速報!山上容疑者のツイッターアカウント特定と解析。実は自民党支持者。なぜ、安倍を撃ったのか?理由は完全に霊感商法・統一教会にある。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
自民党=統一教会の構造が日本政治を腐り果てさせた。腐敗した長期政権は銃弾で終わりを告げた。カルト以外でも腐敗した自民党政治の末路。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
安倍元首相と旧統一協会系の関係
行事に祝電・メッセージ
「お墨付き」との抗議文は無視
安倍晋三元首相が銃撃された事件で、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で逮捕=は、旧統一協会(世界平和統一家庭連合)信者の母親が「多額の寄付をして破産させられた」と供述しています。山上容疑者は、安倍氏が旧統一協会とつながっていると考えて犯行を計画したとされます。安倍氏と旧統一協会にどんな関わりがあったのか―。(統一協会取材班)
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旧統一協会は、洗脳された信者たちが正体を偽って勧誘活動を行うなど「カルト」と呼ばれる反社会的な団体です。先祖の因縁や霊界への恐怖をあおって高額な物品を売りつける「霊感商法」や協会側が一方的に選んだ異性の信者と強制的に結婚させる「集団結婚」が長く社会問題になってきました。
親密さが目立つ
旧統一協会と一体で、共産主義を敵視する政治団体「国際勝共連合」が全国的に反共謀略宣伝を展開してきた歴史があり、現在も自民党など右派の政治家と結び付いています。その中でも、旧統一協会系の団体との親密さが目立っていた国会議員が安倍元首相でした。
本紙は2006年6月25日付で、統一協会系の「天宙平和連合」(UPF)が全国各地で開いた集団結婚を兼ねた大会(同年5月)に、安倍氏が官房長官の肩書で「祝電」を送った事実を報じました。「祝電をいただいた国会議員」として福岡や広島の会場で紹介されました。
山上容疑者は、UPFの集会に安倍氏がビデオメッセージを贈ったことを知って殺意を抱いたとされます。
ビデオメッセージは昨年9月12日、UPFがオンラインで開いた集会で流れました。安倍氏は、統一協会の開祖・文鮮明(12年に死去)の妻でUPF総裁の韓鶴子の名をあげて「敬意を表します」と持ち上げました。
経緯と理由問う
この動きに強い危機感を示したのが、旧統一協会の被害者救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)でした。安倍氏あてに公開抗議文を送付し、旧統一協会が問題のない団体だという「お墨付き」を与え、新たな被害を生むなど「今後、日本社会に深刻な悪影響をもたらす」と警鐘を鳴らしました。
しかし、安倍氏の国会事務所は受け取りを拒否。山口県内にある地元事務所の返答もなかったといいます。
本紙もこの問題を同月18日付で報じた際、安倍氏の国会事務所にUPFと関わりをもったきっかけなどについて質問しました。旧統一協会系の団体が開いたイベントに協力し、その活動に賛意を示すことは「道義的に問題があり、活動内容がどうであれ不適切だ」と指摘。その上で、ビデオメッセージを贈った経緯と理由を問いました。
安倍氏側は「この件に関してはUPFの事務局に問い合わせてください」と回答を避けました。
全国弁連の弁護士らは会見(12日)で、山上容疑者の行為を「いかなる理由があろうとも決して許されない」と批判。「旧統一協会の人的・財産的な被害は世界中で問題になっている。そのことを知れば、近づいてはいけない団体だと分かるはずだ」(紀藤正樹弁護士)と述べ、旧統一協会やその関連団体の活動に政治家が参加・賛同しないよう改めて求めました。
安倍氏「国葬」 疑問の声相次ぐ
地方紙が社説で批判
「根拠法なく定義もない」 「森友・加計」問題解明を
岸田文雄首相が安倍晋三元首相の葬儀を「国葬」で9月に行うとした政府方針を発表したことをめぐり、16日付の地方紙で批判・疑問視する社説が相次ぎました。
琉球新報は、国葬について「国費を投じて国民に追悼を求めるものにほかならない」と指摘。戦後、言論・表現の自由、内心の自由(19条)、政教分離(20条)を定めた現行憲法の制定によって失効しており、「根拠法がなく定義もない。国会で説明もせずに公費が使われていいのだろうか」としています。
また、安倍氏の“功績”について、「米国と軍事的一体化を進めたことを米政府関係者が高く評価するのは当然だ」と指摘し、安倍氏の辺野古米軍新基地建設の強行、日米地位協定見直し要求の無視などをあげ、沖縄の民意を無視してきた政治姿勢を批判しました。
京都新聞は、改憲を狙う首相に対して「(安倍氏の)遺志を引き継ぐ形で憲法改正に意欲を示す姿勢と軌を一にしているようだ」「その死を政治的に利用して、首相の足場を固めたり、同調圧力を増したりするなら、広く国民の理解は得られまい」と警告しました。
新潟日報は、「森友・加計学園や『桜を見る会』を巡る問題では、説明責任を尽くさなかった。真相は依然として闇の中だ」とし、「桜を見る会に関しては、国会でうその答弁を積み重ねた。国会軽視の姿勢も忘れてはならない」と批判しました。さらに、国葬とすることで「安倍氏の負の側面に向き合わず、ふたをしてしまうことにつながらないか」と指摘しました。
★私見だが反共を国論に仕向けた「昭和の妖怪」岸信介以来、共産党を叩いてきた自民党政権から一刻も早く野党は、政権奪取するのが急務だと思う。
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