りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「ゲット スマート」試写会観てきました♪

2008年10月07日 02時03分16秒 | 映画
☆「ゲット スマート」
監督:ピーター・シーガル
出演:スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、アラン・アーキン、ドウェイン・ジョンソン、テレンス・スタンプ、ケン・ダヴィティアン、マシ・オカ、ネイト・トレンス、テリー・クルーズ、ジェームズ・カーン、デヴィッド・ケックナー、ダリープ・シン、ビル・マーレイ、デヴィッド・S・リー、ジェフリー・ピアソン、ケリー・カーバッツ


1965年~1970年まで放映され、日本でも「それ行けスマート」という邦題で放送されたアメリカの国民的TVコメディ・シリーズ「Get Smart」のリメイク。
全米興行収入、初登場1位を記録。
本国アメリカではPG-13指定だとか。
これといって残酷なシーンや、エロもないのに何故(?-?)?

世界制服を企む凶悪な犯罪シンジケート“カオス”に立ち向かうエージェント86・マックスウェル・スマートを演じるのは「40歳の童貞男」、「リトル・ミス・サンシャイン」のスティーブ・カレル。

不本意にもスマートとコンビを組まされる美人スパイ・エージェント99には「プリティ・プリンセス」シリーズ、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。
アン・ハサウェイちょっと太った(^-^;???

アン演じるこの美人エージェント99、整形によりブロンドからブルネット、シワも取り、外見は若く見えるのですが実は、結構年配という設定で、果敢におバカコメディに挑戦。
大人の女優へと成長したア彼女のセクシーな演技も楽しむことができるのですが、
なんだか、これまで多くの若手美人女優が路線変更やイメージ脱却に失敗し、スクリーンから姿を消していったパターンをたどっているようで、一抹の不安を覚えるのは僕だけでしょうか・・・(^-^;

スマートの憧れのエージェント23のは「スコーピオン・キング」、「DOOM ドゥーム」、WWEの人気プロレスラー“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン。
レスラーから俳優への転向をちゃくちゃくと進めるザ・ロックですがスタローンやシュワちゃん同様、筋肉バカの称号は揺らぐことなし。
そのうち演技派俳優を目指しそうで不安(^-^;

“コントロール”の長官でスマートの上司チーフには「ファイヤーウォール」、「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキン。

“コントロール”の開発者ブルースには「HEROES/ヒーローズ」のマシ・オカが。
このブルースという開発者、同じ開発者のロイドと凸凹コンビで、そのキャラクターが人気となり、彼らを主役にしたスピンオフ作品「ブルース&ロイドのボクらもゲットスマート」が製作。
こちらはDVD用の作品で、日本でも今月末に販売されるそうです。
古株のエージェント13にはビル・マーレイ。
出番は1シーンのみと、ほとんどカメオ出演なのですが、そのシーンは秀逸☆
元々が「007」のパロディだけあり、驚きのスパイグッズや、カーアクションも盛りだくさん。
WWEの人気レスラー、身長221cmの巨人ザ・グレート・カリことダリップ・シン演じるカオスの殺し屋ダリープは、本家「007」のリチャード・キール演じる・ジョーズを彷彿し、他にも映画ファンをニヤっとさせるようなシーンも(^-^)
これまでのおバカスパイムービーと違うのが、主人公がどうしようもないバカではなく、頭脳明晰、銃や格闘術に優れており、(本当は)とても優秀だということ。
あくまでも“本当は”ということで、それ以上にマヌケなため、地味な内勤勤務から抜け出さない。
しかし、強運の持ち主でもあり、窮地に陥っても、必ずそのピンチを脱出、災い転じて福となすタイプ。
この設定が結構新鮮(^-^)

全編、下らない小ネタ&コテコテのおバカギャグ満載。
テンポよく進むストーリーは飽きることなく観ることが。
日本では、こういったおバカコメディは好き嫌いが別れ、なかなかヒットしにくいのですが、「裸の銃を持つ男」や「オースティン・パワーズ」に比べると、しつこくなく、ライトな笑いといった印象で、幅広い層に受け入れられそう。
難しいこと考えずに楽しめる☆
110分、あっという間な作品でした(^-^)