宿泊した「J.P.エメラルド・ホテル」の前景です。
ロビーには「ブーン・バン・ファイ」の山車の張りぼてが飾られています。
ホテルからスワンナプームへ向かう国道202号線を16.5km走ると国道2043号線と交差します。この交差点で車に飾ったり、車に祀っている仏陀に供えるジャスミンの花飾りを売っている男性です。この交差点は多い年に数回通過しますが、彼らは一番暑い季節でもネクタイを締めています。いつもジャケットを羽織っている人もいます。
国道2043号線を右折したのですが、ナビに従うとすぐに赤道を選びます。
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帰りに撮影した国道2043号線の案内板です。
お寺の前から国道2043号線まで僅か3.6km、ちゃんとした舗装道路があります。
ヤソートーンから25kmで「ワット・チャカワン・プーミピニッツ」に到着です。
軒の支え「カン・トゥワイ」」です。
彫刻の施された「ルアン・プーン」です。
布薩堂の外壁、扉の上は仏伝図です。
一番上の藍枠内は太子の瞑想場面です。その下に瞑想を妨害する「マーラ(魔羅)」軍を水に沈める「ナーン・トラニー」です。
下は太子剃髪の場面です。
タイ特有の風化したラテライトの赤い微粉が壁画を覆っています。
太子の剃髪です。
太子の瞑想を妨害するマーラ軍です。
地獄図です。
堂内は仏陀像の背面と左壁面に絵が描かれています。右壁面は消されたのか、未完の状態なのかは分かりません。
壁画は「シン・サイ」物語です。
画面はヤック「クムパーン」が国王の妹「ナーン・スモンター」拉致する場面です。
森で生活する、「シン・サイ」、「サン・トーン」、「シホ」の3兄弟と母親の「ナーン・チャンタ」、「ナーン・ルン」です。
左壁面になります。
叔母「ナーン・スモンター」を探す旅をする6人兄弟が、森で「シン・サイ」兄弟と出会う場面です。
巨大蛇を退治する「シン・サイ」兄弟です。絵はここまでです。「クムパーン」との戦い、「ナーン・スモンター」の救出などその後の展開がありません。
右側壁面はこれだけです。
■僧侶にお話を聞いていると近くにもシムがあると言うので行ってみます。
12.5km離れた「ワット・サワン・バン・ジョー・コー」です。
表に回ってみましたが外壁に壁画はなさそうです。
ドアの彫刻です。
堂内にも壁画はありません。
屋根が破れて堂内は鳩に占拠されています。糞避けに布がはってありますが、掃除がされていないようで床は糞の層ができています。汚れと臭いで入る気がしません。
破れた屋根の上を鳩が飛び回っています。
近所の子供たちです。
■午前10時20分、バンコクへ向け出発です。国道202号線、国道207号線、国道2号線でサラブリー経由のコースで帰ります。
国道2号線下り坂で驟雨になりました。雨渋滞です。
バンコク到着は午後7時30分、本日の走行距離570kmでした。4日間の累計走行距離は1520kmでした。