住職の独り言

~ご縁に触れて~

器と機

2012年08月23日 | Weblog

産経新聞~朝の詩~

「器」

大きいのか

小さいのか

どんな形なのか

何がどれくらい

入るのか

自分でもわからない

 

ただわかっているのは

この器を割らずに

大切に使わなければ

ならないということ

 

自分という器

いのちの器

(大阪牧方市 村中和三45)

 

仏教では

器を「教えを受けるうつわ」の意で用いられる。

「器に随ひて開導して」(大経)

また、

「機」ともあらわされ…

機とは「縁に遇えば発動する可能性をもつもの。

仏の教法を受けてその教化を被る者の素質能力。

教化の対象という意味で

「機」とも表現します。

 

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