仕事が早い為政者のチームがいて、動きが速い、早すぎて、ついていくのが大変(?)
なトランプ政権。
(あ、一方で、イエメンのフーシ派さんを、アメリカ軍が攻撃してて、私はイスラエル問題関連では、トランプ政権、全く支持してないので。本気出せばきっと強い(?)米軍。今迄イスラエルのパレスチナ・レバノン攻撃に抗議して、頑張るフーシ派さん、アメリカ軍が強そうで、心配。ついでに極個人的に、日本郵船さんは昔の勤務先の取引企業の一つで、あの会社のえらいさんに、昔、私ら従業員はちょっと不利益を受けた、ちょっとした件があって、それで、日本の大企業の利益を自分が守りたい立場ってわけでもなく、そんなこんなで、ガザのイスラエル軍の蛮行に抗議して立ち上がってくれたフーシ派さんを、自分的には悪く思う理由がないので。)
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18日、プーチン大統領と、ドナルド。トランプ大統領が会談予定だそうで。
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そんな、大きなことの前に、個別的な事象を、思い出していた。
7か月位前かな、ウクライナは、全く関係のない、ロシアのクルスク州に、軍事侵攻した。(「ウクライナは、クルスク州に一方的に軍事侵攻した」のだが。マスごみは、これを非難したのを聞いたことがない。偏向報道2025。)
理由は、東部戦線での戦況が芳しくなく、このままだと西側の支援も逃げそうだったり、色々とやばそうだから、窮地打開のため、という趣旨の事が言われてる。
なぜクルスクか、と言うと、ここが比較的脆弱で、とりやすそうだったから。
元々の戦線で堂々と戦わず、弱い所を攻めに行く、と言う卑劣な形。
全て、保身男ゼレンスキーの都合。ウクライナには、まともな軍略が感じられない。
結局、こちらへ兵を出したために、東部戦線の兵力が減って、東部の戦いは、前よりもっと、ロシア軍の進行が早くなった。NATOウクライナには、勝つための戦略がないように、いつも見えた。いつも、やること場当たり的で、ゼレンスキーの都合。
西側にお金や武器を出してもらいたくて、「やってます」感を出すとか、スポンサーに見せるためにやってるみたいで、本気で勝ちにいくような戦略が感じられない。
バフムートの戦いだって、軍事上の要所ではなく、兵を肉壁にして大量に失うほどの作戦が必要とも思えなかったが、あの時、国民の不満でゼレンスキーが譲歩せざるをえなくなりそうだったから、その回避のため、ゼレンスキーのメンツのために、やってたような感じ?
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で、ウクライナの、大義なき、一方的なクルスク軍事侵攻。で、僅かな領土を取ったが、僅か7か月で早くも挫折しそう(?)な状況で、ロシア軍が勝ってはいるんだけど。
一方で、ウクライナ軍が、この7か月の間に、占領した村で、クルスクの民間人を何人も虐殺してる、と言う、暗い現実があって、だから、ロシア軍は勝ってるからと言って、手放しでは喜べない。
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少し前に、クルスクのウクライナ軍の占領地域のとある村をロシア軍が解放した時、そこの民間人の住む家に入って来たロシア兵の見たものは・・・。
映像で見たんだけど、地下室にロシア兵が下りていくと、ウクライナ軍に惨殺された、複数の高齢の民間人の、複数の遺体を発見!と言うシーンがあって。
ロシア兵の人は、クルスクの民間人、それも、暴力がますますこたえる高齢世代の遺体を発見して驚いて、
「バーブシュカ?!バーブシュカ!!(おばあさん?!おばあさん!!)」と、惨殺され、血の跡がまだ赤い(つまり、たぶん殺害されてからそんなに経ってない)遺体を、悲痛な声で呼んでいて。
遺体は、ただ殺すんじゃなくて、暴力を受けてから殺されたように見える跡があって、ゴミか何かのように、ビニールの袋みたいのに入ってて。
この、ロシア兵の声が!悲痛な感じが胸を打ち、思わず、この声聞いてるだけで、私まで、もらい泣き。
まだ純情な若い人なのか、自分から見たら、戦争してて死はそこここにあると思うのに、たくさんの人が死ぬ戦場で生きるこの兵は、この、民間人、それも高齢者の、無残な死に、心から驚き悲しみ、彼女を呼んでももう、その命は帰ってくるはずもないのに、その事実に、この運命に、彼の心は全然納得してなくて・・。
そんな、まだ擦れてない純な若者の心が伝わってくる声だった。まるで、自分の祖母がウクライナ兵に暴力を受けて殺されたみたいに聞こえる位、このおばあさんに、親近感持ってる感じもあって。
この地域を解放しようとして働いた兵たちだけど、任務を遂行し、村を解放はしたけれど、彼らが助けるはずだった、そこの住人は、たどり着いた時には、既に敗走するウクライナ兵たちによって、惨殺されてしまっていた・・・・。
このロシア兵の声からは、悲しみだけが伝わって来た。
自分たちが助けるはずだった人たちは、駆け付けた時には、既に命を落としてしまっていた。
この残酷な事実を前に、彼の心はおばあさんの死と言う事実を受け入れられずに、その死を悲しむ心でいっぱいで、私の感想で言うと、ウクライナ兵への憎しみとか、そういう感情は感じられなかった。
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私の見たものは、氷山の一角だ。
アメリカもウクライナもロシアも、私には他人の国でしかない。それでも。
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日本のウクライナ報道には、人として、根本的に欠落しているものがある。
人を一方的呼ばわりしているが、そういう自分たちの方が一方的なのだ。
(頭が悪いから、そういうことに気付かないのかもしれないが)
一般的には、人にはそれぞれ、立場がある。
(ちなみに、自分の立場は、私はプーチン大統領に、「あの、ウクライナのドンバスの人々を見捨ててほしくない」、と、この3年間思ってきた。クリミアの人々も、見捨ててほしくない。それは、ずっと思ってきたことなのだけど。)
プーチン氏にはプーチン氏の立場があって、トランプ氏にはトランプ氏の立場がある。
トランプ氏は、家のTVでウクライナ兵のピンチな様子を見て、クルスク州に侵攻した兵たちが、当初1万人、直近で数千人が、ロシア軍の包囲網に囲まれて、退路を断たれ、補給路もなく、死ぬか降伏するか、と言う状況なのを、心配した様で。
「ウクライナ兵の命を助けてほしい」とプーチン大統領にお願いしていた。
私は、首脳会談に臨むプーチン氏の考えは知らないが、トランプ氏は、囲まれて死を待つしかないのかもしれない大量のウクライナ兵には、優しい。(フーシ派には冷徹な指導者らしい顔をのぞかせた。ガザの市民には、その優しさがない?のかも?よく知りませんが。)
可哀想だから、助けてほしい。その気持ちは理解できなくもないが。
ただ、クルスクのウクライナ兵たちは、軍事侵攻しただけでなく、正直言って、そこまでやる必要あったのか?!とツッコミ入れたくなるような、多くの民間人への虐殺行為をしている、それを目撃したロシア軍側から見たら、民間人へ、犯罪行為をした人たち、ということになる。
米ロの交渉の中で、何がどうなるか分からないが、
分んないけど、もしかして、ひょっとして、ロシア側が、僅かに、妥協、ってある?かな?と思う部分は、この辺もあって。
普通は、戦争地で民間人に犯罪行為をした者たちとして厳しい処遇が待ってても不思議ないウクライナ兵たちを、米ロ交渉の中で、比較的甘い対応になるとか、そういう可能性ってあるのかな??って(単なる、他人の、素人の憶測です、はい)ちらっと思った。
あと、もう一つは、ウクライナ側が投降を許さず、米大統領の願いもむなしく、いつも兵に撤退を許したがらないゼレンスキーの強硬な姿勢もあって、ウクライナ兵たちが死、という可能性もあるのかな、って、思うし。
時に、ゼレンスキーの、他人の命を大切に思ってなさそうな所は、嫌な奴、と思うし。いつも、撤退命令を出すべき所で出さないゼレンスキーは、軍法会議で死刑になってもいい位の事を、この3年でやってきてると思う。
直近で、嘘つきTVで、この3年のウクライナ兵の死亡者数を、3万人とか4万人とか言ってて吹いたけど、実際には70万人位だったと思うけど、なんか、日本もずれてるなって思う。
ウクライナ軍側が、投降を認めなければ、今回議題に上がるであろう、この兵たちに、死という結末で終わるので、それがあれば、ロシアと米側で、彼らを助けるかどうか決める必要もなくなるのかも?と言う、第三の可能性もある?、が。
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大局に立って判断する両大統領がいて、
私の心に残った一人のロシア兵の悲痛な声の記憶は、ただ、命がけでクルスク州を奪還し、市民を解放しようとしてるロシア兵たちの感情からすれば、もしかして、クルスクで民間人を多数惨殺してるウクライナ兵の戦争犯罪を不問にでもして、国のトップが米側の意を汲めば、クルスクで頑張る末端の兵たちはそれを納得するのかしら?
とかね、
あ、はい、門外漢の日本人の独り言です。
実は、ロシアの軍事侵攻には、大義名分がある。ウクライナのクルスク軍機侵攻には、大義名分がない。(ぶっちゃけ、関係ない地域で、全部の中で、そこが弱そうだから、そこを突けばウクライナ軍も、東部よりは成果を上げやすい事で選ばれただけだから。)
ロシアが2022年2月、軍事侵攻した時、国連の提示する「集団安全保障」と言う言葉を使ったのには、度肝抜かれた。
「集団安全保障!」
私らが、2015年安保法制反対のデモした頃、「集団安全保障」って、さんざん言われてた・・・。
嘘つきTVはいついつまでも、ウクライナ紛争の起点は2022年としているけど、それは違う。
2014年マイダンクーデターが起点だとする人も居る.これは、○ではなくて、回答としては△なんだけど。(本当は、ソ連崩壊直後に、天才投機家ジョージ・ソロスが、ある意図をもってウクライナに入り込み、人々を教育したあたりが起点になると、自分は思う)
とりあえず、表面化して分かりやすい部分では、2014年に民主主義選挙で選ばれた大統領が、謀略のクーデターで失脚し、このクーデターの黒幕の一角だった米ネオコンの眼鏡にかなう人材が大統領に就任し、そして、ウクライナ東部ドンバス地方を弾圧し、砲撃し、ウクライナ国内は、選挙してないキエフ政権と、その蛮行に反発して独立を宣言したドネツク、ルガンスクの間で、事実上の内戦状態になった。
プーチン氏は、実は当初、このウクライナ東側の動きに加勢しなかった。
昨日の記事でちらっとでてくるけど、ヤヌコヴィッチ大統領は、親露派って日本のメディアやユーチューバーは色分けしてると思うけど、必ずしも、っていうか、その辺は微妙で。
彼は、ロシア側から見ると、欧米側と露側、両方を見て、ウクライナにとってどっちが得か、風見鶏してるように見える部分があった、らしい。(タッカーインタビューに出てくる)
で、プーチン氏は、内戦してる一方に最初から加勢するんでなく、ミンスク2合意で、対立するウクライナの2つの勢力が、和平できるように望んだ。
(それに対する批判もないわけじゃない。確かに、最初からドンバス側に加勢してれば、今日のウクライナの混乱は、なかったかもしれない???)
ただ、穏健派といわれる、そしてG8の一員だったロシアのプーチン氏は、片方に加勢せず、ミンスク2で平和的解決を推進した。。。はずが、結局、過激な民族主義者も居るウクライナ民兵の存在があって、国連、複数の国際機関で、虐殺認定されたような事件が、ウクライナ内戦では起こり、和平協定は守られなかった。
そして、2022年2月より後に、アンゲラメルケルが元首相が、「ミンスク2では、私たちはロシアを騙していたのだ!」と証言し、民兵の問題だけでなく、スポンサーたちの意向もあって、プーチン氏がミンスク2で臨んだ和平は、実現しなかった。
2022年1月から、ウクライナ・キエフ政権と軍側から、ドンバス地域への1日あたりの砲撃は、日に日に増えていった。2月15日、ロシア議会が、これを非難し、軍を出す決議をしても、まだプーチン氏は決断しなかった
そして、2月16日、ウクライナ・キエフ政権と軍側から、ドンバス地方への砲撃数が、1日1000件を超えてから、プーチン大統領が、ウクライナ軍事侵攻を決断した。
同じスラブ民族、同じ宗教を持つ、ロシア語圏のドンバス地方が、キエフ政権側から毎日砲撃されているため、同胞を守るという大義名分の下、「国連の言う、集団安全保障を行使する」と言うのが、国際法上の根拠で、
もう一つ、非ナチ化と言ってるのは、ウクライナ近現代史を見ればわかる通り、ウクライナはネオナチも居るので、そして過激な民族主義者が束ねる民兵組織もウクライナにはあるので、で、彼らが、それこそ国連の報告の文書にも残ってる位の、虐殺事件を幾つも起こしたり、生物化学兵器の問題があったり、そういう超危険な物をクリアにし、住民が虐殺されたりしないように、という事で特別軍事作戦となった。
ざっくり言って、こんな感じで、ロシアは、連日、キエフ政権側から連日砲撃を受けている、同胞のドンバス地域の住民を守る、と言う大義名分がある。
ウクライナの軍事侵攻には、そういう大義名分がなかった。
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と、言うわけで、個人的にはプーチン氏に、アメリカに義理立てして妥協しないでほしい、と思ってるんだけど。
さて、キャラの立つ、二人の米露首脳会談、どうなるか。