レントゲン写真を晒すなんて恥ずかしいのですが、
お約束しましたので手術前の状態を公開します。
右橈骨遠位端単純骨折で、プレートを埋めました。
不幸中の幸いは単純骨折で破片がめり込んだりしていなかったことでした。
M24さんのコメント通り、ヘラのような形をしたロッキングプレートを
骨のカーブに添って固定しネジで数カ所留める手術を受けることになりました。
術前、ヨードでの消毒を見ようと目を開けたら
「目に入ったら大変ですのでつぶっていて下さい」と注意され、
顔の右側にブロッキング麻酔手術のとき専用らしい衝立てを置かれました。
左にシャウカステンのような画像板があり、刻々と右腕の骨に起こっていることを
リアルタイムで見ることが出来ます。
ただ、麻酔が効いている右腕の肩から先は、感覚としては、
まるで肘を曲げて指先で肩に触れているような感じしかしません。
確かに指があるという感じはするんだけど・・。
こういうのも幻肢というのかしら。
医者の指示でiPhoneの音楽をイヤフォンで聴いていたので、
どんなことをしているのか詳細には聴き取れませんでしたが、
無影燈にちゃんと伸ばした腕と術野が小さく映っていたのでそれを見ていました。
こんな機会でもないと自分の腕を開けたところなど見る機会はありませんからね。
「気分はどうですか」
ナースに聞かれたときにはぐいぐい腕を肩に向かって押されているような感覚があり、
「変なんですけど、なんだか腕全体を肩ごと押されているような気がします」
というと先生が
「押してます、今押してます。変じゃありませんよ」
先生、何してたんだろう・・・・。
左の画像にいつのまにかがっつりネジが留められ、骨が串刺しになったのが見え、
「これだけ金属が入っていたら自衛隊イベントと空港の金属検知器は・・」
とつい心配になりました。
再手術でチタンを取り出すのは半年後です。
取りあえず手術は成功し、神経の損傷も全くないと太鼓判を押していただきました。
ただ、リハビリは慎重に、決して腕を急激に捻らないこと、とのこと。
ピアノを弾くのは勿論、タイピング動作も御法度です。
エントリ製作できない間、本も読めないので、HULUと今までに買い貯めたDVDを見て、
せいぜい再開に備えて知識を貯えておきます。
左手一本ならタイプも可能なので、現状報告くらいならできそうです。
時間もかかるし実に不本意ではありますが・・。
(おまけに両手が使えず行が詰められないので、
まるで『行間空ける系ブログ』みたいになっていて我ながらキモい)
次回書き溜めていたエントリからのアップは明後日、
テーマはパレンバンの次のブラウエン挺進です。
どうか
お楽しみに
お待ち下さい