Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

あらららら・・・

2007-03-21 13:53:52 | Weblog
プロコフィエフのヴァイオリンソナタですが、たまたま今回、全音出版の楽譜を使っています。

ナツメさんと一緒に楽譜を買いに行った時、これしか2冊無かったということと、たまには日本人の解説付も面白いかもね~という単純な理由で購入。

ところがです。


本荘先生いわく

「何なの?その音・・・。ひどいわね。」


というほど、音間違い(?)が多いのです。


どちらが実際の「間違い」なのかはわかりません。

いくら研究の成果から「正しい音」がわかっても、通例とは違うということが、よくあります。



ショパンのエチュードでも、私は小林 仁先生の勧めで、ヴィーン原典版を利用していますが、「別れの曲」などは、あまりに通例の音と違いすぎていて、とても演奏できません。

その版を知らないピアノの先生から「あなた、音間違いひどいわよ!!」と怒られたこともあるくらいです。


さてさて、このプロコフィエフ。

いったいどっちがよいのでしょう?

先生からお借りしたBoosey&Hawkes版の方が、演奏していても、指がすっきりいくのは事実です。