りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「イカとクジラ」観てきました♪

2006年12月16日 03時22分11秒 | 映画
☆「イカとクジラ」
監督:ノア・バームバック
出演:ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニー、ジェシー・アイゼンバーグ、オーウェン・クライン、ウィリアム・ボールドウィン、アンナ・パキン


「ライフ・アクアティック」(この作品も面白いです♪)の脚本家ノア・バームバックが、86年のニューヨーク・ブルックリンを舞台に、ある家族の崩壊を滑稽に描いた自伝的悲喜劇。
愛が醒めた夫婦とその両親の離婚に翻弄される兄弟の姿をリアルに描いています。

今日は朝から代講の仕事。
終わって夜新宿の武蔵野館へ。
この作品予告編を観た時から楽しみにしていました♪
ネタバレになるので詳しくは語りませんが。
前半淡々と物語は進みます。
予告の方が面白く正直失敗したかなと思ったのですが、後半に行くまでに何故か物語に引き込まれて行き最後には泣いてました(>_<)
とにかく演技がリアル☆
特にウォルトがカウンセリングを受ける幼い頃の想い出を語るシーンは見事です、泣けました(>_<)

弟フランク役のオーウェン・クラインはケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの息子だそうで。
どうりで綺麗な顔しているわけですね(^-^;
男なら必ず通らねばならない思春期の性の目覚めを見事に演じています。っていうか、こんな子にこんな事を演じさせる監督もすごい(^-^;(笑)
劇中1カットしか出てこないのですが、ウォルトが出場する音楽コンテストの予選でMr. Misterの「Kyrie」(アサヒスーパードライのCMで流れている曲)をアカペラで歌う少女がすごく印象的だったなぁ(^-^)
結構楽しめたのですが、ラストは「え!!!もう終わり????」って感じですごく中途半端で未消化。
結局どうなったの?
「後は各自で想像してね」って感じ。
せっかく盛り上がったのをお預けくらったような(>_<)
すこし残念・・・
でもなぜだか心は温かく(^-^)

あっ、題名の「イカとクジラ」の意味はラストで明らかに☆