http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015050902000246.html
オスプレイ横田配備 市街地「10機も来るとは」
「事故率の高い危険なオスプレイを、東京の人口密集地に配備するなどあってはならない」。米軍横田基地(東京都福生市など)に、米空軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが配備される方針が明るみに出た九日、地元からは不安の声が上がった。この日は米軍キャンプ富士(静岡県御殿場市)にオスプレイ一機が米海兵隊と地元住民の交流祭のため飛来。見学者らの受け止め方は複雑だった。 「一機でも危機感を感じるのに、十機も来るなどとんでもない。絶対にやめさせねば」と「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の高橋美枝子代表(73)は語気を強める。横田基地周辺市町基地対策連絡会(事務局・東京都武蔵村山市)は「驚きを禁じ得ない。現在情報収集を行っている」とのコメントを発表した。交流祭のため米軍キャンプ富士に飛来したのは、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)所属のMV22オスプレイ。敷地内で展示された。見学に訪れた川崎市の公務員吉沢朗さん(56)は、米軍横田基地にCV22オスプレイが配備されるとの情報を知り「安全面に問題ないと聞くし、短時間で輸送ができる」とオスプレイの機能性の高さを評価。「横田基地への配備に賛成」と話した。一方、神奈川県小田原市の主婦宮沢瞳さん(71)は「車の窓越しにもオスプレイの騒音はすごかった」と話す。「過去に事故もあり安全性に不安もある。市街地を飛ぶのは危険」と横田基地への配備に反対した。 (林朋実、山下葉月)
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