
ベランダにお米を置いてやってくるすずめを写真に撮る
究極の隙間企画、「すずめ食堂」。
渡米前にはすずめたちもすっかりその気になって、
一日に一合のペースで喰いつくし、さらには無くなってからも
偵察隊がなんどもおとずれるので、こちらもすっかりそのペースにはまり
「あ、今日はまだ出してませんでしたね。ごめんなさい」
といそいそ台所にお米を取りに行くというありさま。
しかし、6月21日に出国して以来、補給は途絶え、
今までさんざん楽をして銀シャリを貪ってきたスズメどもは
仕方なく元の自給自足の生活に戻っているのであろうと、
こちらの頭の灰色なアメリカスズメを見るたびに思いを馳せていました。
そんなある日、日本で留守宅を守る(といっても出張が多くてあまりいないらしいけど)
TOが、写真を送ってきました。
「すずめ食堂はどうなってるかな」
そう思ったTOがカーテンを開けると、そこには・・・
ど~~~ん。
すずめ食堂が乗っ取られている。
このうちに住んでもう10年。
このガーデンテーブルとチェアはサンフランシスコから持って帰ってきたものですが、
今までこのように使用されているのを見たことがありません。
TOいわく
「高床式住居みたいなものだから涼しいんじゃない?」
TOはこの後の動画も送ってきたのですが(暇?)
テーブルの上で大きく伸びをして今度は椅子の上に移動し、
そこでさんざん毛づくろいをしたのち、そこでお休みになりました。
実に猫の生活というのは気楽そうで羨ましいです。
それはいいけど、たとえ留守の間TOがお米を追加したところで
お客が帰ってくることは当分なさそうですね。
ところでこの黒ネコ、お腹を見ると避妊手術の痕があります。
ということはどこかの飼い猫なのでしょう。
これもTOがうちの近所を歩いていたときに「猫集会」を見つけて
写真を撮ろうとしたら、一匹が立ち去ってしまった瞬間。
どうもこのネコがスズメ食堂占拠犯人のようです。