ゴールデンウィークが終わり、新緑の気持ちよい季節になりましたね
みなさんは、どのようにお過ごしでしたでしょうか。
休みが明けると早いもので、あっという間に葵祭を迎える季節になりました。
京都の葵祭。ご覧になったことはありますか?
毎年5月15日に行われる京都三大祭りのトップを飾る雅なお祭りです
京都新聞HPから最新の情報がこちら
葵祭(15日)を前に、斎王代や女官が身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が
4日、京都市北区の上賀茂神社で営まれた。源氏物語千年紀も重なり、
大勢の観光客が王朝絵巻をしのばす雅(みやび)な所作に見入った。
源氏物語で御禊は、光源氏の愛人六条御息所(みやすどころ)と正妻葵の上の
「車争い」のきっかけとなる。一の鳥居付近には車争いの屏風(びょうぶ)絵の
複製画も掲げられた。
午前10時すぎ、新調された十二単(ひとえ)をまとった斎王代・村田紫帆
さん(25)=東山区=は女官とともに、まず上賀茂小児童から、地域で育てた
葵の葉を受け取った。
橋殿でお祓(はら)いを受けた後、斎王代は童女2人と岸に降り、御手洗
(みたらし)川に静かに手を差し入れた。村田さんは「天気が良かったので、水が
冷たく気持ちが良かった」と話した。
御禊の儀は1956年に復活。下鴨神社(左京区)と隔年交代で行われている。
写真を見ているだけでも雅な雰囲気が漂っていますよね。
動画もご覧になりたい方は、こちら
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/aoi/aoi.html 京都新聞 葵祭特集
葵祭の天皇からの使者・勅使をはじめ総勢511名・牛馬40頭からなる行列は、
平安貴族そのままの姿で列をなし、王朝絵巻さながらに行われるので素晴らしい
です。京都市観光協会が発行している有料観覧席を利用すれば、行列をゆっくり
観ることができます。行列以外の見所としては、下鴨神社境内での「社頭の儀」が
あります。新緑の中で映える装束を間近で見ることができますので、是非ご覧
下さい。
行列見物が終われば、午後から新緑の京都御苑へ、足を運んでみて下さい。
京都御苑内には、五摂家の一つ九條家の遺稿 拾翠亭(しゅうすいてい)、
四親王家の一つ創建以来の地に今もあります閑院宮邸跡(かんいんのみやてい
あと)などがあり、この五月には次々と花が咲き、繁殖地に向かう多くの夏鳥が
旅の途中に立ち寄るそうですので、一度ゆったりと散策してみて下さい。
新緑が美しいこの季節
葵祭行列見物と京都御苑散策に是非お出かけ下さい