りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

心に残る懐かしのアニメ(その1)

2006年06月10日 00時08分39秒 | アニメ・コミック・ゲーム
久々に「伝説巨人イデオン接触篇/発動篇」を観ました。

ガンダムの翌年TV放映されたイデオンの映画版で富野由悠季監督作品です。
放映時は低視聴率のためガンダム同様全43話の予定が第39話で打ち切りに(T_T)
あまりにも最終話が唐突すぎるため後日ファンの要望により、TV版の総集編「接触篇」と真の最終回に当たる新作「発動篇」が制作され、同時公開されました。
しかし「接触篇 」はTVシリーズ前半部までの総集編で、そこからいきなり最終回完全版の「発動篇」に移るのでTVを観ていない人は訳がわからなかったことでしょう。

異星人バッフ・クランの攻撃をうけた主人公ユウキ・コスモら地球人たちはソロ星で発掘された第六文明人の遺跡、巨大ロボット「イデオン」で応戦しつつ、同じく発掘された宇宙船「ソロ・シップ」に乗り込み宇宙へ逃れます。だが、その遺跡にこそバッフ・クランの探し求める無限力「イデ」が秘められており、バッフ・クランの貴人カララを乗せたままのソロシップの脱出により、事態の様相は局地紛争から星間戦争へ進展。異星人の追撃を引き連れたソロ・シップはどこの移民星にも受け入れを拒絶され、艦内に不和を抱えたまま宇宙を逃走し続けます。
物語は地球人とバッフ・クランの恋、姉妹・親子の愛憎劇、そして「皆殺しの富野」の名にふさわしい、あの衝撃的ラストへと向かいます。

この作品の敵メカ(2本脚、3本脚のポッド型)のデザインが斬新でした。

主人公メカ「イデオン」も全身にミサイルランチャーを搭載し(549門)その一斉射撃は「ミサイル一斉発射」と呼ばれ、どこにそんな大量のミサイル積んでいるの?って思うほどミサイル発射しまくります。

それ以上に凄いのは「死」です。
全員死にます。
女、子供、赤ん坊にいたるまで( ̄▽ ̄;)
首だけが飛んでいくキッチン(映画「恋の門」で大竹しのぶがキッチンのコスプレをしています。場内で笑ったのは僕一人でした(^_^;))
顔面撃たれるカララ。
爆発の破片を受けて倒れた後、ヘルメットのバイザーが砕けるカーシャ。
そして、頭を吹き飛ばされるアーシュラ(このシーンはすごく衝撃的でした(>_<))
みごとに全員死にます(2回目)
その後これまた富野作品でお馴染みの精神世界の話へと。
死後の世界で登場人物たちは語り合います。
「人は許し合い、わかり合える・・・」

僕のように「許せないものは許せないし、わかり合えないものは死んでもわかり合えない」と思っているひねくれた人間には腑に落ちないラストですが・・・(^_^;

でも今観てもやっぱり面白いです。
何度観ても飽きないし(^0^)♪