明日は羽生、ネイサン、色々見れてうれしい。
あの、毎度お騒がせ男、みんなの大好きな、羽生結弦さんが、またリンクに、試合の大舞台に、帰ってくる・・・。
(今回も、大会の「公式練習」がただの練習じゃなくなってたみたいで、黄色い歓声とか、話題になってて、記事や報道映像が、面白い。)
とゆうわけで、胸騒ぐいつもながらの羽生結弦前夜祭。記念に、
羽生さんをユニークなCMで使って、女子シングルのTV放送時間も、CMで羽生映像見せてくれた
、「コーセー」の化粧品を、買う事にした。こんな人間もいるので、広告業界の人は、またいいCMで、羽生選手を使ってくれたら嬉しい。
(羽生選手のコーセーの雪肌精のCM、自分の様な人間には思いつかない、発想の転換。
化粧品のCMって、女性が出るものと思ってたから。そういえば、資生堂の宣伝に、全身美形のザギトワ選手が起用されてて、これは、誰もが思いつく順当な発想だと思うけど。
確かに、羽生って、ソチ五輪の優勝インタビューの時、「何でこの少年は、こんなお肌がきれいなんだ!!と」は思った。
別にアスリートだし、男性なので、異様にきれいな肌でなくても、いいんだけど。)
・んで、今日は、世界フィギュアスケート選手権2019.女子シングルSP.
とりあえず、ザギトワが1位で、坂本2位。
ザギトワって、全然お休みしないんだよね。怪我欠場も、してないんじゃ?驚異的な身体と精神とは思うけど。
エテリ組の厳しさの世界の人なので、彼女とエテリが納得しないと、我々の感想なんて、彼らには遠いものなんだろうけど。
ザギトワの技術力、コントロール力が幾ら凄くても、それらが絶対勝てないのは、ザギトワが、今回の「オペラ座の怪人」のクリスティーヌのような、絶対的な『白のヒロイン』を演じられる、アスリートには類まれな資質を持っていることだと、今日改めて思った。
ザギトワ自身は、素は、たぶんクリスティーヌみたいな人とは、ちょっと違うんじゃないかと思うし、単にうわべの演技力だけなら、(ザギトワも充分演じてはいるけど、)あの役で彼女以上の演技のできるフィギュアスケーターって、今後ロシア辺りであり得るかもしれないけど。
ただ、いいコーチが付けば演技そのものは、そんなに難しい事じゃなく、逆に今のザギトワが持ってるような、そのまま舞台や映画でも通用しそうな、「特別な物語の白のヒロイン」の風情って、なかなか出せるものじゃない。
もって生まれた器質的なものに恵まれているのと、彼女自身が、生まれ育った環境とか、そういうものが全部影響してるかもしれない。同じ容姿でも、今の東京だと、難しいのかも。もっと、擦れちゃう気がする。
今日はうまく行ったけど、自分は競技としての勝ち負けだけで見てるわけじゃないので、あの雰囲気で氷上に立って、クリスティーヌ(オペラ座の怪人を狂わせる美貌の女性)を演じてくれるんなら、今日ほど技術破綻なく滑れてなくても、この一瞬、氷上に閃く架空の物語、ザギトワの「オペラ座の怪人」の世界を感じながら、堪能しながら見てしまう。
技術は、勿論、冒頭の3ルッツー3ループの時の、身体コントロールの凄さとか(今の判定基準上どうかとは別に、あの体の切れ、瞬時に見せた能力の高さには舌を巻くけど)、技術だけでも、たっぷり楽しめる要素は満載のSP。
でも。そこはそれ、やっぱ、ロシア女子ジュニア軍団が下に控えてるので。高すぎる技術も、技術はいつか超えられてしまう、という感想が、先だってのロシア選手権の下克上っぷりで、あったりもしたので。
ザギトワって、全身非の打ち所ない美形で、均整の取れた女らしい美しさという点では、今のフィギュア女子シングル、ロシア上位選手の誰にも負けないんじゃ(いや、世界的にも)って、思うのに・・・・。
(そりゃ、トゥルソワだって、シェルバコワだって、驚異の4LZに留まらない、高すぎる技術のアスリートなのに、何であんな美形度高いんじゃ?????とは思うけど。彼女たちは少女の魅力だから。)
あれだけきれいなザギトワが、何でこんな、誰もやらない皆勤賞で、ここまで肉体酷使で、がんばらにゃ、あかんのか?
と思う私は、エテリ組的には、きっと甘いんでしょうが。
ロシア女性は、成長期の変化も激しいので、ザギトワがいつまであの綺麗さを保てるのかはわからないけど、
高い技術はいつか超えられると、過去が示してるので、それを凌駕する虚構を顕現する美貌に、ため息が出る思いでした。
所で、ジャンプの高さと跳び幅を計測するってやってたけど、ジャンプって、それだけでなく
宙に浮く時間の長さ、とか、大事なので、あの指標は、どうかなあ…。昔のハン・ヤンの跳び幅は、測ってほしかったけど。
羽生結弦のジャンプの美しさは、測れないし。
あの数値って、一面的な、単なる参考程度のものよね。
・世界ジュニアの方は、圧巻のトゥルソワ、シェルバコワで、女子はジャンプ技術、ジュニアの方が高いって・・・、私も、当ブログで再三言ってるけど、女子は彼らが出ないと、ほんとの世界選手権にならんのよね。そこがムムム。
女子ジュニアも上位者だけ、一緒に放送してほしかったりして。
羽生結弦は、無事で出て滑ってくれれば何でもいい、位の気持ちしかなくて、いつもながら、終わるまでハラハラ。
普通に勝つかもしれなくても。
・出番が早かったので、ロシアのサモドゥロワ選手の演技を、全て見落として、自分にショック。
彼女のは、SPが、特に好きだし。
今回の上位選手の中では、技術だけじゃない、手慣れたプロの舞踊家のような、楽しんで踊る姿を見せるようなステージパフォーマンスができる、唯一例外的な選手だった気がする。サモドゥロワは、その場で滑るのを楽しむようなノリがあって、見てる方も楽しくなる。いい意味で余裕を感じる。
・坂本選手の演技も良かったけど、髪のゆい方が、ちょっとだけおしゃれだったのが、自分的にはちょっと良かった。(って言っても、選手は試合が一番なんで、むりしてやらなくってもいいんだけど。ロシアのジュニア女子選手は、試合の時も、多少おしゃれだなって思う時がある)彼女はジャンプが高く爽快でも、軽みのある質のジャンプ。自分的には、軽さのあるジャンプは好きな方。
(と言ってもフィギュアスケートに限っては、(バレエでなければ)ちょっと重厚感というか、やや重さや迫力のあるのもきらいじゃない。)
坂本選手、高校生くらいの年ごろの感性、今の良さが出る演技だったと思う。かつて若くして五輪代表で出たキャリアが、後から活きた感じ。(五輪とか急にチャンスが回ってきて、勝手に周囲に期待されてその時に結果が出なくても、その時、正しく悩めば、後から花が咲くこともある、のかな。)
・宮原選手の場合、今日のは、試合っていうより、私的には芸術を見てるみたいな気持ちで楽しんで見た。自分的には、そんなに悪く思わないんだけど、ジャッジ的には、回転不足で、とかって話になるので。芸術芸能じゃなく、やっぱ競技だから、技術こなせないと仕方ない部分もあるし。今日の衣装も、よく出来ていて、この衣装の縫製に感心してたりする。
日本の女子選手で宮原選手のように、全身を綺麗に使いこなす、全身の動きが洗練されてる選手って、浅田真央引退後は、もう出てこないんじゃないかと思った。宮原選手のジャンプは、そんな高くなくても一瞬ふっと宙にホップするような感じがあるのが好きだったりとか、マニアックな話を言いだすと切りないけど。
(浅田真央の場合は、全身を美しく使うという点では、なかなかあそこまでは、フィギュアスケートの日本人選手でできないんじゃないかという域で、水準の高いバレエの先生がついてたし、15歳位からずっとあんな感じで、全身の綺麗な使いこなし方、という面では、別格だと思う。最近の人じゃないけど、以前のロシアの一部の選手とかは、そんなのがいたけど。これは教育的なことなんだろうし。)
・男子の方は、羽生選手、一回一回身体の作りこみが違うというか、よく知らないけど、G1に出る時のG1馬みたいに、その競技を行うのにあった身体をつくってくるってことだろうなとおもいながら、見ていたりする。その時々の試合、自己条件に合った形で、必要な形につくりこんでくるので、・・・。
一番今、分りやすく今までと違う体に見えたのは、4LZに挑戦していた頃だった。
今回も、しばらく見ぬ間に、また少し前と違って、新しい羽生を見た思いがした。
一回、一回、試合の演技は違う。それでまた見ちゃうわけだけど。
メドが好きなわけじゃなく、メドの前の振付、やめちゃった奴
、「オレンジ色の空」は傑出した振付だと思うので、勿体なくて、涙出そう!!!!!オーサーのチームでメドに振りつけられた、あの作品について、メドが気に入らなくて捨てるなら、勿体ないから、誰か拾って、演じてほしい!!!フィギュアの振付では、例外的に、非常に完成度の高い振付だった。見事だから、誰かにあげてほしい!!!メド以外の誰かが演じるの、見たかった!!!!サモドゥロワとかでも、いいんだけど。
ぜんぜんフィギュアの試合の感想になってなく、素人の与太話です。