懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

華麗なる一族

2007-02-27 23:29:33 | Weblog
旧来のキムタクドラマを越えたキムタクドラマで、飽きさせないし、面白い。これだけなかだるみもなく毎度面白いドラマってこの頃珍しいような、ああ、その気になればつくれたのかと言う気もするけれど、原作がしっかりしてるせいもあるんだろか。でも過去の作品で過去の時代を扱いながら、古臭さを感じさせたのは初回くらいだったから、やっぱり今のスタッフの力なんだろうか。

それにしても、エロい親子で、昔の日本ってあんなだったのか・・???

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NHKドラマ「ハゲタカ」

2007-02-17 23:24:33 | Weblog
なんか面白かったです。キムタク「華麗なる一族」が「今までの木村ドラマ」を超えて、経済、社会を振り返るドラマとしても見られ、軽い娯楽としても楽しめるものになってるせいか、さらに近過去の経済モノ ドラマを興味深く見られる土壌作りに貢献したのかもしれない。

実の所、当時「ハゲタカ」な商売の男性とお話したことがあり、利益の出る商売めいたことを言っていて、リアルは話を思い出してしまいました。

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「スーパーバレエレッスン」ロミオとジュリエット

2007-02-05 23:55:22 | Weblog
どうやら、古典よりアダージョが難しいらしいと今更ながら気づく。
いつもプロダンサーによる「完成品」ばかり見ていると意識しないのだけど。
ルグリ先生、うまく出来ない生徒にお怒りです。
いままでずいぶん優しい先生のようで、「?」と思っていたけれど。
自分が怒られてるんじゃないのにハラハラした。
注意されて直せる生徒が偉いと思ってしまう。

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「華麗なる一族」第4回

2007-02-05 23:49:14 | Weblog
中だるみしない台本。
とりあえず、普通に面白い。
キムタクも北大路欣也も、芝居初回より「入った」感じ。

あの大仰な音楽で北大路扮する父・大介が、思いっきり「日本人的悲劇モード」に。

でも、フランス革命後の政治家フーシエの話なんかみていると、もっと読む側がドライな気持ちで、「裏切りは政治の常道」の流れを見ていることに気づく。

台本、演出、そして欣也さんの「芝居」のカラーが「日本人的じめじめ決断劇」に見せてるのかな。目がウルウル欣也芝居。内容的にも主役は、やっぱこっちにも見える。

ところで、ギャツビーのCM,キムタクより前の人(本木)のぶっとんだのが、今思えばよかった気が、半分する。近所の薬屋でこれが流れた時は引いたけど。

キムタクは、思えばJRAのCM,毎度ギャルと一緒にノリノリ踊りのが、良かった。

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アナニアシヴィリ、ウヴァーロフ「ドン・キホーテ」

2007-02-04 21:01:07 | Weblog
ハイ、8年前に見ておりますです。
(やっと「懐かしのバレエ」的話題に)

知人言うに、”この夏、もっとも期待できるバレエ公演”だそうな。
(し、しかし「グルジアバレエ」だが。あ、でもここは、コールドの水準は悪くないです。
脇役の演技まではどうかわかりませんが。
ま、ニーナ・アナニアシヴィリにボリショイのウヴァーロフがついてくれば、これだけで充分元はとれる。)

ジャパンアーツのブログに、ニーナとウヴァーロフが一緒にジャンプしてる写真がアップされていた!
ああ~、これを、これを見るとね~、スゴク良く見える。

確かにこの二人が一緒にジャンプした時の胸のすくような爽快感は類例を見ないかも。ジャンパーのウヴァーロフについてこれるニーナは、昔、女性の中でもっとも男性的な豪快なジャンプを跳ぶバレリーナだった。

「貴公子」と言われるアンドレイ・ウヴァーロフ、バジルでは一転してイケイケ、ノリノリで出てくる。あのノリが好き。

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衛星第2放映 ル・リッシュ「カルメン」「若者と死」

2007-02-04 20:46:52 | Weblog
最近見たバレエのテレビ放映の中で、個人的にはピカ一だった。
ニコラ・ル・リッシュというと若いときはパリ・オペラ座のイケメン 若手エトワールの印象が強く、楽屋裏で女の子たちに囲まれている光景や、年上のプリマたちが楽しそうに踊ってる姿を思い出す。
世界フェスのギエムとのコンビも、「アパルトマン」では作品をよく表現してるのはもっぱらプリマの方で、ニコラは彼女にとってのいい相手役、という以上の印象はなかった。
世界フェスでニコラが踊ったマクミラン振付、チェーホフ原作「3人姉妹」に至っては、知人のニコラのファンが、「いったいあの作品をいままで踊ったことあるのかしら?」と言っていた位、役を表現するにはいまひとつ。彼はスター性の勝った人かと思った時もある。
演技的には、パッションを表現できる人と思っていた。今回はそれ以上に繊細な表現を見ることが出来た。

今回のテレビ放送分は、よく出来ていた。こういう舞台を放映してもらえるダンサーは幸せだと思う。コンデションのよくない舞台を放映されるダンサーもいる。

プティ版「カルメン」全幕。パリ・オペラ座公演は、やはりプティのバレエ団のそれとは細部の印象が違う。ニコラは、私生活上のパートナー、クレール・マリ・オスタを得て、ギエムとのコンビ以上に繊細な表現で魅せた。

ニコラ・ル・リッシュの表現は素晴らしかったと思う。
踊りも、同じ衛星放送で見たプティ振付「スペードの女王」のニコライ・ツィスカリーゼと比較すると、ル・リッシュの高いジャンプや踊りの気品、安定感には感心させられてしまった。

「ハンサムでかっこいいニコラ」、アイドルのニコラでなく、芸術家としてのニコラ・ル・リッシュを、ここまで存分に見ることが出来たのは、自分にははじめてだった。(パリまで見に行ってるわけじゃないから。見てるのは所詮氷山の一角)

やはり「アイドル」だけでは本音は物足りない。
今時は皆、「顔」「顔」というから、人には調子を合わせていても、本当は、いい芸術表現に出あいたいんだなと、こういう時、自分の本心がわかる。

この版を以前他のダンサーで見たときほど、音楽は聞こえてこなかった。昔興味深く見たプティ版は、今回は色あせて見えた。

「若者と死」は撮影、顔がわりとアップでしたわな~。
「ダンスマガジン」その他、日本のバレエマスコミの姿勢も、バレエファンのミーハー化に一役買ってる気がした。
作品の細かい意味など考えさせられながら見た。バレエ関係書籍のそういう解説は、思えば少なすぎる気がする。



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