森林公園のハーブガーデンに、幹が太くて木のような株があちこちに生えており、赤っぽい花穂が咲いています。プレートが見つからなかったのですが、これはどうやらアマランサス Amaranthus のようです。
BOTANICA や Wikipedia によると、アマランサスは南米のアンデス山脈でインカ文明時代から栽培されていた疑似穀物です。アステカ人には 「huauhtli」 と呼ばれる彼らの主食であり、儀式の食事と飲み物にも加工されるためアステカの宗教に欠かせない穀物でした。名前の由来はギリシャ語の「アマラントス」、「花がしおれない」 「しぼまない」 という意味です。
ケイトウの仲間で、日本では江戸時代に観賞用として輸入されました。タンパク質や食物繊維、鉄分、ミネラル、ビタミン群など栄養素をたっぷり含み、炭水化物はコメとあまり変わらない量ですが、タンパク質と脂質が大きく上回っています。このため近年はダイエットや健康によいスーパーフードとして、小さな粒々の実や葉が利用されています。これならハーブガーデンにあって不思議ではありません。
ヒユ科・ヒユ属(アマランサス属) は 分類の仕方で100~300種類もあり、この写真のものが何という品種か分かりません。あるいはスギモリケイトウでしょうか。穀実用(実を採る品種) として主に 「センニンコク = ヒモゲイトウ」 「スギヒモゲイトウ」 が栽培されているそうですが、ヒモゲイトウは花茎が垂れ下がるので、この写真のものとは違うようです。
(埼玉県東松山市 武蔵丘陵森林公園 2023年10月4日)
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BOTANICA や Wikipedia によると、アマランサスは南米のアンデス山脈でインカ文明時代から栽培されていた疑似穀物です。アステカ人には 「huauhtli」 と呼ばれる彼らの主食であり、儀式の食事と飲み物にも加工されるためアステカの宗教に欠かせない穀物でした。名前の由来はギリシャ語の「アマラントス」、「花がしおれない」 「しぼまない」 という意味です。
ケイトウの仲間で、日本では江戸時代に観賞用として輸入されました。タンパク質や食物繊維、鉄分、ミネラル、ビタミン群など栄養素をたっぷり含み、炭水化物はコメとあまり変わらない量ですが、タンパク質と脂質が大きく上回っています。このため近年はダイエットや健康によいスーパーフードとして、小さな粒々の実や葉が利用されています。これならハーブガーデンにあって不思議ではありません。
ヒユ科・ヒユ属(アマランサス属) は 分類の仕方で100~300種類もあり、この写真のものが何という品種か分かりません。あるいはスギモリケイトウでしょうか。穀実用(実を採る品種) として主に 「センニンコク = ヒモゲイトウ」 「スギヒモゲイトウ」 が栽培されているそうですが、ヒモゲイトウは花茎が垂れ下がるので、この写真のものとは違うようです。
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