穴にハマったアリスたち

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Yes!プリキュア5GoGo! 第20話「みちるとかおる 二人の夢」

2008年06月15日 | ディケイドプリキュア!他
大変なこともあったりする、そんな辛い世の中だからこそ、あえて元気に叫ぼう。

 

 『Yes!プリキュア5GoGo!このあとすぐ!!』

■Yes!プリキュア5GoGo! 第20話「みちるとかおる 二人の夢」

平々凡々、いつもと変わらぬ学園生活。
新シリーズになっても学年が変わってないのが謎ですが、当事者たちもこんなにシリーズが続くとは思わなかったのです。
嬉しい設定ミスなので、気づかない振りをするのが優しさというもの。

 

抜群のバランス感覚を誇る赤霧生さん。結局、バレーボール部に入られたようです。
この娘のちょいと邪悪な笑顔は癒されますね。
さすが「一緒にふたりはプリキュアするなら誰?」および「お嫁さんになっていただきたいプリキュアさん」部門で1位を取られるだけのことはあります。(私脳内調べ)

今回はそんな霧生姉妹の夢がテーマ。

 

ご存知のとおり、赤霧生さんはお料理、青霧生さんはお絵かきに目覚めました。
これにより美翔さんは何も売りがなくなってしまい、大変お辛い立場におかれたわけですが…。
最近の美翔さんメイン回って、美術部部長を押し付けられて部費の徴収に悩むとか、些細なことで喧嘩して死闘を始めた霧生さんたちを命がけで仲裁するとか、そんなのばっか。
管理業務ばかりでなく、たまにはまともなメインを…。

閑話休題。
そんな霧生さんたち、最近ちょっと悩んでます。
私たちの夢は一体何なのか。そもそも夢ってなんだろう。

 

人間界に来たばかりのころは何もかもが新鮮で面白かった。
お料理は楽しい。お絵かきも楽しい。
でも、言ってみれば物珍しさで好きになったようなものかもしれない。

何せそれ以前のダークフォールでの生活の方が長いのです。
当時は「滅び」こそが全てと思ってた。
日向さんたちと出会い、そのころの夢である「滅び」を否定し、今の夢を手に入れた。
でも、またいつかそんな日が来るのかも。
あのとき、かつての自分たちを全否定したように、やがて今の自分たちを否定する日が来るのかも…。

そんな不安を、ネバタコスさんは的確についてきた。

 

ネバタコスさん:
 「くだらねえんだよ、夢なんて」
 「どうせまた、すぐに違う夢に飛びつくんだろ」
 「ダークフォールを裏切ったときみたいにな!」

なんてことを!風月キュアさん、必死に否定するように応戦。
でもネバタコスさんは強かった。迷いのある彼女たちでは相手にならない。
光をまとって突撃する月キュアさんが格好いいですが、残念ながら通じず。

 

嗚呼、風月キュアさん。

 

変身が…解けた…。

 

ネバタコスさん:
 「もう終わりか?なんだったら、エターナルに来て、また新しい夢でも見つけたらどうだ?」
 「そうやってフラフラしてるのが、ダークフォールとかいうカスにはお似合いだぜ」

なんて腹立たしい。
脳裏に浮かぶダークフォールでの日々。
確かに、確かにダークフォールは悪の組織だった。

でも…!

 

がつん。渾身の反撃。霧生さんが何かに立ち上がる…!

霧生さん:
 「プリキュアである前に」
 「私たちはダークフォールの戦士!」

言い切った。
凄く久々のダークフォール戦闘服。
そうだ、ダークフォールは悪の組織だったけど、決して腐ってなかった。

 

 「会えて嬉しいぞセニョール♥」
 「お前ほどのものなら、簡単にできるはず。やり方に問題があるのではないか?」
 「ささやかな夢があるんだ。手柄を立てて、アクダイカーン様の右腕になるって夢が」
 「共に戦えて満足だ。…さらばだ」

同僚も個々人はいい奴でした。アクダイカーン様も部下思いの優しい人だった。

ダークフォールは悪の組織。でも過去の全てを卑下することはない。
大事なのは、そういったものを全てひっくるめて、これからどう生きるかなんです。
たとえこれから先、違う夢を見つけたとしても、今の自分たちがいなくなるわけじゃない。
この気持ち、「永遠不変」を是とするエターナルには、決して分からない。

 

頑張れ霧生さん!頑張れ!
去年1年、過去を否定する展開ばっかりで悲しかったですが、ダークフォールの矜持を見せてくれて何だか嬉しいです。
ブンビーさんも、ナイトメアの意地を見せるような展開にならないかしら。

 

全部が終わった頃に、遅れて到着、脇役AとB。
そしてダークフォール姿の霧生さんを見て硬直。
思わず恐怖が蘇る。え、ちょっと、あの、薫さん満さん…?

 

でも大丈夫。とっても素敵な笑顔。
ダークフォールはふたりの中に生きている。
そしてふたりと共に、新しい未来を作っていくんだ。



(左画像)
なかよし 2008年 07月号 [雑誌]
プリキュアさん、大人気連載中!

(右画像)
Rainy Lady Palace
美翔さんの中の人、榎本温子さんの公式ページ。
ただいま特製甚平の予約受付中(6月18日まで)


【今週の鳥】

 

変身すらさせてもらえなかった。
最近はお絵かき技能も日陰になったというか、絵に没頭してた頃の自分の社交力のなさを恥じてる気配がしますね。
2年前のあの当時、絵よりも何はさておき玩具をアピールして売ってれば…。

でもそうやって過去を否定してもダメなんです。
暗い過去は過去として認めて、今の世代・次の世代に生かしていくべきなんです。
いつまでも過去に拘ってないで、ちゃんと前を向こう。壁しかないけど!
コメント (8)
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