のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

滝野すずらん公園

2012-12-24 | お散歩

クリスマス寒波が襲来していますが、こちらは気温が低いものの
日中は太陽も出てまずまずの天気です。

昨日、滝野すずらん公園が冬期オープンしたので早速行ってみました。
ここは初めてスキーを習う子供向けのゲレンデや歩くスキー、スノーシュー
チューブソリ滑り、冬の森での遊び方など体験することができます。



ちょっとしたクラフト体験後は外遊びです。


まわりは自然の森林なので冬場はとても寒く、この日も-7℃程でしたが、
太陽が出ていたので暖かく感じました。

園内の針葉樹はどれもケーキに飾る砂糖菓子のように
白い雪をかぶってきれいです。



白樺の木も青い空に映えて、すがすがしい~。




しばらく歩いて行くとチューブソリのゲレンデに到着。
と~っても広々としたところで、全長200mのコースが6つあります。
片栗粉のようなキュッキュッと鳴る粉雪が最高に気持ちがいいです。



一見緩やかな坂なのですが、これが結構なスピード!



でも、大きなドーナツ型のチューブなので小さな子供もすっぽり入って安全です。



いい年した大人も子供もキャアキャア言いながらついつい楽しんでしまいます^^


横のコーナーではちょっとしたクイズラリーをやっていました。



キャラクターと番号を探していくのですが、こんなコーナーが!



ビオラとパンジーの花が氷漬けになっています。
花弁の色がしっかり残っていて素晴らしい~!!
この公園は花も力を入れて魅せているのでこんな粋な計らいがあったのでしょう。

晴れた日は外遊びは気持ちがよくていいですね。
一旦吹雪出したらとてもじゃないですが、外に出られませんが^^;
久々に伸び伸びと遊んできたような気がします。

百合ヶ原公園の庭園

2012-12-22 | お散歩

クリスマス寒波がとうとうやってきたようで、また雪が降り始めました。
排雪作業がようやく始まっていますが、早速作業中のトラックが我が家のすぐ横で
雪道にはまって身動きとれずにいます。
明日、買いものいけるかな~^^;

さて、雪の話題はお腹いっぱいなので、
また百合ヶ原公園の様子をお伝えしようと思います。
公園にはオールドローズや原種のバラが多く植えられていますが、
有料のエリアに世界の庭園というコーナーがあります。

日本庭園の他に札幌市の姉妹都市である中国瀋芳市、
アメリカのポートランド、ドイツのミュンヘンの庭園があります。
今年7月の写真です。

まずは日本庭園から。


まるでお城の入り口のような木の道です。生け垣がきれいです。



ん? 休憩処・・・でもないか・・・
屋根はやっぱり瓦ではありません~

目の前には池が広がりました。





ん~きれいですね。京都の庭園とはちょっと雰囲気違うけど~^^;



おっこれは、梅!?



つくばいの横にはモミジ!



裏庭にまわってみると、ん~やっぱりモミの木よね~?
椿などの照葉樹はやっぱりありません。
しかたないか! 北国の日本庭園だもの。

でも、



アヤメ? 菖蒲? まだ見分けがつきませんが、お見事!きれいです^^

そして、圧巻なのは、



すごいでしょう~ このヤグルマソウ!
かっこいい~^^

次は中国の庭園へとつづきます。


霜と雪

2012-12-20 | 冬模様

車のサイドガラスについた霜と雪

昨日あたりから冷え込んでいます。
とはいえ道北などのような-20℃以下になることはまずないのですが、
昨日は日中でも-5℃でした。

道路がツルツルに凍結していて、ちょっとした勾配があるところで
FFの車や大型トラックが登れずに立ち往生している光景をあちこちで見ます。
我が家の車もFFなのでこういう日は道路を選びながら走っています。

今朝は-10℃程度まで冷え込みました。
車のガラスにはびっしりと霜がついています。
こういうのを「シバレル」って言うのですね~。



こちらは車のフロントガラス。霜が青く光って見えます。



ドアのゴムの部分には雪の結晶が残っていました。



分かりますか?六角形の樹枝状の結晶がたくさん見えます。




積雪は既に2月の最盛期の高さに達してしまいました。




住宅地は排雪が進まず、大人の背丈以上の大きな雪山だらけになっています^^;




リビングの窓から外を見ると、床面より積雪深の方が高くなりました。
建物近くの雪は融けているので窓に付くことはないですのでご安心を。
床の窓際の長方形の穴はガラリと言います。
この床下に温水パネルヒータが設置されていて、
その暖気が窓からのコールドドラフトを防ぐようになっています。

まだ、12月下旬に入ったばかりなんですよね~。
そのうち窓も雪に囲まれてしまうのかな~?
今年はどうなってしまうのでしょうか~


再び東京に

2012-12-19 | 雑記帳

私の叔母が亡くなり再び東京に行ってきました。
先日の帰省の際にも、久しぶりに再開し、
「元気でね。叔母ちゃん」と言って別れた矢先の出来事でした。
透析をしていましたが、ここ数年穏やかに過ごせていたのですが、
体調が悪いといって夕方入院したその翌朝、
ベッドの中で眠ったままとうとう起きることはありませんでした。
大部屋で誰も亡くなったことに気付かないほど非常に穏やかな旅立ちだったようです。

私の生家のある北関東の家からスカイツリーのおひざ元の押上に嫁いで50年。
下町の世話好きな、とてもがんばり屋の人でした。

叔母の娘たちは私と年も近く、長期休みの度にお互いの家に滞在していたので
叔母といとこの思い出は数知れず残っています。

小さい時から東京土産は、舟和の芋ようかん、船橋屋の葛餅、京樽の茶巾ずしと
決まっていました。

葬儀の後、スカイツリーのソラマチに船橋屋の店舗があることを知り、
お土産に買い求めました。



パッケージこそ、スカイツリー限定版ですが、
昔の懐かしい味が今でも変わらずそのままです。
昔の楽しい思い出に浸りながら、懐かしい味を堪能しました。

伯父さんと天国でまた仲良く暮らしてね。
本当に今までありがとう、叔母ちゃん。

百合ヶ原 ノアゼット&チャイナ

2012-12-15 | ティー(T)・チャイナ(Ch)・シュラブ

ブラッシュ・ノアゼット(Blush Noisette, America,Noisette, Before 1817)

ノアゼットは耐寒性に弱いものも多く、私の家でもデプレ・ア・フルール・ジョーヌが
地植えにした次の春に凍害にあってしまいました。
夏までには台木のノイバラに乗っ取られてしまい、挿し木の一本だけが
かろうじて助かりましたが、その挿し木も無事に冬を越せるか心配です。
そんなノアゼットの中で断トツに耐寒性があって、北国でもよくみるのがブラッシュ・ノアゼットです。


 
ただ、パーゴラに優雅に伸びるノアゼットを見るにはかなりの養生が必要なのか、
百合ヶ原のブラッシュノアゼットはブッシュ並み高さしかありませんでした。

それでも、この房の花数、タダものではない雰囲気~
満開には一歩手前だったのですが、これが全部咲き誇ったらすごいでしょうね。





クレパスキュール(Crépuscule, Noisette)

特徴のあるアプリコット色のバラは一目見ると忘れられません。
しかも、本当に小さい株で今にも消え入りそうに地面すれすれで咲いていました。



こんな寒いところで咲いていてちょっと可愛そうな雰囲気ですが
素敵な色をありがとう~ と思わず言いたいです^^;




グルス・アン・テプリッツ(Gruss an Teplitz, 和名:日光, 1892)

明治時代から愛培されてきたバラで宮沢賢治が栽培していたのもこのバラだそうです。
ミスターローズと言われる故、鈴木省三さんのお父様もご自宅でこのバラを
育てられていたそうで、幼い省三さんの心を陶然とさせ、
のちに一生を決定したバラという秘話?があるようです。
(BISES、2000年春号より)

この話をなんとなく頭のなかに覚えていて、百合ヶ原で本物の花を発見したときは
とても驚きました。

この写真のように花はビロードのような質感で、とても上品な赤。
うなだれてうつむいて咲く姿がしばらく頭から離れず、心を奪われました。
もちろん、我が家にも迎えてしまいました^^



こんなに素敵に咲かせられるか分からないけれど、とても楽しみにしているバラです。


次のバラはノアゼットでもティーでもないのですが、雰囲気がノアゼットのように
細くてしなやかなのでご紹介します。



ダーローズ・エニグマ(Darlow's Enigma)

エニグマというのは’謎’という意味だそうです。
アメリカに住んでいたMr.ダーロウがナーサリに鑑定を依頼して持ちこんだ謎のバラ、
もちろんそのナーサリーもわからなかったそうで、付いた名前が
「ダーローズさんの謎(のバラ)」(笑)
面白いですね。



ハイブリッド・ムスク系で区分されているようです。
耐寒性は非常に強く、Zone4!
四季咲きでZone4なんてルゴサ並みです。



ナイアガラさんやのぺこさんのサイトで素敵な花を見ることができますが、
百合ヶ原の株はかなり大きいです。



ただ、オールドローズと花期が微妙にずれるようで、いつも蕾の状態が多く、
これも満開の姿がなかなか見れずにいます。



花の無い時期も枝先までしなやかで細くて葉も枝もとても美しいです~!