ワット スタットからワット ポーへトックトックで来ました。
ワット ポーはタイ人の参拝は無料ですが、外国人は拝観料200バーツです。以前は50バーツぐらいだったと思いますが、ずいぶん高騰しています。タクシーによっては拝観料を徴収していない門で降ろし、ここから入れと教えてくれました。
午前10時20分の入門です。
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ラーマ3世によって造仏された全長46m、高さ15mの寝釈迦像が安置された礼拝堂へ入っていきます。堂内は寝釈迦仏の周りを歩きますが、立ち止まって写真撮影が出来ない混みようです。
今まで、外国人観光客を余り見かけなかったのですが、さすが人気観光地です。マスクを付けたタイ人参拝者もそれなりにいますが、西洋人観光客はほぼ全員マスクをしていないのでよく分ります。外国人にはインド人も多いようです。
日本なら「立ち止まらないで下さい」、と言う放送が聞こえてきそうな状態です。
先日は中国の海外旅行解禁で中国人観光客の押し寄せるワット ポーがテレビニュースになっていましたが、元旦以上の混雑です。因みにタイ政府は中国人観光客大歓迎です。
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寝釈迦仏の足裏です。長さ5m、幅1.5mの扁平足で螺鈿細工が施されています。
壁画も添付します。この時代は中国様式の概念にタイ様式を取り入れた新しい建築様式が台頭し、新たな潮流となります、ラーマ5世の治世は西洋美術様式の影響が顕著になります。
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寝釈迦仏の後頭部です。礼拝堂の出口です。
人が入らないように撮影をしてますから、混雑の様相が今ひとつ分りません。
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礼拝堂の隣には色タイルで装飾された仏塔が建っています。中央のひときわ大きい4基の仏塔はチャクリー王朝のラーマ1世からラーマ4世の遺骨が納められています。
黄色い仏塔はラーマ3世、青色がラーマ4世です。仏塔の回廊にはたくさんの奉納仏が並びます。
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ター ティアン船着場横の食堂で焼きめしの昼食です。価格は90バーツと割高ですが、対岸のワット アルンを見ながら食事が出来るので良しとします。
ワット パークナムへは船着場にあったスピードボートをチャーターして向かいます。
乗船料1,000バーツ、かなり高額ですが、正月で川からの風景を見ながら行くことにしました。
チャオプラヤー川から高さ75mの仏塔と4基の小仏塔の建つワット アルンを眺めながら下ります。暫く下るとバンコク ヤイ運河に入ります。運河入り口には水門があり水量調整をしています。ある程度の船が貯まると後方の水門が閉じられ、前方の水門が開きます。
バンコク ヤイ運河では、水門が上がるのを待っている船がたくさんいます。
水門が上がるのを待っている間に「メナムの残照」を思い出しだし、小堀大尉の造船所が頭に浮かんできました。走り出すとアンスマリンのお屋敷は......等と思いつつ川岸を眺めていましたが、密集した長屋が運河にせり出すだけで、風情のある風景はどこにもありません。
そこで物語の舞台はバンコク ノイ運河がだと納得していました。「メナムの残照」はここを参照
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ワット アルンの仏塔です
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水門が上がりバンコク ヤイ運河に入ります
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ワットパークナムに到着です。
やはりここもたくさんの参拝者です。はじめはタイ人だと思っていたのですが、言葉が違います。女性の顔をよく見ると、頬に白い粉が付いています。ミャンマー人です。午後になり塗っていたタナカもだいぶ落ちたようです。
帰りに地下鉄駅まで乗ったバイクタクシーの運ちゃん確認すると、隣接するバーン ケー地区にたくさんのミャンマー人労働者が住んでいるとのことでした。
観光ルートから外れ、外国人観光客は少ないが約半数がミャンマー人の参拝者でした。
ワット パークナムはチャオプラヤー川西岸のトンブリ地区にあり、アユタヤ時代創建の古刹です。
黄金色の青銅製大仏(マハーラチャモンコン大仏)は2021年完成で高さ69m、タイで3番目に大きな仏像です。
大仏の背面に建つ高さ80mの仏塔は、プミポン前国王とシリキット王太后の72歳を記念して2004年に起工、2012年に完成しています。
仏塔の内部は5階になっており、1階は信者からの寄贈のタイ芸術や文化遺産を展示する博物館、2階が瞑想フロア、4階は1916年から1956年に僧正だったルアン ポー ソット師の黄金像が安置された礼拝堂、3階は師の蒐集された仏像、塼仏を展示する博物館そして5階がインスタ映えで人気のエメラルド色の仏塔が安置されたフロアです。
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ガラスを積上げた高さ8mのエメラルド仏塔と基壇を囲む80体のガラスのパヤ ナークです。
天井の周りは過去二十八仏と菩提樹が描かれています。
余談ですが仏塔の総工費は約20億円、エメラルド仏塔7千万円と書かれたSNSがありました。
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5階のテラスから見る大仏です
帰りはワットパークナムの北を横切るパーシーチャルーン運河を渡ったところからバイクタクシーで地下鉄(MRT)のバーン パイ駅まで行きます。15バーツです。
地下鉄もこの辺りは地上を走っていますが、しばらく走ると地下に潜りチャオプラヤ川を越えます。
スクンヴィット駅で降り「田丸屋本店」で午後3時に久し振りにの焼き肉です。
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実は、年末の12月30日にセントラル ワールドで日本語書籍購入と昼食を焼き肉でと思い出掛けました。タクシーに乗ったのですが、高速道路を下りるところを指示するも、その先まで行って遠回りする始末。
田丸屋本店は伊勢丹6階の奥にあった老舗ですが見当たらず、紀伊國屋書店が店舗を改装して日本食レストランも入れ替わっています。取りあえず紀伊國屋書店の入口横にある和食レストランに入ります。従業員がたくさん働いているが、だれも入店客を気にしません。別に混んでるわけでもないのに、2度も店員を呼ぶが、それでも注文をとりに来る気配がありません。暫く待ったが諦め、向いのうなぎ屋へ移動です。こちらは気持ちの良い対応だったので不快な気持ちも和らぎました。田丸屋本店は2020年の伊勢丹閉店と同時にアソーク(現店舗)へ移転したそうです。
食後に紀伊國屋書店をのぞくが、日本語書籍が見当たりません。店員に聞くもどうも見当たりません。
書籍を諦め漫画でもと思うのですが、タイ語版ばかり、どのようなコンセプトでレイアウトされたのか雑然とした感じで、同じ場所をグルグル回ってばかり。最後は店員に説明して本の前まで連れて行って貰い、なんとか購入出来ました。
セントラル ワールドにあった伊勢丹は定期的に日本各地の物産展を催したり、日本文化の発信拠点でしたが、コロナ禍の2020年8月に閉店しました。伊勢丹がなくなり出掛ける必要もなく、久し振りのセントラル ワールドでしたが、あまりの変貌に落胆しました。
帰りはタクシーを拾おうとするも、倍以上の値段をふっかけてきます。
結局は高架鉄道(BTS)とバスで帰宅しました。
年が変わり、初詣は快適に移動できたのが何よりでした。
皆様にとっても良い年になりますように。
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