五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

命の値段

2013-11-24 20:08:57 | 雑記
ダンナの生命保険の見直しの時期が来たと保険会社から連絡がきた。

兼ねてより生命保険についてはスリム化しなければいけないと思っていて、
自分なりに勉強、というほどでもないけれども、
テレビや雑誌で特集があれば熱心に見る、くらいの知識しかないのですが、
「保険屋の甘い言葉には騙されないぞ」
と意気込みを持って、保険屋のオバさんの話を聞きました。

もうすぐ60歳になるダンナ。
今と同じ保障内容だとグンと保険料があがるんだそうです。
あれやこれやを聞いてもすんなり頭に入ってこなくて、
今ひとつ根本的なことがわかっていない私。

とりあえず、保険料を下げるには死亡時の受取額をグンと下げるしかない。
まあ、子供達も独立したことだし、万が一亡くなっても
経済的にはそれほど路頭に迷うことはない、ということで、
死亡受取額を下げる方向に行くことにしました。

家計管理とかそんなことに全然興味のないダンナにも一応報告。
「オレが死んだあとのお金の事はそっちで好きなようにしたら?」
と投げやりな発言。
「でも、保険の受取額下げて、まもなくオレが死んだらきっと地団駄を踏むだろうな。」

そりゃあねえ、数ヶ月の違いで、何千万も受取額が違ったら、
亡くなった悲しみよりも、そっちの悔しさの方が勝るかもしれない
(なんていう嫁なんだ)

でも、きっとダンナは長生きすると思う。
毎年の人間ドックでもお墨付きだし、義父母も長生きだし。

保険を掛けても元取れないじゃん、
という方が幸せなんだと自分に言い聞かせています。