上海では、ミシュランの味から庶民の味まであらゆる食事を楽しむことが
できます
11月の上海旅の目的は本場で食す‘上海蟹’でした
ガイドブックに載っている王道の南京東路にあるお店は外して
現地ガイドの黄(こう)さんすすめる‘図安蟹味館’へ行きました。
お店は、上海図書館のすぐそばにあります。
黄さん曰く、本物の陽澄湖の‘上海蟹’はやはり高い。
安いのは‘上海蟹’ではなく‘上海
の蟹’とのこと。なのでお店の選択は重要ですね
‘図安蟹味館’ 紹介記事もご覧下さい
こちら
せっかくなので上海蟹 雄・雌 付きのフルコースをオーダー
前菜
左はきくらげのような、右は緑のザーサイのような食感で青島ビール
のあてにぴったりでした。
‘川海老’
蟹味噌炒めのような・・
炒飯、カニ身・蟹味噌入りのスープ&麻婆豆腐風もありました。
‘カニ身と味噌&ガーリックトースト’
メインの‘上海蟹’
どっさり
雄
雌
お店の人は蟹を分解はしてくれるもののむいてはくれません
なので、無言で蟹をむき続けたのでした・・
肝心の味の感想は、どうしても丹後の‘間人(たいざ)蟹’と比べてしまい
淡泊な湖の蟹に物足りなさを感じてしまいました
でも、旅の目的はしっかりと果たすことができました
街中B級グルメは‘焼き小籠包’
お店は‘小楊生煎館’です。
上海にはたくさん店舗があるようです。
お店の前で焼き上がった生煎が次から次と売れていきます。
厚めのもっちり皮の底はかりっと香ばしく中から熱々ジューシーなスープが溢れます
一緒に行った友人は無謀にもかぶりつき、「あっっっっつっっ
」と
飛び跳ねていたので、お店の人に笑われていました
焼き小籠包を食べるときは、少し穴をあけてスープを吸ってから食べるのがGood
味は、日本人好みで美味しかったです
一人前4個でお腹いっぱいになります!
私たちは、地下鉄人民広場駅から少し路地を入ったお店に行ったのですが
このあたりのマッサージ店は外難や浦東に比べると値段も安くて気軽に入れます。
足裏から全身、アロママッサージなど。短い滞在中に何度も通ってしまいました
斜め前のこのお店はできたての小籠包しか出さないこだわりのお店で
地元の人達もかなり並んでいました。
旅の目的:グルメ編はもう1件あって豫園の‘南翔饅頭店’本店
8月に行ったときは、長蛇でツアー時間もありタイムアウト
11月はフリー旅行でしたので、リベンジで訪れました
前回と同じく、1階の持ち帰りも2階の食事スペースも長蛇
何時間待つのかとお店のお姉さんに尋ねると、
何と、150元のセットメニューをオーダーするなら個室にすぐ案内
そんなことならすぐOK
個室へ案内してもらいました。
思った個室ではなかったですが、長蛇の列は50元オーダー、80元オーダーの列に
分かれていて個室は150元オーダーのお客様のみとなっています。
150元セットメニュー
持ち帰りのメニュー
1階の持ち帰りと比べると雲泥の料金の差
そりゃ並ぶはずだ・・
私たちは充実の150元セットメニューに大満足でした。
‘蟹味噌スープ入り海老揚げ団子’‘蟹味噌入り春巻き’
‘金華ハム入りミニちまき’‘きのこ入りスープ’
どれも贅沢な味で美味しかったです。
‘蟹味噌入りスープ饅頭’
蟹味噌や身がたっぷり入った熱々のスープをストローで
美味しいですが、はっきり言って火傷します
メインの小籠包
‘特製蟹味噌入り小籠包’と‘松茸入り小籠包’
頑張れる人は開店と同時に1階の持ち帰りに並ぶも良しですが、せっかくですので個室で
ゆったりお食事がおすすめです
豫園は土産物屋も多く観光客が楽しめる場所、こんな雰囲気です。
これは‘南翔饅頭店’の向かいにある由緒正しい国営のお茶屋さん
確かなお土産に最適な特級以上のお茶が揃っていますよ。
ふ~
ご紹介しているだけでお腹いっぱいになってきましたので
この辺でいったんお開きにします。では、次回をお楽しみに
( 小池
)