懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

イリヤ・マリニン、世界デビュー

2022-03-25 01:46:42 | Weblog
世界フィギュア男子シングルで、1月の全米選手権で300点越えの演技で世界のフィギュアファンを唸らせた、17歳のイリヤ・マリニン選手が堂々の世界デビュー!やっぱ100点越え。

いやはや、きれいなジャンプで。何それ?!って言いたくなるくらい、簡単そう(?)に綺麗に跳んでた。4Lz、イーグルからの4T-3T.に、3Aで締め。
曲は屈折のある男女の話らしいけど、演技は屈託のない、余裕のあるジャンプとか、身体が使いベリしてなくって、結果の演技だけじゃなく、実施した演技以上の可能性をじんじん感じさせる。その、怪我してなさそうな身体の、屈託ないジャンプが羨ましくもまぶしい。

磨かれると、今のダイヤの原石みたいな感じが、どんなふうに変わっていくのかしら?。

(逆に多種4回転入れてるグラスル選手の方は、超難度ジャンプ積極的に入れてたから、そのうち故障するかと思ってたのに、まだまだ頑張っていて、体質が強いのか?不屈の意志を感じる高難度4回転劇場。ついでにSPの振付、ホワイト・クロウは、コリヤダ選手よりグラスル選手の方が、持って生まれた個性だけなら、あってるように思った。)

宇野選手、会心の演技で1位。

男子は言いだすと色々見ごたえ見所ありそうなSPだったけど、今日はこの辺で。

この番組の冒頭に、ウクライナの男子選手の現地の様子の取材内容、練習できなかった事、ここに来るのが目標だったと語られて、その演技も映されていて、応援してる関係者のスタンディングオベーションとか、このひとしきりのパートも心ゆすぶられる映像だった。ただ漫然と試合を映すだけでない、番組スタッフの拾い方で、試合の意義を考えさせられる内容に上がってた。

ちなみに、この選手のSPの演目は、曲・テーマがマリニン選手とは逆で、永遠の愛だったみたい。

と、ここまでは良かったんだけど。
五輪の時の録画を見て、あ~ウクライナの選手のシャボトワさんだ、って思ってみてたのに。女子で、衣装が一人だけ上が白で下が緑系で、ブラウスとスカートみたいな雰囲気っていうか、欧州の服飾文化にこういうのあるな、って思って興味深く見てた選手だった。上衣にはお花の模様があしらってあったり、あの辺の文化っぽい。

(ビアガーデンとか、お酒飲むお店の女の子の衣装が、ちょっとああいう感じのがある国も、欧州にはあったような気がする。)

フィギュアって、ジャンプ等の技術だけじゃなく、どうかすると、そういった国ごとの文化の違いを楽しんで見てる要素もある。五輪は、シャボトワ選手は満足いく演技でなく、がっかりしてたけど、自分はその意味もあって楽しんで見た。

この方は、てっきり、「ウクライナの選手だ」と思って、ちょっと応援目線も手伝って、少しちゃんと見てたのに。
世界選手権は出場しなくなってたから、何か戦火の中であったのかしらと思ってたら、そうじゃなくって。

複雑な思いがしたのは、
何と、彼女がプルシェンコのインスタに「いいね」を押したら、ウクライナ・スケ連が問題視して、シャボトワ選手を代表チームから、”追放”(!)したんだって!!!

スケ連の常識も分かるけど、彼女が心情的には可哀そうで。まだ若い女性で、・・・判断が難しい事もあるかと思うしで。
彼女はロシア生まれで2019年に国籍をウクライナに変更したんだそうで・・・。

自分が心配してた事だけど、今はもう、取り返しのつかない分断になってしまったけど、自分なんかが知る限り、ロシアとウクライナ両方に接点がある人って色々いそうで、そういう立場の人は困る事になるんじゃないかと思ってた。シャボトワ選手も、経歴を拝見する限り、そういう方ではないのかなと思って。

プルシェンコが自分の所でも受け入れるって言ってるから、捨てる神あれば拾う神あり、雨降って地固まる展開になればいいけれど。世界選手権出場が決まっていたのに、出られなくなってしまったし、ショックだろうなと思って。

とりあえず、じぶんはてっきりウクライナの代表の女子選手と思っていた人が、敵対してるロシア側に行くことになるのかなあ?と言うようなお話でした。

★ウクライナとロシアの戦争は、ロシアがなんか非人道的とされる爆弾を使うかもとか、使ってるかも、って話を報道してて、ウクライナの大統領が、白何とかいう爆弾を、ロシアが使ってて、酷いやけどをする爆弾?とかいってたような。まだ証拠はない、とは報じられてたけど。
これは、やめてぇぇぇぇ~~~!!と叫びそうになってしまった。そんなの絶対やめてほしいんだけど。あ~各国首脳が会合で・・・。

G7で各国首脳が笑ってるの見ると、笑ってないで、早く何とか止める手立てを講じてほしいんだが。

どうにかして、停戦できないものか。

世界フィギュアに話戻して、こんな話で恐縮だが、男子はトップ争いがなかなか熾烈そうだけど、女子は坂本選手が一人勝ちではあるけど。

「あの浅田真央さん以来の快挙」って、一回言われるのはいいんだけど、3,4回連呼されると・・・・。
浅田さんは、世界の選手が集う所で1番になった。
五輪の2トップが不参加の大会で1位というのは、浅田選手とは同格にはできないと思う。
五輪の2トップと坂本選手の差は20点位あったし。

浅田真央選手は、日本女子でなかなか超えられる人は居ない存在なのでは?。って、私も日本女子に詳しくはないけど。

フジのフィギュア番組は、相変わらず、振付作品の内容を短文紹介してるのが参考になって、前も見たカレン・チェン選手のSP、意味わからずに見てたのが、意味が解って、また違う感動があった。ミスして残念そうだったけど。

いつもながら散漫失敬。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ETV特集の再放送が・・

2022-03-24 00:03:02 | Weblog
これからの時間で0時から、Eテレ ETV特集「ウクライナ侵攻が変える世界 2014 対立の原点」っていう番組の再放送が有って


ちょっと込み入った歴史的経緯、民族、宗教問題も絡んでくる話で、視る人によって好き嫌いあるかもしれないけど。
自分的には、かなり良かった、参考になりました。

こういう、ちゃんとした番組があった方がよいと思った。
ウクライナ侵攻関係の報道とか、ニュースやワイドショーや、クロ現の内容が、疑問に思うものが結構あって。

それに比べ、そうだったのか~、とふに落ちる事が、幾つかある、自分的には見てためになる番組だった。

----
少し前の話だけど、ウクライナ民兵の女性で、ナチスの黒い太陽の記章をつけた人が、写真に写っていて、それに気づかず、NATOだったかのHPにその写真が掲載されてしまったことがあり、見た人たちが指摘して、削除になった経緯があった。アメリカのジャーナリズムがこれを報じてた。

ロシア側がナチ化云々と主張していたけど、それは、あながち100%フカシでもなかったという事の様だけど、でもだからと言って、サクッと否定しされるものでもない、
その、アメリカのジャーナリズムの発信内容によると、ウクライナにはネオナチもいるんだそうだけど、ただ、それにはそれなりの歴史的経緯とか、わけがあるのかもらしい、
ということが、上記のEテレの放送内容で、自分的には分った。この話は、そのうち書けたら書くかも。今日はここまで。

こういう、深堀系のものは、良かった。
ワイドショーやニュース系は、何だか、子供の頃に見た戦隊ものレベルの勧善懲悪に終始しているけど、問題の解決には遠い気がした。そういう、ちょっと、報道姿勢としてどうか、と思うものに比べ、上記の2つの事実は、考えさせられるものがあった。

一方、連日の報道には疑問が色々。嘘もあるし。日本人の心にいたずらに害を撒いている気がした。
それに、シリアとかアフガンとか、色々別の場所の紛争は、連日その場の光景がこんな風に報じられたりは無かったのに。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キエフバレエ、2022年夏公演予定とか。

2022-03-22 17:31:03 | Weblog
今日は電力(東電)不足問題が出て、日本も先行き不安が増大中。そんな中、バレエ関係で恐縮ですが。

・シュツットガルトバレエの来日公演、敢行!
来日できたのね~。25時間のフライトとか、書いてあった。(従来の飛行ルートが使えないので)
観に行ったわけじゃないけど、困難の中、上演できてよかったよかった。

・キエフバレエ来日公演、夏予定!
こんな時期だから逆に応援でやるようなことが、光藍社さんのHPに出ていた。
プリマはムロムツェワとか、芸術監督のフィリピエワとか。

ダンサーは肉体労働なので、食糧事情とか、心配あるけど。
巡演する公演で、東京滞在型でないので、その分、体力要るはず、と思ったけど、純クラ全幕でなく、ガラ物だから、その意味では体力温存できるのかな?早めに来日してご飯食べて練習して出られると良いのだけど。

先の話だし、正直ちょっと心配もあるけど、もし来日出来たらちょっと気にかけてみますわ。

キエフシェフチェンコ劇場は、その後どうなったか気になってたけど、頼りの無いのは元気の証拠、じゃないけど、何も情報がないのは、まだ無事かなと思ってた。
過去に来日したことのある、キエフバレエの男性で、今回の紛争でお亡くなりになった方があったことが、招聘元のHPに出ていて、泣いてしまった。
お悔やみを申し上げたく。
これ以上犠牲が増えず、来日予定のメンバーが、無事に来られることを切望している。

・色々あったが、東京バレエ団さんのブルメイステル版、「白鳥の湖」。新装置。
何か、2月は五輪に禁止薬物問題が出たり、大荒れで、五輪の方に引っ張られてバレエ公演は行けずじまいだったけど。

美術一新については、画像もそんなに拾えなかったけど、黒鳥姫が技を決めて王子が愛を誓った後、後ろに白鳥姫が嘆いて踊る姿を一瞬見せるシーンで、生でなく、スクリーンの映像を使ってるみたいなのが、目新しかったかな。

舞台の写真は、どれもとてもよく取れていて、見たかったけど・・・。残念。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困惑・・・

2022-03-18 02:35:57 | バレエ
何だか、おかしな報道が色々で・・・。

【ボリショイバレエに関するメディア報道に、一ファンの独り言】

まず、バレエ。ボリショイの「人気ダンサー」って書いてあった、今回退団した外国人2名は、私は馴染みのない人。
その人たちの名前では自分はチケットは買わない。
「人気ダンサー」でなく、外国人ダンサーって書いてくれた方が、自分にはしっくりくる。

そして。言いにくい事だが、どうしようもなく、すっきりしないので。
今回、「ウクライナ侵攻に抗議してボリショイを退団したプリマのオリガ・スミルノワさん」と報じられている人物。

まず、顔変わったね。いいけど、整形してるのかな。誰か分らなかった。
ま、昔のパリ・オペラ座は、整形してると、そこのファンの子が言ってた時代があったから(ほんとかどうかは知らんし、興味ないけど)、そんなの驚くに値しないのかもしらんが。

顔が変わって見えただけじゃなく、雰囲気が凄く昔と違うような。

オリガ・スミルノワについては、もう、凄く若いころから、「何であの子が抜擢されるの?」って、ボリショイ観る日本人には言われてた人だけど、う~ん、ボリショイって、何か、ロシア崩壊直後から、コネかな?って思うような出世する例外みたいな人は居たから、何か出世できるバックボーンがある人の一人なのかも、とは思ってた。

つまり、スベトラーナ・ザハロワみたいな、どっちかっていうと生まれつき一見してプリマの才に恵まれていて、ボリショイ移籍前から根強いファンがついてるような、そういうバレリーナとはちょっと立場の違う人、とは思ってた。

日本人として、観る距離感は大事で、ボリショイ詳しい友人が、ソ連崩壊後、「ロシアのバレエ芸術界の上の人々はお金だけになった」と言って笑ってたことがあった。
ロシア留学した別の友人は、ロシアに行って、色んな裏事情や背景の話が分かって、バレエのファンから離れて行った感がある。
ボリショイやパリ・オペラ座位の格の世界的バレエ団ともなると、私らには分らない事もあるのかな、位に思って静観してる。

観る楽しみを大事にして、つかず離れずの距離感があった方がいいと自分は悟った。あまり、内部事情分りすぎちゃうと、白ける事もあるかもなので。何が一番大事かというと、やっぱり自分には芸術で、ゴシップではないしね。

逆に言えばボリショイは先生のレベルが高くって、そこそこの生徒でも、この子をスターにする!って先生たちが志したら、スターに出来ちゃうんじゃないか?!と思う位の教育力、実力はあるように思う時がある。

ま、日本でも芸術を志す人にとってきれいごとじゃない部分ってあると思うし、用は本人のやる気で、よく知らないけど、金持ちとか高官のお嬢さんとか、そういう人でも,一生芸術に身を捧げる意志があってやる分には、それはそれでいいのかもしれないけど。

ほんで、何か、若い時から、自分らただの観客系には、何であの子が出世するのかな?と思われてたダンサーのオリガ・スミルノワさん。立派なバレリーナとして成長遊ばして、沢山主役を務めたようですが。

(ついでに言うと、オリガさんは、そういう人で、自分はこの人の日はチケット買わない、って人なんだけど、紛らわしいのが、昔、ダンチェンコで「モスクワの美人バレリーナと言ったらこの人!」と言われていたのが、スヴェトラーナ・スミルノワさんって言うんで。このスヴェトラーナさんの方は、自分らが喜んでチケット買って観に行くバレリーナだった。

さらに、スーパースタープリマの「スヴェトラーナ・ザハーロワ」ってのもいるんで。
実に紛らわしい。

う~ん、マスメディアが、「ロシアは打撃受けてますよ!」という趣旨で、こういう記事をこぞって出してるんだろけど。
水を差すようで悪いが、自分のお金で公演を見に行く我々はシビア!!!

まず、自分は、オリガ・スミルノワの主役の日のチケットは、原則、買わない。

ファンの人には申し訳ないが、彼女の踊りを自分は良いとは思わない。

そして。
ボリショイは、ソ連崩壊後、幾つかの曲折を経て、、とある芸術監督になった時、ちょっと事件があった時があり、その時、日本の日中の「ワイドショー」に、堂々、取り上げられたことがあった。
その時、スキャンダルの渦中の人として名が挙がったのが、このオリガ・スミルノワ。
いや~、び~っくりしたのなんのって!!!!!

内容は、どうしようもなくとほほにびっくりするしかない!!ってなもんで。
ただ、感心したのは、取り上げた日本のTV局(某キー局)が、モスクワで凄くしっかり取材をして、バレエマスコミが及びもつかない様な詳細事項をゲットしてきていた事。
近い時期に、NHKのBSが、悲しい位取材ちゃんとしてないと思しき、嘘八百の内容を…誰も見てないとでも思ってるのか、放送してたのとは、大違い!

やっぱ、ちゃんと取材するってのは大事。

で、私が今ここに書く内容は、その民放キー局が、日中の、主婦層がばっちり視る時間帯に放送した内容なのね。
こんな話で申し訳ないが、そこで出てたのが、ボリショイバレエ団の当時の芸術監督を巡るスキャンダルで、それが、その芸術監督と寝てたのが、プリマのオリガ・スミルノワ、だっていうのね。(それで役を貰う上で優遇って・・以下省略)

いや~、びっくりしたのなんのって。
この話は、噂話を拾ってくるのが趣味の、雀と言われる、コアなファンを自認するファン層も、誰も把握してなかった話。

ほんとはどうかは存じませんが、ただ、昔のTV局の放送内容って、そんなにいい加減じゃなかった。少なくとも取材して、周囲のダンサーたちからそういう証言を得ていたって事なんでしょうから。

わりと、番組の作り自体は、かなりちゃんとした番組だった。(話は、それがメインでなく、ボリショイで起こったある事件の背景として、芸術監督のやり方に怒りを持ってたダンサーがいて、っていう、一連の話の中の一部でしかないんだけど。ちょっと悲しい事件なので、その話は割愛。)

別に役を貰うために、プリマが監督と寝たっていいじゃないか、って人もいるかもしれんが。

で、数年前にコロナ禍で来日中止になった、ボリショイバレエ来日公演。
呼び屋さんが、宣伝しなくても日本でチケットが売れる人気プリマが、スヴェトラーナ・ザハーロワ。

逆に呼び屋さんが宣伝費かける人、宣伝しないとチケット売れない方が、事実上オリガ・スミルノワ。
なので、こういう人は、芸術界にありがちな、提灯記事が出る。もう、宣伝してほしいダンサーについて、「舞踊評論家」が、宣伝記事を書く事になっている。

これは、バレエ以外、クラシック音楽業界とかと、きっと構造的には変わんないと思う。
興行も商売だからね。だから我々ファンは、提灯記事に惑わされずに自分の審美眼で芸術を堪能できるように自分の見る目を鍛えとかないといかんのだが。

こういう話も、今まで一切書かなかったのは、来日公演あると、営業妨害になっちゃうからね。

だけど、今日はちょっと、何だか、マスメディアの流す、欺瞞というか、事実とずれてる綺麗ごとや建前の類に堪忍袋の緒が切れた。

オリガ・スミルノワさん、今までそういう、スキャンダルのある人で、・・・
逆に言えば、ボリショイで大事にしてもらって、優秀な先生たちがついて、スターにしてもらってた人。例えば、ウクライナご出身とか何かあって、思いのたけを訴えたとかなら、道理だからいいと思うけど、何かそういう背景の一つもないのなら、・・・・なんだかなあって。

主役って、プリマ、って、なかなかなれないポジション。
彼女一人の力でプリマになれたわけでもない。
ボリショイ劇場は、今はどうなったか知らないけど、潜在的な「劇場の力」は、物凄いものがあると思ってる。

彼女が個人的に、政治的主張をしたいなら、それはそれでいいと思うんだけど。
ザハロワみたいな、なるべくしてプリマになった人でもなく、明らかに、あからさまにボリショイ力でプリマとして活躍できたはずのオリガ・スミルノワが、何でこういう言い方で劇場を辞めていくのかなあ、って思って。

ロシアが、プーチンが批判されてる、その文脈で、何か乱暴なまでにすべてが否定されていく、この流れは何なのか。
勿論、ボリショイが国家のお金が拠出されてるバレエ団、とかって事があって、そこがネックっていうのは、観る人によってはあるのかなとは思うけど。

ボリショイは腐っても鯛っていうか、そんなに簡単に否定されるような存在ではないと自分は思ってるし。
今回の訴えが、オリガ以外なら何も言わなかったけど、過去に仰天するようなスキャンダルを暴かれている彼女に、こんな風にいい子ちゃんぶりっ子されてしまうと、・・・・
日本人な自分の堅い頭ではついていけない。

自分は、ウクライナのバレエ団も、ロシアのバレエ団も、ずっと好きで来た。
芸術はそんな簡単なもんじゃないって思ってる。

ロシア死すともボリショイ死せず、なんて、ますます炎上しそうなことを書いてしまいそう。

(ようやっと、ロシアとウクライナの停戦協議が進展しそうで(?)早くしてくれよ‼早くしないと人が益々死ぬだろ!!!って思ってる。)

【バレエ以外】
え?って思ったのが、ウクライナの大統領が、演説で、・・・真珠湾攻撃っていってて・・・・
に、にほんの立場がっ・・・!!!
あの人に国会で演説さすとか、?よく分らん。(日本でも真珠湾いうたら、どないすんのか?)

結局、NATOに入りたい、入りたいいうて、で、NATOは入れてくれず。お金はくれるんよね、アメリカとか。演説したら大金くれて、そしてNATO加盟は認めない。

その辺も、何だかね。それの為にここまで国土が戦火に?と思うと。引き目線では、NATOの国国が金と武器渡して、兄弟国に戦争させてるって見えちゃう。ウクライナとロシアは、その愚に気づいて、もう戦うのやめてほしい。

おかしなことが色々。ロシアの反体制TVの人は、日本のTVの関係者たちが、キャスターが後ろの人に気づかないはずない、って言ってて、確かに。変。そして、罰金3万円が処分っていうのも不思議譚。

少し冷静に報道してほしいと思うものが色々。同じ物の使いまわし、同じ映像が繰り返し繰り返し繰り返し放送されるのもいかがなものかと。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国内公演の放送と外来公演の中止とか

2022-03-14 01:03:58 | バレエ
・セルゲイ・ポルーニンの5月のバレエ公演は、中止のお知らせが。

関係者は苦渋の決断と思う。以前も中止になって、再三企画出してるだけに、くやしいでしょうが。7転び8起きで、そのうち上演できることを願う。ダンサーは踊りでいい時期があるから、良い踊りが出来る時期に公演の予定が潰れる時代になってる今のダンサーたちは大変だと思うけど、ひるまず芸術生活継続して、そのうち私らにも見られればと思うだけ。

外国人を招聘する公演は、なかなか厳しいのか。

ウクライナが尋常でない状況で、確か同国人だったと記憶してるポルーニンさん、胸中いかばかりかと思うが。

話変わるが、キエフバレエのダンサーさんは、どうしているのかと思ってる。軍に志願したバレリーナの話が有ったので、どのバレエ団の?って思った。


・国内公演のTV放送予定を。
3月20日 Eテレ、クラシック音楽館 21時~
「バレエの饗宴2021」
パキータ(新国立劇場バレエ団)アルルの女(牧阿佐美バレヱ団)Air!(東京シティ・バレエ団)「ジゼル」第2幕(谷桃子バレエ団) 指揮:東フィル

こんどこそうっかり見逃さないようにせねば。

・一方で、今パリオペラ座の「赤と黒」BSプレミアムシアターで放送中なんだけど。
スタンダールの「赤と黒」って、こんな話だったっけ。

主人公のジュリアン・ソレル、って、悪い男!(勝手主観)ジルベール扮するマダムが可哀そう・・・。
おフランスの男は、上流婦人を篭絡してなんぼ、だったりするんかのう?

子供の頃知った小説の内容って、大人になってから見ると全然印象が違ったりする。

(ぜんぜんバレエの感想になってない)

ーーーー
話変わるけど、夜のフジのミヤネ屋の出てる番組の内容が何か酷かった。
ちょっと見てるだけで洗脳されちゃうような妙な雰囲気がある。
(別の番組で太田光が、発信される情報はうのみにしない方がいいんじゃないかと言っていたと、ネットに出ていた。)

ロシアは6月になくなる、っていってたけど。
そういうフジTVの方こそ、なくならないようにね!って思ってしまうような、大量の希望退職募集だっけ。
前に競馬番組に出てたアナウンサーも対象になっていた。

それに、その発言をした木村太郎は、妙にぷよっとしていて、何か生活習慣病とか、悪い病気の予兆あるんじゃないかと思うような顔になってて、少し前見た時から不健康そうな顔に変わった。
TV番組でロシアの悪口言う暇あったら、病院で検査した方がよいように見えた。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

取りあえず供給回復・・・

2022-03-11 02:56:40 | Weblog
きのう、チェルノブイリ原発の電力供給が途絶えた件で、IAEAが大丈夫って言って、でもメディアがどうなるんだと騒いでいて、内心、超超心配していたのが、給電再開のニュースが出て、物凄くほっとした。

プーのぶっ壊れ方、どうなるんだと青かったけど、メディアよりIAEAの方が,正解だったかな。

ウクライナ問題は、やっぱり初期対応に疑問しかなくて。

ウクライナが、NATOに加盟したい!って言って、・・・。
周辺国は希望した所は加盟できてるっぽいのに。

私は、この紛争の開始時点で、ウクライナのゼレンスキー大統領らがNATOともっと根回しというのか、やり取りしてるのかとばかり思ってたし。

いっとう最初に、もうこれで、ロシアのウクライナ侵攻が始まってしまう!という段になって、
NATOはウクライナに派兵しない!ウクライナはNATOに加盟してないから、NATOとしては、ウクライナに派兵する義務はない!!

って、報じられて、
え~~~~?!?!

と、とっても驚いた。

な・ん・で?????

コメディアン出身のゼレンスキー氏は、SNSで一方的に発信するばかりで、ある意味他力本願というか、不特定多数に向けて発信してるけど、
そんなことより前に、当事者、決定権者たちに、根回しとか打診とか、おいそれと入れてくれないなら、阻害要因について、代替提案していくとか、…普通、そういう段取りが、あるもんなんじゃ????っていう疑問。

他国は入れてるのに、ウクライナはなぜ?(緩衝地帯とかあっても、分り切った要素を克服すべく、動くのが政治であり、もっと言えば仕事だと思う)

自分は、ウクライナがロシアと戦乱になる、って辺りで、何らかのNATOとの協力体制とか約束事があるのかと勘違いしてたから。

それに、プーチン大統領が最終的に侵攻に舵を切ったきっかけって、アメリカのバイデン大統領が、ウクライナには派兵しない!って明言したことだと報じられていた。

今となっては、今更な話ではあるけれど、何か、釈然としない、納得いかないもやもや感が、ずっと残ってる。

おとといコンビニで見た男性週刊誌の見出しに、”バイデン大統領がウクライナを見捨てるのは分っていた云々”ってのがあった。

バイデン大統領は、アフガンの衝撃の撤退劇の件があって、きっとこういう政治家なんだろうなと分かってはいたけど。

プーチンがいかにぶっ壊れてようと、パワーバランス的に、アメリカが参戦するなら、今回の侵攻は、直近の様な形にはならなかったはず。

ほんとは、もっとできることはあったんじゃないかって・・・。

ゼレンスキー氏については、どうなんだろう、普通、友邦をつくってから事に及ぶものと思うし、一方的にNATOに入りたい入りたいだけでは、相手が入れてくれないなら、この展開ってどうなんだろう。

ポピュリズムの果てに・・・。
ウクライナだけで闘えば、どうなるか、見えていたはず。
自分は保守的だから、一国の大統領が、自国民に国家総動員法的なものをつくって、戦力に差のある相手に捨て身?みたいな作戦で行くのは、国民を楯に国を護るみたいなことだから、私は右翼じゃないし、こういうのは・・・。国の為に死んでもいいと思う人もいれば、平和に無事に暮らしたいし、逃げたい人もいるはず。逃げたい人には逃げてほしい。

メディアの報道が一面的で、もう、国内では無法行為も始まっている。お店のものを取ってく人がいたり。そういう負の現実をあまり映さずに、イケイケどんどんみたいなのが多くて、当惑する。

何より、この先、何が起こるのか分ってるのに、こういう在り方っていうのが、理解しがたいし、一国の大統領のあり方として、どうなのかと思った。

韓国もまた、政治未経験の大統領が誕生した。

自分がSNS派では全くないので、ゼレンスキー大統領のSNS発信手法は、政治手法として今の所功を奏してないように見えて、(結果は出ていない)痛ましい報道ニュースに、何でこんなことに、と思って・・・。

義援金とか、あってもいいけど、今進んでるものを、すぐにでも止められる方法はないものか。
(トルコ仲介の外相会談は進展なし。ラブロフ外相は、先日と顔つきが変わってた。もうこの人は交渉の相手にならなさそうな気が。)

日本のメディアの伝え方には疑問しかない。
ロシア人はこの先、差別されそうな気がした。

この頃、よくネットで叩かれてる橋下氏、朝のフジTVに出てしゃべってるのをちょっとだけ片手間に見たけど、首都キエフが攻撃されるのは、何としても避けたい、という必死の思いは伝わった。
暇じゃないんで、叩かれてる内容をあんまみてないけど。

普段、橋下徹なんて全然好きじゃないんだけど、これ以上の人的被害や街の破壊が進むのは、何とかして止めたいっていうのは、そう思う。

(ちなみに、国際法をあえて超えて、って話は、ダブスタだったけど。少し前、彼らが国際法上云々って言ってたのは、真逆だから。とりあえず、国際法上とかってのは、時として2番目のことだったり、方便の時もあると思うし、国際法上こうだから、っていう理屈よりも上のことがある、ってことでしょ。大義とか,仁義とか色々。)

経済制裁では、すぐには止まらないし、日本はエネルギー自給率低いしで。

身捨つる程の祖国はありや。

・日本人の若い留学生の人でバレエ関係の方が、ロシアから帰国できるかどうか、みたいな記事をちらっと見たので、それはとても心配。無事に帰れるように。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

代替

2022-03-10 01:45:57 | Weblog
光藍社さんがウクライナの「キエフ・バレエの『白鳥の湖』」の無料動画を公開しているのをちらっと見た所、「字幕付き」「字幕なし」があるみたい。2022年1月27日の公演の映像なので、かなり新しい。(年末年始公演中止の代替案、らしい)

字幕、っていうのが愉快。

プリマのムロムツェワは、若く、自分好みってわけでもないけど、まあきれい。丁寧な感じの踊りで、王子役とかなり差がつくかな。プリマ中心で見る舞台な感じ。(勝手なこと言っとります)

光藍社さんは、ウクライナへの義援金も募ってるので、どうせならこちらから募金もいいかも。(コンビニのセブンで同義援金募集してるみたいで、ちょっと迷ったけど、どうせやるなら、前々からウクライナとご縁がある団体の方がより良いかな、と思った。)

そのうちまた光藍社さんのバレエ公演も行けたらいいなと思うけど、今は夢のまた夢。
そのうち状況好転したら、またお世話になりたいものです。

光藍社さん、無料動画ありがとうございます!

・一方で、日本のバレエ団の越智久美子さんの談話がニュースで出てたみたいで、ウクライナとロシアのバレエダンサーと今迄多く交流してきて、ウクライナ侵攻でとても悲しいというような趣旨だった。全く同感で、ほんとの所、私らからしたら、ウクライナとロシアのバレエ、両方を見てきているので、この事態が辛くないわけがない。

・ボリショイの日本人とロシア人のハーフらしきダンサーさんは劇場に留まる、というニュースもあったみたいで。
ボリショイバレエの来日公演、延期になって、そのうちまた、と思ってたらこの事態で、こうなってくると前回の延期が残念すぎるけど。
どうにか無事に存続してと切望してるし、長く時間かかっても、いつか見られることを待つ。

国が経済的に疲弊しそうで、正直心配だけど。
(ボリショイのロシア人以外のダンサーさんの退団の話は、この事態では常識的に考えて当たり前で、「人気ダンサーが相次ぎ退団」って書き方は大げさすぎ。
お名前が挙がってるダンサーさんって、人気ダンサーなの?「外国人ダンサー」とするのが順当だと思うけど。別にロシアンダンサーが退団してるわけじゃなし。私らが見たいのは、どっちかというと、ロシアンダンサーの方なので。)

こんな話ですいません。

・紛争については、トルコが仲裁に入るっていうから、アメリカとかよりはましというか、一縷の望みを持っている。
(アメリカが、戦闘機のミグをポーランドからウクライナへ提供する様に言ったそうだが(ポーランドが却下)。

ミグ、って!ソ連製の戦闘機にロシアを攻撃させるプランって!!!(却下になったけど。ウクライナ軍人が操縦できるのはアメリカの戦闘機じゃなくて、ソ連製だから。つまり、ロシアとウクライナは元は兄弟国っていう皮肉。)

・プーチンのロシアはGDPが低くて、中国とは経済成長の点で明暗が分かれた。

私見では、ロシアは経済の戦争で負けたんじゃないか、その結果がこれなんじゃないか?って思ってる。
ウクライナを陣営に引き留めておけなかった。

なのに、NATOは、ウクライナに甘い誘いをしてその気にさせても、ウクライナから加盟の意向があっても応じなかった。
その辺が、そもそもの今回の紛争の発端なんじゃないかと思うんだけど。

ウクライナがNATOに何らかの約束を取り付けてるのかと思ったから、何もなしで前に進んだのが自分にはよく分らなかった。
アメリカにもこの紛争の責任の一端はある。

でも、アメリカでなく、全然違う国が仲介に入らないと、泥沼の戦争は止められそうにない。

通貨下落率が高い国とそうでない国では、
昨日時点でオーストラリアが一人勝ち。
日本もヨーロッパもやばい。

岸田首相が、昨日の欧米の露原油の禁輸に迎合しないことを示したのは大賛成。
ほんとに、トホホな展開なので、先の事考えて、やっていけるように各国への同調はそこそこほどほどに願いたい。
いけいけどんどんみたいなマスメディアやネット書き込みには、載せられないようにしないと、自分らに明日はない。

現実的になろうよ、っていいたい。これから日本は大変だから。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦車

2022-03-08 01:46:12 | Weblog
元はと言えば、ウクライナ問題は、パワーバランスが壊れたって印象から始まった。
ウクライナは、NATOに何らかの約束を取り付けて事に及んだかと誤解したが、そんなのは一切なし。



最初から、首をかしげたくなるような、おかしな話から始まった。

途中経過の中では、例えば戦車の映像。

一人のウクライナ人の大人男性が、ロシアの戦車の前に立ちはだかって、止めている映像。

でも。

中国の天安門事件の時の教訓では、実は戦車はスピードが意外と速く、反対運動の学生をあっという間に進んだ戦車が、引いてなかったか?!

戦車って、本気出せば、丸腰の男一人で止められるような物ではなかったはず。

ロシア軍側に、何らかの手加減があった?と思うような画像で。
ど素人の私程度でもその位の事は分るのに。

報道も、なんか変だと思った。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念なお知らせ2

2022-03-07 17:24:11 | Weblog
≪ボリショイinシネマ2022の3/24『ジュエルズ』上映延期≫

ボリショイ劇場の音楽監督トゥガン・ソヒエフ氏辞任の衝撃に比べれば、今のご時世で仕方ない、ということではあるが。
”ロシアによるウクライナ侵攻を受け、権利元より上映延期の申し出があり、熟慮の結果、3月24日(木)に予定の《ジュエルズ》の上映を延期”
だそう。4月の白鳥も危ないかな。ま、オリガ・スミルノワだから執着ないけど。

自分ら観る側にはしょうがないと思うけど、一方コロナ禍もあって、よく上映館での延期とか、今迄あったから、日本の関係者には、気の毒で、ただでさえ、興行やる側には何かと厳しい状況続きで、こんなで大丈夫かなとは思った。

・あ、そうだ前回書いたボリショイ音楽監督辞任のソヒエフ氏については、フランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督も辞任で。
「最愛のロシアとフランスの音楽家のどちらかを選ぶという不可能な選択」を強いられた末、辞任を決断したって書いてあったので。心が痛いが、2か所辞めてしまって大丈夫なのか?って、形而下的な心配もした。

・ウクライナ問題絡みで大変そうな話が相次ぐ中、日本のメディアの垂れ流し報道の悪影響も出始めてる気がしてきている。
しかし一方で

≪日経平均株価25000円台で推移中≫
年明けごろ、首相発言によって27000円台になった時期があったけど、その後28000円から29000円台に回復した時期があって、それが、ウクライナ危機等で、下げてきて、今は、ついに25000円位になったかなと思ったが。
ウクライナ問題は、日本人は冷静になって自国や自分の利益をちゃんと考えた方がいいと思う。

ウクライナ問題でもって、無責任なやれ行け、それ行け調の論調もあるが、何かあれば雲散霧消になると思う。

自分的には原爆落とされた国の日本として、核兵器には絶対反対しないとダメだと思ってる。

ロシアに核爆弾なんか、絶対落とさせちゃダメだ。昨日のニュース番組で、共同通信の太田だったと思うが、ロシアが核兵器を使う可能性も否定できないのでは、とか言った気がするが、専門家やアメリカの関係者がその可能性は低いと言ってるものを、わざわざ言うのは、どうなのか。ひやっとした。絶対に落とさせちゃだめだと思ってたら、あんな言い方になるだろうか。軽々に非専門家の憶測を開陳するのは・・・もしかして視聴率の為なの?!
ってつっこみたくなる。軽々にそんなこと言うべきじゃない。言葉の力、言葉の怖さというものがある。本来そうはならなかったものを、軽々に発言する連中の言葉の力が、引き寄せてしまう事もあると思った。ついでに、報ステの大越はもっとどうしようもないけど。あれなら富川の方がましだったと思う。

一部のメディアと、それと一部のネット民とかは、何か方向性が違うのではないかと思う時がある。

ほんとは日本の関係団体が、原爆落とされた後の画像、映像を発信して、原爆落とされたらこういうことになるんだよ!!!って分る画像とか映像とか、それこそ発信して、米ロの大統領や側近に原爆の怖さを教えた方がいいと自分は思ってる。

そんなこと分ってるだろうと思ってる人は居るだろうけど、本当の意味で分かってないと思う。
原爆の怖さを本当に分っていたなら、核爆弾、本気で落とそうとは思わない確率の方が高いと思う。
日本は被爆国で、被爆の現実を知らせる発信、世界への発信は、充分ではないと思ってる。

≪オフショットのトゥルソワ≫
例によってスポーツ新聞社系でフィギュア女子の北京銀のアレクサンドラ・トゥルソワ選手のオフショットを記事にしてくれたのを見たけど。

彼女のことはちょっと心配してたので、普通な写真を見てほっとした。優雅な個性のヌグマノワ選手と一緒で、仲がいい人が色々いるみたいなトゥルソワちゃん。

大過なく無事で、日々アスリートの日常を過ごして行ければと願っていたので。

こないだ、彼女のFS後の様子、発言がメディアに出て、ちょっと、プーのお気に入りのカミラのコーチのエテリに批判的な事を言ってるように見えたので。
彼女の怒りは分るし、色々理不尽な事を耐えてきたと思うけど。
エテリのサンボ70って組織も、国から出資あって、プーが体育会系の人で、特にフイギュア女子に力を入れるという方針でスポーツの国威高揚を期待される団体みたいだから。

カミラのドーピング問題もその関連で何としても陣営がカミラに金メダル取らせようと無理をして引き起った事態なのでは、と思うし、雑に言えばIOCも国際スケート連盟もCASもぐるみにしか見えんかったし。

ただ、振り回された周りとしてはたまったもんじゃなかったろうし、あの時トゥルソワの言ってた事の中でメディアの対応に苦言して善処をエテリコーチに依頼したと思しき箇所があって、それをエテリが対応しなかったということも怒ってたと思う。(けど、エテリって、そんなに対外的な事に対応できる能力があるようには見えない)

見ているこちら側からしても、いつもの五輪と違い、ドーピング問題が主役化しての異常事態で、とばっちり受けた選手はいた。(一番被害受けたのは、直前練習が出来なくなったコンドラチュクあたりに見えた。)
異様な雰囲気の中、練習時にメディアのでかいカメラがうろうろして、でも、それが追うのはカミラだけ。そして、ロシアのメディアに「応援してるよ!」って声掛けられてるのもカミラだけ。

リプニツカヤはメディアに直接苦言したけど、トゥルソワは、優等生な対応というか、これではやりづらいからとコーチに善処を願い出た、という筋の通ったという対応をした。でも、エテリにそれは無理だった。

そしてドーピングについては、周りも見てれば分るんじゃないかという意見もあったし、何よりもう、カミラ陽性が発表された時点でまるわかりだったろうから、トゥルの言い放ったとされた「全て知っているのよ!」っていうのは、エテリがカミラにドーピングやらせてたのは知ってるのよ!っていう意味?って、皆思ったと思う。

もしもそうなら、勇気ある行動と言えば言えるけど、ちょっと、相手にしてる側のたちが悪すぎて。
(後から、彼女は「全部知ってるのよ!」ではなく、「貴方は全部知っていた」と言ってたって報じられ方が変わってもいて、真相はやぶの中だが。どのみち、ドーピングやるようなコーチに、トゥルソワが今までの信頼感を失ったとしても全然不思議ない。)

本当のことは憶測の域だが、トゥルさんが、国の期待を負ってるチーム・エテリに造反してる映像が出た事は事実で、
金と権力がある側が誰を守ろうとするか考えると、ちょっと、自分的には気に入ってるトゥルソワ選手の身を案じた部分はあって。

カミラがドーピングやってたことは事実だし、メディアの憶測報道の通りコーチと医師がやらせてたならば、国が彼らに出資してた事や、そもそも未熟なカミラを、五輪に年齢的にピークが合うから、大げさな宣伝や、強化のバックアップもして、スターにしようとしたベクトルが働いていたことは疑う余地がない。

で、他の競技の選手は皆ドーピングで処分されて終わってるのに、カミラだけ例外扱いなのは、どうもこの件は上の人々はグルらしい、ということ
も見えていて、で、アメリカのTV局か何かの記者までカミラ出場を喜んでたので、莫大な利益を生む五輪産業はこの件については皆グルで、ロシアだけじゃなく、バッハだけでもなく、アメリカの放映権もつ側まで腐敗モード全開だった、ので。

黒を白に出来る権力、今回は、トゥルソワの怒りは共感もあるけど、(まじめにコツコツ努力してきて、五輪に出て、何でここでこうなるの?と思う事は色々あったはず)
ただ、相手にしてる権力が大きすぎるかな、とは思ったので。
彼女が本気で不正と闘うとか言うなら止めないけど、17歳の女の子が、筋の通らない事群に納得いかなかっただけと思うし、

彼女がほんとは何を言ったのか、この件についてはスルーの方が、彼女の為かなとは思ったので。

カミラのドーピング問題は、海外の人が正せばいい。

17歳って純粋な方が普通で、世の中色々あるけど、大人の狡さ覚えろ系の知恵で、トゥルソワには彼女の行くべき道があると思うので。
五輪FSの件で不利益を受けないといいとか、凄く思ってたのと、
後、帰国したカミラにプーが何かあげたりしてたみたいで、自分がトゥルソワならもやもやしそうと思う事もあったので、

色々あるけど、声は届けられないけど、変わらず応援してるファンは世界中に居るので、元気に自分の道を行ってほしいと願っていて、
そんななか、無事にアスリートの日常を送る姿、同僚と親しむ姿を見て、ほっとした。

(カミラの話と違い、フィギュアもトゥルソワちゃんにも興味なさそうな他人の、否定的なネットコメント書き込み見て、ちょい引いた。
カミラの時は、あれほど不正が分りやすい話にも関わらず、メディアの作ったカミラ虚像に幻想持ってる人が好意的な書き込みしているのと対照的で、相変わらず、日本のマスメディアの洗脳力って凄いなって、呆れ感心した。)

カミラは事実上、プーの宣伝の先兵だし。カミラの宣伝に加担したマスゴミには、ヒトラーユーゲントって知ってっか、っていってやりたい。ドーピングで彼女を問うたイギリスの記者のことなんか、カミラは「自分は何も悪いことしてないのに、あの人たちが攻撃してくる」、位にしか思ってないに違いない。

社会正義の実現に向けて発信することは時として正しくても、それはトゥルソワのやるべきこととは自分は思ってない。
彼女は天賦の才が二つ以上あり、一つはアスリート、一つはアイドル。

これから大変な世の中になるけれど、彼女には明るく元気に、自己実現してほしいと願っている。それが、きっと世を明るく照らすと信じている。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念なお知らせ

2022-03-07 15:38:18 | Weblog
<残念なお知らせ、その1>
ボリショイ劇場の音楽監督兼首席指揮者のロシア人、トゥガン・ソヒエフ氏が、辞任・・・。
「ロシアのウクライナ侵攻に対する態度表明を迫られたこと」!
が理由って。

別のニュースでは、使われた言葉忘れちゃったけど、どんな紛争も容認することはできない、みたいなことも言っていて、(言われた言葉を失念して正確に再現できず、申し訳ない。)

泣けてくるような善良な態度。
こ~んな立派な人が、あのボリショイ劇場の音楽監督だったとは!

日本人一般には関係ない対岸の火事事項としてスルーされそうだけど、自分的には驚異的な態度。

あの、菅元首相が、やたら金が金が!と言いたがる男で、とにかく政府として、国が出資してる立場の者には、国の意向に従え!と脅す傾向が顕著で、
何かと国の(というより菅達の)意向に沿わない者にはカネは出させない!という脅しかけとか、もっと言うと、菅の意向に沿わないジャーナリストとかには、スポンサー側に圧力して金の出所を押さえる、という発想が露骨な権力者だった。(他にも、日本学術会議の人を認定しなかった件とか、人事権をを押さえて高級官僚に忖度当たり前にさせたり、傾向が非常にはっきりしてた。)

菅はさすがに漫画レベルで白けたが、権力者の一傾向を如実に示してしてたと思う。これが日本の例で、結局権力側の発想って、日本もロシアも雑に言えばあんま変わんない所はあると思う。・・。なのに。

この偉大系の芸術家の、保身より人道主義、人としての道を優先させた態度はご立派過ぎて、発言内容とか聞いてて涙出そうだが。
そうはいっても、ソヒエフ氏がこのことで被る不利益は計り知れない気がして、大胆!というか。感動と同時に、この方の心配をしてしまったりした。

権力に公然と逆らったことになるので、今ロシアで何が起こってるのか考えると、称賛だけではいられないが。
(少なくとも、今後ロシア芸術界で不遇なんて普通にありえそうだし、自分がプーだったら国家反逆罪に問うとかしそう。)

だから呑気に称賛するのも気が引けるが、自分も極東の芸術小国の一市民として、長らく見てきたボリショイ劇場の、その首席指揮者が、こんなまともな態度を示してることを、大変嬉しく誇りにも思った。

素晴らしい芸術家が、人間的にも思想的政治的にもいつでもご立派とは限らない。
クラシック音楽界は、巨費が動く。金と権力の世界であっても驚かないと思ってた。

なので、今回は、その道に優れた人の純粋さに驚かされた。今後もどこかでぶじにかつやくできることを祈っているし、活躍を聞くことがあれば心に留めて応援していくと思う。

~感動はさておき。
こうなると、後任者は、もっと政権の意向に沿う人になるのかな、とか。

それと、おまけ。プルシェンコが叩かれてるのかも?だけど、彼なんか、踏み絵踏むか踏まないか、みたいな地点はあったんじゃ、ないかな?

日本人なんて、何かあれば大勢に逆らわない人が圧倒的多数の国民性だと思うから、自分たちにそういうことあったら、いの一番に日和りそうなのにそんな自分らを顧みずにむやみにネットで叩く暇あったら、別のことにエネルギー使った方がいいかもっては思う。

ま、プルも負ける性格じゃないから、延々やりそうだけど。(プルは、そんな超頭良すぎる人でもないし、回避もせず、アスリートな性格だから、熱くファイトすると益々火に油しそうで笑える。でもああいう性格だから、勝って勝って頂点に立ったんだろうなとは思った。)

プルシェンコは優秀な選手を何人か育てているので、エテリとは別のやり方で、生徒を人間的にも尊重して芸術性も大事にしていい仕事をしていけると思うから、それとアイスショーもまたバレエものをやってほしいかな。

カミラ絶賛とかプルってば何言ってんだか、としか思ってないし、トゥルソワちゃんについていったことには、自分としては、プル如きがトゥルソワ様に何をかいわんやとしか思ってないけど。

政治のことは、プルより専門家の意見に終始で良いと思ってる。プルには、今の業界で今まで通り少女たちを大事にしてやっていければと願う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする