懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

石橋メイショウサムスン優勝

2007-04-29 16:17:53 | Weblog
春の天皇賞、本命メイショウサムスン優勝。3冠達成、でした。

オペラハウス産駒で春天勝ったか。

馬券買ってなくても感動。ウインズ後楽園のラーメンが恋しい。

今日の天気でNHKの映像は、馬の走る様子が一段と美しい。

フジテレビのスーパー競馬は井崎その他のトークが目当てで時々見てるんだけ

ど。

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懐かしのバレエ&天皇賞(競馬の)

2007-04-29 15:25:42 | Weblog
今日って天皇賞だったんですね。

昨年あたりからバレエにかまけて競馬から足が遠のいている。

バレエは公演数が多いが、質より量になっている。

Kバレエでテレビに出ていた芳賀さんというダンサーさんがまたお怪我で降板だそ

うで、大変だなあと思う。

さて。今年の本命馬サムスンの予想はできないが、競馬、春の天皇賞といえば、

「堅実馬券プラン、3強ボックス」が可能だった平成の名勝負を思い出す。

田原騎乗マヤノトップガンが、ゴール前の接線で豊、横典の有力馬を辛くも制し、

優勝した・・・あれは何年前の競馬だったろう。

この日、たまたまバレエ界の寵児、ヴラジミール・マラーホフ ゲストの東京バレ

エ団「ジゼル」全幕公演と重なっていた。私と悪友はマラーホフの「ジゼル」も

春天も両方見たかった。時間も重なっていた。

バレエ見ながら、ああ、競馬のレースは、今か今かと気がせいた。

バレエはバレエで当時全盛期だったマラーホフの空気の精のような舞が見られ、見

ごたえがあった。

でも、公演が終わると、私と悪友は、お互いを見つけるとほぼ同時に言った

「天皇賞はっ?!」

「近くのウインズ行こう!」

通りすがりの駅の売店の新聞の速報で結果を知ったか、ウインズの画面だったかは

もう、覚えていない。

勝った田原は「あの時実はゴール前でトップガンが止まりそうだったんだ」と

競馬漫画「ありゃ馬こりゃ馬」単行本の後ろ頁でその苦労を語っていた。

当時は競馬史上に残る名勝負とも言われた3強対決。

「イベント二つとも見たい」とは度し難い欲だ。

パフェとステーキ両方食べたいみたいなもんだろか。

「即結果が知りたい」という心理も。

が、あの時そんなアホ行動を共有した友人とともに、あの日のイベントは

「マラーホフ天皇賞」として我が道楽史に刻まれたのでした。

天皇賞日和。もうすぐレース。


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ローザンヌバレエコンクール

2007-04-29 02:47:02 | Weblog
テレビ放映を知らず、録画漏れてしまった!

「ローザンヌコンクール」のテレビ放映名物と言えば、

やはり昔のパリ・オペラ座バレエ学校校長、クロード・ベッシーの辛口毒舌講評に

尽きる!

晴れ舞台で懸命に踊るバレリーナの卵さんたちの胸を刺しそうなバッサリ切る口

調。

「彼女は・・・見るべき所は何もありませんねえ~~」のよ~な決めつけコメント

を微塵の躊躇もなく言うフランス女の残酷さ。当たってるだけにきつい。

熊川哲也が、プリマ宮内真理子あたりに「ベッシーに”顔がでかい”って言われて

なかったっけ」と言ってたこともある。いつもそんな感じだ。

でも。

突然番組から消えたベッシー。事情はよく知らない。

なくなってしまうとさみしい。視聴者としては物足りない。

なんでやめたんだろー。当たり障りないコメントなんてつまらないじゃないか。

思えばベッシーの悪口言いながら友達とローザンヌを見る愉しみもあったのだっ

た。

あのフランスのおばさんの毒舌よ、もう一度・・・・。

昨日の天気は


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ぴあ窓口並びザハロワ、ウヴァロフ新国立劇場「ドン・キホーテ」

2007-04-22 15:06:09 | Weblog
昨日に引き続き、ちけっとぴあへ。

今日は朝から「並び」だす~。

ここのちけぴの窓口のお姉さんは、前の人と変わっていた。

前の受付嬢は朝一で動く、コンサートチケットについて客を捌くのが早かった!

びっくりするほど早かった。今の人々はそうでなく、さんざんだった。

本日一般売り出し開始のチケットをわざわざ買いに行くのは、「会員券」で申し込

んだ時の席が気に入らなかったからだ。お金払うなら好みの席で見たい。

ボリショイの美男美女カップル・ザハロワ、ウヴァーロフ客演、新国立劇場6月公

演。

10時売り出し開始で数分で受付になったけど、土曜公演はオペレーターさんが、

私の指定の前目の席がないと言う。

私「何席でもいいから前目の席ってないですか!?」

受付嬢「今、どんどん売れてます」

えっ!?焦らせないでくれ~!

ひやひやしました。そっか、やっぱり人気あるのね~。

平日の木曜の方が残席があった模様。

世の中変化が激しい。ちけっとぴあさんもリストラとか、縮小経営だったりするの

かしら?

昨日と同じサービスを期待するのはこの国では難しくなってきている。

次はもっとすいてるぴあを探した方がいいのかと思案した。

待ち時間に5月公開映画「パッチギ!らぶ&ぴーす」のポスターを眺めた。

こちらはチケットと違い、アンソン役らしき兄ちゃんでなく、今回二枚目担当らし

き(?)西島秀俊とキョンジャ役らしき女の子の恋愛映画っぽいシーン。

中身はともかく、宣伝としては昨日見たチケットの写真よりこっちの方が

「世界は愛で救われる」調だった。

そういえば先日のハッピーエンド版の「白鳥の湖」も「世界は愛で救われる」って

話だ。




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セミオノワ、フォーゲル、東京バレエ団「白鳥の湖」

2007-04-22 01:52:57 | Weblog
4月初旬、東京文化会館のバレエ公演に行ってきました。

行って良かった。

楽しかったです。

私は「白鳥の湖」がほんとに好きなんだな~と思いました。

この音楽、やっぱり感動します。まともに演奏してくれれば!!

若いカップルの主役で、男性は地のまんまでしょうか。

ほほえましく、青春まっしぐらな感じでした。

版はプティパ、イワーノフ、ゴルスキー版。

この版のフォーションも面白かったです。



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チケット争奪戦

2007-04-22 01:45:53 | Weblog
21日は、「ルグリと輝ける仲間たち」公演のチケットをとった。

10時には動かず、遅く掛けた電話。12時過ぎてました。

繋がった時は「完売です」ゆうぽうと客席数少ないし、当然だよね。

でも、でもこんなときにすぐ諦めてしまうアナタ!

その後足を運んだちけっとぴあにはチケットがあったのです。

人生もチケットゲットも、粘りも大切!

22日は、6月新国立劇場「ドン・キホーテ」の一般前売り開始!

人気コンビ、ザハーロワ、ウヴァーロフの日を早起きしてゲットです!


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ちけっとぴあで「パッチギ!」

2007-04-22 01:37:20 | Weblog
今日ちけっとぴあに行った。

「パッチギ!ラブ&ピース」の前売り券が目に入った。

写真の俳優さんは・・・う~ん、どうなんだろ?

私がマイナー俳優(?)塩谷瞬好きだからそう思うのかもしれないが、前作は俳優

さんがぐ~っと良かったからねえ!!

アンソン役の兄ちゃんも、そして沢尻エリカも。

もっというと、その他の人々も、みんなとってもよかった。

「俳優が良かったから成功した」というよりも、「へえ、この井筒って監督凄い!

ナイスキャスティング!」と手応えがあって、しかも皆いい顔をして映ってる。

監督が皆を伸びやかに演じさせているように思える仕上がりだった。

前のキャストが良かったから、今度はどうなのかな?

前作で好感持ってる作品なので、成功して欲しい。

「アカルイミライ」「パッチギ!」でコメントくださった方、

ありがとうございます。



コメント (1)
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ニコラ・ル・リッシュ「若者と死」

2007-04-09 01:15:26 | バレエ
NHKでバレエ番組をやっていて、アントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」を見た。

でも、その後おまけでやってた再放送、パリオペラ座バレエ団、ローラン・プティ振付「若者と死」の方がずっと感動してしまった。

前も見たことあるのに。
素晴らしかった。

主演のニコラ・ル・りッシュ、素晴らしい。
黄色い服の女、ジロも、冷たい感じが適役で、文句なしの舞台放映でした。

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セックスに才能のない男。「愛の流刑地」つまらない

2007-04-09 01:09:08 | Weblog
プリマダムでちょっとだけバレエに見栄えがした(ちょっとだけね)高岡早紀が出ていてなんとなく見ちゃったつまらないテレビドラマ「愛の流刑地」。

ふつうなら黙殺するのが応分の通りすがりの駄作にすぎないが、以前バレエ話の中でちょっち書いた通り、セックスのことは大事だと思うので、ああいうおバカな作品が「愚作は黙殺」の空気の中で、一部の勘違いな人々が愚にもつかない考えを信じたりしたら気の毒な気もしたので、考えるヒントを2.3書く気になった。

里中満智子の漫画「天上の虹」の途中に、”愛することにも才能ってあるんじゃないか”と言う皇子が出てくる。偉大な父を超えられない悲劇の皇子の悲しい台詞だ。この話はこの話で、考えさせられるなかなかいい話なのだが、この政治にも敗北する皇子は愛にも敗北し、愛した美女は別の男性を愛したまま彼に嫁いで来る。

悲しくて可愛そうな話だが、実際、愛にもセックスにも、才能というのは、確かにあると思う。愛することに恵まれた資質を持って生まれてくる人はいる。官能性においても、生まれついての個人差は、幾つかの別の意味で厳然と存在する。

「愛の流刑地」の作者は、その厳然たる事実をずっと知らずに人生を送れる、きっとおめでたい人なのだ。それはそれで(自分が他の男より劣っているかもしれないとずっと気づかずにいられる)幸せなことかもしれないと思うけれど。

現実問題として、男性の中で、女を愛することに、恵まれた才能を持って生まれてきてる人たちはいる。

愛の流刑地の主人公の男の独善性より、「天上の虹」の悲劇の皇子の方が「無知の知」にも似た面があって、つまり自分は愛することがあんまりうまくないんじゃないかと自覚し悩むとこが魅力がある。悩んだ代償に、愛した女に自分なりの愛し方を示して自決してゆく最後は、泣けてくるようないい男になっていたりする。

「愛の流刑地」の方は、とにかくお互い子持ちなのに子供のことをあんまし考えてなかったり、人として問題外なのだが。

まあ、じっさいのセックスとかけ離れてつくり話的な話で、低視聴率も当然という感じ。

テレビでドキュメンタリーで、元やくざの親分が、ヤク中になり、その地位を失い全て失って、自殺を図った時、「もう一回ヤクをやっていい思いがしたいと思って死ねなかった」と告白していた。

人ってそんなもんだと思う。
普通のまともな状態の人なら、例えば大人の女性が官能性に溺れれば、死にたいどころか、もう一回いい思いがしたい、と思って、生きたいと思う方が一般的だ。

セックスとは全然別の、何か人生で巧くいってない要素があって「死にたい」というならわかるけど。

男のほうは、魅力のない男の典型のようだった。セックスが下手なんだよね。
娘がしらけるようなことを言うし。

セックスの才能には色々あるけど、もちろん精力盛んで、このひよわな中年男より元気一杯という才もあるけど、女性と、官能性を共有できる、という才もある。
「愛の流刑地」の主人公には、この手の才がないのは明白で、セックスして醒める男になんか、魅力があるはずもない。

寝たくない男、のつまらない物語。もてたい男性諸兄は間違っても参考にしないように、と思ってしまうような目も当てられない内容だった。
この男優さんって、昔清純派の女優さんと、メンタルな面の強い恋愛の話をやった時はそれなりによかったけど。台本がよかったのかもしれない。色気の強い役は荷が重いのは事実だ。
役者は上体はだける役は、それなりの容姿の人がやった方がいいと思う。

ついでながら、別のお笑いドラマに出ていた喜多嶋舞さんという女優さん、ベッドシーンの芝居がよかった。品もあって官能的で。ほんとっぽいとこがいい。女の喜びを知ってる感じ。高岡早紀は笑いをとりにきてるのかと思うくらい、ベッドシーンの芝居が大根で、いっそお笑いにすればよかった。官能の喜びもへったくれもない、うそっぽいお芝居だが、昔の黒木瞳はもっと酷かった気がする。

バレエがちょっとよかった高岡さんは、やっぱりプリマダムの方が良かった。(もちろん神田うのの方が、もっとバレリーナ役栄えがしたけど。プリマダムはおばさん黒木瞳なんかやめて神田うの主役でバレエドラマにしてほしかった)

一時の逢瀬すら、女と官能の悦びをうまく分かつことのできない未熟な男性が、まして「愛」ということ自体が不遜だ。いったい何を愛したと言うのか。

本当の愛とは、相手の全てをひっくるめて、愛していくことに他ならない。相手に家庭があれば、そういうことを含めて、もっと色々考えるもんだと思うけど。
ドラマの主人公たち、男も女もいい加減で、大した愛などないから、あんな台詞がいえるのだと思う。

ヒロインの夫も、これといって落ち度があるように見えないだけに気の毒だった。ヒロインは人生を手抜きして、いい男とつきあったことがないからあの年まで官能の悦びを知らなかっただけなんではないかと思うとかなり鼻白む。

ひとりよがりのご都合主義が、なんだかいかにも「作家が書きました」っぽい作品ではあった。

本当に人を狂わせる愛のドラマも、官能に溺れる世界も、もっと別のところにあるのだ。

セックスが下手な男の話。それが、「愛の流刑地」の感想である。

池田理代子の少女マンガ「オルフェウスの窓」に、革命家が貴族の奥さんとの恋に溺れ、ロシアの雪深い国境ぎわで、最後はピストル自殺、心中する話があったけど、あれこそ「愛の流刑地」みたいだった。
セックスシーンはないんだけど、若く健康な二人が、そういう世界に溺れたことは想像に難くなく、熱い血を持った男性が、わがままな美女のために仲間を裏切るはめになり、地の果てまで追い詰められて、でも性格の悪いこの女性への愛も捨てきれない、そんな想いは、実によくわかるのでした。

もう一つ挙げると、女優・荻野目慶子さんの手記で、自殺した映画監督氏との恋の顛末など読んでいると、実際の生は、作り話の「愛の流刑地」とは正反対の世界であることがよくわかる。

理想に生きながら映画製作の借金に追い詰められた監督氏が死を選ぼうとした時、連れていた女優さんを抱いて、一緒に死のうと思ったけど、抱いてみると、彼女の「生きたい!死にたくない!」という心の声が、監督氏には聞こえたのだと思う。
本当のセックスとはそういうものだ。それで、かれは恋人の女優さんを連れず、後日一人で死んだ。
作り事でない、実際の愛と死とは、えてしてそういうものだと思う。





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アカルイミライ

2007-04-08 23:56:42 | Weblog
きとくな方がコメント下さって、前日書いた黒澤清監督、オダギリジョー主演の昔の映画のタイトルを思い出した。

そう、「アカルイミライ」ってゆーんです。

なんでこんな変なタイトルつけるんだろーと思う。

「ニンゲン合格」に至っては、レンタルビデオ店でビデオを手に取り、借りるのやめようかと思ったほどだった。

まっ、こいうタイトルつけた意図がわかってないわけじゃないんだけど。

中身も大事だけど映画も小説も舞台でも、タイトルも大事!

昔知り合いの文学研究者が、大江健三郎の当時の新作について、「タイトルがよくない」といっていたのを思い出す。(どの作品か忘れたが)
対して、安部公房の小説について「タイトルがいい」と言っていた。

「パッチギ!」はタイトルも良かった。

レンタルビデオ店でDVDのパッケージを手に取った時、とにかくため息がでてしばし眺めいってしまったのはチマチョゴリにおさげの沢尻エリカの写真。
撮った人がうまいんだろうけど、ああいうかっこが似合うなあと感心した。

パッケージも時として大事ですっ。

コメント (2)
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