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「天気が良ければ訪ねて行きます」あらすじと感想、ソ・ガンジュンのラブロマンス

2021-04-22 | 韓ドラ た行、つてと


韓国ドラマ「天気が良ければ訪ねて行きます」あらすじと感想、最終回。
「天気が良ければ伺います」ソウルでの生活に疲れ、故郷の田舎町プクヒョンリに帰ってきたチェロ講師のヘウォン(パク・ミニョン)と田舎町プクヒョンリで「グッドナイト書店」という本屋さんを運営するウンソプ(ソ・ガンジュン)が再会して繰り広げる田舎町を舞台にした心温まるラブロマンスです。
ドラマ「キム秘書はいったいなぜ」や「彼女の私生活」などヒット作が続くラブコメの女王パク・ミニョンが本作では心に傷を抱えソウルから故郷に帰ってきたチェロ講師ヘウォンを自然体で演じています。また初恋の彼女に密かな恋心を抱きながらも、うまく想いを伝えられないウンソプ役を「ずる賢いバツイチ女」や「華政」などのイケメン俳優ソ・ガンジュンが演じ、お二人とも色白の美男美女で、とてもお似合いのカップルだと思いました。
ソ・ガンジュンは、韓国の整形外科医が選ぶ「2021最もイケメンな男性韓国芸能人」で2位に選ばれた俳優さんです。ちなみに1位はASTROのチャ・ウヌで3位は防弾少年団のVです。たしかに頷けるイケメンたちですね! 特にソ・ガンジュンは目が素敵で多くの男性がソ・ガンジュンの写真を持って、整形外科医を訪れるそうです。茶色の瞳に憧れるのが分る気がします・・・(笑)

本作は同級生だった二人が少しずつ距離を縮め、彼女の固く閉ざされていた心が徐々に開かれていく過程をパク・ミニョンとソ・ガンジュンが感情を抑えた演技で表現し、劇的な出来事が繰り広げられるような物語ではありませんが、ごく普通の恋愛の美しさが静かに描かれていると思います。
穏やかな田舎町プクヒョンリの風景や「グッドナイト書店」での人々の出会いと本の温もりなど見る者に安らぎを与えてくれる癒しの物語です。
また、ヘウォン(パク・ミニョン)の叔母ミョンヨ(ムン・ジョンヒ)の元ベストセラー作家の存在も気になり、なぜいつもサングラス姿で田舎町プクヒョンリで暮らすのか?彼女の過去に一体何かあったのか?もう1つ気になる物語にも最後まで注目です!
また、ドラマ「偶然見つけたハル」で共演したイ・ジェウクとキム・ヨンデの若手イケメンさんも同級生役で登場しドラマに弾みを付けます。超イケメンのキム・ヨンデは最近話題のSBSドラマ「ペントハウス」に出演し、今注目の若手俳優さんです。
ソ・ガンジュンをはじめ、イケメンさんは多い方がいいですよね!
また、劇中の挿入歌のバラード曲も静かなドラマにマッチし、物語を一層盛り上げていく役目を果たしています ♬

あらすじ(ネタバレあり)
①ソウルで子供たちにチェロを教えるヘウォン(パク・ミニョン)はソウルでの生活に疲れ、故郷の田舎町プクヒョンリで叔母ミョンヨ(ムン・ジョンヒ)が運営するペンションを訪れます。叔母ミョンヨにはソウルには戻らないで当分ここで暮らすからと話します。
また、この町で暮らす同級生のウンソプ(ソ・ガンジュン)は帰ってきたヘウォンに「今度は何日ぐらいここにいるの?」と聞き、ヘウォンが「春までいるつもり」と答え、「春?」と聞き返し、胸を躍らせるウンソプです。
「グッドナイト書店」を運営しているウンソプ(ソ・ガンジュン)は初恋の相手のヘウォン(パク・ミニョン)をアイリンと名づけ、彼女との出来事を「グッドナイトのブログの秘密ポスト」で綴っていました。
「冬が好きな理由はただ一つ。窓を覆っていた樹木の葉っぱが全部落ちて、向こうの君の家の窓が見えるようになること。クリスマスが来て、君がこの町に帰ってくること」と書き綴るウンソプ。そして、ウンソプには小説を書く夢があります。
②ヘウォン(パク・ミニョン)はグッドナイト書店の読書会に参加することになり、終わった後ウンソプ(ソ・ガンジュン)と二人残って会話を交わすことになり、ヘウォンはここグッドナイト書店でアルバイトをはじめます。
お客さんはほとんど来ないし、どうやって稼いでいるのか聞くヘウォンに「今はインターネットで本を売っていると言うウンソプ。
③そんなある日、高校時代のある誤解で不仲になったキム・ボヨンがヘウォンを訪ねてきます・・・
ヘウォンは母親が夫を殺した殺人者と言われ続け、机に落書きされたり、体操着を隠されたりするような嫌がらせを受け傷つき心を閉ざして生きてきました。その秘密を言いふらしたキム・ボヨンを今でも許すことができないヘウォンです・・・
そのキム・ボヨンはウンソプのことがずっと好きですが、自分の気持ちがなかなかウンソプに届かないのです。
また、ペンションの水道管が全部壊れて直すのに1週間程度かかることになり、ヘウォンはグッドナイト書店で暮らすことになります。二人はお互いに気になる関係になっていますが、言葉にすることはなく抑えています。そんなウンソプはいつもスニーカーを履いているヘウォンに、ここは山だし寒くて危ないからとムートンのブーツをプレゼントします。
④同級生で公務員のジャンウの区役所の始務式が山で行われ、新人のミンジョンが山ではぐれてしまいます。警察も出動しますが山に詳しいウンソプが呼ばれ、逆に心配するウンソプの母とヘウォンは「どうして誰もウンソプのことを心配しないの?」と母とヘウォンの二人だけが心配するのです。
ウンソプは山に登る才能があり自分だけが知っている道もあるほど山奥まで詳しいのです。でもなぜ?
⑤ヘウォンの母は元々家族に関心がなく夫から暴力を受けていました。母は運転していた車の前にいた夫をブレーキもかけずに引いてしまいます。刑を終えて最近は年に2回だけヘウォンとご飯を食べる関係で、そんなクールな母が連絡もなしに急に田舎町プクヒョンリに現れます。故郷は嫌いなはずなのにどうして?ところが母は「あんたには関係ない」と更にヘウォンは孤独を感じ、母に対する愛憎が増していくのです。
あの日、母はお父さんになぜあんなことをしたのか、本当に殺したのか、それとも突然に起こった事故で、お父さんに罪を償いたくて刑務所にいったのか、一切聞いてないのです。
本当は自分も死にたかった、でも死ねなかった、誰もいなかったから、そしてヘウォンは母に「急に帰ってこられても嫌だから、明日帰ってちょうだい」と伝えます。
⑥ヘウォンの母のことがあり、ウンソプとヘウォンの二人の仲は急に近くなりますが、そんな時、同級生だったオ・ヨンウ(キム・ヨンデ)が突然、グッドナイト書店にやってきます。相変わらずイケメンでカッコいいヨンウですが(笑)、ヘウォンに「君はいつも変わらないな。僕の気持ちも変わってないから」と言ってヘウォンに電話番号を渡します。そして、ヘチョン高校開校50周年の同窓会の日、ヨンウはヘウォンの家の前で一緒に行こうと待っていました。ヨンウはヘウォンに会うためにこの町にやってきましたが、ヘウォンは高校時代ヨンウに助けてもらったことに感謝の言葉を告げて、ヨンウはあっさり振られてしまいます。とっても惜しいイケメンのヨンウ(キム・ヨンデ)が残念でたまりません・・・(笑)もっと登場してほしかった・・・
そして、ウンソプの温かさにヘウォンの気持ちが動き、「イム・ウンソプ、あなたが好きです」とヘウォンの方から告白します・・・
⑦ヘウォンから告白されたウンソプは固まってしまい何も言い返せなかったのです。
その後、風邪を引いて実家に戻ったウンソプは実家の庭である女性の幻を見つけ導かれるように山の中に入っていきます。「お母さん、行かないで、待って」と追いかけるウンソプ・・・
皆はウンソプがいなくなったことに気が付き、ウンソプの母は昔ウンソプが失踪したことを思い出します。そしてヘウォンも山の中の山小屋に向かいます。
⑧そこでウンソプはヘウォンに「次からは絶対に山小屋に来ないでほしい、たとえ僕が病気でも、またずっと山を下りて行かなくても、何があっても絶対に来ないでくれ」と冷たく言い放ちます。その言葉に傷つくヘウォン・・・
ところが、その後、二人は山の頂上で愛を確かめ合います。その日から、ウンソプの中で彼女が生きはじめます・・・
また、ウンソプは実家の母に山小屋に行ったすべてのことを話します・・・ 今の母は実の母ではありません、山の中で暮らしていたウンソプは両親が失踪し、今の優しい両親が育ててくれたのです。これは町中の人が知っていることでした・・・





⑨お互いに心に大きな傷を負っているウンソプとヘウォンの二人でしたが、思いきり抱き締め合い、冬のように冷え切っていた心の中が少し温かくなり始めます。そして、お互いに長い間押し殺してきた感情が吹っ切れ、熱く燃え上がる二人です。ウンソプもヘウォンもずっと寂しくて誰にも心を開くことが出来なかったのですね。
そして、二人に笑顔が多く見られるようになります。
ところがウンソプにはこの二人の幸せが不安に感じる時があるのです。
その後、ヘウォンは同級生のジャンウからウンソプの実の父は山の物乞いだったみたいで、亡くなったそうだと聞きます。ヘウォンは山で木の墓碑を見たことを思い出します。
⑩ところが、そんな二人の前にウンソプの実の父が現れます。そしてウンソプが以前に失踪したことがありますが、それは実の母の看病をしていたことも分かり、結局実の父も子供だったウンソプを置いて出て行ったのですが、今になって一緒に暮らそうと言います。でもウンソプは育ての両親を裏切ることはしません。助けてくれた感謝と恩義を感じているウンソプです・・・
⑪また一方、右目を失明している叔母のミョンヨは10年ぶりにまた小説を書きはじめ、昔恋人で今は出版社の編集長になったチャ・ユンテックと契約をします。ところが、その小説の始まりが、ヘウォンの父が亡くなった真実のシーンからなのです。
⑫あの日、ヘウォンの母が夫に殴られている時、ヘウォンの叔母ミョンヨ(母の妹)が止めに入り姉妹は車で逃げようとしますが、夫はゴルフクラブで車の窓ガラスをたたきはじめます。運転席にはヘウォンの叔母ミョンヨ(母の妹)が座っていて恐怖と混乱からアクセルを踏んでしまい夫は亡くなります。ヘウォンの母は自分が運転していたと警察で供述します。
⑬世間では妹のミョンヨが義兄と浮気して、怒った姉が夫を殺したという噂がたちます。妹のミョンヨを心から愛していた編集長チャ・ユンテックはミョンヨに会いに行き、「すべてが嘘だといってくれ、俺には本当のことを言うべきだろ、それがお前から別れを言い出した俺に対する最低限の礼儀じゃないか」と言いますがミョンヨは「何を信じようが何も変わらない、私も歳をとったの、私だけ全部死んでしまった・・・」と言ってサングラスをとり失明した目を彼に見せるのです。ユンテックは別れようとする彼女を見て涙を流すのです。そして翌朝ミョンヨが倒れているのをヘウォンが見つけ、はじめて叔母の病気を知ります。
⑭アイリン(ヘウォンのこと)に日記のことがバレてしまい、どこまで読んだのか気になるウンソプですが、全部読んだとしても何も変わるわけではありません・・・ただ、恥ずかしくてたまらないのです(笑)そして、ウンソプはいつかヘウォンが自分から離れていく時がきたら、その時は彼女が心を痛めないように離れていくことが彼の願いでもあります・・・
ところが、叔母が書いた小説「シスターフィールドの迷路」を叔母がウンソプに渡し、ヘウォンが読むことになり、叔母が父を殺した真実を知ることになります。ヘウォンは母も叔母も本当に怖い人たちだと心の整理がつかないほど混乱しています。
⑮ヘウォンは、直接叔母のミョンヨから話を聞きにいきます。
なぜ、今更話したのかと聞くと叔母は自身を締めつける罪悪感に最後まで耐えられず自首すると言います。
ヘウォンは「自首しないで、家族なら一緒に辛い思いをしよう、お母さんのために10年辛抱したでしょう、今度は私のために10年辛抱して」と言い、以前のような関係は無理でも今まで通り生きて行こうと伝え、ヘウォンは叔母と暮らしたペンションから出てソウルに戻ることにします。
春になり、やっぱりソウルに帰ってしまったヘウォンはウンソプと完全に別れてしまうのでしょうか・・・
最終回、叔母のミョンヨは小説を出版することになりますが、編集長チャ・ユンテックとは長い付き合いの中、お互いを応援するような仲になりました。
ウンソプは、常にヘウォンを恋しく想っています。ヘウォンがソウルで元気に過ごしている感じがするし、 僕も元気だと心の中でつぶやいています。
また、ミョンヨは姉のミョンジュに娘のヘウォンに手紙を書くようにアドバイスします。
母はソウルにいる娘のヘウォンに「自分のことで精いっぱいで、あなたに冷たく当たったが、あなたを愛していなかったことはなかった、本当にどう表現すればいいのか分からなかっただけなの」と自分の本当の気持ちを打ち明け、ヘウォンは母の本心を知ります。そして「叔母のミョンヨがここを去り遠くに行くことになったので、その前に1度来てくれない?とても良い天気じゃない」と手紙を書きます。
そして、ヘウォンは故郷のプクヒョンリに帰ってきて、ヘウォン、叔母のミョンヨ、母のミョンジュは、お店で一緒に食事をしていつものような時間を過ごします。
その後、叔母のミョンヨはプクヒョンリを去っていきます。
一生帰ってこないとつぶやいて・・・
ヘウォンはウンソプの本屋を訪れますが、ウンソプは本屋を出るところでヘウォンを見ても車に乗って去っていきます。ヘウォンはその車を追いかけます。走って来るヘウォンを見て車を止めるウンソプ・・・
ヘウォンは「一度だけあなたを抱きしめたくて」と言ってウンソプを抱きしめます。
そして、ヘウォンは「ごめんなさい。見なかったふりをしようとしたけど、あなたの顔を見たら、それができなかったの、ごめん帰るね」と言います。
ウンソプが「今度はどのくらい、ここにいられるの? 今回はいつまでいるの?」と質問します。
この言葉を聞いたヘウォンは明るく微笑むのです。
ウンソプとヘウォンは再び甘い甘い恋人同士になり、二人の凍りきった冬の心がとけ「天気が良ければ訪ねて行きます」が幕を閉じました。







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