岐阜県高山市のおよそ1億3000万年前の地層から見つかった卵の殻の化石が、国内で最も古い恐竜の卵であることがわかったと、調査を行った筑波大学などが発表しました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210704/k10013118741000.html
この卵の殻の化石は、岐阜県や福井県などにまたがる「手取層群」と呼ばれる地層のうち、高山市荘川町のおよそ1億3000万年前の前期白亜紀の地層から見つかりました。
化石の発掘に取り組んでいる高山市の男性などが平成11年と平成21年に発見したもので、合わせて5つあり、3ミリから17ミリくらいの大きさです。
化石の発掘に取り組んでいる高山市の男性などが平成11年と平成21年に発見したもので、合わせて5つあり、3ミリから17ミリくらいの大きさです。
筑波大学などが詳しく調べたところ、「獣脚類」と呼ばれる種類の中で鳥類のグループに近いトロオドン科に属する恐竜の卵の特徴に似ていることがわかりました。
筑波大学などによりますと、恐竜の卵の化石としては国内で最も古いということです。
筑波大学大学院の植松里菜さんは「前期白亜紀というのは世界的に見ても、卵の殻の化石の産出が比較的少ない時代です。恐竜の進化や生態を知る上で重要な発見だと思います」と話していました。
筑波大学などによりますと、恐竜の卵の化石としては国内で最も古いということです。
筑波大学大学院の植松里菜さんは「前期白亜紀というのは世界的に見ても、卵の殻の化石の産出が比較的少ない時代です。恐竜の進化や生態を知る上で重要な発見だと思います」と話していました。
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