Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

歌手

2007-03-15 19:07:46 | Weblog
先週の話ですが、オーディオ関係の整理をしていたら「安全地帯」のベストアルバムのCDが出てきました。

買った記憶は無いので、たぶんどなたかの物が紛れ込んでいると思われます

曲目は

・ワインレッドの心
・恋の予感
・熱視線
・悲しみにさよなら
・蒼い瞳のエリス
・夏の終わりのハーモニー
・FRIEND
・好きさ
・じれったい
・I Love Youからはじめよう
・微笑みにさよなら


懐かしくなって、ちょっとCDをかけてみたのですが、
すっかりはまってしまいました~


「歌が上手い」 「声が素敵

私、ものすごく感動してしまいました

ポップス系の音楽は、詳しいことはわからないのですけど、私には曲がとっても新鮮に聴こえるのです。

日本語の言葉と、メロディーが非常にあっているし、言葉の持つ雰囲気を、上手に洋楽の要素とMIXさせているところが、現代でもすごくお洒落に聴こえるんですよ。

普段は洋楽しか聴かないので、珍しいことなのですが、
CD発見以来、毎晩寝る前にお茶を飲みながら、このCDをかけるクセがついてしまいました・・・・



ちょっと古い意見だと思われるかもしれませんが、昔の芸能人のほうが、その言葉どおり、芸に長けている人が多かったように感じます。


否定するつもりはないのですけど、昨今の「歌手」の歌唱力には疑問を感じる方が多いかも・・・・。



もう何年か前になりますが、NHKのとある番組に 水戸黄門のうっかり八兵衛役でおなじみの 高橋元太郎さんが出演されていらっしゃいました。

何気なくつけていただけの番組でしたが、ふと気がついたら、高橋さんが
名曲「ダイアナ」を歌われていたんです

その上手なことといったら、それはもう

普段のうっかりな様子は微塵もなく、素敵な甘い声で、豊かな歌唱を聴かせてくれたんです
本当に驚きました

高橋さんは、もともと役者出身ではなくて、歌手だったのだそうですね。



これは去年の話ですが、若かりし日の美空ひばりさんの「りんご追分」のレコードを聴く機会がありました。

それまでは、正直言って、彼女に特別な何をも思っていなかったのですけれど、
雷に打たれたような感動を受けました

やっぱりすごい


歌の芸に長けているなら歌手、演じる芸に長けているなら役者というように、本当に力のある人たちの芸ってすごいと思います。

芸は才能と、努力と、両方によって磨かれるのだと思いますが、そんな本当の「芸能人」って格好いいですよね。



こんなことを考えていたら、自分の「美学」というものに気がつきました。

明日はそれをご紹介したいと思います。