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ゼレンスキー大統領「黒海で主導権」 穀物輸出路を確保

2023-11-17 16:18:44 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


ウクライナのミサイル攻撃を受け、煙をあげるロシア黒海艦隊司令部の建物
(9月、クリミア半島セバストポリ)=タス共同

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、黒海でロシア海軍を後退させ、主導権を握ったと主張した。

ウクライナ軍は水上ドローン(無人艇)やミサイル攻撃でロシア側に被害を与え、黒海の西側で制海権を確保したという。代替航路を利用した穀物輸送も増加基調にある。


ゼレンスキー氏は通信アプリ「テレグラム」で「水上ドローンの船隊を世界で初めて軍事活動で展開し、黒海における主導権をロシアから奪取した」と投稿した。

ウクライナ軍はロシアが一方的に併合したクリミア半島や、ロシア南部ノボロシースク近郊の海軍基地などを攻撃し、軍艦などを損傷させた。ロシアの黒海艦隊が一部の戦力をクリミアからロシア本土に移動させたとの見方もある。


ウクライナは黒海西側で制海権を押さえたことで、穀物などの代替輸出ルートを確保した。

既存の航路よりも沿岸近くを航行し、ルーマニアの領海を通過してトルコに向かう。ゼレンスキー氏は代替ルートを活用し、すでに400万トンの穀物や食糧などを輸送したと明らかにした。



ロシアは7月に黒海経由の穀物輸出に関する合意を停止し、ウクライナの港湾インフラを連日のように攻撃した。

ウクライナからの穀物輸出を妨害して欧米を揺さぶる狙いだったが、戦略は狂う。


ロイター通信によると、米政府高官は16日、ウクライナ軍による新たな輸出航路の確立により「ウクライナ産穀物の輸出をゼロにしようとするロシアの試みは失敗した」と発言した。

 

 

ウクライナ侵攻



ウクライナ侵攻

 

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

■戦況  ■マーケット・金融への影響  ■ビジネスへの影響 

 

 

 

 

日経記事  2023.11.17より引用

 

 

 


ロスチャイルド財閥-258 20世紀の帝国主義と植民地獲得競争

2023-11-17 11:33:39 | 国際政治・財閥





19世紀末から20世紀にかけてのヨーロッパの帝国主義時代は、ロスチャイルド家が支援したスエズ運河株買収の延長上にあります。

 

ロスチャイルド財閥ー251 スエズ運河買収

https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b726ceadf7343713678a1c607267fc83

 

イギリスは、スエズ運河に関わるようになった頃から、それまで以上に海外植民地経営に力を入れるようになり、アフリカなどに積極的に進出し、ロスチャイルド家のような資本家も、起債や植民地における事業に出資、あるいは投資する形で海外に乗り出しました。

しかし、海外植民地を求めたのはイギリスd家ではありませんでした。産業革命によって大量生産の産業国に変身したフランス、ドイツなどヨーロッパの他の国々も、すでに国内市場が手狭になって海外への展開のチャンスを求めていました。

戦争を外交の一手段に過ぎないと考える国々がおれぞれ、はちきれんばかりの力を持て余して国威発揚のチャンスをうかがいだしたのです。

不可侵の主権を持つという国民国家が重武装して、植民地獲得を兼ねて、世界市場の分割ゲームに乗り出したのだから、これほど危険なことはありません。

 

国益が何よりも重視され、これまでにも増して民族主義、愛国心が叫ばれるようになりました。 実は、ロスチャイルド家にとってはこの状況は苦手です。

一族は国家に密着して利益を上げてきましたが、決して民族主義者というわけではありません。

ロスチャイルドの資本は、ボーダレスに利益を求めてビジネスするところに最大の特徴があります。 「国家のため」という事ほど困るものはないのです。

 

ロスチャイルド財閥ー244 ロスチャイルドの平和工作
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e076fb7fdf245ac7bf69826bc075e57b

 

ロスチャイルド家は、フランクフルト、ロンドン、パリ、ウィーンに分かれながらも、互いにパートナーになって連結した一つの銀行の営業形態をとっています。 

初代マイヤーが遺した兄弟連携のルールに忠実に利益も損失も共にしてきました。 しかし愛国心を掲げて国家や国民が国境の壁を高くし始めると、こうした超国家的なビジネスがやりにくくなるのです。

ついには、敵対する国との協力関係に目を光らせるようになります。 このため、伝統的な兄弟銀行システムを守れなくなり、それぞれの分家が独立した形でビジネスをしなければならなくなります。

 

 

振り返って大局的にみれば、ヨーロッパの各国が帝国主義への道をのし歩きだしたときに、ロスチャイルド家の運勢は傾きだしていました。 

スエズ運河株の取得やエジプト遠征に貢献したことが評価され、イギリスの貴族院(上院)に初めて迎えられ、

 




ロスチャイルド財閥ー250  ナショナルトラストに寄贈されたワデスドン館https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8f4f1cf76bd65396fb3f15019ed5e4ad

 

ヴィクトリア女王がワデスドン館を訪れて、一族が最も華やかに見えた1870、1880年代のまさにその頃、ヨーロッパ情勢は超国家的行動を得意とするロスチャイルド家にとっては不利な方向へと動き始めていたのです。

 

 

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ロスチャイルド路閥-257 同族結婚

2023-11-17 07:06:30 | 国際政治・財閥

 



初代マイヤーは幼い頃、ラビ(ユダヤ教道師)になる勉強をしていたことがあり、熱心なユダヤ教徒で、子供たちにもユダヤ教を守ることについて厳格でした。

これが一族の連帯と男の血統を重視する初代マイヤーの遺書と絡み合い、同族結婚という一族のもう一つの特色が生まれることになります。

民族宗教であるユダヤ教を大切にする一族の家風から、男はユダヤ教徒の女性と結婚するというのが暗黙の家訓とされ、長男アムシェルから四男カールまではそれぞれ順当にユダヤ女性と結婚しました。

ところが、五男パリ家のジェームズが1824年に相手に選んだのは、次男、ウィーン家のサロモンの娘ベッティ(1805~1886)でした。 つまり、姪と結婚したのです。

 

ベッティは才女で、たいへんな美人、パリ社交界でも評判になるほどでしたので、ジェエームズが惚れたのも無理ありませんでした。 

この身内との結婚以来、ロスチャイルド家では近親結婚が相次ぐようになり、初代マイヤーの孫は、18組の結婚のうち、16組が従兄姉妹で結婚しています。

その後もほぼ半分が、一族同士の血族結婚という傾向が続いています。 
パリ家三代目、アルフォンス(1827~1905)の妻がロンドン家の従妹であるレオノーラ(1837~1911)であり、

ウィーン家の四代目、フェルディナンドの妻がロンドン家の従妹、エベリーナ(1839~2866)という具合です。

こウィーン家四代目のフェルディナンドが、ロンドン郊外に豪華なワデスドン館を建てた大富豪です。




ロスチャイルド財閥ー250  ナショナルトラストに寄贈されたワデスドン館https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8f4f1cf76bd65396fb3f15019ed5e4ad

 

こうした同族結婚はハプスブルグ家はじめ、ヨーロッパの王家ではよく見られます。政治的理由に加えて、釣り合いのとれた相手が見つかりにくいのと、できるだけ一族の財産を散逸させたくない、また一族の中に他人を入れたくないという考えと思われます。

特にロスチャイルド一族のような、王家より資産を持っている場合は、釣り合いの取れる相手など、そうるものではありません。 

 

また、五兄弟とその家族は、常に仲良く協力し合わなければならないという家訓、それと初代マイヤーが娘には家業の参加を禁じたことも、同族結婚を促進する要因であると考えられます。

 

つまり、この規則では、婿もロスチャイルド商会に入れないために、同家の娘が受ける恩恵は持参金だけでしかなく、結婚してしまえば、ロスチャイルド一族とは縁が切れてしまいます。まあ、親戚ではありますが。

一族の男と結婚すれば、一族の繁栄を享受できるだけでなく、息子の側にしても同じユダヤ教徒であり、宗教上からももんだありません。

 

この点では、娘たちの場合はそれほど機微良くなく、ユダヤ人以外との結婚も許され、ています。

ロンドン家では三男ネイサンの娘ハナ(1851~1890)がローズベリー卿に嫁ぐなど、富裕な貴族と次々と結婚し、ロスチャイルド家の閨閥(けいばつ、嫁さん側の親族の人客)をひろげていきました。

しかし、一族の系図を見ると、子供が少なく、子宝に恵まれない夫婦も多くいます。 またエキセントリックで、自殺した人もいて、近親結婚の弊害出ないかと考えられています。

半面、それによってロスチャイルド家の氷魚並外れた活力が継承されてきたことも否定できません。 何事も一長一短です。

 

 

 

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