■少し早目の食事を頂き、午後0時30分過ぎに外に出ると、たくさんの人が集まっていました。パレードに参加する車両も広場一杯に駐車しています。
こちらは話題の2人です。インラック首相(左)は警察長官の人事が職権乱用という憲法裁判所の判定で首相を解任されています。なお、裁判官は反タクシン派で占めています。この二日前にはステープ元副首相(右)率いる反政府勢力が襲撃され3名死亡、24名が負傷しています。6カ月間続いた反政府運動も膠着状態となり、現状を打開するために軍の介入を促す自作自演かとも思っていたのですが、その後の戒厳令、クーデターという一連の軍の素早い動きを見ると、軍が関与した、口実作りのようにも感じます。いずれにしても、過去の爆弾事件も含め犯人は検挙されませんから闇の中です。
先月、ミス・ユニバースのタイ代表に三大国立大学の一つ、カセサート大学の学生さんが選ばれていますが、彼女はタクシン派団体の赤シャツグループを「不潔」、「タイから追放すべき」等の差別発言をフェイスブックに書き込んでいたそうです。そのような女性が代表に選ばれるのも、何か意図する背景があるように思えてなりません。ちなみに、大方の意見では準ミスの方が人気が高いようです。
【追記;その後の6月9日に彼女は代表の座を返上し、涙の記者会見を開いていました。涙ながらに弁解をしている姿はテレビで見たのですが、そのときは代表返上まで知らなかったので追記しておきます。】
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■参加されているのはベテランが多いようで、伝統行事を長年維持してこられた方々のようです。
この時間帯は太陽が真上にあり、陰は真下に出来でいます。一番暑い時間です。
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■やっと見つけました。若い女性たちです。しかし、人数は実に少ないようです。撮影した写真の枚数は多いのですが・・・。
こちらも美人です。
こちらは男性です。「ウェットサンドン王子」です。
見物の人も多少は来ているようですが、関係者が記念撮影をしているのが多そうです。
この男性も区役所の職員で、色々と世話をして頂きました。
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午後1時半、主賓も席に着かれて様で祭りが始まります。
各参加地域総揃いで踊りが披露されます。
来賓の挨拶や功労者の表彰などが行われています。
景気付けにタラーイが打ち上げられます。
ヒューン、ヒュンという風切音と螺旋状の硝煙を残して、ドンドン昇って行きます。
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■午後2時、パレードの開始です。
交通整理のお巡りさんも待機中です。国道2045線を区役所から寺院までの1.6kmをパレードしますが、国道は午後から夕方まで通行止めになります。
「プー・タイ族の伝統的な文化行事/ブーン・バン・ファイ・タラーイ・ラン(禁酒)/クット・ワー自治区クッチナラーイ郡カーラシン」と書かれた横断幕が先頭です。
■次回はパレードを紹介します。
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