンフィだと知り、彼を喫茶店に呼び出します。
ソラは「あなたたちの交際がうまくいかないことは分るでしょう、私は家族と縁を切るのが結婚の条件だったの、なぜジヌさんが私にそんな要求をしたのか、分かるから、でもあなたは分ってないわ、私がどう生きてきたか、いつも罪人で気の休まる日がなかったし、いろいろな人を傷つけた、特に一番傷つけたのはチョンアよ、だから気持ちが深まる前に整理してほしい、少し付き合って別れてほしい」と言います。ジュンフィも「分かりました」とつらい顔を見せます。

ジュンフィはチョンアに「君のことが嫌いになった、君のことを好きになれない」と言いながら彼女を抱きしめます。
チョンアは「分かったわ、私の片想いのままで、それでいい?私はあなたが好きだから」と言います。
ジュンフィは「君のやりたいことを全部やろう」と言いますが、この後別れるつもりなのでしょう・・・ 切ない二人ですね・・・

また一方で、ソラは朝のラジオ番組が終わった後、別の局で交通事故に遭ったアナウンサーの代りに朝の番組「さわやかな朝」を1週間任されることになりました。
サイトの反応もすごく、検索数も増えていて、父親はこれは絶好の機会だと喜んでいます。

51~60
10年ぶりのテレビ復帰で不安だったソラですが、世間はソラのことが気になるみたいで反応がすごいことになっています。
心が弾んでいるソラはテランのレストランに駆けつけますが、彼から「僕たち、少しだけ離れて過ごしてみる?」と言われます・・・  それは・・・
テランは父から「人を選んで好きにはなれないが、ソラに対する想いは愛か?欲だしエゴだ」と言われ、ソラ自身も二人の関係が家族に分かった時の怖さがあります。更に元夫のジヌから「僕たちには夫婦の歴史があり、ソラは心の整理がついていないし、僕がやり直したいがテランが邪魔している」と説得され悩んでいるテランです。

ソラは自分を助けて守ってくれたテランが好きだと言いますが、テランはジヌときちんと別れたいとしている二人の邪魔をしているような気がする、ジヌはテランのせいで意地になっているしソラはジヌに言うべき話をテランにして逃げてくる場所があるから、まともにジヌにぶつかっていくことが出来ないのです。
テランはそんな二人に挟まれていることが嫌で、テランとジヌの間にソラがいることも嫌なんです。テランは「二人で解決しろ、それが先だ」と優しく伝えます。

ところが、元夫のジヌが、ソラに意地悪をし、局に「キム・ソラを切れ」と言い、他からも遮断するよう仕向けます。でもなぜ?こんな意地悪するのかなぁぁ?

また一方で、クリスマスが誕生日のチョンアはジュンフィと車で海に行きます。ジュンフィはこれを最後の思い出に別れるつもりですが、チョンアといると自分が誰なのか忘れしまいそうなくらい彼女を好きになっています。
朝になり、ジュンフィはチョンアに別れを告げます・・・
ところが、家に帰ったジュンフィは母(ホン・ユラ判事)にチョンアのことがバレてしまい、母は「話にならない」と激怒します。

また一方で、警察官になったチョンアはバイク事故を起こしたカン・シウォルに出会います。彼は19歳の時に暴行に窃盗、引き逃げをした前科があります。ところがこのカン・シウォルはホン・ユラ判事が後援してきた子なのです。
今回の事故は自分の過失ではないとカン・シウォルは言っています。

また、テランはソラに「店を閉めようと思う」と言います。
ソラは「私の目の前から勝手に消えないで、なんでも話せるここが好きなの」と言いますが、テランは「君のお母さんに会い、チョンアと妹ヘランのことを聞いてショックを受けた、重要なのはチョンアとお母さんを傷つけないことだ、僕らは無理みたいだ、君が僕を捨てろ、お互いに家族は捨てられない」・・・ それを聞いたソラは悲しすぎて泣きじゃくるのです。
そして、そんなソラを抱きしめるジヌです・・・

ところが、ソラのテレビ番組がインターマーケットのせいで中止になったことに怒り狂ったソラの父は会長のところに乗り込んでいきます。そこでソラの離婚はジヌの浮気だったことをはじめて聞かされジヌを殴るのですが、それでも怒りが収まらない父です。
そのジヌはソラに「1か月だけ付き合おう、そうやって、やり直そう」言います。
ソラも「分かったわ、1ヶ月だけよ、後悔がないように」と・・・

また、チョンアの母もチョンアの恋人ジュンフィが自殺したジュンギョムの兄で母がホン・ユラ判事だと知りがく然とします。ホン・ユラ判事から「息子の命を奪っておいてひどすぎる、恩をあだで返すの、あんな子のために失った命が惜しい」と言われた言葉にチョンアの母は、「あんな子?誰が救ったと?チョンアは何の借りもありません、息子さんが自ら選択したんです」と言葉を返すのです。

そんな中、バイク事故を起こしたカン・シウォルがチョンアを訪ねてきて、「俺は暴行も窃盗もしたけどひき逃げはしてない、悔しくて我慢できない、真犯人を捜してくれ、俺に罪を着せたやつをキム巡査が捕まえてくれ」と言われ、ホン・ユラ判事を訪ねるチョンア。
「ひき逃げ事件は自分じゃない」誰かに罪を着せられたと言っているとホン・ユラ判事に話しまが「そんな話を信じるなんて」と強い口調でチョンアに返してくる判事です。

そして、その日、チョンアはとうとうジュンフィの母がホン・ユラ判事だと分かり、ジュンフィが「君を思うのも見るのも僕には苦痛だ」といった言葉の意味が分かったのです・・・
チョンアは真実を確認するためにホン・ユラ判事とジュンフィが住んでいる家に向かいます。
二人が一緒にいる姿を見たチョンアは別れる決心をします・・・

61~70
また一方で、ジヌのしつこさに疲れたソラの母は「そんなに好きなら交際しなさい」とあきれかえります。ジヌはルンルン気分ですが、ソラは1か月後に答えがでるのでしょうか?

また、カン・シウォルに頼まれた事件をチョンアは同じ交番に勤めるムン隊長(テランとヘランの父)に調べてもらいますが、すでに捜査資料が破棄されていたのです。
当時の担当弁護士が事件記録の写しを持っているかもしれないと言います。
その事件の記事は「10代の少年、無免許でひき逃げ」被害者は80代の女性でした。
チョンアはカン・シウォルに弁護士の名前を思い出すように言い、事件記録を見れば通報者も見つけられると言います。そして、被害者の80代の女性の名前がパク・クッスンだったのです。

チョンアを心配するジュンフィは、なぜ母が後援しているカン・シウォルに会うんだとチョンアに聞きます。チョンアは「濡れ衣を晴らしてほしい」と言われたと話します。そして、亡くなったジュンギョムが死ぬ前に口にしたのが、カン・シウォル、パク・クッスンという名前で自分は怪物で自分が食った人たちだと言っていたと話します。
また、母のホン・ユラ判事は亡くなった息子ジュンギョムが自殺だったことを知り、チョンアを責めるのです。チョンアはジュンフィにジュンギョムがあなたに送った手紙を見て母のホン・ユラ判事がすべてを知ったと話します。チョンアとジュンフィはお互いに涙を流しながら抱き合うのです。

母のホン・ユラ判事はジュンフィに「正義なんてない、私がそう信じたかっただけ、人を救って逝ったんだと、それに残された人は生きないと、私には守るべき息子がもう一人いるから・・・
ジュンギョムの話はもうしないで」と伝えます。
翌日、ジュンフィは母のホン・ユラ判事の知人である神父さんに会い、カン・シウォルという人物について話を聞きますが母はジュンギョムの事故直後にカン・シウォルを後援していたのです。
その神父さんは同じ日カン・シウォルにも会い、後援者が留学させてくれると伝えます。
そして、カン・シウォルは探していた双子の妹と写っている写真を受け取ります。
また、そのカン・シウォルはチョンアにひき逃げ事件の判決文を裁判所でもらい渡しますが、
カン・シウォルは車両の窃盗はやったがひき逃げはやってない、俺じゃないと言います。
判決文の中を確認するチョンアはその中にホン・ユラの供述書という文章を見つけ驚くのです・・・ということは、ジュンギョムがひき逃げを?  母のホン・ユラ判事がその罪をカン・シウォルに着せて後援してたの? もし本当なら信じられない・・・なんてことを・・・衝撃を受けるチョンアです・・・ カン・シウォルはチョンアに当時のチャン・ユジン弁護士と供述したホン・ユラという人物を捜しだすと言います。 
カン・シウォルはホン・ユラという人物を調べますが、最高裁判事で妹がインターマーケットの会長だったことが分かります。またジュンフィも同じ会社だったことが分かりインターマーケットに向かいますが、そこでジュンフィに出会い、カン・シウォルの人生を壊した奴を一緒に手助けすると言います。
ところが、すでに母のホン・ユラ判事はチャン・ユジン弁護士を買収していました。
事件資料を持っていき、カン・シウォルが来ても知らないと言うようにいいます。 

また一方で、ソラは午後の番組「キム・ソラの四時四季」を担当することになり、母のヨンエも喜んでいます。
その母ヨンエの働かない夫も麻辣鍋の店でバイトすることになりますが、そこにはカン・シウォルも同時に店員として働くことになりました。 



71~80
チョンアの罪を問おうとしている母のホン・ユラ判事に対して息子のジュンフィはチョンアを一人にできないし一緒に苦しんで二人で乗り越えたいと言います。
難しいことですが二人で力の限りを尽くして解決してほしいものです。
そして、ジュンフィは僕を信じろとチョンアに言います。
ところが母のホン・ユラ判事は二人が楽しそうに食事してる姿を目撃し気に入らないのです。
チョンアに辞表出すように言います。自殺未遂、自殺ほう助、証拠隠滅、偽証、あんたには警察官の資格がないと・・・
また、ジュンフィは、カン・シウォルのひき逃げ事件の目撃者が母のホン・ユラ判事だと知ります。
その後、ホン・ユラ判事がカン・シウォルを訪ねてきます。
カン・シウォルは後援者?それとも目撃者?とホン・ユラ判事に尋ねると「濡れ衣を晴らすために来たの、再審できるように私が手伝うので、一緒に真犯人を捜しましょう、私が役に立つはずだから」と言います。そして、部屋にいれてほしいと言い、親しくなりたいようです。

カン・シウォルはチョンアを呼び出し、「ホン・ユラ判事が家に来た、事件当日に現場を通りがかり倒れている人を見て通報したと言っていた」と話します。
チョンアは心の中がモヤモヤしていますが、ホン・ユラ判事が再審を手伝ってくれるというのでそれは良かったと思います。
また、ホン・ユラ判事の妹で会長のファヨンは何か怪しいカン・シウォルを調べはじめ10年前の事件のチャン・ユジン弁護士を呼び出し、当時の様子を聞き出します。
脅されたチャン・ユジン弁護士は「当時ホン・ユラ判事が裁判を早く終わらせるように言い、被害者が死ぬ前に認めれば刑が軽くなると言ったのにカン・シウォルが認めずに重刑が宣告され、その時の事件資料を判事が数日前に持っていきました」と言います。

また、ホン・ユラ判事が交番にやってきたために、チョンアの過去がすべて明るみになり、チョンアの懲戒委員会が開かれることになりました。父親のムン隊長からそれを聞かされたテランはソラに電話をかけます。時効も過ぎたし父も警告程度で終わるはずだと言っているが気を付けた方がいい、もし世間に知られたら大騒ぎになるからと言い、妹のヘランのことを謝ります。
兄のテランも悩んでいて、ソラを避ける以外に何ができるというのか、ソラを好きになるのも僕には罪なんだ、僕は大切なものを諦めた、ヘランが僕の妹じゃなければといつも考えていることをソラは知ります。
ソラにとってテランは家族を取り戻させて、人生を救ってくれた大切な人なんです。
ところが、そんな中、警察官が昔自殺の謀議をしたというチョンアの記事が出てしまいます。ジヌの母ファヨンは秘書のヘランにチャ室長にこの記事の内容を詳しく調べるように伝えます。

またジュンフィの純粋な愛がチョンアに届き、「僕が君に心を許したことは人生を託したってことだから、責任をもってくれ」と言います。ふたりはこれから一緒に乗り越え一緒に耐えていくことを約束します。

その後、ムン隊長から受け取った捜査資料を見たチョンアはホン・ユラ判事を訪ねて行きます。
「ジュンギョムがひき逃げを?死ぬ前に人を取って食う怪物になってしまった、カン・シウォル、パク・クッスン、母まで、だから真実を話してください」とホン・ユラ判事に言いますが、「あなたの話は信じられない、今度はジュンフィまで取って食うの?この話はジュンフィにはしないで」と言います。
そんな時、チョンアは自分の記事がネットに流れたことを知ります。
心配したジュンフィはチョンアを連れて記者たちから守ります。

急きょ、チョンアの懲戒委員会が開かれることになりますが、世間はチョンアに厳しい意見ばかりです。
チョンアの善意や義人証の賞状などで世論を換えようとするジュンフィは反論記事を出すのです。 そして、チョンアに停職1か月の処分が決まります。

81~90
母のファヨンと喧嘩したジヌはソラの家に居候しています。
ソラの母はいつ帰すの?私が言おうか?と言いますが、ソラは私が今日帰すわと言います。
その日の朝は母がワラビ入りのユッケジュンを作りましたが、ジヌはワラビが嫌いなのに「お義母さんが作った料理は一口も残さずに食べよう」と言って嫌いなワラビを食べ、ソラの家族たちをいろいろな面で気遣っています。
そんなジヌに甘いソラはどんな気持ちでジヌを家に泊めているのでしょうか・・・?
でも、ソラの父はジヌが家にやってきて夜一緒にお酒を飲むのが楽しくてとっても嬉しそうです(笑)
またジヌの家では母がジヌを怒らせるためにヘランを家に入れてジヌの部屋を使わせていますがまさかヘランがソラの家にいるとは想像もつかないでしょう(笑)
そのヘランは兄テランの説得にも応じず家に帰らないと言います。
兄のテランは妹のヘランは家に帰らないと言うし、ジヌはソラの家に泊まったと言うし、頭に来たテランはソラとプラトニックラブをはじめると宣言します(笑)

また一方で、カン・シウォルの再審請求には確証か真犯人が必要と弁護士に言われます。
あとは事件記録があればいいのですが、そのムン隊長から受け取った事件記録をチョンアはカン・シウォルに渡さず、密かに一人で事件を調べていたのです。
そして、パク・クッスンの納骨堂で、チョンアとジュンフィは遭遇します。

ジュンフィも自分なりに事件のことと母のことを調べ、弟のジュンギョムが事故を起こしたことを知り、何度もパク・クッスンの納骨堂を弟が訪れていたことを知ります。
ジュンフィは弟が自殺した理由が今なら分かる気がするとチョンアに言います。
更に「母のホン・ユラ判事は知っているのかな?どこまで知ってるか、話すべきだろ?チョンアどうすればいい?」と問いかけます・・・ チョンアは心配でたまりません・・・
ジュンフィはなかなか母に言いだせないでいるのです・・・
その母のホン・ユラ判事は最高裁長官候補になります。

そして、とうとう母のホン・ユラ判事に「母さんとジュンギョムのどっちが事故を?、母さん僕の質問に答えてくれ、頼む」と強く問いかけます。

そして、「ジュンギョムは死んでしまった、真実を明かせる人は他にいない、僕の推測通りなら、カン・シウォルの人生は今からでも救える、母さんにしかできないことだろ?」と・・・
母は自分の大切なものだけを守り抜くとジュンフィに言います。

また一方でジヌの母がソラの母に「今、家には秘書のムン・ヘランがいて、ソラのベットで寝ている」と嫌味を言いにきます。
それに腹を立てたソラの母はジヌに「ムン・ヘランがどんな人間か知っているの、チョンアをしつこくイジメた校内暴力の加害者よ、チョンアはあの女のせいで19歳の時に命を絶とうとしたの」と話します。
ジヌはチョンアに「何もかもすべて、ありがとう」と感謝の言葉を伝えます・・・
そして、胸を痛め申し訳ない気持ちでいっぱいのジヌはソラの家を出て、会社で寝泊まりすることに・・・
ジヌは母のファヨンにもヘランの過去を話しますが、母は「純粋なふりをして、そんな過去を隠して、うちの嫁になる気だったのか」と許せないのですが、これからは彼女を利用しようとします。
また、カン・シウォルも気に入らないジヌの母ファヨンは彼を刑務所に入れようとします。罠をかけられたカン・シウォルはファヨンのキム運転手を殴ってしまい、警察に逮捕されます。
警察署に面会に行ったチョンアはそこでカン・シウォルから捜していた妹がムン・ヘランだと聞かされ驚きます。ここまで悪縁が続くとは・・・
ジュンフィはカン・シウォルのことでファヨンに会いに行き「こんなこと会長がやることか?」と軽蔑します。「母のホン・ユラ判事の耳に入る前に終わらせないなら、僕も黙ってない、株主総会で問う」と話します。
また、チョンアはヘランに「カン・シウォルはあなたの兄よ、あなたは実の兄を犯罪者にしようとしている、手遅れになる前にあんたの手で救いなさい」と話すのです。
カン・シウォルはジュンフィの助けで示談が成立し解放されました。



91~100(最終回)
カン・シウォルと妹だったヘランは話をしますが、ヘランは「前科者の兄はいらない、私の兄はテラン兄さんだけよ、これからも他人として暮らしましょう」と冷たい言葉を言います。
そのヘランは「私は最後まで行く、私の選択はジヌの家」と堅い意志でジヌの家に帰っていきますがジヌの母ファヨンに「うちの嫁には出来ない、ただ秘書として置いておく」とあっけなく言われます。

その後、ジュンフィはジヌの母ファヨンを訪ね、「運転手に暴行を教唆し、秘書に指示して人を解雇させ嘘の証言をした、今回は見過ごせないから株式総会前に辞職を」と言い、あるいは警察署に行くか、2つに1つだと言います。
またファヨンはジュンフィからヘランの兄がカン・シウォルだと聞き、秘書のヘランを家から追い出します。

また一方、ソラの家に時計を忘れたジヌをソラが訪ねます。ジヌは「最後に一度だけデートしよう」と言いますが、ソラは「これ以上未練が残るだけよ、ありがとう、私なんかを一途に愛してくれて、とても感謝してるし、応えられなくてごめんなさい、あなたを許したから、もう謝らなくていい」と言いますが、ジヌは「許しても僕はダメなのか?」と、ソラは「お義母さんと暮らす自信がない、うちの家族をまた傷つけたくない」と言います。ジヌは黙っていますが、とうとう去っていったソラに対して「どうしよう」とつぶやきます・・・
気苦労が多い御曹司のジヌですが、それでもあの自分勝手な母を捨てることができない、いい奴なんです。この悲しげで、もの思いに沈んだジヌの横顔が心にグッと刺さる切ないシーンでした。

そんな中、インターマーケット会長のパワハラという記事が再びニュースになります。
そして、ジヌは株主総会の前に母を辞任させるとジュンフィに言います。
記者の前でジヌは「経営者が高慢でした、これからは低姿勢で役員や社員だけでなく、国民に仕える企業になります」と謝罪します。

また、一方で母のホン・ユラ判事は自殺したジュンギョムがこんなに苦しんでいたことを知らずに一人で寂しく耐えていたことに涙します。ジュンギョムにしたことが結局死に追いやったと後悔するのです。あの日二人で警察に行っていればと・・・
そして、母のホン・ユラ判事は最高裁長官候補を辞退するのです。

また、カン・シウォルは追い出されたヘランを自分のアパートに連れてきて、「目を覚ませ、お前も大事な人たちを捨てただろ、何度も捨てられたお前を引き取って育てて愛してくれて、兄や弟を作ってくれた父親を裏切っただろ、甘えるな」と叱ります。
そのカン・シウォルはムン隊長の家のヘランの部屋で居候しますが、ムン隊長にもう一人息子が出そうな雰囲気です。

また、母のホン・ユラ判事は真実を明かす条件にジュンフィにロンドンに行ってほしいと言います。すぐにジュンフィはチョンアに一緒に来てほしいと言いますが、彼女からそれって、プロポーズと言われ、あたふたするジュンフィです。
そして、母のホン・ユラ判事は最高裁長官候補を辞退し、判事まで辞めることにします。
母はチョンアに「あなたが被害者なのに、生き残っただけなのに、悪いことをしたわ」と謝ります。そして、「一緒にジュンフィとロンドンに行ってくれる?」とお願いします。

そんな時、カン・シウォルは妹のヘランから、チョンア、ホン・ユラ判事、ジュンフィと皆がグルになって再審を遅らせていると聞かされます。
カン・シウォルはホン・ユラ判事に会いに行きます。
事実を全部話すというホン・ユラ判事から「長男に外国へ行くように言って息子が発ったら真実を話すつもりだった、再審で私が証言して濡れ衣を晴らそうと、その時までカン・シウォルと仲良くしたかった・・・ごめんなさい、悪いことをしたわ・・・信じないかもしれないけど守ってやりたかった・・・ チョンアもジュンフィも私が真実を明かすことを待ってくれてる」と謝罪しますが、「ふざけるな」というカン・シウォルはバイクに乗ってチョンアの家に向かい、家の前にいたジュンフィにバイクで突っ込んでいきますが、なぜかハンドルを切るカン・シウォルです。
ジュンフィは向かってくるカン・シウォルのバイクを避けなかったのです。
カン・シウォルはバイクごと倒れてしまい病院に搬送されます。 
カン・シウォルはホン・ユラ判事が一番守りたかったジュンフィを傷つけたかったのでしょうか。カン・シウォルが寝ている病室でジュンフィは「僕がひかれていたら少しは気が楽だったかな、彼が受けた傷と人生は元には戻らない」と話している言葉を聞いていたカン・シウォルは今は誰にも会いたくないと言います。
ところが病室には、家族の一員だからと言って、父親のムン隊長、テラン、パランがやってきて賑やかな会話が弾みます。
その後、ホン・ユラ判事がやってきて、「息子を傷つけないで、ありがとう、またあんたを傷つけてしまった、私がやったことを世に知らせるから、約束する」と言って、ひざまずきます。

また、チョンアはジュンフィに「一緒にロンドンには行けない、10年前の自分に似ている子がいるから警察を辞めることはできない」と言います。ジュンフィはチョンアの心の中を一番理解しているので、いつまでも待っていると言います。

そして、チョンアの父はバイト先の麻辣鍋の店のオーナーになると企画書を家族にみせます。
問題を起こさずに頑張るという父に家族たちは賛成し、皆がお金を出し合って父親を助けていきます。

またジヌは会社を経営の専門家に任せて、自分は外国で新事業をやってみるとソラに伝えます。
ここにいると君を苦しめてしまう自分が嫌だからと・・・
ところがソラは「どうしても行くの?行くしかないの? 行かないで」とジヌを止めます。
ジヌは「本当に君のそばにいてもいいのか?」と言ってジヌはソラを抱きしめます。
いやはや~~ ソラは元夫のジヌを選ぶのですね・・・ これは、ちょっと驚きでした。

また一方で、チョンアの交番でいじめの中学生を救ったことで、その現場に一緒にいたヘランの心の中にも変化が起こり、自身の過ちに気付いたヘランは「悪いことをしたわ、ごめん」とはじめてヘランがチョンアに謝ります。

また、ジュンフィが一人でロンドンに発ち、母のホン・ユラは会見を開きます。
記者からは「結局、母親が息子を殺したんですね」と厳しい質問が飛びますが、母は「はい」と正直に答えますが、会見場にはジュンフィが来ていました。
涙する母にかけより、記者から「どなたですか?」の問いに、「息子です、ジュンギョムの兄です」と言って、母の体を支えます。

100(最終回)
チョンアの父は無事にお店を開店し家族たちも皆応援しています。
またテランもインターマーケット地下のお店を閉店し、別のお店を開店しました。
テランはソラに「考えてみたら君は僕に彼の悪口ばかり言っていた、彼のことが頭を離れないのは愛しているからだ、君は僕でなくト・ジヌを愛してた、君だけ気づいてなかった」と伝えます。
そして、ジヌとソラは手をつないで母ファヨンの許しを得るため帰っていき、ジヌは愛する二人の女性のために、はじめてご飯を炊きます(笑)ジヌは「あ~ 幸せだ、ようやく人の住む家らしくなった」と喜び、母ファヨンも憎らしいと思いながらもそれなりに満足しています(笑)

また、ヘランが家に帰りますが、兄のカン・シウォルもムン隊長の養子になり兄弟たちは部屋の取り合いでもめていますが、それも楽しんでいるようです。

チョンアは空気がきれいでとても静かな地方の全羅南道(チョンラナムド)求礼(クレ)に移動になりました。
ジュンフィはそんなチョンアと結婚して、週末チョンアのところで、畑仕事やいのしし退治に通っています(笑)
チョンアは亡くなったジュンギョムがいる夜空を見上げながら「見てる?ジュンギョム、私は、あんたのおかげで幸せよ」、「生きろと言ってくれてありがとう」とつぶやき、幸せをかみしめています。

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