懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

また・・・

2018-02-27 00:40:51 | Weblog
サビザ法案こと、裁量労働制の件で、また、また、また、おかしなデータが出てきてって報じられていて・・。

厚労省と政府の責任は重い。

野党の追及を支持する。(デモとか、やってんのかしら?
今週末、飲み会があるけど、キャンセルすれば行けるんだけど。)

個人的には、裁量労働制は、止めた方がいいと思う。廃案でいいと思う。

私らより、もっと若い人たちの方が、長く影響受けることになるわけだから、若い有権者は、こういう事、ちゃんと考えないと、将来に響くと思った。

一方で、税金を払う確定申告の季節。
佐川国税庁長官って・・・・。なんでよりにもよって、国税庁に栄転になったんだろう???

佐川氏は、どっか、別の職務に就いた方が、国税庁職員に迷惑がかからなくて、いいと思う。

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平和への祈り

2018-02-25 16:45:48 | Weblog
こんなマイナーなブログにお越し頂き恐縮です。

推敲してないし、読み手によっては怒りたくなるようなことが書いてあるのでは?と思うけど、通りすがりの1市民の勝手感想なので、血圧が上がらないように読んで下され。

【五輪開会式】
ピョンチャンオリンピックの開会式が、今まで見た五輪開会式の中で、総合的には、一番、印象が良かった。

ただのスポーツイベントに終わらない、演出、企画。

見事に組織された、空飛ぶ物体は何かと思ったら、ドローンだったり、光や最新技術を使ったスペクタクルのアイデアにも感心した。

そのメッセージ性は、今までの五輪でダントツだったと思う。

南北統一を願って、北と南の選手が一つの旗を持って登場した時は、さすがに、他国のことなれど、胸が熱くなって涙が出た。

急に決まったであろう、南北の女子選手二人が、聖火を掲げて階段を上る様は、これを演出してる演出家も、演出家として気持ちよかったろうなと思った。たぶん、予定調和的でなく、生っぽい事をやるのって、演出家族は好きだと思うから。

そして、平和への祈り、南北統一への想い、と言った、政治的な事もあるメッセージに留まらず、さらに、技術革新を肯定しながら、それによって人々が幸せになる未来を示したり。(別に、平和への祈り、南北統一、ってだけでもいいんだけど、さらにこれが入って、テーマ性に厚みが出来たと思う。)

使用した素材は、むしろ素朴なのもあって、直近の中国やロシアのような開会式の、凄いお金かかってそうなのとは違ったかもだけど。

中身は一番よく思えた。

東京五輪の開会式、だれが企画、演出やるのか知らんけど、なんか、参考になったんじゃね?

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変化

2018-02-24 23:23:21 | Weblog
呑気なことを書いてしまったけれど。

フィギュア男子の方はともかく、女子の方は、今後、自分らの予想を超えた変化もあるのかも?

女子シングルフリーに関する記事等を見て、そう思った。

女子の最前線としては、メドベは、過去の存在になり、それどころか、あの「ザギトワ降臨」とまで書かれた、ザギトワ選手までも、盤石とはいえない(?)、そんな、未来が待っていたりして(?)

ザギトワ選手と同じクラブに通うジュニアの選手では、4回転できる人がいるって言うし。TVのインタビューでも、小さいロシアの女の子が、「ザギトワ選手を負かしたい」と、夢を語っていた。(日本では昨日まで世界女王ともてはやされた、メドべではなく、あのザギトワを負かしたい、って言うんだから・・・。彼女の時代も、終わったなら、ロシアの女子の世界は、回転が速いなと思う。)

今回の女子フリーに関連しての、私的感想は、やはり、バンクーバー五輪の真の金メダリストは、浅田真央だ、ということだった。

あの当時、フィギュアスケートに詳しいガチファンの間で、根強い意見だった事だけど。

というのは、ザギトワ選手が、試合じゃなく、直前練習の時、3ルッツ+3ループ+3ループ+3ループ・・・、と、延々とコンビネーションをやっていた、というので・・・。ザギトワの技術力には舌をまく。が、反面、見る人から見れば、3回転-3回転のコンビネーションって、超超難しい、わけではないのかも(?)

と思って、
やはり、浅田真央のトリプルアクセルより、キムヨナ等の、アクセル以外の3回転ー3回転(ヨナの時代より、その後の選手の方が、難度の高い3回転技を入れてる人はいるけど。)の方が、技術的に「平易」なのでは?っていう、ど素人の疑問が。

長洲未来選手あたりから見たら、「そんなのあたりまえじゃん」ってなことかもしれんが。

【終焉】ともかく、これでやっと、きっと

フィギュア女子の暗黒時代が終わる。

キム・ヨナが金メダルになり、彼女がスタンダードになることによって、止まってしまっていた、フィギュア女子のジャンプ技術の進化が、また開かれた状態に、是正されていくんじゃないかと、期待している。

【損得?】
また、「ルール改定?」の話が出てるとかで・・・。

こういうのは、複雑な思いがする。改定するのは勝手だが・・・。それに振り回される選手たちも、気の毒に思う。

今回、やっと、フィギュア女子の進歩を阻んでいた要素が、取り除かれるかとは思ったが。

ザギトワは、新ルールが出れば出たで、適応できるかもしれない(?)が。
たとえば、たぶん、キムヨナがいたから、3Aの加点がそんなでもないルールになったんだろうし、

今のルールに合わせて鍛錬してきたザギトワ。

今までのフィギュア女子の独特な雰囲気、ほとんど3Aをやらないとか、そういうのからは解放されるかもしれないが、今後、ジュニアから上がって4回転やる選手が出てきた時、過渡期にいたザギトワが、不利にならないとも限らないのかもね???

ルールを変えるのは、業界関係者の勝手だが、・・・

ルールの改変によって、有利不利があるのは、複雑な思いがした。

圧倒的なザギトワの勝利。

ロシアのジュニアの子が「ザギトワを負かしたい」と言う。

メドベではなく、ザギトワを負かしたい、と。

メドベは過去の人として追いやられ、ザギトワに追いつき追い越せの、強気な新世代の少女がまた、出てくる、

そんな、フィギュア女子の明日を、そのうち見ることになるのかな。

もう少し、ザギトワを見ていたいけれど。

【本日の結論】
いまさらだけど、ザギトワの登場によって、改めて、私的には、やはり現状、オリンピックのフィギュア女子の最高の演技は、バンクーバーの浅田真央だと、確信した。浅田さん自身が、たとえそう思わなくっても、自分的には、冷静な目で見て、やはりあの時の彼女が、一番難易度も高く、内容も深く、芸術性も、そりゃ、タラソワ振付なんだから当然だけど、良いものをやっていたと思う。

長洲未来が3Aにチャレンジしてくれたおかげで、いかに浅田真央の、あの3Aが突出した技術だったか、再認識させられた。

こ~んな頑固なワタシを納得させてくれるには、もう、もう、女子だって4回転しかないよね?!(4回転できたことがあるっていう、安藤美姫だって、随分前の時代の選手なんだしね。)


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コメンテーター&解説者

2018-02-24 03:39:34 | Weblog
【強くて可愛いメダリスト】アリーナ・ザギトワちゃんの、嬉しい五輪金メダルの興奮さめやらぬ夜ですが。ザギトワは、過去も含めると、自分が一番好きなスケーターではないけど、現在の女子シングルの世界だけなら、録画順位は第一位。

【商機】一方で羽生結弦を巡る、雑誌のこと。
紙媒体においては、良いビジネスチャンスだったんではないかと。私みたいなカモが、『羽生結弦』と書いてあると、その雑誌やスポーツ新聞とか、やたら買っちゃうんですね。少なくとも私のようなおバカさんのおかげで、これら紙媒体の売り上げは伸びたはず。
紙媒体の編集部は、羽生氏に感謝してね!(自分でもアホだと分っているんだが・・・・。つい買ってしまう。)

【良かったコメンテーター】
さて本題。本日は、元選手で、TVに多数出た「解説者、コメンテーター」について。
百花繚乱か、と思うほど、とりどりに色んな人が出て、一瞬だけ少し面白かったけど。

その中で、自分的には、解説は本田武史、TVのコメンテーターは、小塚崇彦の二人が、やはり特によく見えて。
精進の大切さを再々認識。

小塚崇彦氏は、私がどうこういうまでもなく、フィギュアスケート界では、優等生な教育で育った人なんでしょうし。この方の立場なら、その位は言えて当然なのかもしれないけど。

【小塚崇彦コメントに】
羽生選手が昨年冬、怪我した時のコメントには、羽生選手の後衛の1ファンとして、お世話になりました、の一語に尽きます。

・自分はバレエマニアで、ダンサーの怪我の話はいっぱい聞いてる身で、本当は羽生選手の怪我が、深刻な事位分ってたし、でも、ネガティブな事は言わない方がいいと思ってたし・・・。時としてメディアの記事は、害になることもあるから。

そんな中、五輪出場経験や、怪我で苦しんだ選手経験があり、かつ、この世界の優等生的教育のあった小塚氏の率直な発言には、いつもほっとさせられたって言うか。

・いままでは、知識経験の割には、控えめな性格が反映していた小塚氏が、真価を見せたのは、男子シングル勝敗決着後の、採点についての疑惑に対する態度。

私的には、ネットで、他国で、何を騒ごうと、ある意味、それはただのネットニュース。ネットは、ゴミのようなニュースもあるし、フェイクニュースも普通にあるので。それをTVのニュースやワイドショーで取り上げるのは、如何なものかと思いますが。
せっかく羽生が勝って、無事に決着した試合について、実質、勝敗に影響したわけもないのに、過剰に報じるTV番組。

一人の審判の採点が、ようは、「えこひいきなんじゃ?」というような報じ方。(しかし、どうせ、フィギュアの採点規則って、一番上と下を切るので、今回の勝敗には関与せず。)

(自分的には、せっかく羽生が勝って、喜んでる所に何でこういう、ネガティブな、しかも、他にもっと報じるべき大事な事があるのに、単なるフィギュアスケート界の狭く小さい世界の事を、いちいち細々と拾って報じるのかなと。

人々が、小姑化しやすいような、どうでもいいろくでもない話題を拾ってくるのが得意だなと思う。もっと、世の中の為になるような意識を持てばいいのに。人の陰口や不幸が好きそうで、TVの人には、自分は違和感。

しかも、この審判の顔写真まで映していて、いつもながら、TVのワイドショーとかって、クレイジーだと思う。)

どちらかと言えば、この種の「陰口」は、ネットの方が得意で、TVで報じると、悪い意味でおおやけになりすぎるので、控える方が良識的だと思う。

・で、TV番組で、この「疑惑の採点」報道にコメント求められた小塚氏。開口一番。「このことで、一番かわいそうなのは、選手だと思います。」

はっと、させられた。(自分は、そこまで分ってなかった。)

そして、「選手としては、採点を信じています。」と、凛として締めくくった。

いつもは控えめで、こういう部分をそんなに見せない小塚氏だけど、業界優等生な教育は、伊達じゃないと思った。
言葉の裏に、多くを吸収してきた半生が垣間見える。

本田武史解説】

元はスケーターでも、或いはコーチでも、TV解説の仕事から、新たに吸収していく事も、あるんだと思ったのが、今回の感想。スケート選手をやめたから、成長が全てとまるわけでもない。

スケートの選手だったから、チャンスが生まれ、解説者、もしくは、コメンテーター、と言った仕事が、いったんは来るにしても、そのチャンスを生かして、新しい仕事の中で、選手時代には見てなかったことも、理解していく等、さらに視野が広がる人もいれば、成長が止まる人もある。

聞きなれたはずの本田解説に、以前の本田氏には感じなかった要素を感じて、あれ?この方って、こういう方だったっけ?と思った。

内容、今書けないけど、そのうち、機会があるかな?

聞きなれた解説者に、安心感を感じるのがふつうだけど、はっとさせられたのは、嬉しい想定外だった。

【よくなかった解説者、コメンテーター】

村上佳菜子氏は・・・・。

今まで嫌いじゃなかったけど。

まず、織田信成が「当てた」、女子シングルの結果に関して。
村上さんは、全くの逆。「大激戦」と言ってた。これはかなり間違いで、日本でも世界でも、大方の見方は、「ロシアの二人の争い」。ここまでだけなら、素人でも言える。予想とするなら、ロシアの二人のどっちが勝つか、当てられたら、予想力あるかもだったけど。(ついでながら、別に、フィギュアスケートは競馬ではないので、試合の前に、コメンテーターが予想しなきゃいけないわけじゃないし、そういうのはやめた方が良識的だとは思うけど。)

大混戦、大激戦どころか、試合のルール上、もう、ある程度の結果が予想できるわけだから。(予定の内容で、数字は、ある程度固められるはずで、よほどの番狂わせがない限り、ロシアの2強が抜けていた。それをもし村上さんが分ってなかったなら、多少専門性があるとみなされて、起用されてる所に、誤算がないか?

アスリートなら許されることも多いし、TVでコメントする人と、アスリートって、違う人種なのだと思う。)

・自分的に致命的だったのは、TVマスコミの軽率な話題、「フィギュア採点疑惑」についての、彼女のコメント。

小塚氏が冷静に火消しに回ってたのに対し、彼女は火に油を注ぐような発言をしていた。

社会性、社会的影響力、良識、と言ったことを求めるには、ちょっと無理があるように感じた。

荒川静香
いい加減にやめればいいのに、また「成長」といっていた。

荒川さんの「成長」という言葉には、思考の停止状態を感じる。彼女の悪い言い癖なんだが。

この際、番組スタッフでも誰でもいいから、荒川静香に「荒川さんは、「成長」って言葉は、禁句ですから!!!!」って、きっつ~く、お説教してあげてほしい。でないと、今の荒川静香に成長はないよ!

荒川静香「成長しましたね」
私「荒川さん、成長してませんね」

荒川さん、オトナになってしまったら、成長の代わりに、「退行」だってあるんだよ!!

彼女以外にも、自分の職場でも、そういう人を一人知ってるけど、荒川さんは、出産リタイア、産後復帰後、それ以前の、はっとするようなコメントが、私的には一切なくなったと感じてる。ただ、その辺は難しい問題もあって、出産、子育てだって大事な事だし、エネルギーもいる。荒川さんは軽率に、簡単に「成長」というけれど、人はそんなに多くの物を実現できるわけじゃない。エネルギーを注ぐものが他に出来れば、どこかに抜きどころを作らないと、やっていけない部分もある。ただ、彼女とその周辺の問題は、ちょっと荒川さんが、その現実に気づかず、過去に築いた物にのっかって、上から目線的な口調に見えなくも無い事だ。

中々、難しい部分もあることなのかもしれないけど。

【その他の人々】
佐野稔氏は、楽しく見られる人。この人が出ると、結構見ちゃってる。

高橋大輔氏は、ニュース番組のキャスターみたいな位置で出ていて、単純に面白かった。TVうつりがいい。

この人は、女子フリーの前日に、カロリーナ・コストナーは、肝心の所でミスが出ることがあるみたいな話をしてた方な気がするが(うろおぼえ)
これも当たってしまい、・・・。コストナーには気の毒な結果に・・・。(別に、試合の予想を推奨するわけではないのだが。)

高橋大輔氏の場合、わりと番組内で関係ない話を振られても、フィギュアスケート外では、いい意味で、当たり障りない事しか言わない。政治的な話とかで、余計な事とかは言わないような感じに見えた。人気者なので、そういうバランス感覚も大事なのかも。
八木沼純子・・・八木沼さんが、やさし目で、荒川さんが、厳し目の解説、なので、これはこれで、どっちも有かもと思った。

安藤美姫:TVでは見なかったけど、ネットで、メドのSPに違和感があると発信していて、やっぱり怪我明けで、実施が最高の出来ではないことは、業界出身者なら分る人には分ったろうし、そういうとき、どこかに気を使って言わない手もあるけど、本当の事は言ってくれた方が、私ら的には、分りやすくて良い。

【おまけ】
コストナーの話を書いたので。
そういえば、今回の女子シングル、自分に合ってない演目を選んでしまったのは、メドベージェワ位で、後はそれぞれ、とても自分にあったのを選んだ選手が多かった、ような。

・大人年齢で、昔から女子のスケーターの中では天然の色気は持ってたコストナー『行かないで』『牧神の午後(わりと、官能的な作品なんだと思う)』、
オズモンド「パリの空の下』(日本人から見ると、フランスっぽい雰囲気がよく出ていて、得意な世界なのかな?と思った。)
・似合い方も最強・1位ザギトワ バレエマニア的には、「ドン・キ」のヒロイン、明るいキトリそのもの。
宮原知子『SAYURI』和ものだし。本人とイメージ重なると人は言った。自分的には「蝶々夫人」の方がより好きだが。
テネル『シンデレラ』やっぱり、そのもので、彼女の滑りで、シンデレラのストーリーを妄想した。
など、など。

メドの選んだのは、小説の「アンナ・カレーニナ」というより、あのキーラ・ナイトレイ主演の2012年ごろの映画の「アンナ・カレーニナ」だから、ますます違和感がある。自分的には、メドベが何をやっているのか、さっぱりわからなかった。

あれのどこが、「表現力がある」んだか、センスを疑う。
あの映画は、例えば、アンナとウロンスキーの、出会いの頃のダンスシーンとか、目立つシーンが、つまり取り上げやすいシーンが、幾つかあったのに。衣装だけは、今までの彼女のいまいちな衣装より良かった。

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【祝・平昌五輪優勝!15歳、アリーナ・ザギトワ】

2018-02-23 14:26:54 | Weblog
彼女が15歳であることを、忘れていた。

今日のザギトワの「ドン・キホーテ」。あのキトリには、確かにあれなら、バジルも恋しちゃうな、と思った。

、ここまで来たらば、エキシで、金メダルコンビ、羽生&ザギトワで、白鳥の湖かドン・キホーテをやってほしい、なんて無茶振りしたりして。(嘘。自分の今夜の夢に出る、とか?!)

織田信成氏が女子フィギュアの始まる直前に、「僕は、メドベージェワ選手より、勢いのあるザギトワ選手が優勝すると思います。」って言ってて、

「え?そんな、断言しちゃって大丈夫かしら?」と思ったら、この予測は、当たってた。

宮原選手は、自分は良かったと思うけど、4位だったんですね。ジャッジの判断だから、ふうん、というか。

フィギュアの世界で、悪しき習慣性が進行していたのが、ここでメドべージェワが負けて、あの程度で世界最高だの、絶対女王だのいわれる視野の狭い、後退を続ける女子フィギュア、男子に比べて上位が全然つまんないので、見るのを止めてた時期もある、女子フィギュアの世界が、打開され、改善されるのを期待できるかな?

長洲未来選手のトリプリアクセルも、見たかったけど、オリンピックで挑戦してくれただけでも、色々勉強になったし。女子の退屈な3回転コンビで優勝できるとか、メドべのぜんぜんきれいじゃない手の振り上げで加点が付くとか、あの、ワンパターンの顔芸演技で世界一の表現って、フィギュアスケートってどんだけレベル低いんじゃ、と思う様な、フィギュア界特有の、オーバーで下手な演技をうまい演技と勘違いしてる風潮とか、(鈴木明子氏が最近勘違い発言してネットで叩かれてましたが、演技って、表現って、アスリートとそのファンたちが思うほど、底の浅いもんじゃない。)

(あれは、後で知ったけど、「アンナ・カレーニナ」だったのね。全然、アンナになってないけど、まだメドの年齢、立場で選択するのは、荷が重かった。彼女に分るはずもない世界。不倫の話を何でやるかなと。やはり、ムードや雰囲気止まりでなく、真にその人に合った演目を選ぶのも大事。対照的に、例えば、ブレディー・テネルの『シンデレラ』は、ジャスト、今の彼女の見かけにもあってるし、割と内面的なものも自然に出せる選手のようで。メドは、衣装が今までよりは良くなってた。しかし自分が演じられるはずもない演目を選ぶのは、愚かな選択で、こういう、表面的な芝居で全てやり通す、フィギュアの演技の世界は考え物だと思う。)

そういう悪しき後退を続けるフィギュア女子の世界が、ぶち壊されて、女子も少しは男子のジャンプ技術に近づくとか、あったらいいな、と思う。

(逆に男子はジャンプ技術が高くなりすぎて、怪我リスクの心配なのか、採点の見直ししようか的な記事を見たような気もするが。)

実力には舌をまいたザギトワ選手だったけど、彼女に、私のそんな思いを託すのは、あまりに荷が重いかなと思っていたのに、優勝してくれて、本当にうれしい。今日の実施以上に、あの環境で勝てる精神力と、素の実力がすばらしい。


*素人的には手抜きに見える、トリプルアクセルできないのに勝っちゃうキムヨナの時代から、やはり色んな姑息な付け加えで、何か勝っちゃうメドベージェワの時代、このフィギュア女子暗黒時代が、スーパー女子体力のキュートなザギトワちゃんによって、ぶち破られるならば、その事も称賛したい。

宮原選手は、今日も素敵で、今日見ると完成度が高いように見えたけど、だったけど、きっと明日は、さらに表現力は磨かれていくんではないのかな、と思った。

「最高」とか、「世界一」とか、言葉を乱発すればするほど、中身がスカスカになっていく。

表現の世界って、上には上で、そんな、限界なんてないし。やたら大げさな言葉で限界を作る言い方をするのは、本当にいい表現の世界を、知らない人だと思う。
アスリートは、原則、試合に勝てれば、そんなこと分ってなくてもいいんだけど。

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ロシアの天才美少女シリーズ、ザギトワ編?

2018-02-22 02:31:08 | Weblog
何でこうも、次々に「天才美少女」を送り出してくるんでしょうかねぇ、ロシアって国は。

フィギュアスケート女子シングルの、1位、ザギトワ嬢。何であんなにかわいいんでしょうねぇ。
試合でも、TV映りでは、生き生きして見えるというか、躍動感たっぷり。
オリンピックでこの舞台度胸。

こんな魅力的で、こんなにも技術が高いのに、何をやっても「白鳥」「ドンキ」の世界を氷上で描いて、違和感のないパーフェクトビューティーな世界。これが現実でなく、漫画ならわかるんだけど。
あれだけ難しいことをやって、失敗しないのがすごい。

羽生結弦は、理知的で、頭脳が都度、コンピュータみたいに計算してで失敗しない印象だけど、今日のザギトワ嬢は、何かもっと動物的なカンや嗅覚で、一瞬きわどい角度でも勢いもあって、転ばないんだなあ、なんて思って見てしまった。

一昔前に、フィギュアスケートじゃないけど、女子体操界のヴィクトリア・コモワちゃん、って(大人になる前の、美少女時代の)驚異的、幻想的なまでに姿も動きもすべて美しい、この世の物とも思えぬ世界を現出した人がいたり。

女子新体操界も色々出たけど、直近では、ヤナ・クドリャフツェワって、やっぱり少女時代は、森の妖精が間違って人間界の試合にでちゃったかのようなひとがいたっけ。

女子フィギュアスケート界、過去にも色々いたけど、つい一回前の、ソチ五輪ですら、唯一無二の存在だった、リプニツカヤとか、・・・天才美少女を上げ出すと、枚挙にいとまがない。(よって、以下略)

そんな中で、ミドルティーンのザギトワ嬢は、作品的には、
繊細でフィギュアを超えた作品を見せたリプニツカヤとか、高度な芸術志向の系統と比べると、ザギトワは、もっと大衆的で、わかりやすい楽しめる演目の系統の人みたい。

バレエも、今まで、同年齢でも、もっと専門的にバレエのトレーニングを積んで出てきた選手は複数いたけど、ザギトワ嬢は、バレエの精度だけなら、まだ伸びしろのある発展段階の人に見えるけれど、それを補って余りある、バレエ風味付けというのか、消化力がある印象。

おっと。フィギュアスケートの世界の中でなら、ザギトワは芸術性、表現力、充分ある、と言っていいと思う。
今のメドベージェワが、ぜんぜん面白くもなんともないので、(あの、大味で大根で中身のない芝居を、表現力呼ばわりしちゃうのが、スポーツジャンルのフィギュアスケートの「表現力」のレベル、なんでしょうね。)

(ところで、長洲未来が、SP振るわず、残念。トリプルアクセルで、キムヨナ~メドベのフィギュア女子の、退屈な路線をぶち破ってくれると嬉しいと思ってる。ジャンプ技術が、男子に後れを取りすぎで。)

一部バレエマニアが、泣いて喜ぶ、「白鳥」(ほんとは映画ブラックスワンだけど)、「ドンキ」をひっさげて、バレエのチュチュ風のコスチュームが似合いすぎ。彼女のドンキのキトリは大好きだけど、今日は、彼女の白鳥も、ちょっと好きになりかけ。

言い出せばきりないけど。

容姿に恵まれているので、今日くらい出来がいいと、眼福。

同じ演目を何回か見た中では、今日の「ブラックスワン」が、素人目には、一番よく見えた。

録画、保存。何度も見てしまいそう。

フリーでも勝つといいな。

・・・・こちらは、羽生選手の時と違って、気軽に楽しんでみている。


古い格言を思い出した。~少女は、完成された悪魔である。~


話は変わるが、宮原知子さんのフリー、楽しみにしてる。


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サビ・・・

2018-02-21 01:28:57 | Weblog
裁量労働制での、間違った説明に関し、首相が謝罪。その件で、厚労省がデータ改ざん?みたいなニュースで。(あれって、古典的”忖度”、よ、ね?)

ここ10年くらいの間に、労働法制関係も、自分らの意識してないうちに、変化が種々あって、うっかりしてると見逃すことが多い。実は私は、働き方改革、裁量労働制の話って、最近までわかってなく、話題に遅れてたんだけど。

ここ10数年の間に、ちょこちょこ、こういう労働法規関係の付け加え、変化の部分、ネーミングが分りにくいのが多いのは、わざと?

だいぶ前に、20代の青年が、飲み会の席で、以前の勤め先の状況を説明した時、「サビザ!」って言ったの。

サービス残業の略語なのね。へ~、今どきはこう言うのか~、と思って。

裁量労働制、分かりにくい名前。
今回の厚労省と首相の騒動見ると、私的には、「要は、サビザ合法化法案、なんじゃね?」ってな。違うのか?

そうまでして、ブラック企業の社長みたいなことを推進したい、財界方面の要求があるんかの?

日本の将来にとって、そういうのって、ためになるのかというと、害になるんじゃないかと思うけど???

そんたく。

それと、働き方改革だか、改悪か知らんけど。何かと、タイトルばっかりみたいで。
この所、昔は専業主婦だったような人々が、扶養内で働きに出てる度合いが増えたような気がする・・・。

そうなってきて、就職状況が悪かった時期に新卒だったりとかで、フルタイムで生活支えるために働いてる独身の若い人には、そういうそんなに働かなくてもいい人たちが来ることで、圧迫されてる部分もあるように見える。

お金の余裕のある人が、もっと余裕を得て、格差が拡大、一層すすみそう。

日本の上の人びとの意向なのかな。

サビザ合法化法案は通りそうな気がする。国を頼らず、自力でやれってことね。

しかし、厚労省は今回、酷すぎる。首相への忖度だから、財界と合わせて、3者が悪いって事か。
選挙で与党圧勝で、完全になめられているわよね。
(あの、小池百合子のせいで・・・色々と面倒な国に。サビザ法案の件も通るのか・・・)



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【羽生結弦、祝・五輪2連覇!】 視ることの意味

2018-02-17 17:15:52 | Weblog
羽生結弦の平昌オリンピック祭り。

終わってみれば「羽生が絶対王者」だったんだけど。そんなこと、全て終わるまで、運命は分らない。

この結末が分るまでは、ひたすら、神頼み、神頼み、神頼み。

「恋する私は、バカである」という言い方があるけれど。いやいや、バカを超えて、愛は第三者的にはクレイジー。

試合終わって思うに、羽生選手は、何もなくても実力で勝った、勝てたかもしれんし、現地の観覧席の応援はともかく、遠くからTV観戦に過ぎない私らが何しようが、結果に関係ないかもしれん。

なあんてことは、リアルタイムでは、考える余裕もなく。

本日も無事お休みが取れ、羽生選手の演技時間は、今日は「観る」余裕なんてなく。

「観る」距離感もなく、
ジャンプの前には手を合わせて、「あああああ、ジャンプがうまく飛べますように!」

って、毎回してますた。毎回、ジャンプのたびに天に祈って念入れて。ああ、神様、どうか絶対失敗しませんように!

本当は、そんなに思わなくても、全然大丈夫だったり、したかもしれんけど。最後の最後まで、緊張した。

全てが無事に終わるまで。

一応、「清明」のあやかしの世界は感じながらは見たけど。でも、やっぱりジャンプミスは勝敗を分けるから、どうしても気が入る)

(いにしえの陰陽師に扮した、羽生の身振り、目に見えぬ魔界を統べる陰陽師の振りには見えるし、ポーズやパも洗練されて、彼を中心とした空間の広がり、結界みたいのを作ってる(?)感じは出てたと思うけど。一度ぱっと手を広げた時、歌舞伎のそういう術めいたパートも(一瞬だけだけど)あったけど。あんまり観察的な目では見てなくって。)

一般的な「観る」意識とは非常に異なった、

一種、「参加してる」ような錯覚感のある、特異な試合観戦体験でした。

「観る」でなく、「視る」かな?

こういう見方の、特異なステージ鑑賞の形もあるんだな、と。

羽生選手と一緒になって一喜一憂、みたいな錯覚感。一緒に闘ってるって言ったら、おこがましすぎるんだけど、

果敢に自己制御し、SPより長いFSを闘う羽生選手を、
見守って、自分も手足を動かしてたり。完全に、一種の参加型。

全然、冷静に見てないので、正確な判断はできない、ただ、成功して達成感だけはあるような見方。

最後に、全てやり切って、高得点で破顔、試合後の解放感から、羽生選手がうれし涙にくれている時、自分も一緒に泣いてましたね。

たぶん、自分と大同小異な試合鑑賞になってる人、各国にいろいろ、いたのでは、ないか?と。

羽生結弦最高!やり遂げられて嬉しい。勝ってよかった。

試合前の練習の時は、見られるだけでも幸せだった。

【羽生結弦に望むこと】無事、ミッション達成!かくなる上は、足とか身体をしっかり休めてね、って、それだけです。

昨日思ったのは、羽生選手の「ミッション達成能力」の高さ、かな。

羽生結弦が羽生結弦で居られて、良かった良かった。

★そういえば、ボーヤン・ジン、演技見事にやり遂げた後、泣いていた。いまできる精一杯を、五輪の大舞台で見せる事。
それぞれ、完ぺきではなくても、ある程度までやれてて、ほんとによかった。

ハビエルは、性格が、五輪で銀メダル以上を取るには、今一つ、金メダルへの執着心がないのかしら?ちょっと惜しかったかも。

やっぱり、羽生が出ると、全体水準が上がる気がする。

★可愛くないことを言うと、FSだけなら、1位は、ネイサン・チェンでした。

羽生の気合い、気迫、類まれなる自己統御力、観客・ファンの思いを吸収しぎりぎりでまとめてきた、不可能を可能にした、まさに清明そのもののような力。

そして、ネイサンのフリー演技。余裕はなかったけど、オリンピックの本来見せるべき世界、世界最高峰のジャンプ技を披露し、破綻なく滑り切り、作品のテーマ性も申し分なかった。

この二つ、オリンピックの試合に相応しい、二つの頂点を見せてくれる演技で、ほんとに良かったです。

(前回、ソチ五輪は、会場のあれこれはともかく、試合内容が、フィギュアは団体戦からスターぞろいで、男子も女子もペアも、見ごたえたっぷりですごすぎたから。

皇帝プルシェンコの大スターの貫禄と試合への拘り。

女優のような演技、表現性と、映画作品の断片のような作品力、キャンドルスピンでの、オリジナリティーある技術力、の唯一無二の天才美少女、メディア発言では兄貴のリプニツカヤ

ペアの芸術、ボロソジャール&トランコフの「仮面舞踏会」は、映画より映画的感動があったり。「ジーザスクライスト・スーパースター」は、下手な演劇の舞台より深くて感動的だったり。

他も色々、TVで多く報じられた浅田真央の復活のFS,8トリプルとか。
女子個人の金メダルのソトニコワの芸術性、総合力、観客から受けて返す力、音楽性とか・・
言い出せば他にも色々。

今回は、団体戦より、羽生が出てきて、ようやくオリンピックらしくなったような。)

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ネイサン・チェンの偉業

2018-02-17 12:10:04 | Weblog
見ましたか?皆さん。

ピョンチャンオリンピック、フィギュアスケート、男子シングルのフリー

ネイサン・チェン!前人未踏の4回転祭り。

今の全世界的にも、彼一人しかできない超高すぎる技術を披露してくれました。

冒頭の最難度4回転ルッツ、次に4回転フリップを2本。トゥループ、サルコー。おおお、どこまでやるの?みたいな。
多種類の4回転ジャンプを5回成功だそうです。史上初。

オリンピック史上に残る名演。
(やはりネイサンは、羽生がいないとダメなのね(?))

前日の惨敗(17位だったって)から、わが目を疑う立て直しっぷり。

少しだけ、あのソチ五輪の浅田真央、8トリプルを思い出したけど、あの時は、浅田さんは、あのくらいやれる技術もメンタルもあったんだろうし、五輪経験者だったし。
昨年までなら、ネイサン、優勝候補最有力位の立ち位置だったのが、怪我休養明けでもないのに第三グループにも入れず、第二グループに転落したネイサンよりは、浅田真央の方が、上下の激しさは緩和されていたような気が。

女子より男子の方が、ジャンプがより厳しい難度で、あの浅田さんよりもっとドラスティックな立て直し復活劇だったと思う。

前日の羽生復活劇も凄すぎた。今日のネイサン復活劇も、信じられないような驚異の変化!
そうなってほしいと思ったけど、きっと無理だと思ってもいた。五輪のヒーローに相応しい、彼本来の演技ができて、信じられないけど、本当に良かった。
フリーの技術では、たぶん彼が最高の演技になりそうな気がするので、たぶん。


後の選手たちも、自分の良さが出せる演技になりますように!


【放送】
上位組でなく、日本人でないネイサンは、録画やハイライトでの紹介が減るかもと懸念してます。

技術的に五輪に最もふさわしいものをフリーで見せたのは、きっとネイサン・チェン、という結果だったなら、順位に限らず、ぜひぜひ羽生と並んで取り上げて、映してほしい選手です。

魅惑の4回転ルッツ。ネイサン・チェンとボーヤン・ジン!(金博洋って、名前だけなら、この人「金」なのね。)この二人も、もっと放送してほしい。

前日の2位、ハビエルなんて、2位で目立つミスもなく、好演だったわりに、3位の宇野よりぜんぜん映してもらえてなく、・・・
やっぱり、優秀な方を映してほしいってのはある。

もっと言えば、フィギュアスケートのペアなんて、自分はTV放送一切見られなかった。演技を放送で映したかどうかもわからんかった。

せめて1位(できれば2位も。)の選手の演技位は、放送でやってほしいもんです。

とりあえず、素晴らしいネイサン・チェンのフリー演技を称えて、さあ、次は羽生ら上位組!

(元々作品としても素晴らしい内容を備えていて、ネイサンはボーヤンよりジャンプ以外の要素も加点が多いっぽいし、
元々、バレエアーティスト系の物は持ってる選手なので、作品としても大いに心揺さぶる、好演で。途中から泣けました。

やっぱり、なんじゃこりゃ、という振付より、こういう方が印象は良いです。

ネイサンの名演が終わった後、次の滑走者・ミーシャ・ジーの選んだ「タイスの瞑想曲」が、思いがけない名演の感動に興奮冷めやらない私の気持ちを優しく包み込み、高揚の後の余韻を味わうベースを作ってくれました。この選手の資質が伝わってくるようでした。

選曲センスも大事!)

【追記:現在試合進行中。 V.ジョウ】

アメリカの10代、V.ジョウもクワド祭り。
曲は「ムーラン・ルージュ」(主人公の、美女に恋した青年を演じてるのかしらね?)
冒頭、4回転ルッツ+3回転のコンビネーション、4回転フリップ、サルコゥ、トゥループと来て、3アクセルに、後半にも4回転ルッツ(これは回転不足と、本田武史解説が言っておられました。)(まだ粗削りで、表現とかでは、ネイサンとかとは大差がつくけど。)

そうこなくっちゃね!やっと、オリンピックらしく乱戦で面白くなってきました。

【ミハイル・コリヤダ】
ロシア人の踊るロックは、自分らには何か違うと思うことの多い私ながら、この頃、コリヤダの踊る今回のフリーのロック演目、プレスリーのも、目が慣れて、結構楽しんでみている自分がいた。「ロシア人がアメリカ人のロックをやるのは感性が違う気がする」と頑固に言い続けたいわたしなのだが。コリヤダのプレスリーになってはいたかな。ネイサンのような驚異的復活劇はなく、以前と同じ個所でのミスがあり、こういう方が普通なのだろうし、ネイサンや、羽生が、いかに基礎力鍛えられているか、超人的かも再認識できる。
やっぱ、難しいよね、ふつうは。

【ミハル・ブレジナ】
完璧とかではないが、前から出てる選手で、なじみかんでつい見てしまう。

さて、勝敗はいかに。

連日推敲無、拙文失敬。


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【羽生結弦 in 平昌五輪 SP】愛を返す演技、そしてボーヤン・ジン!

2018-02-17 02:28:49 | Weblog
たのしい五輪祭り。

【羽生結弦】
リアルタイムでSPの演技を見た時は、今日のは、各国のファンその他から注がれた愛に対して、愛を返す、強い意思を感じた。

絶対に、やりとげる、みたいな思い。

集中と、統御。

ついでに、今日のはショパンじゃなくて、テーマが羽生結弦そのもの、みたいに見えた。(ショパンっぽいのは、何回も見てるから、これはこれで、特別な思いを伝えた演技で良かったと思う。)

終わってから見るのは、ほんとにほっとする。最初見てた時は、3つのジャンプの所、自分も手を合わせて、天に祈ってしまった。
全てこなせて終わって、見ていて涙出た。

明日も無事で!(今日、仕事やすんで、本当に良かった。)

(試合の演技の時間が分りづらく、一方の女子シングルは、録画取るのが大変そう。話は変わるが、ペアなんて、新聞の予定時間通りには放送されてなかったのか、上手く放送されるタイミングを捕まえて観る事が出来なかった。)

(おまけ)
客席とか、行列のファンとか、TVに映ってて、日本人女性も、韓国の女の子たちも、観覧席で皆、羽生選手を応援してたのかな~、と思うと、微笑ましい。羽生観て世界平和に貢献(?)

【ボーヤン・ジン!】
上位者のうち、唯一、4回転ルッツを綺麗に成功させ、他の大技もミスなし。安心して見ていられる安定感。

ネイサンとかコリヤダとか、(パトリック・チャンも)ジャンプミスが出てるので、ここで、安定して全て決める人が出て、溜飲の下がる思い。

集中と統御で勝ちを引き寄せた羽生の理知的な試合運びに比べ、自然体で調子良さそうで、見ている方も胸のすくスーパージャンプ技術。順位が4位で意外に思った。冷静な目で後から見たら、確かにジャンプ着氷後の流れとか、スケーティング技術とか、細かい所見れば、そうなのかなとは思ったが。

絵本の挿絵から抜け出たような、独特のチャームがあって、氷上でステップとかやってると、可愛らしく見える人。そのため、自分主観では、スケーティング技術がまだ伸びしろあるとか、そういう部分を自然体の全身から滲む愛嬌で補って見える。
(素は気の強い人かもだけど。)

【ネイサン・…】
お気の毒です・・・・。こんなこともあるのね。
壊滅的なジャンプミスの中でも、

でもでも、私、それでもやっぱりネイサンのステップとか、バレエのコンテ作品を見てるような表現の部分は、好きだなあと思って見た。団体に出たのは仇だったみたい(?)世界ナンバー1ジャンパーにして、表現力、音楽性、ステップワークの粋など魅力満載の金メダル最有力候補だっただけに。絶不調がおいたわしくておいたわしくて・・・。

フリーもおいそれと立て直しにくそうだけど。「小さな村の小さなダンサー」は、映画のような内容を持ってる作品で、彼の分身のような作品に見える佳品。これを踊ってる時、じゃなかった、滑ってる時のネイサンも凄く好きだから、あの表現だけは、忘れずに出してほしい。

羽生は実力とはいっても。
彼以外は、普通は調子の波ってあるのかいな?と思うし、ピークを五輪にもってこれた(?)かも、な、ボーヤンは良かったけど、

一生に一度とか二度とかの夢舞台、五輪という大舞台なのに、今までの絶好調演技が嘘のようにミス重なるネイサンが、気の毒でならない。昨日の君は、誰よりも輝いていたのに。

他も、ジュニアの元チャンピオンの人と、5位のアリエフ、4回転ルッツ成功にはドキッとした。ああ、心臓に悪いルッツ。

「団体」って。ど~なんか。
フルで出た選手は不利になるみたいで、ボーヤンみたいに、出ない方が調整しやすいのかな??

【元選手たちの解説、コメント】
多彩に、複数の元フィギュアスケート選手が、羽生選手らの演技についてコメントしてて、興味深かった中で、特に小塚崇彦氏のが、自分的には聞いてて参考になるというのか、好印象だった。他の人のも、それぞれ面白かった。これだけ多彩に元選手がコメントで出るのも初めて見た。

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