私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

白條・白鱎(カワイワシ)を釣るの巻  台湾釣(ガサ)行記㉞  釣査60種目

2017-02-05 09:11:07 | 台湾の魚たち
 2016年12月26日 月曜日

白條・白鱎(カワイワシ・Hemiculter leucisculus)を釣ったのである。




前日、日もすっかり暮れた頃、台南市内に入る。
駅前の大きな鉄道ホテルがこの日の宿である。
なんとセミダブルのツインと広々としとるやないかい!


夕食はまだ腹具合がすぐれん友に無理強いもできんのである。
ウロウロした後、ホテル内にあるコンビニで済ませることにする。
朝食もそのコンビニでの「60台湾元まで買えまっせ」券なのである。

ソソクサと出発。
この日は観光地もめぐるのである。
日本の技術士によって造られた大きなダムもその1つである。
このダムのおかげで渇水も洪水も防ぐことができ、豊かな実りをもたらしたということで、
敬意や賛辞・感謝いっぱいの碑や記念館などが歩いては回れんほどの大きな敷地につくられている。


ま、さておいて
その観光地を出発してしばらく行くとため池があったんですわ。
それまでの「エビ養殖池」とは違う、そう「香川県の小さなため池」みたいなもんである。
見てみたくなりますわな。
「ちょっとのぞいてもええか?」
「ええよ。」
と、のぞいてみると・・・・・・おるがな!


私有地かもしれん。放流・飼育しとるんかもしれん。
竿を出そうか出すまいか悩んだが、手が勝手に動く。
朝コンビニで入手したパンを丸め投入。
5分後には撮影を終えとったんであった。
「この池の持ち主さんがもしおられたのならごめんなさい。1尾釣らせてもらいました。」
と、この場を借りて謝罪します。
もちろんすぐに池に返しました。

さて、ワタカを少しスリムで薄緑色にして大きいウロコにしたようなこの白條(カワイワシ)。
数年前から「おるはずもない岡山県に出現」しているという。
そこで採取し某オークションに出品するヤカラまで現れとるらしい。
たまたまペットショップで手に入れたのが大きく育ち困って放流したんかもしれんが・・・・・
「意図的にかなりの数を業者関連が放流した」としか思えんのんである。
「法的に問題ない」と言われればそうかもしれんけど・・・・・・
こういうことがまかり通るようになると法律の規制が一層厳しくなるだけかもしれんし、
何より「善良なペットショップや淡水魚飼育マニアを苦しめる」ことになるんじゃないかなあ。
「移入・飼育・放流禁止」になった国外外来魚の例もたくさんあるじゃろうに・・・・・・
ホンマ最低限のマナーやモラルは守らんといけんね。

春になったら確かめに行くとするかいの。

えっ?
「外国の持ち主もわからん池で勝手に釣ったお前はどうなんじゃ!」と言われれば
「すんまそん! 私の手がいけんのんです! 知らん間に動いとったんです!」
まるで万引き犯の言い訳じゃな。
人のことをえらそうに言えんわなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 節分を期に川へ | トップ | 私魚人図鑑③  定年親父の挑... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

台湾の魚たち」カテゴリの最新記事