懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

米・宇高官会談、30日停戦案の茶番

2025-03-13 04:31:11 | Weblog
こないだの、米大統領とゼレンスキー会談で、ゼレンが40分持ったけど、残り10分でおかしくなっちゃって、トランプ大統領とゼレンスキーが口ゲンカして、駐米ウクライナ大使の女性とアドバイザーが泣いて、最後は、ゼレンスキーと大使とアドバイザーが、蹴り退出させられた、という顛末、その背景について、直後に出た毎日新聞の記事を読んだら・・・・、

ゼレンスキー政権内部は、一枚岩ではないんではないかなあ、と自分は思った。
あの時は、何泣いてんだ?と思った駐米ウクライナ大使だけど、実はもう、根回しは出来てて、高官協議でレアアースの契約について合意内諾は取れてて、あの会談に、あの大使らはきっと骨おった口で、ゼレンスキーはその上に乗っかってるだけで、あとはもう、あの場であの契約にサインして終わる、はずだった。

マルカーエワだっけ、あの駐米大使の女性は、きっとゼレンスキーより頭も良いし、それなりに仕事のできる人だったりしたのかもしれなくて、とりもなおさず、ここで米国と関係を結んで停戦に動き出せれば、と言う流れだった、のでしょう、おそらく。

彼女と、新聞に書いてあったアドバイザー(?これ、誰か分かりませんが、イェルマーク長官の事だったら、アドバイザーとは書かないような気がするし・・・未確認)
とか、下の人は、もう、ここで停戦に向けて米国の支援を得て動き出す、米国の希望する契約も調印する、と思ってたと思う。

でも、ゼレンスキーは、同じ心ではなかったんでしょうね。
彼は、日本の報道では出てこないんだけど、その前に、レアアースよりもウクライナ国内に良いのがあると言われてる、チタン等の、つまりトランプ氏よりも好条件の密約を、あの、英国スターマー党首と取り交わしてる。

そして、その時、アメリカとの方は、締結するなとか、ロシアと停戦するな、継戦しろとか、そういう話になってたりしたかな?

ゼレンスキーは、今回、どう見ても完全に,二心がある。
ウクライナの下の人たちとは、心が違う、ように見える。
(現在の最側近、イェルマーク長官は、ゼレンスキーと同心だと思う)
どう見ても、泣いたマルカーエワ駐米大使は、ほんとに停戦協議する気でいたと思う。

やっとレアアースの件が締結になり、米国の後ろ盾を得て、停戦協議に進めると、彼女は思ってたのが、ゼレンがぶっ壊れて大げんかになって、彼女的には「なぜ、こんなことに」「こんなはずではなかった」「今までの苦労が水の泡」みたいな気持ちになってやりきれなすぎて泣いた、野ではないかと。それなら、泣く気持ちもわかるし。

ゼレンスキーは、停戦する気、ないですよ。
2022年、露大統領と停戦の約束したら、イギリス首相が怒って駆け付けて、あめとムチでウクライナ・キーウ政権のゼレンスキーに。停戦の約束を反故にさせた、

その時と同じパターンになるのではないかと、自分は考えてます。

(だから、ほんとは、ウクライナの立場に立てば、ゼレンスキーを外して、今回の下の人たちみたいな、もっと普通の政府高官やれる人と、もっと普通の停戦協定やればいいんですよ。ウクライナはもう、そういうの無理なのかもしれないけど、筋論としてはそうです。)

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ゼレンスキーの後ろには、戦争屋がついてる。彼は世界のご主人様勢力の傀儡だから、どうあっても、本当は停戦したくない、継戦したい勢力が、ミンスク2の時、メルケル元首相が「私たちはロシアを、騙していたのだ!(ウクライナ・キエフのクーデター政権側と内戦してたウクライナ東部ドンバス側を、停戦にする、と嘘ついて、ほんとは弱いキエフ政権側の軍備増強の時間稼ぎをしたのだ)」と、白状したように、今回もまた、30日停戦なんて、訳わかめな事言い出して、一回休み入れて、疲弊したウクライナ軍を立て直して,また再度、戦争再開する気でいる。

メルケルの言を聞けば、間違いない!!!
騙されてますよ!トランプ氏!!!

(ウクライナは、ゼレンスキーは既に、外国のエージェント(代理人)であって、ウクライナ自体の利益をちゃんと考える存在ではない、という事を理解した方がいいと思います。

彼は、もう2022年、イギリスの要請で和平の約束を反故にした時から、イギリスの諜報機関・MI6の警護がついてるとか、言われてて、証拠の写真も出回ってたりします。

そして、ご多分に漏れず、ウクライナの財産を外資に売り渡すことを、2022年の戦争以来、ずっとやってきてる。ウクライナの農地の大半は外資に買われてるとか、それに、マイク・ポンぺオ(かつての米高官)や、ハンターバイデンなど、米国人がウクライナの基幹産業の役員になってたりとか、おやおや?と思う事実は多くある。

ウクライナ支援金の使途も、疑惑が取りざたされてる。ユダヤ人のゼレンスキーは英国の傀儡であって、真にウクライナの利益を考えられる人物ではないのでは、という事は、だいぶ前から言われています。
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【サウジの米宇高官会談】
事前には、レアアースの頓挫した契約を締結するはずが…???今回、それをしてないって???

思うに、ゼレンスキーは、この契約も伸ばし伸ばし、先送りにして、最後はやらないつもりだったりするんじゃないかな?

そして、代わりに、
「30日間の停戦」って、何?!バカじゃないの!?
いや~、ニュース見てる我々を、さんざん愚弄してくれます、嘘つきTV。

30日停戦したら、31日目に戦争再開で爆撃できるじゃんか!!あほか。
そんなの全然停戦協議になってないジャマイカ。

2022年春の、ゼレンスキーが約束破った時の、停戦案は、良かったですよ。
あのまま、あれで行けば、ウクライナはこんな酷い事にはならなかったのに!!。

あの時の停戦案は、この紛争後の、ウクライナの安全保障について、非常に細かく様々な取り決めを配したものだった。安全保障をそれなりに考えたものだった。
それが今回のって、ただの「30日の停戦」だけ。そんなの駄目に決まってるだろ!!バカにしやがって。

ウクライナ高官の、下の人は、ウクライナを平和にしたいと思ってるかもしれない。
でも、ゼレンスキーはそんなこと考えてないよ!!!騙されてはダメ。
それに、トランプ氏との約束予定のレアアースの件も、実はぐずぐず引っ張って、やらないつもりか、やっても中身が米側に利益がないような物とか、悪党ゼレンの裏切りが隠されてると見た。

ゼレンスキーは、トランプ大統領も、プーチン大統領も、欺き、裏切るつもりでいる!
確証がある。間違いないと思う。

(ウクライナの真の和平は、ゼレンスキー抜きでしか、考えられない。ウクライナの事は、ユダヤ人でなくウクライナ人が決めれば、って、とりあえず、思う。)

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・まず、今、状況として、ロシアが大勝し、ウクライナが大敗してる。
・ゼレンスキーは、直前に、シルスキー総司令官に、「クルスクを死守せよ!手放した領土は奪還せよ!」といつもの無茶振りをした。にもかかわらず、その後、ウクライナはクルスクを取り返すどころか、ますます明け渡し、ウクライナ兵は敗走してる報が新たに入ってきてる(日本のオールドメディアでさえ、それを報じてる位の状況)
・スジャが陥落したって聞いた。
・そして、昨日かその前、ロシアの、あっと驚く奇襲作戦が成功し、ウクライナのプロパガンダTVのはずのTBSその他のTV局のニュースで、この歴史に残る作戦の成功を取り上げていた。
(ロシア軍側が、超難しい事に挑戦してやってのけて、ウクライナ軍側は、「まさか、こんな所からロシア兵が?!」と思う場所からロシア兵が出てきて、あっけなくやられてしまった。(太めの鉄の管みたいのの中を通って、出たらしい)(これは「ゾンビ作戦」とか言われてて、ちょっと笑った)

・その前日も、「ウクライナ兵1万人がロシア兵に囲まれた状況で、逃げられず、退路も補給路もなく,なんと1万人ものウクライナ兵は、投降するか、戦って死ぬかの二択を迫られている!」って、複数のオールドメディアでやってた。

ロシア側の発表でなく、西側の親ウクライナ側の発表で、ウクライナが非常に不利な状況であると伝えている)

(こういうのも、上の作戦ミスとか。いつも適切な時に撤退命令出さない、冷血で軍事素人のゼレンスキーが全権握ってるせい。ゼレンスキーはこないだの口ゲンカで、「殺人犯」と言ったけど、そういう言い方をするなら、いつも命を粗末にして死ななくてもいいウクライナ兵を多数死なせたゼレンスキーは、立派に「殺人者」で「殺人犯」ということになる。

命を大切にしない司令塔。責任取って、軍法会議で死刑になる位の事は、ゆうにやってる。メディア支配に守られているゼレン。)。

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【30日停戦提案は戦争推進派の傀儡の詭弁】
今回の、米・ウクライナ側から突然出た、変な停戦案。
あれ?レアアースの話、締結するんじゃなかったの?!って。

そして、このおかしな案、そして、大勝してるロシア側にとって、何のメリットもなく、デメリットしかない提案。
(ロシアが大勝して、ウクライナが負けが立て込んで、今も囲まれて大ピンチな大勢の兵が居るわけだから、そんなとき、急に30日だけ停戦するのって、疲弊したウクライナには休憩になるし、逃げられるし、ロシアは、こんなに「歴史に残る快挙!」と言われるような、ゾンビ作戦の成功で戦意高揚中の所に、本当の和平でなく、ウクライナ軍の時間稼ぎの為だけの停戦だなんて、問題外なので。

ロシア側には、何のメリットもない、勝ってるロシアが、なぜこんな案をのまなきゃいけないのか、幼稚なTV報道レベルでないと、頭のいい人には説明つかない。

・何よりの動かぬ証拠!
なんと、いつもトランプ氏と敵対的な、西側の戦争推進派、世界のご主人様勢力の傀儡にして、私利私欲を貪るグローバリスト、EUのフォン・デア・ライエン、先日の核拡大発言の好戦派・仏マクロン大統領(さっさと政権交代しちゃえ!おフランス)、などなどが、珍しく、今回の停戦案出したことで、

ドナルド・トランプ大統領を、褒めていた、んだって!!!

フォンデアライエン、欧州核戦争肯定派のマクロン大統領、そういった連中、最近、トランプ氏とバチバチだった、西側の代表的グローバリスト、戦争屋の手下たちが、「褒めている」のだから。

これは、ほんとは、和平案ではなく、またまた、メルケルの再来的「ロシアを停戦すると騙して、継戦する」プランだと、ライエン、マクロンの名が出て、確定したようなものだと思った。

って、言い出すと、切りないけど。
【結論。ロシアは、30日停戦案など、絶対にのむな!!】
嘘つきTVは、このニュースで、最後にゼレンスキーの辛気臭い顔を大アップにして、(迷惑だから、ゼレンの顔映すのやめてほしい。運の悪いのが移る気がする)
米・ウクライナは停戦案に合意した。後はロシア側が、この停戦案をのむかどうかだ」とかって、プロパガンダしてて、超不愉快だったが。

ガザじゃあるまいし。30日停戦なんて、ロシア・ウクライナ戦争では要らない!
30日停戦じゃなくて、それって30日休憩プランだよ!!!
そんないい加減なの、「停戦案」ではない。
ちゃんとした、ずっと停戦できるプランでなきゃ、意味ないに決まってるだろ!このメス犬が!(ゼレンスキーは先日のケンカ対談中、ヴァンス氏を小さい声で「このメス犬が!」って、ロシア語で腹心のイエルマーク長官に言ってたんですって。(ヴァンス氏に分からないように、彼を中傷した)

腹が立ったからって、会談中なのに、こらえ性の無い子供みたいな男ねゼレン。こんな奴に政治家は無理でしょ。だから今回、外されたのよね?)

そして、さらにダメ押し。
この、停戦案の話し合いの時期に、オールドメディアが報じた通り、「ウクライナはロシア・モスクワと他都市を、大規模ドローン攻撃、大半は迎撃されたが、それでも民間人に死傷者が出た」と言う、ウクライナテロ事件が起こった。

つまり、ゼレンスキーは、本心は、停戦する気なんか、さらさらないってこと。
だいいち、本当に停戦する気があったら、あのトランプ・ゼレンスキーのケンカ首脳会談、その時のお子ちゃまゼレンスキーの暴言の数々、
(出鱈目を連発していたが、プーチン氏を、「殺人者」とか、子供を2万人連れ去り、(これって、事実は違うんだけど。それに、ウクライナは子供の連れ去りではなく、子供が大量に殺されてたり、(服だけ残ってた。小児性愛用に売り飛ばされてたりって、あったよね、そっちの方がよっぽど問題だと思うけど)あの悪声でぐちゃぐちゃ、壊れたテープレコーダーのように言ってて、驚いたウクライナ大使が、泣いてしまった。)

あの態度、あれって、ロシアと停戦しようと思ってたら、米国大統領との首脳会談で、あんな態度とるわけないじゃない。

・もう一つ、法令遵守でない話が合って、
ウクライナ最高議会は、ゼレンスキー政権下で法律を改正し、「プーチン大統領とは、停戦協議をしない」っていう条項を盛り込んでる。
だから、ゼレンがプーチン大統領と、停戦協議するっていうなら、重大なコンプライアンス違反でしょうが!!(本当にやる気なら、この法律を改正するように動くはず)

と言うわけで、状況証拠は、たくさん挙がってる。

ゼレンスキーは、米ロを騙す気だよ!
ウクライナは本当に平和にしたいなら、ゼレンスキーは外すべき。彼は世界の戦争屋の傀儡で、既にバックの居る身。イギリスでは、国王とまで会い、そして、ダイアナ元妃の邸宅を20億円以上出して購入してる。

ウクライナ戦争で、どんどん、個人資産が膨らんだと、欧州で指摘されていた、こんな男が、本気で停戦なんか、するわけない!!
--
ロシアは、絶対、こんなしょぼい「30日停戦案」なんか、のむな!!!
のんだら、私、ロシア政府に抗議の手紙書きます。
バカにしやがって!!
ふざけんな!ゼレンスキー!その上の戦争推進派、そして、メディア支配担当のオールドメディア!!
こんな子供だましみたいな手で騙せるのは、モノホンのうましか(馬鹿)だけ!!

・もしも、ロシア側が、この案を蹴ったら「ウクライナが和平を望んでるのに、ロシア側が戦争継続を望んだ!」って、インチキプロパガンダを、嘘つきTVでやるんだぜ!

君たちは完全に包囲されている!
じゃなかった、君たちは、完全に見切られてる!

嘘つきTVに騙されて、「ロシアが~!」っていう奴が、明日の日本を破滅に追いこんでいく。
情弱とうましかにつける薬なし。

お利巧な人は、戦争推進派の謀略に、気づきましょうね♪



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秘密の軍事演習と、国連の敵国条項

2025-03-13 02:33:54 | Weblog
昨日あたりの、原口一博議員の投稿で、先日の国会質疑で、昨年9月の軍事演習を、政府が隠蔽していた件を、共産党の山添議員が取り上げていた件を扱っていて。

この国会質疑自体、知らなかったし、・・・。

私が言うのも何だけど、国連の「敵国条項」に鑑みても、非常に危ない橋を渡っているようにしか見えない話で、2重3重に驚きました。

(確認してないけど、東京新聞さんが取り上げていたかな?)

沖縄が、県民の知らない間にどんどん有事の前身基地化みたいのが進んでたり、米以外の国と、日本国内で軍事演習やってたり、とかって話なら「もう聞いたよ」って思われると思うけど。

今回は、今までの軍事演習とも違い、それに、今までのは一部はオールドメディアにも出てて、今回のは国民にもメディアにも、「政府が隠してた」と言うものって、話でした。

それが、今までと何が違うかと言うと、今回話が出た昨年の問題の軍事演習とは、
れっきとした戦争当事国、交戦中の国、ウクライナ!!!

自衛隊の方、無事に行って帰ってこれたようです。(「万一、死亡者でも出たら、どうするつもりだったのか?!」と原口議員はお怒りでした。

ウクライナと日本が軍事演習し(岸田政権下)、その件を、国民に隠してた。
これは、「我々がどう思うか」と言う主観的な感想よりも、客観的に見て、第三者的に見て、相手国のロシア側から見たら、日本がウクライナ戦争に参戦してる、と思われて仕方ない事態。

そして、そして、日本は第二次大戦で敗北し、国連で、それこそ、岸田元首相らの言う、「国際法上」では、侵略国日本への罰として、国連憲章に「敵国条項」を付けられてる立場。

その内容、見ればわかる通り、
この敵国条項は、日本がこの条項に違反したかどうか、判断するのは日本じゃない。例えば、ロシアでも中国でもアメリカでも、大戦の戦勝国含む、当事国の相手側が判断できるんですね。

日本が再び、戦争しようとする意志の見える行為をすれば、相手国は問答無用で日本を攻撃できる。

だから、日本がウクライナに加勢して参戦した、と見做される行為をすれば、今回のケースだと、ロシアは、即、日本を攻撃できることに、国連憲章上は、なっちゃうんですね。
大変、日本に不利な条項であり、日本側は、これを外してほしいと申し出てますが、現在まで、通ってません。

で、この場合だと、国連憲章違反だと、アメリカは日本を助けないです。
それが、この敵国条項の怖い所、なんです。

そして、何でこんな大事な話を隠してたのか?!
政権与党、自民党、次の選挙で政権交代するべきだと思いますが。
(しかし、ロシア‐ウクライナ戦争については、野党もほぼ大勢翼賛化で、皆、この戦争の真実を知らず、ウクライナ応援モード一色って情弱ぶりだから…、野党も心もとないが。

少なくとも、こんな危険極まりない軍事演習を、国民にナイショでやっちゃって、ばれるのは数か月先って…って考えると、とりあえず、自民党アウト、か)

フランスもドイツも、右にも左にも、ウクライナ支援反対の政党があって国民人気があるのにね。
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山添議員は、どうやってこの情報をゲットしたのか、凄い情報を取ってきました。
日本にも戦争肯定派は増えて、困ったもんです。

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自国より他国優先。ゼネコンの動き

2025-03-13 01:44:52 | Weblog
知らない方の記事で、ふうん、と思ったものがあったので、以下、転載。

ご興味あれば、URLまで行ってちょ。
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https://www.chosyu-journal.jp/column/34204

「腕まくりする国土交通省」

 米ロが停戦協議を進めているウクライナを巡って、何を張り切っているのか、国土交通省が大手ゼネコンや機械メーカーなどインフラ分野の事業を手がける日本企業100社余りを集めて、ウクライナの復興に向けて現地の橋や道路の修復に協力するよう呼びかけたことが報じられた。今後10年間で70兆円のインフラ需要があるとかで、日本政府をして日本企業の担当者を現地に派遣したり、復興事業に参画しやすい環境整備を進めるのだという。まだ停戦も確定していないのに、またゼレンスキーとトランプは口論しているような状態なのに、我が国土交通省ときたらよその国のインフラの心配をしてひどく前のめりではないか。しかし、どうだろうか。能登地震から1年余りが経過し、国内では被災地すらまともに復旧できないのにまるで裏腹である。方や被災者の生活再建もままならないというのに、それを置き去りにしていったいなにがウクライナ支援か――国際貢献か――である。

 能登現地に大手ゼネコンや機械メーカー100社が身を乗り出すなら、その技術力でもって復旧・復興は一気に進むはずである。ウクライナの広大な国土と比較してもはるかに局所的であり、集中的にインフラ投資をするなら能登の人々の暮らしをとり戻すことなど訳ないはずである。しかし、国土交通省はウクライナのようにゼネコンやメーカーを集めて協力を呼びかけたり、復興事業に参画しやすい環境整備などはやってこなかった。能登が直面した現実は「放置」であり「置き去り」であり、まるで「あんな田舎にカネをかけて復興させる必要はない」といわんばかりのひどい仕打ちである。

 この国の為政者は日頃から「国民の生命と安全を守る!」といって安全保障論議は熱心なはずである。ところが、いざ地震や津波で国民の生命と安全が脅かされると、何ら守ってくれないし、やっと助けに来たと思ったらさっさと炊き出しもうち切って引き揚げていく有様である。その後の生活再建のバックアップも乏しい。能登に限らず、東北・三陸の被災地もそうだった。情け容赦のない棄民をやり、すべては被災地や被災者の自助努力に委ねられるのだ。ミサイルが飛んでこなくても実質的には「安全保障」などあってないようなもので、「国民の生命と安全を守る」などという文言は飾り物に過ぎないことをよくあらわしている。守る気ゼロなのだ。そんな連中が、ことウクライナに限っては自国でもないのに腕まくりをしてインフラの心配をしているではないか。

 ウクライナの復興に責任を負わなければならないのは、アメリカとロシアである。日本のゼネコンが遠く離れたウクライナの地でやる「国際貢献」とは、要は復興利権に一丁噛みするというだけである。戦争や紛争によってぶっ壊した市街地や道路、橋などのインフラを整備していくのは、人為的にひねり出した復興特需であり、人々が血を流すことで銭を稼ぐ連中からすると、戦争の「うま味」でもある。“スクラップ&ビルド”といわれるように、ぶっ壊して作り直すまでが戦争ビジネスである。ガザを高級リゾートに再開発する構想しかり。徹底的に破壊して更地にしたら、資本が乗り込んで奪いとっていく。イラクでもそうだったように、復興利権にハゲタカみたいなのが群がって稼いでいく構造がある。そのおこぼれに日本のインフラ企業もあやかろうというのだろう。

 埼玉県八潮市の道路陥没事故が象徴しているように、日本国内では道路や橋、上下水道管など社会インフラの老朽化は深刻で、この更新だけでも膨大な労力と経費を要することが明らかになっている。真面目に国土や交通を管轄するなら、国土交通省はよその国のインフラを心配するよりも、まずは自国のインフラの心配をするべきである。そして同じ復興なら、能登の復興こそ優先課題なはずである。

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以上、長周新聞さんの「コラム狙撃兵」より

ちなみに、私は、上記の「アメリカとロシアが負うべき」と言う部分には賛成しかねますが。

「停戦もしてないうちから、「復興」の事に邁進し、外資が混乱してる国の国情に便乗して、一部の者が利権の甘い汁を吸う」と言う構図は、確か、ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」にあったと思う。
ウクライナにこんなに国交省が前のめりして日本のゼネコンが、まだ停戦もしてないうちから「ウクライナ支援」ってやってる実態については、とんと知りませんでした。

今の日本、一般国民が知らないうちに戦争準備とか、推進されるものが多くあります。

日本社会も、戦前の隣組的、同調圧力、監視の風潮が出てくることになるんでしょうね。
ウクライナ戦争の真実を知らない、興味もないのに、ジョージ・ソロスらに操られる者、そしてメディア支配の異様な進み方、・・・

ちょっとこの先、大変そうな気がします。
能登復興支援に岸田首相が不熱心だったのは、何か理由があるのかな?とは思ってました。

あ、そうだ、イーロン・マスク氏のスターリンクは、、岸田首相の来ない被災後の能登でも、ばっちり役立ってたのをTVで見ました。

氏は、「私は戦争の道具を作ったのでなく、皆が音楽とか色々なコンテンツを楽しんで貰えるように、と思って、スターリンクを作った」と、ウクライナ戦争の道具に使われそうになった時、ウクライナ政府に苦言を呈していましたが。

それにしても、私企業のオーナーに、スターリンクの無償提供を無期限にするように要求したウクライナ政府も、ちょっとぶっ飛んだ人たちだとは思いました。もう、だいぶ前の話だけど。

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