ナーン市街の南西8kmのボー スアック地区に13世紀から15世紀、16世紀から17世紀の二期に渡り活動した古窯址があります。
タイでは各地の窯業の終焉を1580年代としていますから、ボースアック古窯は他より百年近く生きながらえています。





第二期の匣鉢に入れて焼成された鉢です。
内外と高台内にも白泥を施し、透明釉を掛けています。(書籍「ARCHAEOLOGY OF CERAMICS」ではLight green glazed または Creamy green glazed としています)



第二期の鉢です。内面は白泥に透明釉を施し、外面は青磁釉が掛けられていますが、かいらぎ状です。
前書では降灰による自然釉としています。


第二期の窯詰めです。口縁と口縁、高台と高台を合わせて重ねる方法と匣鉢に収める方法を併用していました。
匣鉢の破片です。匣鉢に収められた鉢は高台径の小さいことが分ります。
ボースアックでは発掘調査された窯址が5ヶ所で保存されていますが、周辺の農地を歩いてみるとまだたくさんの陶片が落ちています。
















第一期は焼締め壷や暗い青磁の品が主流でしたが、第二期には匣鉢が使用されるようになりました。磁器肌を求めたのでしょうか、胎土に白泥を施し透明釉を掛けた鉢が生産されるようになりました。
ワット プーミンにある郷土博物館内の売店で販売されていた小壷です。数点あった中で一番状態の良いのを購入しました。
ボースアックの古陶器を市場で見ることはまずありません。
タイでは各地の窯業の終焉を1580年代としていますから、ボースアック古窯は他より百年近く生きながらえています。





第二期の匣鉢に入れて焼成された鉢です。
内外と高台内にも白泥を施し、透明釉を掛けています。(書籍「ARCHAEOLOGY OF CERAMICS」ではLight green glazed または Creamy green glazed としています)



第二期の鉢です。内面は白泥に透明釉を施し、外面は青磁釉が掛けられていますが、かいらぎ状です。
前書では降灰による自然釉としています。


第二期の窯詰めです。口縁と口縁、高台と高台を合わせて重ねる方法と匣鉢に収める方法を併用していました。
* * * * *












匣鉢の破片です。匣鉢に収められた鉢は高台径の小さいことが分ります。
* * * * *








ボースアックでは発掘調査された窯址が5ヶ所で保存されていますが、周辺の農地を歩いてみるとまだたくさんの陶片が落ちています。
















第一期は焼締め壷や暗い青磁の品が主流でしたが、第二期には匣鉢が使用されるようになりました。磁器肌を求めたのでしょうか、胎土に白泥を施し透明釉を掛けた鉢が生産されるようになりました。
* * * * *




ワット プーミンにある郷土博物館内の売店で販売されていた小壷です。数点あった中で一番状態の良いのを購入しました。
ボースアックの古陶器を市場で見ることはまずありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます