のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

ロサ・グラウカ

2012-06-29 | 原種・原種交配バラ

ロサ・グラウカ(Sp)

銅葉が美しいこのバラは、この辺りの庭先でよく見られます。
葉色からは想像できないピンクの一重のバラを咲かせますが、
この時期、どの庭先でも花は満開です。



私はどちらかというと、花は少なめの方が嬉しいのですが、
気候が合うのでしょう。
どこの株も花が多いですね^^



でも、秋になると真赤なヒップが美しいからいいのですけどね。
特に冬の積雪した時のヒップとの対比はとても美しいです。



今日の写真はご近所のグラウカから集めてみました~^^




ブルボン・クイーン -2

2012-06-29 | ブルボン(B)・ポートランド(P)

ブルボンクイーン

今週は26℃~30℃の気温が続き、6/20に開花が始まったブルボン・クイーンはとうとう満開になってしまいました。




こうも気温が高いとあっという間に開き満開になって、そして散ってしまいます。
もっとゆっくり楽しみたいのに・・  ちょっと待って~^^;と心の中で叫んでいます。




せめて写真だけでも沢山撮っておこう。
きっと長い冬の間に何回も見ることになるのだから^^




明日もまだ暑いようなので、もうこれが最盛期でしょうね。





ロサ・マレッティ

2012-06-29 | 原種・原種交配バラ

ロサ・マレッティ

ナーサリーの販売名はロサ・マネッティでした。
ですが、マネッティはセミダブルのノアゼット系の花で全く感じが異なります。
私はロサ・マレッティ(カラフトイバラ)だと思って購入したので、
こちらでよかったのですが、ではこのバラは本当にカラフトイバラなの?
という疑問が残ったバラです。



カラフトの自生の株とは雰囲気が違って、非常に繊細ですし、
ヒップになるところもカラフトは丸ですが、細長いです。



同じ疑問を持つ方々との情報交換で、どうやらカラフトの選抜種ではないか
という結論に今は至りました。

私の株は今年雪によって枝折れしてしまい、残った枝は一本だけになりましたが、
なんとか数輪咲いてくれました。



蕾のときのガクがとても長く、花が開いても花弁の外側に長いガクが見えて
美しいです。

花が散った後もこれです。
こんなに細いガクは今まで見たことありませんでした。



原種のバラには心ひかれる美しさがあります。



さて、このバラも夜になると閉じました。
現在、どんなバラが夜閉じるのか、観察中です。
う~ん、一重のバラだったらみんな閉じるのかな?^^;


紫玉

2012-06-29 | ガリカ(G)・モス(M)

紫玉(ガリカ,19世紀後半,日本)

江戸時代に自家実生で生まれたという日本生まれの紫玉は、独特な花の形をしています。



つぼみが膨らんでいよいよ開花というときには、まるでラッパのように口をとがらせて
咲き始めは少々バランス悪くみえるのですが、
紫玉の魅力はここからです。



完全に花が開ききるとまるでボールのように丸くなりますが、
濃い紫の色と相まって非常にしまって見えます。
他のバラは開ききるとダラ~とした印象になりますが、
このバラは特別にきれいです。



ボールになってからの花もちもよく、こんな素敵なバラが日本生まれであることを
誇りに思います。

私の株は以前住んでいた時のお隣さんの株から挿し木で持ってきたものです。
バラに関心を持ち始めた時に一緒になってガーデニングを楽しみました。
お隣さんのお庭もすごいバラの数で、しかも地植え、基本的に無剪定でしたから
自由に動き回る枝ぶりと花の数はいつも圧巻でした。

毎年開花する度に、そんな楽しい、懐かしい思い出まで一種に連れてきてくれます。