今更ながらに正月の話。
実家に帰省してたんですが、正月早々いきなりトイレが詰まりえらい目にあいました。
新年から縁起でもない。
仕方がないので庭の排水管の入口(小型マンホールみたいなやつ)を幾つかこじ開けてみた。
トイレから直結してる排水管口は水がたまってた。その先の風呂場から伸びる排水管口には水がなかった。
察するに、トイレ側の排水管口付近に何か詰まってるらしい。
文章では分かりにくいので、わざわざ図解してみた。
構造上トイレからの排水(図中のA)が上流、その後風呂場からの排水(B)と合流し、外に流れて行ってる模様。
Aは汚水に浸かってて底が見えませんでしたが、下流方向へ伸びる排水管口は確認できました。
排水管の口が上向きについてて邪魔だったので、まず口を取り外し、棒やら何やらでつついてみた。
何か壁にぶつかるものの、いまいち手ごたえなし。
じゃあ逆サイドからやってみようと、管の先の風呂場の排水管の方から再チャレンジ。
こちらの排水管口には3つの管が伸びてます。
一つは風呂場からの排水。一つは前述のトイレ側から伸びてる管。もう一つは外の下水へ。
余談なのですが、風呂場からの排水管(家から排水する管)は口が上向きについてるんですね。
素人考えだと、水を外に流すんだから下向きの方が効率が良さそうですけど。
口が上向きだと水が管にたまりそうなものですが、臭いが逆流しないようにあえて水をためてるそうです。考え付いた人は偉い。
それはともかく、上流にあたるトイレ側の排水管に棒を差し込んでみますが手ごたえなし。
予想よりも深い位置(トイレ側により近い位置)で詰まってるらしく、埒が明かず。
その後も延々、両サイドから四苦八苦しますが、どうにも解決せず。
仕方がないので自棄になって、排水管を地面から掘り出すことに。
想定では木の根が原因と目星がついてたので(以前にもあった)、上から見れば原因が特定できるんじゃないかという理論。
何故、誰も止めなかったのかが問題な気もしますが。
新年早々、何故汚水にまみれながら庭をほじくり返してるのか。
人生に疑問符を投げつけたいところですが、トイレ側の排水管上をたどっていったところ、いきなりL字型に曲がり、家屋の方に消えていきました。
おかしい。この排水管はBにつながってるはずなのに、何故に家の方へ。
で、それがヒントになって原因が解けた。
必死になって棒で突いてた、トイレ側の排水管が間違ってた。
実際に詰まってたのは汚水の下に沈んで隠れてる別の排水管であって、懸命にいじくってたのは別の排水管でした。
つまり、こういうことだった。
赤線部分が勘違いしてた、ずっといじっていた排水管。
思えば我が家は以前に、風呂場を改築しています。
察するに、その時不要になった昔の排水管がそのままになってた。
わざわざ何でこんなことを長々書いたかというと、この勘違いに気付きうるヒントが、作業中に何度も出現してたのがとても印象的だったもので。
まず『汚水に浸かってて底が見えませんでしたが、下流方向へ伸びる排水管口は確認できました』。
後から思えばこれは明らかに変。
汚水に浸かってる上の方に排水管があったら、水が流れないじゃないか。下水へと続く口は、汚水の下に隠れてなきゃおかしい。
次、『排水管の口が上向きについてて邪魔だったので、まず口を取り外し…』『余談なのですが、風呂場からの排水管(家から排水する管)は口が上向きについてるんですね』。
その豆知識に気がついたなら、何故思いを馳せない。
臭気の逆流避けに上向きについてるのだから、それは家へと続く排水管だ。
他にも作業中に「高低差がおかしい」とか色々伏線が出まくってた。
実に無駄な時間を過ごしたものの、謎があまりに綺麗に解けたのでとてもすっきりしました。
(ちなみに原因は予想通り木の根でした。ひげ根が隙間から流れ込んで詰まっていた)
今回の件に限らず、人生に伏線が張られてるような展開は案外色々あります。
仕事してても、数日前にたまたま小耳に挟んだ知識がクリティカルに役立ったりとか。
こういう些細なことからの閃きには敏感になっていきたいなぁ、などと新年っぽく再確認したので記事にしてみました。
まぁこんな単純なミスに延々気付かなかった時点で、閃きも糞もないですけれど(汚水なだけに)。
実家に帰省してたんですが、正月早々いきなりトイレが詰まりえらい目にあいました。
新年から縁起でもない。
仕方がないので庭の排水管の入口(小型マンホールみたいなやつ)を幾つかこじ開けてみた。
トイレから直結してる排水管口は水がたまってた。その先の風呂場から伸びる排水管口には水がなかった。
察するに、トイレ側の排水管口付近に何か詰まってるらしい。
文章では分かりにくいので、わざわざ図解してみた。
構造上トイレからの排水(図中のA)が上流、その後風呂場からの排水(B)と合流し、外に流れて行ってる模様。
Aは汚水に浸かってて底が見えませんでしたが、下流方向へ伸びる排水管口は確認できました。
排水管の口が上向きについてて邪魔だったので、まず口を取り外し、棒やら何やらでつついてみた。
何か壁にぶつかるものの、いまいち手ごたえなし。
じゃあ逆サイドからやってみようと、管の先の風呂場の排水管の方から再チャレンジ。
こちらの排水管口には3つの管が伸びてます。
一つは風呂場からの排水。一つは前述のトイレ側から伸びてる管。もう一つは外の下水へ。
余談なのですが、風呂場からの排水管(家から排水する管)は口が上向きについてるんですね。
素人考えだと、水を外に流すんだから下向きの方が効率が良さそうですけど。
口が上向きだと水が管にたまりそうなものですが、臭いが逆流しないようにあえて水をためてるそうです。考え付いた人は偉い。
それはともかく、上流にあたるトイレ側の排水管に棒を差し込んでみますが手ごたえなし。
予想よりも深い位置(トイレ側により近い位置)で詰まってるらしく、埒が明かず。
その後も延々、両サイドから四苦八苦しますが、どうにも解決せず。
仕方がないので自棄になって、排水管を地面から掘り出すことに。
想定では木の根が原因と目星がついてたので(以前にもあった)、上から見れば原因が特定できるんじゃないかという理論。
何故、誰も止めなかったのかが問題な気もしますが。
新年早々、何故汚水にまみれながら庭をほじくり返してるのか。
人生に疑問符を投げつけたいところですが、トイレ側の排水管上をたどっていったところ、いきなりL字型に曲がり、家屋の方に消えていきました。
おかしい。この排水管はBにつながってるはずなのに、何故に家の方へ。
で、それがヒントになって原因が解けた。
必死になって棒で突いてた、トイレ側の排水管が間違ってた。
実際に詰まってたのは汚水の下に沈んで隠れてる別の排水管であって、懸命にいじくってたのは別の排水管でした。
つまり、こういうことだった。
赤線部分が勘違いしてた、ずっといじっていた排水管。
思えば我が家は以前に、風呂場を改築しています。
察するに、その時不要になった昔の排水管がそのままになってた。
わざわざ何でこんなことを長々書いたかというと、この勘違いに気付きうるヒントが、作業中に何度も出現してたのがとても印象的だったもので。
まず『汚水に浸かってて底が見えませんでしたが、下流方向へ伸びる排水管口は確認できました』。
後から思えばこれは明らかに変。
汚水に浸かってる上の方に排水管があったら、水が流れないじゃないか。下水へと続く口は、汚水の下に隠れてなきゃおかしい。
次、『排水管の口が上向きについてて邪魔だったので、まず口を取り外し…』『余談なのですが、風呂場からの排水管(家から排水する管)は口が上向きについてるんですね』。
その豆知識に気がついたなら、何故思いを馳せない。
臭気の逆流避けに上向きについてるのだから、それは家へと続く排水管だ。
他にも作業中に「高低差がおかしい」とか色々伏線が出まくってた。
実に無駄な時間を過ごしたものの、謎があまりに綺麗に解けたのでとてもすっきりしました。
(ちなみに原因は予想通り木の根でした。ひげ根が隙間から流れ込んで詰まっていた)
今回の件に限らず、人生に伏線が張られてるような展開は案外色々あります。
仕事してても、数日前にたまたま小耳に挟んだ知識がクリティカルに役立ったりとか。
こういう些細なことからの閃きには敏感になっていきたいなぁ、などと新年っぽく再確認したので記事にしてみました。
まぁこんな単純なミスに延々気付かなかった時点で、閃きも糞もないですけれど(汚水なだけに)。