売れているそうな。光文社文庫で5巻くらい。
でも、昔からある新潮社文庫だと、3巻だった。新潮社の方が安い。
亀山先生の5巻目の「おまけ」がたいそう興味深いので、それだけ買って、あとは図書館で借りようか、とか、散々迷って本屋で時間を潰してしまった。
今の大学生あたり向けのマーケティングだと、「売れる」事はとっても大事なんだろうけど、ブームと言われると、
「でも、どんな読まれ方をされているの?」と考えてしまう。
どんなに面白い小説でも、どんなに優れた小説でも、
読み手が、「じぶんの身に引き付けて読む」か、「他人事として、単なる『お話』として読む」かによって、結局小説の機能や効能は、違ってきてしまうと思う。
『カラマーゾフ・・』のとなりに、『悪霊』があった。ネチャーエフ事件を題材にしたこの話が、今思えば、今も新鮮さというか、現代でも、その深刻さは全然損なわれていないと、ふっと思った。
「カラマーゾフ」話に戻ると、父殺しの話、亀山先生の「こだわり」は、面白そうなので、眼精疲労を気にしないですむ時に、忘れずに読もうと思った。ドライアイとの戦いが、この頃キツイ。
寒い!
でも、昔からある新潮社文庫だと、3巻だった。新潮社の方が安い。
亀山先生の5巻目の「おまけ」がたいそう興味深いので、それだけ買って、あとは図書館で借りようか、とか、散々迷って本屋で時間を潰してしまった。
今の大学生あたり向けのマーケティングだと、「売れる」事はとっても大事なんだろうけど、ブームと言われると、
「でも、どんな読まれ方をされているの?」と考えてしまう。
どんなに面白い小説でも、どんなに優れた小説でも、
読み手が、「じぶんの身に引き付けて読む」か、「他人事として、単なる『お話』として読む」かによって、結局小説の機能や効能は、違ってきてしまうと思う。
『カラマーゾフ・・』のとなりに、『悪霊』があった。ネチャーエフ事件を題材にしたこの話が、今思えば、今も新鮮さというか、現代でも、その深刻さは全然損なわれていないと、ふっと思った。
「カラマーゾフ」話に戻ると、父殺しの話、亀山先生の「こだわり」は、面白そうなので、眼精疲労を気にしないですむ時に、忘れずに読もうと思った。ドライアイとの戦いが、この頃キツイ。
寒い!