五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

手ぼけ

2010-06-18 22:30:03 | わたし

こちらの方言で「不器用」のことを「手ぼけ」というのだけど
(手が呆けてるが由来と思われる)
つくづく私は手呆け?と思った次第。

今日子育てサークルで笹巻きの講習会があった。
毎年義母にもらっているアレである。

別に講習会になんて行かなくても義母に教えてもらえばいいじゃないか、
ってなもんだけど、私のプライドが邪魔してる?のか・・・

まあいつも行く支援センターでやるからいっちょ行ってみるか、
ぐらいの乗りでいきました。

巻き方も簡単そうでなかなかできない。

無意味に年をとっているだけで、こんなことはとんとやれない私。
若いママさんたちのほうが上手。
聞くと去年もやったそうな。

何個かやっているうちになんとかマスター(したと思っている)

さて、これを伝統料理として継承していくのか、私。

現在うちにある十数個の笹巻き、誰も食べる人がいない。
ちなみに写真の左の色鮮やかなのは今日作ったやつで、
右は義母作品。

今日は講師として、笹巻き名人?のおばさん(70歳くらいの人)が来てくれた。
その方は、手作りパンまで持って来てくれた。

写真はあまりおいしそうじゃないけど、これが絶品。
普段パンなんか食べない3歳児も食べてました。

聞くと、最高級の国産小麦粉をお取り寄せで使用しているとか。
作るのはホームベーカリー。

こんな風に丁寧は暮らしぶりをしている人を見ると軽くショックを受ける。 
感化される。

欲しいな、ホームベーカリー。

ん? そこかっ


「同窓会」最終回

2010-06-18 18:50:56 | テレビ・芸能・新聞
テレビ朝日の「同窓会」最終回でした。
このドラマに自分を重ねて熱中してみた人もあまりいないと思います。
たいていの主婦は鼻白んで見ていたと確信します。

このドラマを見たことない人にざっくりとあらすじを言いますと、
中学校の同級会があって、そこでたぶん30年ぶりに再会した7人。
そのうちの3組がカップル成立。
これだけでまずありえない。

一番のメインは黒木瞳と高橋克典。
プライドばっかり高くて無職の黒木瞳の亭主。
こんなんだったら、颯爽とした高橋に惚れるのはまぁいたしかたないとして、
なぜ刑事の高橋がひょっとして職を失うかもしれないのに恋愛に突っ走るのか。

純愛なんて言っているけど、
オンナは意外としたたかなんじゃないかと私は裏を読んだ。



平安寿子作・「おじさんとおばさん」

これも同級会をきっかけにくっついてしまったり、初恋の時の恋心を再燃してみたり。
この人たち、55歳過ぎているんですけど。
テレビドラマは恋愛に突っ走っているけど、
この人達はもっとリアリティがある。
打算的と言ってもいいかもしれない。

介護、更年期、おひとり様の老後、等々。

45歳と言ったら更年期は始まるし、子どもの教育費もかかるし、
老親のことも気にかかる。
老後の資金のことも気にかかる。

そんな事も考えずただ突っ走っていく恋愛だとしたら
それはやっぱりメルヘンドラマだったな。

あらずじはほとんど忘れてしまったけど、
「age35」のドラマの方がすっきりした終わり方だった気がする。

それは私が年とって、世の中を斜に構えてみるようになったからかしら。