日本では珍しいかと思いますが、海外に行くと、中古楽譜の専門店があったりします

私がロシアへ行った時、普通の楽器店の楽譜コーナーの片隅に、中古楽譜が山積みになって売られていました。
ロシアでは、「紙」自体が非常に貴重なものだったので、生活水準から考えると、楽譜の価格がとっても高かったのだそうです。
なので、中古楽譜で勉強するのは、ピアニストにとってわりと一般的なことだったとか・・・。
もちろん、新しい楽譜で練習をスタートするのが一番ですが、知っている曲に関しては、他の人のいろいろな書き込みをながめるのも、また違った面白さがあります。
指使い一つみても、体型の違いがわかったり、フレージングの違いを感じたりします。
私のロシア旅行の目的は、楽譜とロシア語文献の収集だったので、ありったけの楽譜を買い漁ってきたんですよ

帰国の際は、持ち込んだ荷物のほとんどを捨て、代わりに本を詰め込んで持ち帰りました。
それでも重量オーバーした分は、手荷物のバッグとリュックに詰め、平気な顔をして検査ゲートを通過したものです。
肩には思いっきり、痣ができていましたけど・・・・

いろいろ珍しい楽譜があるので、今年はそれを整理して、きちんと活用できるようにしたいと思っています。
う~ん、一日36時間あったらいいのになぁ・・・。