S46、8.9 島根県から都市開教を目指し、
やっとの思いで宗教法人「天真寺」を開基。
初代住職として本山から任命を受け41年になります。
歌舞伎の六代目尾上菊五郎は鉄道の駅に着いた。
荷物を満載した荷車を駅員が大勢で押している。
やっとのことで動き出すと後は楽なもので、
一人の駅員が悠々と押して移動させた。
六代目は共の者に言ったという。
見たろう、初めに動かすのは大変だが、
いったん動き出せば苦もない。
「無から一を生み出すのはむずかしいが、
千から万を生むのは楽なものだ。車も芸も同じだな」と。
千葉組内にも開基住職は多くおられるが、
ご苦労の数々に頭が下がります。
~お念仏の声を子や孫へ~