りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「イーグル・アイ」観てきました♪

2008年10月23日 02時37分01秒 | 映画
☆「イーグル・アイ」
監督:D・J・カルーソー
出演:シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン、マイケル・チクリス、アンソニー・マッキー、ビリー・ボブ・ソーントン、イーサン・エンブリー、アンソニー・アジジ、キャメロン・ボイス

スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、「ディスタービア」のD・J・カルーソー監督によるアクション・サスペンス。
謎の電話に翻弄され、国家を揺るがす陰謀に巻き込まれていく青年ジェリー・ショーと双子の兄イーサンの二役を演じるのは「ディスタービア」、「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ。
今までの役柄と違い大人な演技を披露。
僕は、本作の彼の演技好きだなぁ(^-^)

息子を救うために、ジェリーと同じく謎の電話に翻弄されるレイチェル・ホロマンには「M:i:III」、「近距離恋愛」のミシェル・モナハン。

2人を追うFBI捜査官トーマス・モーガンには「狂っちゃいないぜ」、「バッドサンタ」のビリー・ボブ・ソーントン。
主人公たちを追い詰める執念深さは、「逃亡者」のジェラード連邦保安官(トミー・リー・ジョーンズ)を彷彿。
後半の彼は格好良過ぎ(>_<)☆

D・J・カルーソーとシャイア・ラブーフの監督・主演コンビの前作「ディスタービア」が、お気楽サスペンスで少々物足りなかったので、本作もそれほど期待ぜずに鑑賞したのですが、いや~、これが結構本格的なサスペンスな仕上がりとなっていて驚き(^-^;
雑誌やネットなどでは、賛否両論のようですが、僕は予想外に楽しめました(^-^)
イラク戦争、テロへの報復、氾濫する携帯、ネット文化、監視社会など現代アメリカへの皮肉がたっぷり。
ネタバレしてしまうと、面白さ半減してしまうので、詳しくは語りませんが(^-^;
テンポよく進むストーリーは緊迫感あり☆
スリリングな展開の連続で、僕は最初から最後まで、体に力入りまくりで物語にのめり込むことが(^-^;
スピード感あるカーアクションは迫力あり、このシーンは大画面で観ることをオススメ。

主人公たちを翻弄する真犯人はテロ組織なのか?
それとも国家的陰謀なのか?などなど、謎が謎を呼ぶ。
僕は、あまりの監視の完璧さに、もしかして宇宙人なのでは?スピルバーグだし!?などと詮索してしまいました(^-^;(笑)
全体的な印象は、マイノリティ・リポート、スカイネット反乱前夜。
姿なき人物により、人々が次々に翻弄され、計画遂行の“コマ”になっていく姿は、スケールが大きい「ソウ(SAW)」シリーズといった感じ。
ストーリーもわかりやすく、難しいこと考えずサクっと観ることが☆

ただ、残念なのが、劇中登場するインチキ日本人の観光客登場。
バスガイドを含め、その中の何人かは本当の日本人なのですが、その他はどうみても韓国、中国、ベトナムといったアジア系の方々。
ツアーの名前は「まさこツアー」で、バスの横には大きく「MASAKO」の文字が(´Д`)
これにはさすがに苦笑。
いい加減、日本を知ろうよ、ハリウッド(´Д`)

本作で描かれたことは、単なる絵空事ではなく、近い将来起こってもなんら不思議ない事のようで恐ろしい(^-^;
どんどん便利になっていく反面、ハイテク社会の怖さを改めて考えさせられる作品でした☆