メイド・マリオンは ロビンフッドの彼女

自治会文化祭と子ども会のかるた上尾市大会も終わり、
ようやく落ち着いたので、「それまる！ 花図鑑」第２集
の構成に取りかかっています。

第２集は私が勝手にポストモダンと名付けた、1960年の
イングリッシュローズの誕生以降のバラたちを掲載する
予定で、バラのリストアップをしています。
しかし世の中では1867年の「ラ・フランス」以降を一括
してモダン・ローズとしているので、品種の一つ一つの
作出年を確認し区分しないといけなくなりました。
図書館からバラの本を５冊ほど借りてきて、調べています。
最後にHMFでチェックするつもりです。

そうしているうちにいくつか発見がありました。
メイド・マリオンという品種があるのですが、この人は
シャーウッドの森の義賊・ロビンフッドの恋人なのだそう
です。
2010年にオースティンが shrub のピンクの品種を発表して、
検索すると出てくるのですが、私は佐倉の白薔薇をたく
さん撮っていて、色が違うと思ってまだアップしていま
せんでした。

HMFで検索してみると、
佐倉の白は　Maid Marion (Hybrid Musk, Pemberton, 1930) 。
　　四季咲きで、稀にピンクの花が咲くらしい。
オースティンのイングリッシュローズのピンクは、
Maid Marion (shrub, Austin 2010) 。
　　ローズピンクで、クローブ、フルーティ、ミルラの
　　香りがあります。四季咲き。
他にもミニアチュア、ランブラー、ハイブリッドティの
品種があるそうです。
英語圏では人気が高いキャラクターなんですね。

ロビンフッド伝説は13世紀ころからのいろいろな民話・伝説
が絡み合って創り上げられ、内容も遷り変わってきたようです。
17世紀はじめごろまで、イギリスの五月祭の参加者の中から
王と王妃役の人が選ばれ、彼らは「ロビンフッド」と「マリ
オン」と呼ばれたということです。

Hybrid Musk 作出者　イギリス　Rev. Joseph Hardwick Pemberton
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　1927年以前。
　　　(千葉県佐倉市　佐倉草笛の丘　2018年5月21日、
　　　同　2013年5月14日、2015年5月26日、2017年6月2日)

English Rose 作出者　イギリス　 David C. H. Austin before
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2009年以前。
　販売者　イギリスで　 David Austin Roses Limited　2010年。　　　
　　　(横浜市　横浜イングリッシュガーデン　2012年10月6日)

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メインは　佐倉草笛の丘　2018年5月21日。
これは同　2013年5月14日。


これは　同　2015年5月26日。


これは　同　2017年6月2日。


下２枚はイングリッシュローズです。
横浜イングリッシュガーデン　2012年10月6日。