のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

ロサ・シノウィルソニー

2012-03-27 | 原種・原種交配バラ

八ヶ岳山麓でバラを栽培されているKITAHOさんより
ロサ・シノウィルソニーのヒップを頂きました。




このバラは世界最古のバラのルーツとも言われており、
中国の奥地で発見されたまだ謎の多いバラだそうです。
Rosa sinowilsonii Hemsl. という名からも
イギリスのプランツハンターによって発見されたものだと分かります。
花は白一重の房咲きでノイバラの花より大きく、
葉には厚みと光沢があり、大きく個性的だそうです。



さてヒップの方は、果肉がほとんどなく、種がぎっしり25~30個ほど
詰まっていました。
沢山頂いたのですが、せいぜい2~3個あれば種まきとして十分な量が
確保できますので、もしよろしかったら興味のある方にヒップをお分けいたします。
メールで連絡を頂きたいと思います。

発芽その3

2012-03-26 | 種まき

今日、緑の物体を発見~
多分これはシュネーコッペだと思います。
ノイバラと同じく冷蔵していた種を1月に室内播きしていましたが
その後、発芽せずだったので3月に追加で種をまいておきました。
春と勘違いして芽が出るものは大体2週間で発芽するようです。
それ以外の種は来年以降なのかな?
絶滅を防ぐ遺伝子が入っているからしょうがないのでしょう。

2/1に発芽したノイバラのお姉ちゃんはすくすく成長しています。
葉がきれいです。



他の一年草の発芽も続いています。



自家採取の種の発芽率は悪いながらもポツポツと発芽してきたオンファロデス・リニフォリア


カタナンケ・アルバもようやく



ギリア・カピタータ、まるで双子ですね。

いささか徒長気味ですが、外はまたしても雪なのでもう少し我慢してもらいます。


いちご酵母でいちごパン

2012-03-25 | パン作り・クッキング

パン生地にいちごを仕込んだレシピがないかと探していたのですが見つからず、
では、自己流でやってみようといちごパンを作ってみました。

まず、生地の仕込み水の中に生のいちごを数粒使いました。
いちごの甘みがあるので砂糖はなし。
食感を柔らかくしたかったのですがダイエット中なのでバターはちょっこし。
一次発酵のあとの成形はシナモンロールと一緒です。

四角く広げて今度は角切りにしたいちごをまぶし、くるくるとロールにまいて、
包丁で輪切りにして作ってみました。
アイシングの代わりはコンデンスミルクです。



甘いいちごたっぷりの旬のパンが出来ました。
いちごは、ジャムのような食感になっています。
美味しくて、あっという間に家族に食べられました^^


二つの酵母

2012-03-23 | パン作り・クッキング

いちご酵母とレーズン酵母が出来あがってきました。

いちごは青年期の酵母。
青春の甘くすっぱい恋の思い出や人生に影響を与える友人との出会い、
共に過ごした楽しい思い出の数々が詰まっているかのような酵母です。

レーズンは、壮年期の酵母。
楽しい思い出、苦い思い出、辛い思い出、全てを経験した大人の酵母
色も匂いも苦くて深みがあります。

全く異なる2つの酵母。どんなパンを作りましょうか。




3回目のカンパーニュは、クープを思いきって深く入れてみました。
天然酵母のパンにはこれくらいでもいいのかもしれませんね。



ばっちりクープが開きました。
ほんのり苺の甘い青春の味がします^^


フリチラリアの発芽が!

2012-03-22 | 種まき

家の外壁に近いところから庭も雪解けが進んでいます。
種まきをした鉢も半分ほど姿を現しました。

ふと鉢を覗き込むと、土がまだ凍っているので
上に積もった融けた雪水がうまく排水されずに
プールにようになっています。

種は大丈夫かなあ・・・と思ったのも一瞬、
なんだか緑の虫みたいなものが・・・・




あっこれは芽ではないですか~!!





プールの水の中に浮いています。
なんということでしょう。
どうしたらいいのでしょう。
途端に慌ただしくなりました。

ひとまず家の中にいれて、土と氷を溶かし、排水させました。
そして、まだ種のもの、根だけでているものはそのまま外に戻し、
完全に緑の芽が出ているものだけ、室内のポットに鉢上げ。



さて、上手く育ってくれるかな。
でも、0℃以下の環境で発芽が始まるなんて・・・
かなりびっくりしました。
20℃の室内に入れるより外の方がいいのかな?
なんとも悩ましいです。

ちなみにこの鉢はフリチラリアで去年の夏に種をまいたもの。
花が咲くまで数年かかると思われます^^;