のーざんぷらんつ

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スーブニール・ド・ラ・マルメゾン

2012-06-25 | ブルボン(B)・ポートランド(P)

スーブニール・ド・ラ・マルメゾン
(Souvenir de la Malmaison, ブルボン, 1843,フランス,Jean Beluze)




「マルメゾンの思い出」と言う名のバラ。
皇帝ナポレオンの妻であった無類のバラ愛好家、ジョセフィーヌが
世界中のバラを集めた地の名前を持つバラです。
ジョセフィーヌがいたからこそ、今の数多きオールドローズが生まれ
バラ画家ルドゥーテの作品が生まれたのです。



花色はライラックピンクと言われ、開きゆく花冠は非常に美しいです。



私の庭では、耐寒性が今一つで、枝が硬い故、冬の雪囲いもなかなか枝がまとまらず、
春になると枝折れしたり、枝枯れしたりということを繰り返しました。
今年は思い切って枝を株元まで切り詰めたところ、
勢いよく、数本の枝が伸び、先端に花をつけました。
ミニバラのように楽しむのもまたいいかもしれません^^;



花が咲くと、本当にそこは幸せ色に包まれ、’薔薇’という名前にふさわしい~
それにしてもこの花弁は一体何枚あるのでしょうか~