懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

仕事の流儀 10/18「バンカーの正義 〜銀行員 大櫃直人〜」

2024-10-19 00:33:41 | Weblog
本日は、寄り道余談。
今日帰ったらNHKでやってた、「プロフェッショナル 仕事の流儀 「バンカーの正義 〜銀行員 大櫃直人〜」。
これが面白く、濃ゆくて良かった、っていうだけの、今回は与太話です。

以下、長文失敬。
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就職して、都市銀行のNO.1営業をやって、一度挫折も経験して、そこで、スタートアップ企業の融資、伴走、アドバイスをやって成長を見守る人になってる人の、仕事哲学譚。
、かつて、みずほ銀行の常務などをやってた人の、バンカー経験30余年の中で生まれた思い、
「バンカーの正義」。

この言葉、ちょっとぐっと来た。
自分が「分る!」っていうのも、仕事レベルが違いすぎるので、おこがましいが。

自分の事では、今でなく、もっと以前に、仕事に多くの時間をかけて生きてた時に、自分なりのポリシーがあって、守りたい線があって、その闘いは、充実してたんで。

資本主義ではあっても、企業活動で利潤を上げること、だけでなく、プラスアルファ、顧客の役にたつ有用なサービスを提供したい、自分の守りたい一線があって、やはり仕事としてのシビアな部分もあって、顧客利益と会社利益の両立の為に、どこら辺が落とし所にあるか、見計らいながら、仕事してたような所はあったので。
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と、脱線したが。
って、ごく私的な思いはともかく。

この方は、メルカリなども世に出るきっかけを作ったらしいというのか、サポートをしたりもあるようで。
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「スタートアップ」と言う言葉は、岸田前首相が首相になった時に掲げた政策で、聞いた言葉だった。
そういえば、あの人も、元バンカー出身だった。(長期信用銀行5年勤務)

そして岸田前首相は、念願の首相になり、それまで首相になる為に様々に準備して、知識も入れて、日本経済の活性化や、「どうやって全体のパイを大きくするか」、を考えた時に、今のトレンド、スタートアップ企業を政策的に支援していく、と言うのを、

(本人が学んだのか、ブレーンから聞いたのか知らんが)導入しようとしてたんだと、自分的には、当時はそう見ていた。
--
(岸田前首相は、衝撃の安倍元首相暗殺事件もあり、やっぱ、ああはなりたくないだろうから、その後は、世界のご主人様に逆らわない傀儡首相になるのは、立ち位置から見て、まあ、普通なのかもね、って思って。ま、それはともかく。)

そのスタートアップについて、バンカーとして地道に動いて、岸田首相が取り上げる位、有名になることに、大きく貢献したのが、この銀行員のコツコツ積み上げた仕事の結果だったのかな、と番組見て思った。

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岸田前首相が首相としてやる気に満ち、理想に燃えてた頃に、色々政策がでていたが。
今、選挙前で、やはり同様に公約って各候補者で出てるけど。公約は理想を掲げられるけど、岸田前首相がスタートアップ、と言った時は、何か明るい、新しい、未知のいいもののような、語感があって、

そして、今回、この番組でバンカーとスタートアップ企業の若い社長の、融資相談経営相談等々の具体的なやりとりの中で、そういう、政治家が看板として掲げる公約レベルでは出てこない、理想を求めて出くわす現実のハードル、そしてそれをいかに乗り越えていくか、と言う、甘くない現実的な話が幾つか出ていて、内容が濃ゆくて、厳しい面も含めて、興味深く見た。

ユニークなバンカーも居るもんです。でもきっと、キャリア半ばでの成功と失敗を経なければ、もっと普通の出世バンカーになっていたのかもしれないけど。

これを観て、裏番組の報ステを見なかった。
ちょっとだけチャンネル変えたら、日本の駐ウクライナ前大使と大越で、またまた、現実からかけ離れた空想的な話をしていて、白けた。決して学習しない人々。(馬淵元駐宇大使が、今の大使らについて、嘆いているかな。)

大越と、前大使で、何か、例によって何言ってんだと思うような、空しくも偉そうなこと言ってたけど。
んなこといったって、ゼレンスキーが例によって、金と武器、援助をせびりに欧米歴訪したけど、G7首脳や、NATO新事務総長に就任したルッテ氏は、冷たい反応で、ゼレンスキーは望むものが得られたわけではなかった。

アメリカは大統領選で気もそぞろだし。(テレ朝も他も、ハリス楽勝かと誤解するような報道してたけど、得意の「ジャンプ」をもってしても、最近では、メディア各社は、ハリス勝利予想にはなってない。
大越の報ステも含め、嘘つきTVのバイアス報道は、忙しい身にはきつい。

(信じちゃうと、その通りにはならないから、後で軌道修正が大変なのよね)

で、ウクライナの方は、ゼレンスキーは、相変わらずの「おねだり君」を繰り返しても、欧米が、以前のような歓迎&宇戦争イケイケモードではなくなってきてて。(ルッテ氏は、ウクライナ支援、戦争継続強硬派の様に見られてたから、今回のはちょっと意外だった)

なんとなく、ゼレンスキーが憮然としてそうだったのに・・・。
そんな中、やっと閣僚ポストにありつけた、前政権下の自民党非主流派の石破政権下での抜擢閣僚含め、またまた、「日本だけが」、ゼレンスキーに歓迎ムードで、自衛隊車両とか、またまたウクライナ政府にプレゼントを出していて。

(そういえば、クレバ外相がちょっと前に辞めたり、イェルマーク長官と軍の最高司令官の確執が伝えられたり、ゼレンスキー政権の内部は、結構ガタガタしてる)

日本の石破政権の閣僚は、ポストを得て嬉しそうにウクライナ支援を決めてるっぽくて、干されてた人・非主流派の人も居る組閣だったし、何となく、ウクライナの政府の人と会うと、自分がえらくなった様な気がするのかな?って思って。おのぼりさんみたい。

石破首相って、あまり頭のいい人ではないように思った。本読むのに、時間かかる人だから、自民党内での付き合いが悪かった、って、あるように見えた。
石破の安全保障談義は、石破の脳内妄想を聴いてるような気がして閉口した。

世界が見捨てるウクライナのゼレンスキー?に対し、日本のお上りさん閣僚が、「支援を約束」して悦に入ってる様が、こっけいだった。
報ステは、宇前大使の話なんかよりも、こういう現在形の話をやった方が良かった。

ウクライナもイスラエルも、外国の支援があるから、戦争が終わらない、とか、拡大してる、とかって、ある。

ドイツのショルツ首相は、就任直後から日本のTVの評論家にぼろくそ言われてたが、

それでも、最近でも、再三のゼレンスキーの「タウルス供与しろ」という圧力に、屈しなかったのは良かった。
(代わりに、もっと小さい支援を約束してたかもだが。ドイツの為の選択肢、と言う政党があるが、今回のショルツ首相の却下は、英断と言うか、「ドイツの為の正しい選択」になってると思う。

ドイツの為だけではなく、欧州が第三次世界大戦にならないためにも。
ゼレンスキーは、自分の利益、保身しか考えていない。しかし、欧州の為政者は、このまま進めば自分の国がどうなるか、よく考えてみた方がいいに決まってる!

戦争に反対ですが、この頃、私の頭の上を、アメリカ軍のヘリコプターが飛んだりして、超低空飛行で、・・・引く。

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欺瞞のノーベル平和賞と中東情勢

2024-10-12 01:16:48 | Weblog
マスメディアの、ノーベル平和賞騒ぎで、
私的に一番気になったことは、イスラエルの事。

1年位前に、イスラエルは核を持ってるんじゃないか、と言うような話が出て、

それが、いつの間にか、
核保有疑惑、と言うよりは、イスラエルは核を保有している、?みたいな大前提になってた。

過去に、イランが、とか、北朝鮮が、と言って核保有で大騒ぎしたのは、何だったの?って感じ。

で、その、雑にいうと、イスラエルが核を、レバノンに使ったんじゃないか、みたいな話も出てきて。

戦々恐々としているので、
今さら平和とか、核のない世界に、とか、一体何を言っているんだ?!って感じ。

横暴が許される国、イスラエル。

あの国の暴走を止めたいし、核持ってるなら使わないでほしいし。

今週のニュースで、イスラエルの人が「復讐だ」といった。
その為に手段を択ばないのだろう。人を虐め殺すようなことをしている。

恐ろしい事になっている。
あの、ノーベル平和賞で騒いでる人たちが、遠い。
単なる何かのイベントだ。

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ノーベル平和賞、TV新聞の間違い報道

2024-10-12 00:16:35 | Weblog
さっそく、間違ってますね。

「ノーベル平和賞を、あまり知られていない日本の非核団体が受賞して、意外だった」ようなことを、アメリカの報道で言ってたって報じていた、日本のTV局の言葉使いの間違い。

✖「日本は、唯一の被爆国」
正解「日本は、唯一の戦争被爆国」ですから、皆さん!

10月11日テレビ東京のワールドビジネスサテライトで間違えてたんだけど、私も流し見ただけなので、もしかして、大元の読売新聞も間違った?かな?

報道関係者や、こういう話で出てくる市民の、原爆、歴史等々に関する、意識の低さが露呈した話でしたね。

この手の話には、うんざりしてるんだが。

あ、私、いっときますが、一応、被爆2世ですので。

日本が唯一の被爆国ではない。
太平洋の島で、アメリカが水爆実験して被爆した所があったのは、有名な話だし。

近年では、イラクのファルージャで、核爆弾が使われたんじゃないか、と言う話を、昔のTBSが放送していて、(もちろん、大量破壊兵器があると嘘を言って、一方的に軍事侵攻したのは、アメリカさん。後からその破壊兵器はない、となって、見つからなかったけどあるとか言い訳してたかな?
?)

そこの新生児が、先天性奇形児で、その姿が、広島長崎の原爆投下後に生まれた奇形児と同様の形が多く見られた、と言うような話だった。

核のゴミの爆弾、劣化ウラン弾については、ウクライナへNATO(イギリスだったっけ)が供与して、一部反対デモあったと思うけど、権力側は、スルー。ウクライナのフメイリニツキーの爆発の時のキノコ雲みたいのは、劣化ウラン弾の弾薬庫が爆発してしまったんじゃないか、といわれていた。(それで、ウクライナから小麦買う、ヨーロッパのパスタは~~~~、とかっていわれてたり)

ついでに、日本でもこの、劣化ウラン弾供与についての、反対デモはあったが、政府や広島市は、そのまま平和祈念式典なんかやっちゃって。
で、広島市のHPでは、この年の春に、「劣化ウラン弾」についての記載を、改竄する、と言う、姑息な手段に出て、役所に抗議がいくつも言ったように聞いてるが。

それと、コソボの虐殺で、NATOがコソボを攻撃し、3日で8千人も大〇殺した、と言うのは、今頃になって、日本のメインメディアでも認めているが、ここでも、劣化ウラン弾だったか、そうじゃなくて濃縮ウラン弾だったか、、忘れたが、ここでも、たしか、そっち系が使われてたような話があったと思う。だから、住民に、ガンとか、健康被害の話もあったと思う。

一番上に書いた、太平洋でアメリカが水爆実験し、そこの島民が深刻な被害にあったのは、有名な話。

で、この時、同時に被爆した、第五福竜丸の日本人乗組員について、やっぱりTBSだったか、特集番組でこの件を取り上げていて、一緒に、そのアメリカの水爆実験によって被爆した太平洋の島の島民の人々について、アメリカが治療せず、モルモットみたいな扱いで、水爆被爆した人々が、その後どうなるか、観察、数値を計測したりしていた、この、アメリカ当局者の耳を疑うような非人道的態度についても、昔は堂々日本のTV番組で報道していた。

「唯一の戦争被爆国」つまり、戦争で核撃たれたのは、日本だけ、と言う意味。撃ったのは、アメリカだよ。間違うなよ!っていいたい。

そして、アメリカの高官らは、アメリカは、原爆を投下したことで、日本人を救った、という意識。それで、戦争を終わらせることが出来たそうで。こいつら、堪らんな!とは思うけど、そういうアメリカさんに、原爆撃たれた側はどうなるか、教えてあげないと、いけない。

戦争被爆国、でなく、「被爆国」なら、他にもあるのに、「日本は唯一の被爆国」と間違った形容をしてしまう報道関係者は、戦争についてとか、近現代史について、無知なんだと思う。

今はもう、2024年で、太平洋戦争から随分時間も経って、こういう話を勉強する機会はいくらもあったはずで、この言葉の使い方で、いかに、常日頃、非核化問題その他について、考えてこなかったかが、分る。

昔は、「日本は唯一の被爆国」って言い方してた事もあったんだろうけど、最近では色んな研究も進んで、言葉の使い方も「唯一の戦争被爆国」って精度を上げてきてる。こういうことは、意味を分かって、状況を分って、言葉を選んでほしい。
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【欺瞞のノーベル平和賞】
報ステで、受賞した被団協の委員の82歳男性が、「てっきり、今年のノーベル平和賞は、ガザで頑張ってる人たちが受賞するかと思ってた」と正鵠を射たことを言った。

確かにね。本当の平和賞ならば、ガザで死に物狂いで頑張ってる国連の人とか、NPOとか、外国人の医師たちとか、そういう人たちが、受賞するのが良かったかもしれない。
日本の非核団体が活躍し、マスコミでも報道されてたのは、もう少し前の時期だったと思うし。

でも、こうなったのは、本当のことを言うと、やはり、イスラエルロビーが強いから、に他ならない、と思う。
イスラエルをアメリカが巨額支援し、国連でも拒否権発動で庇いまくってる。
やはり、やはり、お金の力は強い。

ガザの善意の人々なんか、西側のノーベル賞の団体で、受賞、表彰なんか、できるわけがない。やったら、イスラエルが怒るよね。
国連の日和見事務総長、グテーレスがほんのちょっと、イスラエルの意向に従わないことを言ったら、イスラエルはぶち切れてグテーレスへ非難轟轟だったし。

ユダヤマネーの力は強い、らしい。黒を白にしてしまう。国際社会は家畜のように、従っている。

それで、ノーベル平和賞は、他の団体が受賞になったんでないの?
しかも、受賞を告げてる人が、ノルウェー!!!の人。

(ノルウェーって、ノルドストリーム爆破を、アメリカと協力してやった国。って、アメリカのピューリッツァー賞受賞の記者、シーモア・ハーシュが、暴露して、その方法までつぶさに解説していた。もちろん、首謀はアメリカの方だと思うけど。こんなハイレベルな事、やれるのはアメリカしかいない!でも、ノルウェーも協力したのよね。)こおんな好戦的な国に、平和といわれてもねぇ。

ついでに、米記者ハーシュのこのスクープは、アメリカの国防総省方面かどっか、アメリカの上の人に、バイデン政権下のロシア・ウクライナ紛争に疑義のある人がいて、こういう話を小出しにリークしてる、と言うのが本当の所だと思う。(多分、アメリカは3方面作戦は無理だから、とか、現実的な理由があって、バイデン政権下での、戦争イケイケどんどんに、ブレーキかける動きしたりしてるのかな?って思ってたりする)

(ノルドストリームは、ドイツとロシアを結ぶ、海底通ってるパイプラインで、これによりドイツは、ロシアの安価なエネルギーを買えて、経済発展するはず、だった、のが、完全に出鼻くじかれた。アメリカは、日本にも栄えすぎてほしくなかったろうし、覇権国として、ドイツがアメリカを離れてロシアのエネルギーを得て経済発展するのは、阻止したかった事情はあるでしょう。)

最近のニュースは、間違いが多すぎて、一体どうなってるんだ、と思うけど。間違った理解が国民の一部に広まるので、こういう間違いはやめてほしい。

そして、核問題で、TVキー局や大新聞って、すぐ「ロシアが~」っていうんだけど、
繰り返す!

史実では、日本に原爆を落としたのは、アメリカだよ!!!
無条件降伏したから、って言っても、あれだけ酷い目にあわされて、
「アメリカさん、原爆投下してくれてありがとう、おかげで日本も戦争やめられました」
なんて、思ってませんから!

原爆や、非核団体の話を扱うマスごみが、しばしば美談にしたがるけど、本当は、そういう「痛い」所をこそ、突くべき。

ウクライナ戦争以降、その直前までは充実していた、原爆や戦争に関する番組が、いささか低調に変わったのは、大変残念だ。
ウクライナ政府も、日本政府も、劣化ウラン弾の使用を容認するような、核がらみでの、意識の低さを露呈している。

ガザの非人道的なイスラエル軍の所業、またレバノンのポケベルテロや、高度な諜報による要人殺害の数々など、
イスラエルの暴走を誰も止めることができない。

そして、このイスラエルも、核を持ってるって話だし、ガザかレバノンか忘れたけど、劣化ウラン弾でなく、濃縮ウラン弾を使ったんじゃないか?って、身の毛もよだつ恐ろしい話も出てきている。

報ステやWBSの「日本人の団体がノーベル平和賞受賞」と言う事象への浮かれぶりには、今の途方に暮れる現状の中、ひたすら報道の人々は能天気で、違和感を覚えた。

こんな調子だから、ニュースが信用されず、ユーチューブ見てTV見ない人々が増えてるのかな、って思った。

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国会代表質問等

2024-10-09 17:46:48 | Weblog
前日10/8の論戦は、まず
立民/社民/無所属を代表しての、田名部さんという女性議員の質問が、前半では、特に良かった。

野田・石破だと、二人ともしゃべりが遅くて、・・・だったのが、

その点には風穴を開けてくれたのが、国民民主・玉木雄一郎議員の質疑。
この方は主義主張には、基本賛同できないうえに、メンタルが弱い、打たれ弱い、と言う政治家として大きな欠点も持ってるけど、

やはり元財務官僚で頭悪くないし、サクサク喋れて、質問内容も、野田の「は?何で今、その話なの?」と言うような話に比べ、喫緊必要な話になってて、おまけに、「この議場の緊張感の無さ!」を最後に叱責したのも良かった。(あ、ほめちゃった)

共産党の田村智子委員長も、聞きやすい話し方で過不足なく語り、こういうひとがでてきてほっとした。

(立民は、野田豚も酷かったが、次に出た吉田はるみは、つっかえつっかえ下みて原稿読んでて、酷くてさすがに見るのやめた。ああいう人を出して女性活躍って、国民をバカにしてる。そういうのを見た後だったから、田村氏が良く見えた、っていうか、出すなら、。田名部氏や田村氏位の人を出すべき。人材がいないわけじゃあるまいに。野田立民執行部の駄目さに閉口した。

ついでに、共産党の志位議長、消費税減税、って言ったと思うので、そこ!そこをもっと立てて、前面に押し出してやればいいのに。
マーケティング的観点から見ても、共産党あたりの立ち位置として、「消費税減税!」は選挙公約として、押し所になると思う。

(って、共産党に言ってもダメかもしれんが。自民党とかぶる主張よりも、自民も立民も賛成しない、一般国民にプラスになりやすい公約は、共産党の立ち位置ならいえるんだから、得票のばすためには強調するべきなんだけど。)

ついでに、志位議長のあたりから、イシバの聞く態度がとても悪くなって、2重人格みたい。TVカメラ回ってるんだから、ああいう態度はTVに映らないようにしたほうがいい。権力を志向するひとって、こんなもんか。(要は、得票多い党の相手はまともに相手して、少ない政党の人はなめてかかってるみたいで、思い出すと、笑えるが)

・で、最後に大トリ。真打、というか、
れいわ新選組、山本太郎!

しゃべりが物凄くうまい。口がうまいだけじゃなく、能登被災地支援で何度か現地入りもしてて、調べるべきこともばっちり調べてて、裏付けのある、石破側には耳の痛い正論を、あの立て板に水のしゃべりで、すらすら言い放ってて。

原稿もとってもよくできてるし、しゃべり方も凄くうまいので、はあ~~~、と思って聞きまして。

でも、いっとう最後なので、他の人を先に聞くので、待つのが長い感じ、それが唯一の欠点か?
山本太郎だけ聞くより、他の人を聴いてから聞いた方が、より、視点の持ち方や、演説の組み方、話し方のうまさが分る。

ただ、独特過ぎて、人が真似ようと思っても、なかなかできないかも。
(私、山本ファンでもれいわ押しでもない、無党派層です)

で、翌9日。
石破茂首相と、野田立民代表は、他の人より、心の世界が近いように思った。
立民のポンコツ議員どもが、野田を論戦に強い扱いしてるが、論戦そのものなら、玉木・国民民主代表の方が、全然よかったと思う。

それよりも、石破は、他の人より野田にはシンパシーを感じてる部分があって、価値観が近いとか、感覚に近いものがあるように見えた。
論戦がうまいとか下手とかの技術的なことよりも、石破と野田の関係性の距離感が、少なくとも石破側から見て、近く見える。

仲良しこよし、ってわけでもなかろうが、それでも、野田/石破で話してる時の方が、玉木/石破の時より、関係性の距離が近く見えて、ディベートの巧拙論議よりも、関係性の距離感の方が注目する価値があるように見えた。

石破茂は、野田佳彦の話の入り方とか、やり方で、野田に、ちょっと心を開いて話してる時がある?様に見えて、そこが隙になる。

それがこの二人の、この日の関係性の、独自な面かもね、と思った。

ただ、今日の論戦は、裏金問題で、圧倒的に野田有利、石破不利な条件下だったので、その割には、石破がよく切り抜けたような面があって、逆に野田は、そこで引かずともよい所で、石破の詭弁にごまかされかけて一歩引いた所があって、苦笑した。ちゃんと勉強してる人なら、基本がしっかりしてれば、そういう所は間違えなかったと思う。

まあ、石破の、絶望的に不利な条件下で、こういう時はこういう、みたいなかわしトーク、そして上川陽子の答弁のように、しどろもどろにもならず、声の調子も変えずに、いけしゃーしゃーと、詭弁を弄していたのは、苦笑しながら、ある意味感心した。

野田は、あんまりよくなかったけど、目的があって手段がある、という事で、そして彼は緊縮財政派なので、やたら、補正予算!と言ってたが。
(野田立民は、解散総選挙をすぐやるのには反対したい、と言う目的があって、能登の話、補正予算、と話進めてる、ストーリーが見えて苦笑したが、ほんとのこと言うと、立民は、通常国会の時、能登被災者支援で補正予算組むことを、れいわが提案したら、立民の議員が山本太郎の部屋へきて、そんなことやっても無駄だから、取り下げるように、とお勧めしてくれた!んだそうで、

(前日の山本の質疑の所で、本人がばらしてた)
https://youtu.be/WCy_3vJUoCM?t=609

なんていうのかな、野田って不誠実で、目的があって、それでこういうこと言ってる、ってだいたいわかるので・・・。
親切なれいわは、今の所、これ以上指摘してないけど、いいんじゃない?野田立民の不誠実さは、ばらしちゃえば。

自民党を有利にする、と言う人も居るだろうけど、それ以前に、野田佳彦を代表にした立民、解散総選挙の流れは分り切ってたはずなのに、準備もそんなにしてたように見えない立民。

膿を出す、とは、辻元清美議員が、いぜん言ったけど、野田立民の膿も、そろそろ出してもいいのかな、と思ったし、とりあえず、自力で、れいわ、共産、社民は、頑張るしか、無いんじゃない?

第一、先の立民代表選見ても、今の立民で政権交代すると、…その先が、な。

立民の中には、田名部さん以外にも、立派な政治家は、何人もいると思う。勿体ないと思うし、個人的には、例えば、よく知らないけど杉尾秀哉議員とか、応援したくなるような国会議員は何人もいる。ただ、今の執行部、野田とその周辺は、言葉使いも下品だし、(ディベートで自民をボコボコんにする、といってたって、報道にあったし。ボコボコ、って、何なのか?この低い意識は何なのか?

ディベートで相手をボコボコに言い負かすことが目的ではなく、政権交代が目的だもなく、いい政治を行うことが、本来の目的だ。)

野田はもう一つ、途中で「どうせ、小さい○○でしょ」と、石破が所属した団体を「小さい」と揶揄した箇所があって、そういう意識と、石破が、ミニ政党の議員や党首が相手だと、見下してる?様に見えたのと、意識の持ち方が、ちょっと似てるように思った。

政治家は、言葉も、態度も大事で、立民の野田豚の取り巻き連中のように、下品な意識低い系の言葉使いなど、もってのほか(何のために政治家になったのか、その議員の目的が見える気がする)

で、その意味では、玉木議員の、言葉を荒げても、紳士的な言葉使いが崩れないのは、態度としてよかったし、常日頃から、どういう人物として生きてるのか分かる。演技や計算だけでなく、その人の生き方が垣間見える瞬間はある。そういう、品性も大事。(玉木が、演説の最後に、「何、拍手してるんですか?!」って、やっぱり叱責してたような気がしたけど。怒っていても、紳士的な態度は崩れなかった。

玉木は改憲論者で、私とは政治的主張は、相いれない。頭は悪くないし、財政の事もある程度わかってる立場かなと思うので、国会質疑の場では、部分的に、マシにみえるときがあるって話だけど。

山本太郎は、演説、うますぎる。








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映画「忘れない、パレスチナの子供たちを」「サウンド・オブ・フリーダム」

2024-10-09 16:16:54 | Weblog
見に行こうと思ってた映画が2つ。
自分のメモがわりもかねて、ちょっと記載、宣伝を。

【10/4~「忘れない、パレスチナの子供たちを」】
アップリンク吉祥寺、アップリンク京都他。全国ロードショー
https://www.uplink.co.jp/palestine/
https://eiga.com/movie/102237/
より以下転載
パレスチナ人監督モハメッド・サワフとイギリスの名匠マイケル・ウィンターボトムが共同監督を務め、空爆で亡くなったパレスチナの子どもたちを追悼したドキュメンタリー。

2021年5月、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に行った空爆により、11日間で少なくとも67人の子どもたちが命を落とした。イギリスでそのニュースを見たマイケル・ウィンターボトム監督は、若い犠牲者たちを追悼する映画を製作することを決意。パレスチナ人の映画監督モハメッド・サワフと協力し、攻撃からわずか1カ月後に撮影を開始した。

アーカイブ映像や残された家族たちの証言を通して、世界中の子どもたちと同じようにそれぞれの希望や夢、野心を持って生きていたパレスチナの子どもたちの物語を映し出す。「アド・アストラ」「戦場でワルツを」などの作曲家マックス・リヒターが音楽を担当。日本語版ナレーションは坂本美雨。

2022年製作/84分/G/イギリス 原題または英題:Eleven Days in May

監督:モハメッド・サワフ マイケル・ウィンターボトム
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以前、同じ吉祥寺の映画館で上映してた、ガザの美容院の映画や、同時期に渋谷の映画館でやってたパレスチナの映画は、陽気な部分もあって、趣がだいぶ違う、逆かもしれません。某国の支援によりイスラエルが空爆してるパレスチナで、亡くなった子供たちへの追悼の思いで製作された映画なので、行くとしたら翌日仕事でない日に、と思ってるので。行けば100円寄付になるそうだけど、メンタル弱い方向きではないかもだけど、自分的にはパレスチナの問題は忘れたくないので、この映画も気になってます。(他の映画もあるみたい)

【上映中「サウンド・オブ・フリーダム」】
これはもう、全米NO.1ヒットの話題作の日本上陸なので、ここでかくまでもないかもしれませんが。

公式サイトより、以下転載----
https://hark3.com/freedom/

事実から、目を逸らすな──子供を売買する犯罪組織vs連邦捜査官の手に汗握る壮絶な闘い
児童誘拐、人身売買、性的虐待といった国際的性犯罪の数々。その市場規模は年間約1,500億ドルと言われている。本作は、それらの犠牲となった少年少女を救い出すために過酷なミッションに挑んだ実在の人物ティム・バラードの闘いを基にした衝撃の物語である。アメリカでの公開時には賛否両論が巻き起こる中、異例の大ヒットを記録し「23年全米映画興収トップ10」に堂々のランクインを果たした。『パッション』で知られる演技派俳優ジム・カヴィーゼルが、マフィアの巣窟へと乗り込む連邦捜査官をリアルに演じた。監督と共同脚本を務めるアレハンドロ・モンテベルデが児童人身売買の底知れぬ非道さに真正面から斬り込み、心に突き刺さるハイグレードな映画として完成させた。
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アメリカって、怖い国だな~、と言うのが、こういう犯罪の話を知っての感想なんですが(この映画で知ったわけじゃなく、少し前からそういう話は聞いてた。)(きっかけは、ウクライナ戦争、だったかも。ウクライナも、児童への性加害の話が結構出てきてた。2022年位に知った。ヨーロッパも、かもしれんが。)、

ただ、対岸の火事なのか?と言うと、「日本でも怪しい話があるんですよ~」、と言う内容を、NHKの「調査報道」の1回目でやってて、がっくし。
(サウンドオブフリーダムは、いいんだけど、NHKの、日本の怪しい児童への性加害の話は、モザイク入れてたけど、映像もちらっと出てきて、ごく私的には、それは見たくなかったというか、きもちわるかったので、文章だけで映像なしでもよかった。

どうも最近のNHKは、変な風に歪んでないか?と言う気も、半分した。 って余談)
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とりあえず、パレスチナ、レバノンへのイスラエルの戦争犯罪、暴力行為等を、やめさせたい。現状無力だけど、諦めてはいけないと思ってる。

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スーパースター・ガラ2024 キャスト表とか

2024-10-07 19:07:15 | バレエ
スーパースター・ガラ2024 
10/05 15時 東京文化会館大ホール

※前回も、この芸術監督は、割と音楽センスが良くて、作り事の虚構を、音楽や音響効果をうまく使う事で、観客の心に迫るものにしていってる印象。で、今回は、テープ演奏でなくオケ付きに変え、、そういう、音楽を大事にする芸術監督の嗜好(?)が公演の質を上げることに一役買ってたように思いました。

※<>部分はオーケストラ演奏。

<チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ>
昨今の世界フェスの開始の時、音楽を聴かせながら、前方表示で演目順と出演ダンサーの字幕が出て、これから始まるコンサートへの期待を高めるような演出がありますが、ここはその上を行く感じで、テープ演奏でなく、オケ。

開演して舞台幕おりた状態で、これから始まる舞台を待つ中、照明落とした中で演奏を聴くと、暗いせいか集中しやすく、音楽が耳と心に入ってきやすい、様な気がしました。選曲も良くて。

(客層凄いと思ったのは、この変わった始まり方から、その後、順々に踊りの演目が続く中、かなり長い時間、咳払いなくて、見る側も、舞台上の状態に合わせて、時に楽しんで、時に静かに集中して見てたこと。だいたい、どっかでせき払いとか、出てきたりする方が一般的な気がする。)

1.『薔薇の精』 
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー
ミリアム・ウルド=ブラーム、バクティヤール・アダムザン

最初、薔薇の精役が、このお衣装だと、ちょっと体形が横幅ありすぎるように見えるかな、と思った。が、
それでも、見続けていると、少女に向かって腕の振りなど、細やかに役どころの何たるかを表現していて、ガラ物とはいえ、手を抜かず、作品のきちんと表現しようとする、このガラの方向性(?)に、客観的には感心しながら見ました。

男性は、この踊りより別の踊りの方が、身体能力は出るのかな?とも思ったけど。
ミリアムは、可憐な少女をオーソドックスに演じてたけど、ジゼルの方が可愛く見えたかな。

ちなみに、過去に観た薔薇の精役では、主観的にはマラーホフが最高で、少女役は、ニーナ・カプツォーワが絵画から抜け出たような役柄通りの可憐さで、他の追随許さない感じでした。 時間切れで、以下はキャストのみ表記。

2.『リベルタンゴ』
振付:高岸直樹 音楽;アストル・ピアソラ
上野水香、アレハンドロ・ヴィレルス

<マスネ「 タイスの瞑想曲」>

3.『海賊』よりアダージョ
振付:マニュエル・ルグリ マリウス・プティパに基づく ⾳楽:レオ・ドリーブ
ドロテ・ジルベール、リース・クラーク

4.『サイレント・クライ』
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
パトリック・ド・バナ  ※ハープ:瀬川真未

5.『瀕死の白鳥』
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:カミーユ・サン=サーンス
スヴェトラーナ・ザハロワ
-休憩20分-

6.『ドン・キホーテ』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
上野水香、アレハンドロ・ヴィレルス

<ビゼー「アルルの女」より ファランドール>

7.『眠れる森の美女』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・チャイコフスキー
ドロテ・ジルベール、リース・クラーク

8.『アラベスク』 振付:パトリック・ド・バナ 音楽:クロ-ド・ドビュッシー
パトリック・ド・バナ  ※ハープ:瀬川真未

9.『ジゼル』第2幕よりパ・ド・ドゥ
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー 音楽:アドルフ・アダン
ミリアム・ウルド=ブラーム、バクティヤール・アダムザン

10.『Rain before it Falls』
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:オットリーノ・レスピーギ
スヴェトラーナ・ザハロワ、パトリック・ド・バナ

フィナーレ

指揮:渡邊一正
管弦楽;パシフィックフィルハーモニア東京
上演時間:約2時間



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スーパースター・ガラ2024、10/6

2024-10-07 04:39:14 | バレエ
スーパースター・ガラの日曜昼の公演に行ってきました。主観感想ですが、行って良かったです!

私的には、前日、東京の花火大会に行ってしまい、雨降る中、立ってずっと見てたせいか、疲れもあって、また直前に個人的にバタバタしていて、
チケット買ったけど、行くのやめようかと思った、が、見たら、行ってよかったです!!!(今日だけは、東京文化会館の上に舞台芸術の神様がいて、帰ろうかしら?と思ってた私に、「お前はこれを観ろ!」と指令をくれた、様な気がします。)

万人に勧める公演と言うのと、ちょっと違いますが。

公演パンフも買ってよかったけど、一つだけこの公演、観劇体験に、大きな不満があったのは、
今時点でも、メインの演奏家の氏名が、私には分かっていない事。ツィッターXとか、どっかに出てるかな?と思ったのですが、探せてない。

今回、思わぬ降板もあって、代わりに大活躍だったオケの皆さま!特に、フィナーレ、カーテンコールで、壇上に上がってダンサーと一緒に拍手喝采されていた、バイオリン弾いた男性、この方のお名前が、自分の確認した範囲では全く出てなく、とてもいい演奏で聞きほれていた(私、クラファンレベルの聴く耳持ってないので、いつもアレアレな演奏レベルの日本のバレエ公演に慣れた観客の感想に過ぎませんが)ので、このバイオリニストのお名前くらいは分っていたかった、ことですね。

演奏に聴き入っていて、このバイオリニスト氏のお顔すら、全く分かってないのです。

やけに良かった、新しい発見のあった演奏・指揮について、唯一、指揮者氏名が分ったことだけが救いでした。
最近、別の公演のパンフに呆れていたので、今回の公演パンフは割といい方ではあって、感謝はあるのですが、バレエ関係者だけでなく、演奏の方も、お名前とか、分った方が自分的には良かったかな。

或いは、急なキャスト変更でこれだけオケが活躍する段取りに変わったのかも?なので、後から、ネット情報でも、演奏家の名前、バイオリニストだけでも分かった方が、自分には良かったです。

前回、なかなか良かったオールスターバレエガラ。この前回と変わったのは、テープ演奏が「オケ付き」になったことかな、前回よりチケット代が上がったのは、そのためかしら?と想像しています。その点は、内容見たら、納得。(もちろん、チケット代は安い方がいいけど)

【オケ】
今回、何かと感心させられた、オーケストラ。パシフックフィルハーモニア東京さんでした。バレエ公演見慣れた私に、新しい発見のある演奏を聴かせてくれました。、指揮:渡邊一正氏とともに、バレエ・ガラ・コンサートのグレードを上げてくれて、感謝です。

8月の世界フェスの二人の指揮者のうちの一人、ワレリー・オブジャニコフ氏は、たぶん、私好みの指揮をする方なんだろうと思ってます。この方の指揮の日で、指揮の面で不満があった記憶がありません。自分のこうあってほしい、と思うような指揮・演奏になってる印象で。
それは、例えば古典バレエなどで、いい意味でオーソドックスな指揮のやり方なのかな、と思います。

今回の、指揮・演奏は、明らかにそれとは異なる印象で、(自分は音楽の専門系じゃないので、その分析・理論的な説明が全くできないのですが、)
クラシックバレエ見まくって来た自分には、この指揮・演奏は、新鮮でした。

世界フェスのオブジャニコフ指揮での演奏とは、異なる良さがあって。

それと、ガラにしては、一つのバレエ演目の最初の演奏で、その演目の物語世界に入り込ませてしまう所があって、その力に驚かされました。指揮・演奏の人が、思いのほか、作品世界をよく理解してやってるように、自分には感じられて、不思議な気がしました。(バレエ団の座付きオケでもないのに)
例えば、ミリアム・ウルド=ブラームのジゼル。(これ、一時は、パートナーがシクリャローフに変わってた時もあったんですね。後で気づきました。当日は、若手のダンサーに変更でしたが。シクリャローフ見てないので、どっちが良かったかはわかりません。)、この、冒頭の演奏だけで、ジゼル2幕の見せ場の踊りの世界に、入れてしまった感じです。コンサートピースでは珍しい事です。
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それと、当日のプログラムでは、演目と演目の間に、例えば「アルルの女」とか、オケの演奏だけを聴かせるパートが、何か所か入ってました。

会場での当日発表で、シクリャローフの降板(腰痛だって…可哀想)が張り紙してあって、自分は第一部が終わってからそれに気づいたのですが。

ダンサー数が足りなくなったのを、埋めるために、、クラシックの生演奏を聴かせるパートも挿入してみたのかな?って想像しました。(最初からの予定だったのかは、確認してないので分りませんが)

それで、ダンスのパートだけでなく、 プログラムでダンス演目の間に、何か所かクラシック演奏の時間を挿入していたので。

繰り返しますが、自分レベルの聴く耳だと、・・・あまり日常的にクラシックの生演奏聞かないし、それも、東京文化会館大ホールの、照明落とした、舞台が目の前にある空間で聞くと、主観的には演奏が良かったこともあって、音楽が耳に心に入ってきて、・・・

それに、演奏だけを聞いていると、過去に観た何人かのダンサーの踊りを思い出したり、と言う瞬間もあって、それはそれで楽しい時間ではありました。
という、ごく主観的感想はともかく、その、クラシック生演奏の時間の途中で、バイオリンの人がハープとともに、かなり目立つ感じでメインでここのパートを任されてる感じなのかな?と思える場面があって、それに、何だか、このバイオリンの人、うまい人なのでは?と言う気がして演奏に感動したこともあって、で、最後の皆でやるカーテンコールの時に、ダンサーと一緒に舞台に立ってたので、もしかして名のある演奏家さんだだったりする??等等、疑問符あって、ちょっと、その辺の所は知りたかったです。

と言うわけで、バレエの演奏の時も、良かったし、クラシック演奏だけのパートも、私的には楽しめました。(逆の意見もあっても普通だと思うけど)

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ミリアムのジゼルは、この公演を、日本の観客へのさよなら公演のつもりで踊られたものらしいです。さすがに、そんじょそこらの「ガラ物」のジゼルとは一線を画する佳品でした。
ドロテ・ジルベールは眠りの衣装が素敵で、わりとバランスを見せる踊りで、パリ・オペラ座のエトワールの矜恃を感じさせるプリマ。
海賊は、いつもの海賊と雰囲気が違うと思ったら、ルグリ版だったそうで。どうりで自分の既存のメドーラのイメージとは、ちょっとキャラだてが違った。ルグリ版は、きっとそういうイメージなのかしら??と思ってみました。

ザハロワは・・・なんかもう、こうも降板があると(この公演だけでなく、牧の眠りもムンタギロフ降板だし)、もはや「来てくれてありがとう~」と言う気持ちで。今回、ザハロワ以外はロシア勢が全滅だったのは、偶然だと思うけど、・・・。

ちゃんと出てくれて、しみじみ有り難かったです。ボリショイの若手プリマにも来てほしい。
(踊りは、ザハロワはソロより、男性と踊る方がいいように思います。コンテは、デジタル・ラブは新しさはあって今回の方が普通のコンテだったけど、自分がデジタル・ラブは好みじゃなく、今回の方が、とか、書いてると切りがない。)

そうだ、世界フェスのボリショイ二人も来てくれて、有り難かったし、メンバーが今いち地味だっただけに、公演の質を上げてたというか。

逆に、少し前からロシアダンサーがあんまり来なくなって、ボリショイ、マリインスキー等バレエ団来日なくなって、で、実際問題、日本のバレエ公演の質って、下がってると思います。
ほんとは、バレエ界は、新しい時代のスターがいた方がいいのでしょうが。なかなか、そうならない・・・。

年齢の高いスターが次々出てくるけど、完全セーフは、マリアネラ・ヌニェス。8月見た限りでは、若い頃より姫役良くなってるし。

完全アウトは、アリーナ・コジョカルで、去年見てるんで、まさか、古典全幕に出るって!
ガラの眠りですら、男性パートナーに全面的に頼った踊りで、女性の見せ場、ヴァリアシオン部分の曲の所、男性が踊って高等技術を見せてやりくりしてて、あっけにとられた。顔がもう、凄く歳を反映して変わってしまってて。さすがに、顔見知りのコジョカルのファンは、来てなかった。昔を知ってるファンには、それが正解と思った。ウクライナ国立は、自前プリマから、ゲスト落ちに。(しかし、あのコジョカルにジゼル全幕を踊らせるって、それって、新しくバレエ見る客層の、バレエ見る目が下がるし、そうやって、日本のバレエ公演は水準下げていくのかな、と思うと、こういう傾向は感心できない。)ズルズル質を下げていく、日本のバレエシーン。

(昔のプリマでも年齢高くても顔が若い、吸血鬼かと思うような人々はいたので、それならいいと思うが。)
今回のドロテ・ジルベールは、その中間位で、ヌニェスほどではないけど、バレエ見てない人が初めて見るのに最適かどうかは分からないけど、(お姫様より、大人の女性って風貌でもあるし。)既知の世界のバレエファン層には、スターの貫禄でこの位なら見れるかも、って地点。
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あと、今回の公演の特徴として、観客の質が良かった。バレエよく見てる層が来てたと思う。他公演と違い、マナーの悪い人が居なくてほっとした。
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公演と関係ないけど、なんか、変なデモの人が付近にいたって言ってる人がいるけど、自分は早く来てたけど、そんなの見なかった。

全くの別件で、政治方面で、過日、大掛かりなデモでやらせの人が来てて、デモを潰したい人がやったんじゃないか、って出てる。
デモ潰したい人が、サクラバイトを雇う広告を出してた、みたいな。
海外では、あの香港民主化運動のシューテーさんとかいう女性たちの運動については、残念ながら、全米民主主義基金だったか何か(ネオコンの組織)、民主主義を語って他国に謀略をしかけて数々成功させてるアメリカの有名な組織から、お金が出ていたんだそうです。

遠藤さんと言う識者の方が、この件を書いてたので知りました。シューテーさんを好きなわけじゃないけど、アメリカからお金貰ってたとは・・・。

今回、上野に来てたデモの人っていうのも、どっかからお金出てる団体なんじゃないの。

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ウグレダール、陥落。/トランプタワー/

2024-10-02 01:42:05 | Weblog
【ウグレダール、陥落】
ウクライナ戦線の方は、既出ですが、露軍がウグレダール陥落させた、模様です。

だから、さっさと停戦しろや!と思うのに・・・。
変節漢ゼレンスキーが良くわかんない動きをアメリカでしていて。

まず、ハリス陣営を応援して、例の大統領選のカギを握ると言われる激戦区の一つ、ペンシルベニア州で、ウクライナへの砲弾作ってる工場に行って、そこの労働者向けに、民主党ハリスへの投票促しの激励みたいのやって、(これで、共和党の議員が激怒)

(そもそも、まだ大統領選、決着してないのに、他国の大統領扱い(憲法上の任期は切れてるけど)のゼレンスキーが、片方へ応援の姿勢を有権者に見せること自体、異例で異常だし)

それなのに、その後、ゼレンスキーがトランプ候補にコンタクトして、トランプタワーへ行って、ウクライナ戦争について、トランプ氏にプーチン氏との停戦交渉の仲介を頼んでる。(アップされてる二人の写真もある)トランプは了承。

わけわかんない奴。両陣営が、この変節ぶり二枚舌に、よく怒らないもんだと(いや、事実を知ったら、ハリスは怒るかもしれんが(?))

TV新聞が報じてる通り、その前、ゼレンスキーの訪米でのNATOの長距離ミサイル供与のお願いは、バイデン大統領により、却下。

ゼレンスキーは、ハリスとトランプを、二股掛けしてる(?)ように、私には見えるんだが。
トランプ氏は怒ってないみたい? ハリスは、とりあえず、大統領選で支持を皆に訴えてもらったから、いいのか???

【そんな事より、イスラエル、首都空爆から地上侵攻へ】
私ら、もし東京が空爆されたら、どうするか、考えてみたらいい。
イスラエルロビーの、金の力は、物凄い。

イスラエルが、中東レバノンの首都ベイルートを空爆し、民間人の死者多数。
西側は、これを「正義」と言っている。クレイジー。

こんな西側首脳を、信用できない市民が多いのか、G7首脳はイタリアを除き、次々失脚&レームダック化中。

そして、レバノンへ、暴徒イスラエルの「地上侵攻」が始まるとか。
「イスラエルが~一方的に~力による現状変更」って、TV新聞が言うのを待ってたが、一向に言わない。
【アジア有事】
サンジャポで、確か、2027年に中台戦争、のようなことを言ってたと思うが。
アメリカの上の人が、中国が2027年か35年に、台湾へ軍事侵攻する、って言いふらしてるそうで、で、中国の国家主席が、アメリカのバイデン氏に「そんな事実はない」と言ったとか。

恐らく、それは、2027年に中国が台湾へ、じゃなくって、2027年か35年に、アメリカが中台戦争させるように、着々と準備を進めてる」っていうこと、なんでしょうね。

アメリカが戦争をたくさん仕掛けて、それで、世界には難民がいっぱいできた。
アメリカには、戦争やって、経済を何とかしようとするの、やめてほしい。




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明日、投開票・・・

2024-09-27 01:38:46 | Weblog
自民党総裁選が、明日投開票で。

明日の2時からの日テレ「ミヤネ屋」に、田中真紀子氏が出演予定で。
彼女がしゃべる時間が長ければ、おもろい総裁選解説(?)をしそうです。

選挙の中盤には、何人かの候補者の人となりや政策について、9人の候補の中で意見を交わしてる所とか、或いは、自民党の支援組織の色々とか、自民党を支える市民の思いや立場とか、知らないことがわかってなかなか興味深かった。

それがさすがに終盤ともなると、自民党らしい駆け引きの世界に。

当初の下馬評と違い、石破、高市、小泉の争いに。
明日、決まるのが恐いような気もする。

(野田側としては、敵としてやりやすいので高市歓迎、やりにくいのが小泉、だと出ていた。)

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岸田売国外遊/立民の終り、新たなダメゆ党連合の誕生?

2024-09-24 19:06:40 | Weblog
【岸田の売国外遊とゼレンスキーの増長】
晩節を汚す、と言う言葉があるが。岸田政権、発足当時の、新自由主義をやめてもっと優しい資本主義にする話や、賃金値上げ交渉など、少しはいい所もあったのを、首相として、最後に、海外へ日本を売り飛ばす約束ばかりしてきてしまう男になってる、らしい。

それに、女房役の林官房長官が、石川県の水害被害対応で、総裁選スケジュールをキャンセルして現地に飛んだりとか、岸田の代理として現政権の株を上げる対応していて、ちょっとだけ感心したのに、岸田の売国外遊で、帳消しに。

岸田が米国でゼレンスキーと会って、またよからぬ約束を。
-----
>首相は、両国が保有する機密情報を円滑に提供し合えるようにする「情報保護協定」が実質合意に至ったとし、「日本は引き続きウクライナ支援を全力で進めていく」と述べた。  

情報保護協定・・・。非常に害がありそう。
金せびり続けるだけでなく。あ、岸田のウクライナ支援に私は反対です!
いい加減にしろよ!キシダ!ゼレンスキー!!

だいたい、今回の石川県の新たなる水害被害も、1月からの能登地震への政府等の被災支援が、全然不熱心で、1月にウクライナへ日本だけ巨費を送金して、岸田も他も能登にはいかず、十分な被災者支援金も出さず、ウクライナへは先に大金を出してて、何なんだ、この政府!!
って思ってた。さらに、山本太郎がネットで最近も能登へ行って報告動画等を上げていて、政府があんまり被災者支援してない実態が、新たに自分にも分った矢先だった。

そして、今回、石川県の被災地に、再び自然災害が襲った!なんで、日本の政府は、日本人を助けず、とおいウクライナの、鬼畜英米欧の下請けになり果てて代理戦争請け負ってる、日本と全く関係なかったウクライナに、そんなに肩入れするんだ?!(おかげで、ロシアさんの哨戒機が北海道上空方面に来ちゃったじゃないか!!国連の敵国条項、解除できますか?岸田に?)

(もっと言えば、ウクライナはさっさと停戦した方が、あそこの市民は助かる。TBSで歌手の人が言ってた通り。ウクライナも欧米も、いつも、嘘ばかり。彼らのお説では、とっくにロシアは滅んでいたんじゃないのか?ガザのようになってたんじゃないのか?戦争大好きな妄想狂は非現実的で、結果出せずに血税ただ漏れさせてるだけ!現実を見ろ!!)
---
それと、ゼレンスキーは、米紙によると、米国を脅すようなこともいってるし。
ゼレンスキーは、数か月前、欧州の和平会議に失敗し、国民の怨嗟の声の突き上げもあり、凹みに凹みまくって、かなりやつれて見えたし、追い詰められてるんだな、って思ったけど。それで、ハンガリーのオルバン首相や、中国のきんぺいさんにお願いして、ロシアとの和平交渉の仲介を頼んだり、バイデン大統領がいるのに、トランプ氏に祝電打ったり、変節漢まるかじりだった。

それが、ちょっと状況変わって来たみたいで、またまた、威張り散らしたこと言ってて、ゼレンスキーってほんと、やくざもん。
私は、ハリスが勝つんじゃないか?と疑っていて、そうしたら、とんでもない世の中になるはず。ショックドクトリンの大きいの来ると思う。

世界の平和と安定の逆の方向に進むだろう。トランプと言う「悪者」を作って、脅威に立ち向かうとか何とか言って。また、イスラエルはやりたい放題、ガザ、レバノンはイスラエル領になるとか、もう、負けが立て込んでたウクライナの戦争も、もう停戦しそうだったのに、息を吹き返して。

また、ゼレンスキーと欧米のズルい人々の間で、マネーロンダリングとか、「ウクライナ」を使った巨大な搾取の構造を使って、一部の人だけが得をして、欧米日の市民が戦争の名分で、血税を搾り取られる、錬金術が続き、情弱や洗脳された人々が、流布された嘘を信じ続けて貧乏になったり、言論統制や、戦争で国全体が疲弊するとか、デジタルファシズムが進んで管理社会で身動き取れなくなるとか、進みそうな気がする。

ゼレンスキーが、態度でっかくなって、アメリカを脅すようなこと言ってるのもあっけにとられたし、傀儡のくせして態度でかいのも気になった。

ウクライナ軍は、NATOの下の組織のような扱いに見える。そして日本は、岸田のバカさ加減のおかげで、欧米>ウクライナ>日本、と言う、欧米より下の扱いのウクライナよりも、下、のような扱いになりそうな気配を感じた。

<立民、終了、新しいダメゆ党連合の誕生?!>
もう、ウクライナ戦争は終わりそう、と思ってたのに、余計な動きがあって、まだズルズル続きそうに見えた。

それと同じように、もう死に体だった、維新、今回、兵庫県の斎藤知事パワハラ職権乱用問題が大々的に延々と報道されて、また他の不祥事もあり、維新は今、大逆風の党。今迄勝ってきたエリアで選挙で負けるなど、極小化、もしくは消滅危機位の岐路にたってた、はず、だった。

それが・・・・。
立民代表選、一夜明けて、野田佳彦がろくでもない動きを見せて。
野田が、維新と共闘前向きで、新執行部もそれに合った面々で、さっそく維新元代表の松井が、「歓迎」のコメントを発信。

執行部の顔ぶれも、野田の無能さを露呈したもので。
(野田は元々、人事が下手なんだそう。)
向いてない人を幹事長にしたり、泉立民は全くいい人材がいないわけではなかったが、野田体制で、ろくでもないことになりそうな気がしてる。

早速ネットでは、落ち目の維新と組む立民へ、辛辣だけど事実なコメントが並んでた。

立民は終わったというか、枝野が苦労して立ち上げた立民はもう、別の党になると思った方がいいのかも?それとも今回干されるメンバーズは、地方議員も含めて一回死んだふりで、野田らがぽしゃったらどっかで復活するのか?と思うが、そんな明日が日本にあるだろうか?疑問ですね。

そして、ゼレンスキーとウクライナが幻の停戦になりそうなように、このまま消滅か?と思われた維新が、変な感じでまだ残りそうな。
でもほんと、立民も、野田も、バカだよね。
立民は今回の茶番代表選が功を奏し、少しは注目もされたし、支持率も少しは上がったと思う。
野党第一党は揺るぎそうになかったのに。
それが、今、大逆風で選挙でも負けてたり、どうかすると石丸伸二のような新勢力に勝てそうにないかも?と言う雰囲気だった維新、そんな落ち目と組んで、維新を延命させることに、立民が貢献するのも、あほらしい限り。
(石丸は、毒である事のみが、政治家としての現状、存在価値のような人物だと思うが、維新と組みそうな?感じで、それも一種の失速。でも、まだ新勢力でてくるかもしれないしね)

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