チャンタブリー川東岸の「聖母マリア大聖堂」へやって来ました。
300年前、宗教迫害を受けたベトナム人キリスト教徒がチャンタブリーへ逃れてきました。チャンタブリー川西岸に礼拝堂を建設しました。1840年に礼拝堂は東岸に移りました。
結婚式が執り行われていたようです。新郎、新婦と参列者が記念撮影に出てきました。
現在の大聖堂は1906年に建設着工、1909年にタイで一番大きなカトリック大聖堂として完成しました。
聖母マリア像です。
聖堂内に入ってきました。
椅子には結婚式の花が飾られています。
螺旋階段です。
周長4.7m(直径1.5m)の聖堂正面の時計です。
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この写真は2008年2月23日に撮影した聖母マリア大聖堂です。左右の塔には尖塔部がまだ建っていません。
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タークシン王公園は聖母マリア大聖堂の西方2kmにあります。大きな池の中島にアユタヤ目指して進軍するタークシン像があります。祭壇にはお参りの人が絶えないようです。
タークシンは潮州系中国人の子で、アユタヤ朝末期にタークの国主となりビルマ侵攻の防衛に就きますが、アユタヤ陥落後ラヨーンに逃走します。チャンタブリーの反対勢力を制圧し、潮州系華人を集めてアユタヤのビルマ軍を駆逐にチャンタブリーから出兵します。
1767年チャオプラヤー川西岸のトンブリーに王朝を樹立します。
敵対する勢力を駆逐して、アユタヤの版図を回復しますが、1782年、部下の謀反で処刑されます。
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西南へ25km、国道4002号線で海沿いへ出ます。「サパーン・チャルーム・パ・ギァット」橋まで来ました。
漁船が停泊しているところには、製氷工場があるようです。奥の寺院は「ワット・パック・ナーム・ケム・ヌー」です。
午後4時30分です。漁船が出航していきます。
漁から戻った船が、氷詰めを待っています。
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海岸に沿ってバンコクへもどります。さらに1km進むと岬の突端に公園があります。
沖縄から東南アジアの海岸に自生する「サパロット・タレー」(海のパイナップル)、アダンです。
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午後5時51分、海に陽が沈みます。