年始恒例、ウィーン・フィルのコンサートのTV中継。
今年はバレンボイム指揮。この人が、ギエム、シカゴ響と共演(?)したのも、いまや昔話。
さて、中間にちょこっと入る、舞踊シーンについてだけ、覚え書きを。
バレエ:ウィーン国立バレエ団
振付:アシュリー・ペイジ
衣装:ヴィヴィアン・ウェストウッド
1
ランナー作曲のワルツ、「ロマンティックな人々」に乗って、ドレスの女性とエスコートする男性の、5組のペアが優雅に踊った。
場所:ウィーンのリヒテンシュタイン宮殿。金や白の贅沢な装飾がふんだんある空間も、主役の一つ。そんなに難しい踊りじゃないけど、衣装も目の保養で楽しく見れる。
ドレスの縫製つい見ちゃうこともあって、私的には、男性は女性のオマケな感じ。男性は多少頑張って踊ってたけど。
2
バレエ音楽「シルヴィア」から「ピチカーティ・ポルカ」(レオ・ドリーブ作曲)
同じバレエ団、同じ衣装デザイナーでも、こちらは男性はキルトで、布はチェック柄。 ベレー帽もあり。ダンスもユーモラスな振付。メイクも凝って遊んでて、TV放送だとメイクまで分るので、そこは良かった。衣装がカラフルなせいか、選ばれた場所は、白い空間なのが印象に残った。
3おまけで、バレエでなく、最後は、社交ダンスのワルツの男女ペアが室内で踊り、やがて演奏してるホールの客席側へやってきて、くるくる廻って踊る、というもの。狭そうな空間をよく行ったなと思った。
このダンスは、バレエの人より、たぶん上手で、軽快で見とれた。欲を言えば、女性が、ややおばさん気味?。バレエの女性の方が、若かったかな?
社交ダンスの方じゃなくて、バレエの方は、バレエ団の中でも大バレエ団の人たちではないけど、そ~~んなに超のつくテクじゃなくても、このくらいで華やかに面白く見れる。
ストーリーは、恋する男女の戯れみたいなもんだけど、音楽、舞踊もさることながら、舞踊の背景の、宮殿の贅を尽くした内装や衣装と調和して、いい感じで見れる。
踊りや衣装に合わせて、宮殿の中の合った場所を選んで撮影してるようで、その辺が良かったかも。
昔はマラーホフとか、ルグリとか、セミオノワとか・・色々出たわね~と思うけど。
今年は今年で良かった、かも。
さて。新春のキエフ・バレエ公演は、デートが入って、行けなくなった。
それにしても、正月にも来て踊ってくれるって、えらい。
友人には、相手とバレエに行けばいいのに、と言われるが、いや、いや、バレエって、やっぱり少数派の見るもんなのよね~。ピンと来ない人には圏外っぽい。
Kバレエが、TVドラマに出る模様で、それと紅白にチラ出演してた(郷のバック)のも、きっと、バレエ見る層を広げようという戦略なのでしょうけど。
毎度つまんない話で、すいませんねぇ。アクセスがやや多いので、後日、少しは配慮しようかと・・・?(何で増えたんか??)