クマゼミを拾って・・・

２０１９年９月３日（火）

先日、アスファルト上に力尽きたクマゼミがいた。
踏まれたり掃き掃除でゴミになったりするのはどうかな、と思って

木にとまらせた。


見事にやらせねつ造写真の完成だ！

さておき、このクマゼミ、数年前まで私の町では猛威をふるった。
そこらじゅうの桜の樹木に鈴なりになってシャンシャンシャンシャン。


まるでブドウ狩りしてる気分で、手づかみでホイホイ。

幼い頃はニイニイゼミやアブラゼミばかり。
樹木の高い所で孤独に鳴いてるコイツを採る子はヒーローだった。

そのクマゼミも最近は再び激減してるようだ。
もちろんニイニイゼミなんかもね。

ま、未舗装の湿り気のある柔らかな土なんてのが減ってるからね。


さて、クマゼミとのせっかく出会い。
もっと生かさないとね。
昨夏、台湾で撮影したスジアカクマゼミと比べてみる。


おお～っ！
翅脈の色全然違うじゃん！

これってクマゼミが先に論文となり命名されたんだろね。
もし、逆だったら
スジアカクマゼミがクマゼミで
クマゼミがスジアオクマゼミになってたんだろうなあ。

ちなみに、台湾でのスジアカクマゼミの話もあわせて読みたい方は
スジアカクマゼミ？　日本にもいるの？： アヂアヂ台湾お魚旅㊲　をクリックしてみてください。