ふたりはプリキュア Splash Star 第36話「何作る？舞の悩みと文化祭」

　美翔さんはお姫様キャラ、美翔さんはお姫様キャラ。
　性格悪いで御馴染みの中の人のイメージで先入観を持たない、中の人のイメージで先入観を持たない。
　白なのに黒かった雪城さんへの恐怖心を引きずらない、雪城さんへの恐怖心を引きずらない。

　美翔さんはお姫様キャラ、美翔さんはお姫様キャラ。
　ぽわわんとした笑顔の下で腹黒いこと考えてたり、日向さんを地下室に拉致監禁して終わらないお人形さん遊びをしたりしない。
　美翔さんはお姫様キャラ、美翔さんはお姫様キャラ！

…必死で自己暗示をかけてから、今週の視聴開始。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第36話「何作る？舞の悩みと文化祭」

　鳴り物入りでデビューしたはずが、気が付けば日向さんのオプション扱い。
　何故。どうして。
　みんな一体、私に何を求めていたのか。

…悩める年頃の美翔さん。久々のメイン回は文化祭。

美術部員さん：
　「今年のモニュメント作成は美翔さんにお願いします。頑張ってね♪」

　

　押し付けられた。

軽く絶望的な顔をする美翔さん。
一応、「文化祭のモニュメント作成」はこの学校の美術部の伝統行事。
選ばれるのは大変名誉なことです。

…でも私、転入生でそういうことに疎いのだけど。去年の様子が分からないから、空気の読みようがないのだけど。

どんより落ち込みながら、ホームルーム。

委員長：
　「美翔さんにはモニュメントができるまで、クラスの準備からは外れてもらおうと思います」

　

　ハブられた。

物凄くナチュラルに除け者です。
一応、この提案は「モニュメント作業に集中させてあげよう」という親切心。
クラスの皆も、美翔さんのことを名誉に思っているのです。

…でも私、転入生で元々クラスでちょっと浮いた立場なんだけど。文化祭みたいな一大行事に参加できなかったら、ますます溶け込めなくなっちゃうんだけど。

極々自然に袋小路に追い込まれてしまった彼女を救ったのは、相方の一言でした。

日向さん：
　「とにかく楽しんでやってみて！」

嗚呼、この娘はいつでも能天気。

でもそうです。元々楽しくて始めたお仕事なんです。
私、プリキュアのお仕事、もう少し頑張ってみる。
彼女が生きる意欲を取り戻したところで、キントレ戦。

美翔さん：
　「大地に香る風、キュアウィンディ！！」

不利を承知で風キュアさんに変身。
もう大丈夫。楽しむことが大事なの！私、もう怯えない！
劣勢の中、勇敢に戦いを挑みます。

　

美翔さん：
　「風よ！はっ！！」

　

キントレさん：
　「どりゃあ」

あっさり防がれてしまいました。
まぁ、仕方がないです。キントレさん強いし。
やっぱり敵は強力じゃないとお話が盛り上がらな…

　

日向さん：
　「光よ！やぁあ！！」

　

キントレさん：
　「うおぉぉ！？」

あっさり撃退。

　何故。なにこの扱いの差。

そりゃ確かに金属生物相手に風攻撃なんて効く気がしません。
でもだからって。今日って私のメイン回なんじゃないの…！？
美翔さんの心がぼっきりと折れる音が聞こえたところで、今週の感想を終了。


ちなみに、今回の美翔さんメイン回で、一番可愛いと思ったのは「ジャックの頭を盗まれて頭抱えてる日向さん」でした。
次点が、「空気を読まない星野くんを睨み付ける眼鏡の委員長」。
嗚呼、美翔さん。。。


【今週の戦闘】

ムプフプ：
　「プリキュアのピンチフプ！」「早く助けるムプ！」

　

ムプフプ：
　「月の力！」「風の力！」

…どんだけ長距離から狙撃してるんだ、この精霊ども。

（左画像） 新ED：五條真由美 with フラッピ＆チョッピーズ／ガンバランス de ダンス （右画像） ふたりはプリキュア SplashStar Vocal アルバムI~Yes!プリキュアスマイル~

ところでリアル世界も学園祭シーズン。
で、うちの愚妹が大学の学園祭で出店をやりました。
漫研でもアニメ研でもないのに、商品は「プリキュア」グッズ。

　「去年も『MaxHeart』を売った。そしてもう売り切れた」
　「で、今年は天候不順で出店が中止になった」
　「このままでは『SplashStar』だけ売れ残ってしまう」

嗚呼、美翔さん…！
販売機会すら奪われてしまうなんて、とても可哀想…！
せめて挽回のチャンスくらいは与えてあげてください…。