懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

スーパーバレエ レッスン「ロメオとジュリエット」

2007-01-27 13:37:30 | Weblog
友人の中で録画してみてるのは私だけ。

「ジゼル」「眠り」は普通に見られたのに、「ロメオとジュリエット」になると、

音楽が鳴り出すと、過去の名舞台の感動がフラッシュバックして、泣けてきて、

「レッスン」がちゃんと見られない。(困)

ルグリはロミオよりも別の役のほうが感動した。体育会系のにーちゃん、という印

象の人だった。今のバレエファンが誰でも知ってるダンサー、公演も見たが、

吉田都、ムハメドフのマクミラン版「ロメオとジュリエット」なんていうのも見

た。

泣けたのは若い時のアンドレイ・ウヴァーロフのロミオ、イレク・ムハメドフのロ

ミオ・・。音楽を聴くだけで感動がフラッシュバックしてしまった。

名演の効果とはこんなもんなのか・・・。

テレビの方は、モダンバレエの放映が楽しみ。


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「華麗なる一族」第二回

2007-01-27 13:26:08 | Weblog
銀行や製造業関係のドラマとしては面白かった。

でも、第二回は、「エロい、エロすぎる怪しい館」のお話が、アッパレちゅうか。

財閥・万俵邸が、「怪しい館」になってしまった。

視聴率あがりそう。鈴木京香は、以前より年をとってるのに以前よりずっときれい

にみえる。

キムタクはつまんない知人OLたちの話の暇つぶしの種にされててかわいそうだっ

た。(「キムタクもそんなにかっこよくないわねえ」と言われていたが、そういう

自分はどーなんだ!とつっこみたくなる。)

さすがに恋人と仲を裂かれた時の瞳がうるんでるのは、ちょっとぐっときた。ま、

これがなきゃ役者としては終わり、というくらいのシーンだけど。

贅沢にできてるドラマです。凡庸な感想ですいません。


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ドラマ「華麗なる一族」第一回

2007-01-17 15:12:32 | Weblog
テレビドラマって、ながら族で見ることが半分あるけれど、このドラマは、部分を片手間に見たのと、後で録画したのを全部見たのでは印象が違った。

俳優木村拓也を見るドラマ仕立てになってはいるけれど、むしろキムタクのネームバリューを借りて成立した制作費それなりにかかってそうなこのドラマ、全体が好意的に見れば面白い。

キムタクがらみの場面、祖父に似てるだの(伏線あるけど)の証明の鯉だの絵だののエピソードが稚拙に見えることは脳内消去し、持ち上げられるわりに彼が企業社会でそれなりの地位を築いてる気鋭のやり手にみえにくいことは捨象して、好意的な目で全体を見直すと、台本の一部はよく出来ていると思う。

私的に、金融の仕事をしていたので、「昔日の金融界」そしてバブル崩壊、金融再再々編の動きなども見てきてはいたので、いささか苦い想いも含め、経済発展、経済の変動と、世の人々の意識の変化について妙に感慨を持ってしまった。

モデルとなった企業はこのあたりだなと想定しながら、かつての日本の基幹産業の重さなど想像できるだけに面白かった。その話を知らない人たちには、また別の視点で楽しめるようにできているのだろう。

敗戦後の復興から、一部の企業家がものづくりに燃えた時代、日本人が希望を持って生きた時代のこと。神話や幻想がいろいろ生きていた時代だと思う。日本に成長神話があった時代。今後の長期経済見通しでは、少子化その他の影響で深刻な労働人口不足になることから、このままいくと他のアジア諸国に追い抜かれるんだかなんだか、正月ごろの番組で有難くない話をやっていた。そんなときにこういう話を見せられると、う~ん、と考えてしまう。これから社会人になる層だって、純情さは鳴りを潜め、計算高さや現実的な面が目立つ。

若者が悪いということでなく、社会性の反映を強く感じる。
それにしても「ゆとり教育」やった過去の文部科学省のトップとか、引責ってないのかと思う。

ドラマを見ながら、自分で勝手に、ただの回顧でなく、今の時代の複雑さを知る視点から、かつての熱い時代を照射すると感慨深かった。

キムタクは、もはや芝居がうまいとかまずいとか言う立場のひとではないと感じた。重役には見えないが、彼のスター性によってこのドラマの企画が統括される。
いわゆる「演技力」などより、そのほうが今のご時勢では大事なのだろう。
彼だけでなく、周囲もまた、キムタクのブランドイメージを手放す必要などないのだと悟った。役者志向なら気の毒な立場の人だということになるが、なまじな「巧い役者」より上の立場を持ってる人だから、彼はこれでいいのかもしれない。
狭く彼自身の「演技」などより、彼によって、大きな企画も成り立つのだから。

芝居で言うなら、「その場に居る」リアクションのレベルは中の上クラス、重役らしさはあまりないと思うんだけど。銀行に巨額融資を頼むのに、(台本も悪いけど)ああいう交渉の仕方はしないと思うけど。ま、いっかという感じ。

それにしても昔の銀行本店の朝のシーンには、苦く懐かしいものを感じた。
業界を問わず、「業界再編」、コスト削減の方向性の中、人は減り、昔日の権威は今は何かに取って代わられているからだ。効率化の波の中、トップが皆を睥睨するような、始業前の重々しい雰囲気などは、今はないと思う。

「愛人」にも時代の差を感じた。山崎豊子原作がヒットしたころは、頭取や政治家はともかく、一般人の「愛人を持つ男」にたいする嫌悪感はとても強かったのだと思う。主人公の妻役の語る「愛人への嫌悪感」が、今の時代はもっと薄れた気がする。

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木村拓也「華麗なる一族」

2007-01-09 11:40:26 | Weblog
新作についてのインタビューでなかなか良いことを言っていた。

「役作りについてどうか」質問されて、
「”役作り”と言ってしまうと、作り事っぽくなってしまうと思うから」「まず、”その場に居る”ことからはじめたい」
というような発言だった。

そう、いい役者はみんなそう思ってるんだよね。

ブログタイトル「懐かしのバレエ」から話題が離れてしまったが、
昨年、「近年ロイヤルバレエのファンになった」バレエファンの方とお話していて、「演技」についての話でちょっと考えてしまったことを、このキムタク発言で思い出した。

どうも、一部のバレエのファンの人、或いは批評の書き手たちが「演技」といってるものは、私にとっては大した演技じゃないような気がしている。
予定調和の段取りの芝居、考えた決め事をなぞるようなものを本当の「演技」して高い評価はしがたい。あるいは、自分自身をみつめることなくして本当の演技もないと思っている。役と自己の間を埋めていく作業も本当の演技をするプロセスになるはず。

表現の受けてにも送り手にも地続きでない絵空事なら、そういう「作り事」を上手に演じたか、下手に演じたかを査定するような目で見てる観客の見方が一部にあると感じているけれど、そういうものは、私にはどうでもいいもののように思える。

「今」の自分を触発してくれる演技と、出会っていきたい、と思いながら客席に居る。アレッサンドラ・フェリは特に好きでも嫌いでもないプリマだが、このブログで以前書いたフェリのベラ役へのアプローチなどは、そのような意味で興味深かった。たとえば何か考えさせてくれたり、感じさせてくれる演技が好きだ。

木村拓也に話を戻すと、昔はいい役者さんだったけれど、「俳優」とは難しいもので、いい状態をキープするのは難しいときもあるらしい。
「抱かれたい男NO.1」扱いでずっときて、やはり「トップアイドル」がいい役者であり続けるのはきっととても困難なのだろうと思う。
ここらでまた「役者・キムタク」が見られたらいいんだけど。作品は経済モノとしては内容が古い。

ジャニーズは良い役者さんが多いけど、一方で長瀬智也なんかは、木村拓也と違い、「いい役者であり続けてる」タレントだと思う。「トップアイドル」でいるか、「役者」でいるか。二者択一になってる気がする。
コメント (1)
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里中満智子「天上の虹」

2007-01-09 11:09:53 | Weblog
日本史少女漫画の傑作。19巻まで出て、しかしっっ、
なかなか次が出ない!!!
さらら女王を描いた「天上の虹」これだけでなく、この近辺の時代を描いた関連時代漫画が全て面白い。
「長屋王残照記」、そして孝謙天皇モノの佳品「女帝の手記」。

共通するのは政治、政治家についての考え方。これが面白い。
一筋縄ではいかない藤原不比等もそうだか、考えてみると、脇役でも「女帝の手記」のヒロインの母「光明皇后」など、なかなかのくわせものぶりで、ああいう、政治家な女性たちを見ていると、映画「大奥」なんてどうでもよくなってくるかもしれない。

政治家な女性像を描いた少女マンガでは、もう一作、池田理代子「女帝エカテリーナ」がある。愛人を多く作りながら政治家としては溺れず自己のスタンスを守り続けるさまは、これも興味深い。
が、この池田理代子作品で政治ドラマとして面白いのは「ナポレオン」の方。この人は「男性を描く」作家というか、本質的には男性に興味の強い女性なのだと思う。他の少女マンガ作家に比べて。

「大奥」は政治の面白さにはまる女性、という視点が欠落しており、純愛モノとしてはいま3で、そこが痛いとこかも。

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「パッチギ!」と塩谷瞬

2007-01-06 01:25:02 | Weblog
一昨年の年末は良かった。「パッチギ!」DVDで、塩谷瞬扮する主人公の純情青年がラスト熱唱する「イムジン河」のところを何度もリプレイしていた。シオシュンの歌う「イムジン河」が一番素晴らしい!と一年たった今でも思ってる。同じ歌を歌うプロ歌手たちと比べ、きっと誰よりも下手なのだろうけど。

何度もダメ出しされた演技だったらしい。(監督の巧さが引き出したえんぎだったのだろうけど、やっぱりあの手垢にまみれてない感じは彼にしか出せまい。)そんなこと全然判らない迫真の演技だった。巧いとか下手とかを超えて、あんな風に熱く胸を打つ自分を投げ出すような演技にまた出会いたい。シオシュン、また良い役をもらってほしいな。映画祭まで顔を拝みにいってしまった。自分の言葉を持った好青年だった。

それにしても、一方の沢尻エリカが一年たって・・随分な変貌ではある。
「パッチギ!」のビデオ、DVDのカバーの写真のころが、一番可愛かったと思う。

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映画「大奥」

2007-01-06 01:12:39 | Weblog
西島秀俊が生島役(大奥総取締りをたらし込む役者)で出てるのよね。彼の評判(?)は例によっていつも通り。(いまいち、が6ぶでいいという意見が2ぶ、くらいでしょうか)テレビ番組の関係者がスタッフみたいだから内容期待しちゃいけないかもしれないが。暇があったら行こうかな。
西島秀俊はときおり面白い演技する役者さんなのだけど、出てる映画郡が微妙すぎて。それに女の子のファンがマンセーがすぎるのもなんかあれで、見なくなったのだけど。
なまじいかにもテレビ的なイケメン色男よりも、展開はまれば女がアホな道の踏み外し方する相手の男としては、説得力あるとは思う。たとえばテレビ的には今の時代だと「北村一輝」あたりだとすると、そういうテレビ的でわかりやすい男より、西島みたいな男の方が、まわりが「何で?!」といいそうな思いがけない展開があっても不思議ない雰囲気はあると思う。娯楽としてフィクションとしてどっちが楽しめるかは別として。

逆に「愛の流刑地」なんかは「豊エツ」と聞いて、なんか萎えるんだな~。
ただの「上手な芝居」を見せられそうで。もちろん原作の渡辺淳一が「終わってる」というのはあるけれど。
表面的にえろっぽい芝居をどれだけ派手にやるかというのと、想像力を刺激するのって違うと思うんだけど。
虚実皮膜。

あっ、俳優・西島秀俊の最高傑作はやっぱり黒澤清監督「ニンゲン合格」(下手なタイトルだな)だという一般的見解に異論ない。(我ながら凡庸な意見)

仲間ゆきえは大河主役やって芝居前より悪くなったと思うけど、それが「役者」の難しいとこなのかもしれない。大河の脇役で宮沢りえと共演で一人の男を想いあう女性を演じていた時は良かった。

「大奥」の話に戻すと、「政治」の話にするのか、純愛の話にするのか、焦点がぼければつまらないかもしれない。「政治」の話を魅力的に書いたのは、漫画だけど、里中満知子の「天上の虹」からの一連のシリーズで、「大奥」のスタッフの発想よりも、この里中氏の発想を使って歴史物を面白くドラマ化したらいいんじゃないかと思ってしまう。

「光明氏」の話なんか「大奥」話をはるかにしのいでる。(聖女扱いされているが、権力者の男性と関係を持ち、しかも政治を心得ていて、女としての私事と公の政治家としての立場を混同しない。)少女マンガ好きの層にしか受けないか。


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ストレス福袋

2007-01-06 00:37:45 | Weblog
3日に売れ残りの福袋を買ってしまった自分。去年の仕事疲れのせいにしよう。

いらない福が、いや服がいっぱい・・・。

残り物には福はない!

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今更ジャニーズカウントダウンのこと

2007-01-06 00:34:26 | Weblog
もう明けて5日過ぎ。なのに年末の話。

一昨年は紅白が面白くなくて、借りてきた映画「パッチギ!」DVDの沢尻エリカ

嬢と塩谷瞬演じる恋愛シーンを見て、(和製ロミオとジュリエットって奴)塩瞬の

「イムジン河」熱唱を紅白の代わりにして、そしてそして、紅白よりなんぼか楽し

いテレビ番組「ジャニーズカウントダウンコンサート」を見てめでたく年の瀬を閉

めることが出来た。

なのになのに。去年。06年の「ジャニーズカウントダウンコンサート」って・・。

いたしかたないこととはいえ、おとこ組岡本健一君はもう出ないのね。(あの曲好

きだったのに)光ゲンジなんてもうおよびじゃないのね。てな感じ。

んで、マッチはいいんだけど。森光子。ビミョーで済む存在とは思いがたい。

ヒガシもだんだんじゃまくさく思えてくる。

ジャニーズ。最近売り出しの子より少し前までの方が顔良くない?


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福袋の誘惑

2007-01-03 11:08:18 | Weblog
1月2日にデパートあたりをうろうろすると・・・。

全く買う気のなかったはずの「福袋」に目が留まってしまう。

狙ってる人は一番おいしいとこを朝一にゲットしてるのだが。

それでも人が買ってると、・・・気になる。

洋服、小物で「5000円で6万相当のものが入ってます」なんていわれると買おうか

と考える単純な心理。

陳列してある服を自分に合わせてみて、やっと冷静に。

{似合わないかも・・・}

帰りに福袋らしきものを持ってる人を何人も見かけた。

狙ってゲットする福袋以外は、空けてみるときの「ワクワク、ドキドキ感」自体が

楽しいのかもしれない。

だ~~~!


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