の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

海辺の結婚式(2)

2015年06月30日 | チャンタブリー


海を背にした壇上の長椅子に新郎と新婦の両親が腰かけ、その前に新郎、新婦が座ります。台上に置かれている包みは結納の品です。

午前9時、結婚式が始まります。



まず、新婦の両親に二人が挨拶します。

続いて、新郎の両親への挨拶です。

台上に置かれた包みが解かれて、新婦の両親によって花びらがちりばめられます。
右には結婚指輪、左は新婦の両親に渡される結納金と新婦に贈る金のネックレス、ブレスレットなどの装飾品です。



まずは指輪の交換です。新郎が新婦に指輪を贈ります。



次に新婦から新郎へ・・・。

出席者が囃し立ててキスを・・・。

新郎も花嫁にお返しのキスです。

ネックレス、ブレスレットと花嫁を飾っていきます。





結納金は新婦の両親が持ち去ります。肩に担ぐようです。





新婦の両親が去って、出席者が記念撮影にきました。



次に両親や親せき、友人たちがお祝いを新郎、新婦に贈ります。お返しも新郎、新婦から手渡しされます。

午前9時42分になりました。受付の女性たちです。



次は新郎、新婦の手に聖水が灌がれます。

ジャスミンの花輪を髪に飾り、木綿糸で結ばれます。





花嫁の両親から灌水です。

こちらは灌水を待つ友人たちです。



両親、親戚、友人と出席した全員が灌水して二人を祝福します。





灌水が終わると、二人の頭に巻かれていたジャスミンの花輪が花嫁の腕に巻かれました。



幸せそうに語らう二人です。

出席者が新郎、新婦との記念撮影が始まります。
この後お色直し、披露宴となります。

海辺の結婚式(1)

2015年06月29日 | チャンタブリー
2月28日、チャンタブリーのレム・サデット・ビーチで結婚式がありました。海辺の結婚式は初めてです。

【の~んびり タイランド「クメール遺跡の日の出 (1)、(2)、(3)でタイトルとは全く関係なくタイの結婚式を紹介しています。ぜひご覧ください。】


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バンコクからチャンタブリーまで250kmです。午前4時にバンコクをスタート、結婚式の開始は午前9時ですが早めの到着を目指します。
モーターウエーから国道344号線で国道3号線を左折、170km程走行してきました。
ガソリンスタンド「パン・チャーク」で時間調整のため休憩します。

午前7時23分、レム・サデットまで22kmです。

午前7時45分、結婚式が催される、「ブラパー・ビーチ・リソート」に到着です。式場の準備はできていますが、表にはまだ人影がありません。

会場は水色が基調です。



出席者に贈られる記念品です。



東の空は雲が出ています。
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花嫁の部屋を尋ねて訪れます。まだメイクアップの最中です。お祝いを渡して一旦退散です。




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明るくなった式場をもう一度撮影します。









午前8時30分、雲が消え青空になりました。







出席者の記念撮影が始まっています。


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午前8時59分、新郎が花を手に新婦を迎えに行きます。

新婦を連れ出してきました。記念撮影中です。
海辺の壇上には新郎新婦の両親が着席しています。

壇上の両親へ挨拶に向かいます。

ブン・ボラペット(3)

2015年06月27日 | ナコーン・サワン
ブン・ボラペット野鳥公園の入り口です。

少し遊歩道を歩いてみることにします。

遊歩道入口には案内所も設置されています。

■遊歩道に沿って睡蓮鉢が設置されています。咲いていた睡蓮の花を撮りながら進みます。














沼に渡された遊歩道橋です。

橋の入り口です。







大型の鳥が飛び交います。

水面にも水鳥が泳いでいますが、少し遠くて写真では見辛くなっています。
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帰路は国道3004号線を国道1号線へ戻らず東へ進みます。
20分ほど進むと仏足石の表示を発見、あたりはサトウキビ畑で民家は見当たりません。
とにかくサトウキビの間を走行しますが、背の高いサトウキビに視界を遮られて、なかなか寺院が見つかりません。
何とかたどり着きました。



小さな寺院ですが、どこを探しても仏足石は見つかりません。僧侶に訪ねて、連れてこられた所は屋根を建設中で、仏足石に建築資材が落ちてこないように、裂とトタン屋根で覆いがされています。

僧侶は覆いを外してくれました。合掌をしてから写真撮影です。

ブン・ボラペット(2)

2015年06月26日 | ナコーン・サワン







この一帯は蓮が生えています。花はまだ早いようです。













沼の植生が変わってきました。船が進むにつれて鳥が飛び立っていきます。







大きな鳥と小さな鳥が、何か話し合っています。













スタートが午前8時でした、午前10時30分、岸まで戻って来ました。
2時間30分の乗船時間でした。



取りあえず「カフェー・ボラーン」で休憩です。


ブン・ポラペット(1)

2015年06月25日 | ナコーン・サワン


ナコーン・サワンはチェンマイ、ターク、カムペーンペットと流れてきたピン川とナーンを水源にピサヌロークを経由したナーン川が合流しチャオプラヤ川となります。ナーン川はナコーン・サワンの手前30kmでパヤオを水源としプレー、シーサチャナライ、スコータイと流れたヨム川が合流しています。
また、チャオプラヤー川は下流50kmのチャイナートでター・チン川に分岐してスパンブリーを貫き、ナコーン・パトムへ流れタイ湾に注ぎます。
ドヴァーラヴァティー時代のまぼろしの王国、スワンナプームや環濠集落はター・チン川沿いに点々と残っています。
このようにナコーン・サワンは川を利用した南北を結ぶ要衝となりドヴァーラヴァティ時代から栄えます。
ピン川はタークまで遡りメーソート、マルタバンを通じてインドとの交易、ナーン川とヨム川の合流地点までナーン川と平行に走る国道225号線はそこで東へ延びてチャイヤプームへ向かいます。国道225号線は東西を結ぶ古道とも重複しており、沿線には古代都市跡が存在します。ピン川とナーン川の交わる南に212k㎡のタイで最大の沼、ブン・ボラペットがあります。
ブン・ボラペットの南岸に「ブン・ボラペット野鳥公園」があります。以前のブログで行きつけなかった睡蓮も、そこで自生しています。

睡蓮の花が美しいのは早朝なのでナコーン・サワンで一泊しました。
「マイ・ホム・リゾート」。一泊朝食付きで800バーツです。団体の宿泊客が多いようです。

国道1号線を4km南下、国道3001号線で右折、国道は途中で3004号線となり13km走行します。交通量の少ない早朝の4車線道路を東へ進みます。

ブン・ボラペット野鳥公園の入り口です。。

4km進むと沼へ到着です。沼の周りに野鳥観察の遊歩道が整備されています。

沼の案内板です。

ブン・ボラペットを住み家にする野鳥たちです。

遊歩道は沼の中へも延びています。

今回は船をチャーターして沼へ出ます。船頭さんに「睡蓮か、野鳥かどちらが見たいのか?」と尋ねられ、どちらもと答えて、料金は2時間で1000バーツでした。
少し高いと思いましたが、値切ってコースをはしょられても面白くないので、言い値で乗船です。
「韓国が5倍、台湾が3倍、タイが2倍」というのがぼったくり料金の相場です。しかし、タイの場合はベースの価格が安いので、日本人はぼったくられたことに気付かないとよく言われます。
今までの経験では、ボートを借りるのは2時間で500バーツが相場かなと・・・。

写真撮影だと伝えています。まずは睡蓮からです。

野鳥もあちこちで認められます。





魚を捕獲する仕掛けを回収する人もいます。



船底の扁平な船です。









睡蓮の花を採っている人がいます。





船頭さんが睡蓮の花を持ち上げるように指示してくれました。



睡蓮の花が切り取られてあちこちに浮かんでいます。実は、彼が採っているのは花ではなく、茎です。茎を食用に売っているそうです。

茎を回収しています。茎の長さはおよそ3m、水深が3mです。





水鳥のヒナです。







こちらでも花の茎を採っています。

次は野鳥を見に行きます。